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2006.05.27

鶴見川にカワウが居ない

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自宅近くの鶴見川では野鳥がけっこう見られ、今ごろの季節にはカルガモがたくさんのヒナをつれて泳いだりする姿がよく見られた。川の隅に出来たほんの狭い泥地のようなところにイカルチドリジシギが居たりする。川の中ほどの止まり木にはカワウが貧相な翼を広げてのんびり乾かしていたりする。.....はずなのだが、最近野鳥がいないのだ。セッカやツバメ、ハシブトガラス、スズメ、メジロなど基本的に河原の水辺に依存しない鳥は居るのだが、カワウ、カルガモ、イソシギ、カイツブリなどがほとんど見られない。

......なぜだ......

過去の写真をめくっていて気がついた。4月18日のこの写真だ。ユンボ(というのだと思う)が川に入って掃除をしているのだ。つまり川のあちこちにたまり、引っかかった木の枝やらゴミやらなにやらの比較的大きなものをどかしていたのだ。

このため、カワウが止まり木にしていた、水面から少し頭を出した存在がすべて取り除かれたのだ。これではカワウは居場所が無い。カワウが安全に休む光景があるためにそれより小さな野鳥が回りに集うことになっていたのだが、そのカワウの居場所が無くなったおかげで全体に野鳥が居なくなったのだと、こう思う。

河川を管理する側からすれば流れの妨げになる邪魔なものを取り除いたということだろうが、それをちゃっかり利用していた野鳥たちが居たことには誰も思いも寄らなかったのではないか。カワウを始めとした鳥が居ないとさみしい。そもそも鴨居あたりにはカワウがもっとたくさん居た。それが鴨池大橋の開通によって、そのすぐそばのそれまでカワウたちが利用してきた止まり木「水道橋」が利用できなくなり一挙に減った。そしてこの河川掃除によりほぼゼロにまで減ったわけだ。

さて一方、カワウによる川魚の食害に悩む河川があるが、鶴見川のカワウがそちらに回ることになったのではないかと思う。その河川にはエサのみならずカワウが安心して休める止まり木がたくさんあるにちがいない。
カワウの一箇所集中を阻止し分散させるには、集中箇所の止まり木を減らし、カワウの居ない河川に止まり木を残すということでなんとかできないだろうか。などとは誰に言っていいのやら。

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