2012.05.27

クロサナエ幼虫@神奈川県西部

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神奈川県西部山の源流域でヤゴを探してきたのだが、収穫はわずかだった。長靴(日本野鳥の会の長靴)と百均ショップで入手した台所用ザルだけという準備だったのでまぁ、こんなものだろう。
まずは上が環境写真。源流とはいえ、流量はかなり多く、流れも速い。深いところも多く、膝までの長靴で入れるところは限られていた。
ヤゴの身になって考えると、安心・安全に暮らしていって無事に羽化するためには流れのゆるめのところ、目の細かい砂が溜まっているところを選びたい。
そういう場所を探しながらザルで砂底をすくってはゆさゆさして細かい砂を流し、残ったやや大きめの粒の残留物を眺めては、体を捩じらせてうごめくヤゴが入っていないか探すのである。
これがけっこう楽しい。子供のころ十分に出来なかった水遊びを五十過ぎてから取り戻しているような感じで、どこかで疾しさを少しだけ感じながらもザッ、サワサワサワ、ジャーの繰り返しでとにかく夢中になった。
で、数か所ですくったわけだが収穫は合計15頭程度。もちろん撮影後すべて元の砂に返却した。
二枚目の写真はクロサナエ幼虫と思われる。ダビドとの識別は確信はないが。サイズは10mm程度のものが多かった。
ヤゴ探しに時間を使ったため、羽化殻、トンボ成虫を探すことが疎かになってしまい、そちらも収穫はプアなものとなった。
下はクロサナエあるいはダビドサナエと思われる。上の個体よりも黒味がない。サイズは6mm程度。このタイプが一番多かった。
この日は数か所を移動しながらヤゴ探しをしたのではきかえるのが面倒で長靴を履いたまま長時間過ごし、かなりハードな場所も踏破したためか、この日最後の湿地でついに長靴が浸水してしまった。冷たい水がシャーーーーと侵入してきたときの左足の感触といったら。あぁ~、日本野鳥の会長靴(野鳥の会の会長の靴ではなく、野鳥の会製の長靴)がぁ。本来の使い方を逸脱してしまったので自業自得ではあるが、ちょっともったいなく悔しい。5月19日、神奈川県西部にて
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2012.05.26

キスジホソマダラ♂@新治市民の森

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新治のやや暗い林道で見つけたのがこれ。メタリックな輝きを放つ触角、頭部、胸部、脚。黒地にオレンジ色の明るい模様を持つ翅。触角には細かい鋸歯がある。翅以外はどこかブロンズ像のようにも見える。生き物という感じがしない。
これが何の仲間なのかさっぱり分からず、ホソオビヒゲナガの仲間を検索したりして相当時間がかかった。
キスジホソマダラという蛾と判明した。マダラガ科というのに属するらしい。
ま、それはおいておいて、じっくり見て堪能していただければ幸いである祝!初見
蛇足ではあるが、下はマドガ。この日はハルジョオンがいたるところで満開で様々な昆虫に大人気だった。コアオハナムグリクロハナムグリがたくさん見られた。こうして蛾まで集まっていたわけだ。このマドガは蝶と同じような長い口を伸ばして吸蜜していた。体形はご覧のようにややユニーク。5月20日、新治市民の森にて
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2012.05.25

ヒゲコメツキ@新治市民の森

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これは植物の茎に垂直に隠れるようにしていたのを発見した。櫛状の触角が裏側から見えたのだ。からだ隠して髭隠さず(笑)。はるきょんの眼からは逃れられない。そっと後ろに回り込んで撮影した。ヒゲコメツキ♂である。胸下端の両端がかなり尖っている。翅鞘にはシモフリコメツキにも似た微かな模様がある。触角の櫛は9本あるようだ。
二枚目は飛立つ瞬間。翅鞘は胸部第二節、後翅は胸部第三節から出ている。翅鞘と後翅のサイズはほぼ同じで折りたたまれてはいない。
下はコメツキつながりのおまけ。ヒメコウゾの樹で見つけた。鋸歯状の触角と脚はやや赤褐色気味。翅鞘には縦筋がある。胸部左右の下端が長く尖りヒゲコメツキよりも長い。アカヒゲヒラタコメツキではないかと思われるが確信は無し。コメツキの仲間は識別が難しい。5月20日、新治市民の森にて
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2012.05.24

トビサルハムシ@神奈川県西部

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神奈川県西部の山でクリの葉先で見つけたこの甲虫。最初はゾウムシと思っていた。角度によってメタリックな紫に輝くので美しいのだが、残念なことに全体に微毛で覆われているため輝きが鈍い。
最初の個体にポロリ・ブーンされて結局見失ったので、二頭目は帽子を下に構えてから捕えてみた。プラスチック容器に入れて撮影したのが二枚目。翅鞘後部に斜めの白線がある。調査の結果これはトビサルハムシと判明した。祝!初見
下はおまけのマルカメムシ。クズらしき樹にびっしりと集まっていた。いまどき集団越冬でもあるまいし、もしかすると夜休むのも集団なのだろうか。それとも羽化した直後なのだろうか。嫌われ者のマルカメムシもこうして見ると綺麗じゃないか。
5月19日、神奈川県西部
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2012.05.23

ナガサキアゲハ♂@神奈川県西部

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山奥からの帰りの湿地で再び黒い大き目の蝶を見つけた。吸水していたのでそっと近づいて撮影できた。真っ黒で尾がないのでナガサキアゲハ♂。残念ながら翅裏の赤を確認することは出来なかった。後翅に散らばる瑠璃色の麟粉がかすかに分かる。胸部の白斑点も見えている。左前翅先端にちょっと欠損がある。他に翅に白斑のある♀も見られたが止まらなかったのでぜんぜん撮影のタイミングがなかった。
下はおまけ。「モドキ」のつかないクロヒカゲ。見上げられてなんとなく色気を感じてしまった。5月19日、神奈川県西部
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2012.05.22

アオバセセリ@神奈川県西部

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神奈川県西部の山奥の林道でウツギ?の花に蝶が群れていた。少し離れて観察してみたところ、小さいアオバセセリと大きな黒っぽいアゲハが吸蜜しているようなのだが、別個体がいることに不満らしく、ちょっと近づいただけで追いだしにかかり、凄いスピードで追いかけっこをしているように見えた。吸蜜はほんの一瞬なので撮影のタイミングがない。
他の個体など気にせず、落ち着いて吸蜜すればお互いに利益があろうに。大きな方のチョウが何かは結局は分からずじまいだった。アオバセセリだけに注目してしばらく待っていたが、大き目の蝶が去った後はやや落ち着いたようで何枚か撮ることができた。グレー+ブルーの微妙な変わった色合いの翅で後翅尾部のオレンジ色が目立つ。アオバセセリは祝!初見
5月19日、神奈川県西部
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2012.05.21

ゴマダラオトシブミ@新治市民の森

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前日の神奈川県西部への遠征の疲れが残り、妙にやる気が出ない日曜日の朝、いろいろ考えた挙句、最近ご無沙汰の新治にちょっとだけ行くことを決意して出かけた。雨で外出出来ない無駄な日曜日を思い起こして、心に鞭打ったのだ。
「今日は軽めに」ということで、あまり歩きまわらず、狭い範囲でゆっくりと観察して回った。
一番の収穫はゴマダラオトシブミクリ林で見つけた。そろそろ花が咲いているかと思ったのだが、まだだった。ただ、まだ柔らかい枝先の新葉にはいろんな昆虫が見られた。
このゴマダラオトシブミはオトシブミハンドブック(文一総合出版)の表紙を飾る種でもあり、すぐに和名が浮かんだ。オレンジ色の体に黒斑が点々とあり、非常に目立つ。最初に見つけた時は揺籃製作作業の真っ最中だったようだ。二枚目の写真は翅を広げた瞬間を狙って撮ったのだがタイミングがほんの少し早かったようで残念。
普通種のようだが、こんな美麗種を見られて幸せである。祝!初見
下はクリの花穂にいたもので一見甲虫だが、左右にはみ出た脚が蛾の仲間であることを示唆している。和名は調査中。
5月20日、新治市民の森にて
★5/21 追記、下の蛾は未同定で和名のない種のようです。ニセマイコガ科のもので、近縁種の和名から考えるとベニトゲアシガとでもなるのでしょうか。多謝>ジャワカ零さん。
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