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2005.09.22

メクラグモまたはナミザトウムシ

IMGP2017

道志の間伐作業で林床で見た数少ない虫がクモだった。異常に脚が細く長いクモ。一応デジカメはしといたのだが、写りが悪くて判別に苦しむ。家にクモの図鑑があったので...というとわざとらしいが、野鳥界の往年のヒーローである高野伸二さんの図鑑なので、出たときに入手したのだった。これまで一度しか使ったことは無かった。こいつを引っ張りだしてきて自分の記憶と写りの悪い写真を見ながらどの種であるか調べてみた。...ひと通り図鑑を見てみて、どうも違うと思った。道志で見たクモはまず、脚がクモの糸のように細く4対あった体に節が見られず、ひとつの丸っとした塊であった。しかし、図鑑のクモはどれも脚は結構太く、模様があったり、毛があったり、またそれほど長いものは無い。体は二つの節に分かれている。この図鑑によると日本のクモは1000種以上あり、そのうち基本種を200種程度しか掲載してないらしい。だから基本種でないクモである可能性はある。しかし、どうにも雰囲気が違うようだ。いずれにしても昆虫ではないことはたしかだ。脚が4対だから。で念のため昆虫図鑑を調べてみたところ、なんとそっくりなものが掲載されていた。

メクラグモ 山地の薄暗い、湿ったところに多数すむ。ナミザトウムシともいう。

これこれ!ヒノキ林の薄暗い湿った林床にたくさんいた。そのものじゃないか
クモとは異なる分類の体節動物だ。昆虫は体が3節、脚が3対と羽が2対。クモは体が2節、脚4対。メクラグモは1節、脚4対だ。そう、クモではなかった。名前がわかるとなんか愛着が湧く。次回また出会えたらもう少しよく観察してあげようと思う。

IMGP2294

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