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2006.06.30

元気の無いノコギリカミキリ

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鴨居原市民の森北地区にて撮影。ノコギリの和名の元となったごつい触角はカミキリの仲間では短い方であろう。レーダードームのような複眼がふたつ上を向いて並んでいる。これでちゃんと見えているのだろうか?黒い体には特徴的な色は無い。形態的な特徴は胸部の横にある三つの突起であろう。トゲのようなものが見えているのがお分かりだろうか。このまがまがしい姿とは裏腹にこいつは妙に動かず元気が無かった。眠いのであろうか?元気出せ!元気を!ノコギリカミキリだろうが!などと無理に励まそうとしてしまった。ノコギリカミキリだって元気の出ないときもあるんだよね。

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2006.06.29

悲しい目のチャバネアオカメムシ

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一番目につくカメムシであろうか。これは夜、自宅の網戸に張り付いていたチャバネアオカメムシである。撮影した後で網戸の網目を測ってみた。だいたい7目で10mmだった。このカメムシは口から腹の先までは、縦に8目、横に3目なのでルート(3×3+8×8)÷0.7=12.2mmということになる。汗腺のようなポツポツのある表面の質感はアカスジキンカメムシとそっくりである。当然ながら顔つきも似ている。背中のまん中の三角の部分が小楯板(しょうじゅんばん)、茶色の羽が前羽。その下が黒っぽい後羽。三角の頭部の端っこにある目はなんだかちょっと悲しそうで、ヤギに似た顔つきだと思った。こいつも臭くなければそう嫌われまいに。だが臭くなくては平気で喰われてしまうのだね。そういう悲しみを背負った表情に見えてしまった

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2006.06.28

ヤマイモハムシ

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この小さな昆虫は鴨居原市民の森北地区近くの農地脇の植え込みで見つけたもの。てらてらと光る黒い背、赤い胸と頭。うるし塗りのような質感がなんともよいではないか。数ミリ程度の小さな甲虫だ。いったい何の仲間であろうか?カミキリムシか?ネットで調べてようやく分かった。ヤマイモハムシ。こういう和名がついているからには農家にとっては害虫なんだろうなぁと思う。つやのある黒い背中は、調べていて知ったのであるが、前ばねである。固い前ばねを広げると薄い後ろばねが下に隠れていてそれで飛ぶ。甲虫とは前ばねが固い甲羅のようになっているものをいうらしい。カメムシは前ばねが固いように見えるが(角質部)、その下半分にうすい部分(膜質部)があるので甲虫ではない。

小さくてうまく撮影できなかったが、見たところかっこいい。背中に等間隔に並んだぽつぽつもいい質感をかもし出しているし、獰猛そうな顔つきだし。しかし食べるのは植物だけらしい。やはりヤマイモの葉だけなのかな。図鑑によればハムシの仲間はやまほどあって、例えばクワハムシ、クロウリハムシ、ヨモギハムシ、ヤナギハムシ、クルミハムシ、フジハムシ...アブラムシと同じように食草ごとに種があるとすれば、これまた大変な数のハムシが居ることになる。多様性万歳だな。
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2006.06.27

ニフティのBBフェスタ

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昨年の7月2日、有楽町BBフェスタという催し物を見にいって来た。ニフティの脱力系サイトのデイリーポータルを良く見ているので興味があったのだ。写真はDAILYPORTALという11文字をひとつづつ観客に人文字で書かせるという大胆かつ無謀な脱力系らしい試みの様子。下は素人バンドを組んでCDを作ったデイリーポータルのライターの一人大塚さん。ご覧のようなヲタが多かったが、子供づれもけっこういて賑わっていた。今年は今度の土曜日・日曜日に有楽町の同じ場所である模様。今年も行ってみようか。それとも走ろうか自然観察をしようか、はたまた里山保全ボラティアでもやるか。

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2006.06.26

四角い顔のカナブン

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カナブンというとどこにでもいる平凡な虫という印象がある。家の近所にもいて、ぶーんと飛んできては網戸に止まる。家の中から見てそれがカナブンだと分かると網戸の内側から指でピーンと弾き飛ばしたりする。下手につまむとじたばた抵抗し汚い液を出して指につきウヘッ!となったところで放り投げるのがおちである。いずれにしてもカナブンというのはカブトムシクワガタカミキリムシあたりとは比べられない低レベルの甲虫であった。少なくとも自分の中では。

日曜日に近所の鴨居原市民の森北地区へ散歩にいった。前回、オオスズメバチコクワガタなどを観察した場所だ。今回はサトキマダラヒカゲ以外に居たのがこの虫だった。緑っぽいつやのある大き目の甲虫。これがカナブンであるとは家に帰って調べて初めて分かったこと。コナラの樹液に顔を文字通り突っ込んでただただ舐めまくっていた。もう、脇目もふらず一心不乱に没頭していた。それも5頭も6頭も固まっていた。しばし眺めているうちに中の一頭が顔をあげた。なにっ!顔が四角いぞ。なんだこれは?なんだか大きな出っ歯が一本飛び出しているような感じ。あまりに面白かったので一頭をつまんでみた。するとこれがなかなか強力なやつで、まずコナラから離れようとしない。苦労してはがすと今度は六本の肢をぐりぐりと力強く回して指から逃れようとする。あまりに強力なので力を入れてつまもうとすると、こんどはつぶしてしまいそうになり、指を緩めるとこれ幸いと逃げ出そうとする。なかなか手ごわいやつ。気がつくと茶色の液が指についていた。あぁ!やられた。ぱっと指を離すとこの虫は地面をすごい勢いで走って逃げ出した。そして自分の靴の下にもぐりこんでしまった。力強くもぐってゆく存在が靴底に感じられた。そのままじっとしているとそいつは靴の下で動かなくなった。安全なところに逃げおおせたと思ったのだろう。ニヤリ。そのまましばらく動かないようにしてからゆっくりと靴をどけてみた。するとご覧のように四角い顔をあらわにした甲虫がじっとしていた。ここでやっと顔を撮影できたわけ。

帰宅後に図鑑を調べてみると、驚いたことにこれはカナブンであった。これまで自分が知っていたカナブンとはだいぶ違う本物のカナブンだ。アオカナブンではなくカナブンだ。これがカナブンかぁ。ではこれまで自分がカナブンだと思っていたのはいったい何だ?このカナブンはこれまでの地位の低いカナブンではなくカブトムシやクワガタと肩を並べる地位の高いカナブンとなった。

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2006.06.25

4年前

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ちょうど4年前の今ごろ、日韓ワールドカップで大変盛り上がっていた。家から5キロの横浜国際総合競技場(当時)には世界各国からコアなサポーター達がわんさか押し寄せてきていた。自分は観戦は出来なかったが競技場の周囲をうろうろして雰囲気を感じたりした。ロシア戦の時、周りの公園でざわざわとたむろして開場を待つ日本人サポーターの群の中に、プオ~~~!!!とでっかいラッパを吹き鳴らしながら悠々と現れたロシア人サポータの一組に日本人サポーター達が凍りついたように静まりかえった瞬間を経験したりした。ばかでかい帽子をかぶってのっしのっし歩く巨大な男達はまさに黒船襲来のような印象であった。彼らとの体格差を身にしみて感じた瞬間であった。ふだん、日本代表たちが試合の中で身を持って感じていることが初めて自分でも分かった。多くのサポーターも同じことを感じたはずだった。写真は6月30日。アルゼンチンのサポータらしき一団。いまドイツでも同じような光景が繰り広げられているものと思われる。

日本代表が帰国して、やっと初めてサッカー自体を楽しもうという気になってきた。日本代表が好きなのか?それともサッカーが好きなのか?どっちも好きだ。しかしどちらか選べといわれたら?究極の選択。...そして残念な結果を噛みしめ、噛みしめ、苦いものをやっと飲み込み、ドーハを思い、フランスを思い、4年前を思い、そしてこれからの4年に想いを馳せる。そしてやっと、今、世界のすばらしいサッカーをこの目に焼き付けようと思えるようになった。

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2006.06.24

キマダラセセリ

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月出松公園にて撮影。ヒメジョオンまたはハルジョオン(どちらであるかはこの際調べなかった)に止まっているのはキマダラセセリ上翅を立て下翅を開くという独特の形で上下の羽の表側を全て見せてくれている。黒褐色と黄色のコントラストが美しい胴がぶっとくチョウというよりはガっぽい。一旦飛ぶと素晴らしく速いので目で追うのも大変。太い胴に小さめの羽なのでいわゆるジェット戦闘機的な飛翔となる。アゲハチョウなどのようなひらひらした飛び方ではない。今のコンデジではどうせ飛び物は撮影不可能なのでじっと止まっていてくれたほうがよい。その点このセセリチョウはかなりの間おとなしく撮影に付き合ってくれた。感謝。今日は日が照ると真夏の暑さであった。太陽の直射熱がこんなに強いものだったかと帽子を忘れた頭皮で感じた。なるべく日陰を伝って観察して回った。ただ、昆虫の活動が活発な最近、その一種のも同様に活発で、今日も一箇所を刺された。そこは痒いよ。デジカメを構えているときに刺さないで!といいたいが通じない。セセリを飛ばさないように蚊を追い払うのをしばらく控えたため刺されてしまったのだ。こちらの弱みを突かれた失点シーンというところか。暑いのに我慢して長袖にしたのに、それでもまだ甘いのか。虫除けスプレーをつけての昆虫観察はしたくないし(矛盾してるよね)...帽子と首のタオル巻きは可能だが、手と顔はどうしようもなくない?

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2006.06.23

マテバシイの花

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近所の公園にマテバシイがある。ま、どこにでもある普通の樹木だ。比較的大きなドングリがなるのでご存知の方も多かろう。ご覧のように花と小さなドングリが同居している。ということはこのドングリは一年前の花のものなのだ。つまり、花が咲いて一冬越して翌年の秋にドングリが落ちるということ。この大きな長い花は雄花。で同じ樹に実がなるということは雌雄同株ということ。同じブナ科コナラクヌギ、クリもそうである。マテバシイは常緑樹。葉を触るとぶ厚くがっしりした感じがする。下は昨シーズン拾ったドングリ。すっかりひからびてしまっているが。周りはクヌギやらなにやら混じっている。いろいろと拾い集めたからなぁ。

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2006.06.22

ゴンズイノフクレアブラムシ

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すみませんね。また気持ちの悪いものを紹介します。自分でもぞぞぉ~っとした!始め、綺麗な花だなぁ!と感心して近づいてみたら、びっしりと取り付いている小さなアブラムシが目に入ったのだ。この落胆というか、裏ぎられたぁという感じ。美しいもの、大事なものを汚された、台無しにされたというようなこの気持ち。殺虫剤で一気に退治してしまいたい!と思った瞬間であった。別に自分が育てた花ではないのに、こういう気持ちになるというのはやはり、持って生まれた人に好かれる素質というものであろうか。逆に嫌われる虫の方もそういう運命を持って生まれたということか。やっぱり見た目が大事ということ。

しかし、家に帰ってPCでよぉく見てみたら、このアブラムシ、一匹一匹はけっこう美しいではないか真っ白の胴体に真っ黒く細い肢。そしておしりから突き出した二本のツノ?肢と同じ黒く細いツノ。黒い眼に黒い触角。白と黒のツートーンカラー。この白は粉を吹いたような真っ白だ。実にシンプルでいい感じ。一匹をクローズアップでじっくり見たときはまた別なのだな。

さて、見て気持ち悪い害虫として嫌われるアブラムシであるが、タデ食う虫もなんとやらでネットにはすごい専門のサイトがあった。調べてみたらゴンズイノフクレアブラムシというものらしい。おしりにツノのあるものは「なんちゃらヒゲナガアブラムシ」という和名を持つものが多い。こいつは白だが赤いのやらオレンジ色のやら個々にじっくり見ると美しいものが多い。ただ、植物にびっしりと取り付いているのを見るとやはり気持ち悪いと感じるだろう。

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2006.06.21

カノコガ

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近所の公園を散歩していたら、葉っぱの裏に止まった綺麗なガを発見。正確に言うと葉からはみ出した翅の裏側の一部を発見。白黒模様のくっきりした、ガとしてはポップな感じのファッションである。葉を動かすと飛びそうだったのでデジカメだけをそっと葉の下に入れて撮影。オートフォーカスだからなんとかなるわけだ。ほっそりめの翅は黒地に白い斑で分かりやすい。これが第一の特徴。触角は糸状胴は太く一定の太さで腹の先はすぱっと切り捨てたように直角。黒い腹には二箇所に黄色の帯があり、これが第二の特徴といえよう。

帰宅後さっそく図鑑を紐解く。最初はトンボエダシャクかなぁと思い、図鑑を45度傾けて翅の模様を見比べたり、腹の黄帯の数が違うかぁ?ちょっと雰囲気が違うかなぁとか一人でぶつぶつ言いながら何枚かページをめくるとカノコガが目に飛び込んできた。ぴったり!あぁ、これこれ!...脳がスッキリする瞬間である。食草はツメクサとある。公園にはいくらもあった。これほど目立つ姿をしているのに葉の裏に止まるのはもったいないと思う。あれ?いや、目立つ姿だからこそ隠れているのか。するとなぜ、目立つ姿なのか?繁殖のためか?カノコガは鹿の子蛾であろう。小鹿の模様に似ているという和名は素直に納得いく。この蛾は蛾っぽくない点でちょと好きである。一部のチョウよりもチョウっぽいと思う。ぶっとい腹を除けば(笑)。

そう、このチョウとガの関係であるが、いまだにはっきりした識別点を知ることが出来ないでいる。例えば触覚の形とかで単純に区別することは出来ないようなのだ。もしかするとワシとタカの違いのようなものだろうか?ま、これから調べ甲斐があるというものではあるが。

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2006.06.20

サクラの実のジュース

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これも四季の森公園で撮影。ヤマザクラの根元に落ちていた実にストローを刺してジュースを飲んでいたナミヒカゲ。しばらく観察、撮影していたがなかなかしぶとくずっと吸い続けていた。サクラの落ちた実が醗酵して美味しくなっているのか?たくさん実が落ちていたので試してみようかとチラと思ったが、やめといた。
チョウの顔を正面からまじまじと見たことはないが、こうしてパソコンで見るとヘンな顔である。ストローのような口の両側にある縦筋はいったいなんであろうか?鼻の穴に一瞬見えて笑いそうになった。また、上翅の一番上にほんの小さな爪のような形が見えているがこれもいったい何であろうか?ジャンボジェットの翼の先端にある風切のような効果でもあるのだろうか。それとも飾りか?図鑑にはそのような図も解説もない。

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2006.06.19

ヤケヤスデ

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四季の森公園の太いヤマザクラの樹の裏側の窪みにて発見。後ピンで見にくいがご勘弁。これ二匹が重なっているのだが、家に帰ってPCでよく見るまで気づかなかった。オレンジ色と黒褐色のツートーンカラーで体は20の節からなる。前後のいくつかの節からは脚が一対、その他は二対ずつ出ている。ムカデは各節から一対のようだ。

だいたい分かるようにムカデもこのヤスデもクモもダンゴムシも昆虫ではない。動物の中の体節動物の中の節足動物の中に昆虫や今上げた昆虫以外が含まれる。
昆虫類、エビ・カニ類、ムカデ類、クモ類など皮膚の固い動物が節足動物
節足動物にミミズ、ヒルなど皮膚の柔らかい類をあわせて体節動物
体節動物にヒトデなどの棘皮動物、カタツムリなどの軟体動物、くらげなどの腔腸動物などをあわせて無脊椎動物
哺乳類、鳥類、両生類、爬虫類、魚類からなる脊椎動物と無脊椎動物をあわせて動物界

てなことになるわけで以上、中学校?の理科のおさらい。
地球上の全動物約100万種のうち3/4の75万種が昆虫だそうだ。植物は30万種。脊椎動物は6万種。鳥類は約9000種。日本で記録があるのは約600種。チョウは約230種、蛾は5000種。
....
でこのヤケヤスデの脚は何対であろうか。えーっと、欠損があるので...32対?33対?

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2006.06.18

THE STONE MONKEY

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THE STONE MONKEY by JEFFERY DEAVER

首から上と左手の薬指以外は動かないという元NYPD科学捜査官LINCOLN RHYME のシリーズ。今回の相手は蛇頭sneakheadの一人であるGHOST。中国本土から不法移民を密輸してきて米国に送り込み、さらにアメリカ社会に入り込んだ中国人を食い物にする蛇頭。これは舞台がアメリカだが、まったく同じことが今の日本でも行われていることをいまや多くの日本人は知っている。そしてこの蛇頭がいかに狡猾であるか。

蛇頭の手配した船で不法移民に紛れて乗り込んできた中国当局の捜査官リーがライムと共に蛇頭を追い詰めて行く中での米中の文化のぶつかりあいがけっこう面白い。なにかと格言のようなものを持ち出すリー。例えば、
Longest journey must start with first step.
日本語で言えば「千里の道も一歩から」に該当するのだろう。

外国人犯罪の対策がいかに難しいか。そして伝統的移民排出国中国蛇頭への対策がいかに困難であるか。多くの中国人が何故自分の身と家族親族の身の危険を冒してまで移民(ほとんどが政治的意味合いを掲げた経済亡命だと思うが)にふみきるのか。移民(と自由)の国アメリカからの観点でこういった背景がよく描かれている。全548ページ中現在203ページ。このペーパーバック、一般読者の評判は今ひとつ高くないようだが自分としては十分楽しめている。タイトルの石猿は孫悟空のことらしい。

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2006.06.17

鳥の巣の調査

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野鳥に興味を持ち始めて四半世紀が過ぎた(こう書くと自分でもどっきりするが)。姿や声での識別はある程度自信があるが、巣の識別となるとまったく経験がない。先日の道志水源林ボランティア作業中に発見した巣を目の前にしてしばし呆然、成すすべ無し!

しかし、ネットを調べてみたらあるではないですか。ここ。こういう便利なサイトがあるのは本当にありがたい。昆虫、クモ、幼虫のみならず鳥の巣までこういうインターネットの環境を使えるというのは、ある意味、神の座にあるのと同じではないだろうか?ちょっと大げさか。

このサイトをざっと見たところ、鑑定のポイントは、巣のあった場所、材質、サイズ、形である。問題の鳥の巣はいまや写真が4枚あるだけである。この観点から写真をレビューしてみる。

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・巣のあった場所は、低山の斜面にある明るいヒノキの若い林。ヒノキの地上2~3mぐらいの枝分かれした部分
材質外側は細い枝。ミズゴケや細い根のようなものが内側に使われている。樹が倒れたときに一部破損したようだ。
サイズ全体がざっと25cm程度。厚さは20cm、内径は10cm、深さは10cm程度
お椀形と言ってよいだろう。

ここまで調べた上でさらに先のサイトで検索をかける。いろんな条件で検索できるので近そうなものをピックアップしてみた。あの場所で繁殖していそうな野鳥を多めに考えるとだいたい以下のような候補が挙げられると思う。

オナガ、カケス、ハシブトガラス、ハシボソガラス、イカル、ホオジロ、ヒヨドリ、モズ、シジュウカラ、ウグイス

で、それぞれの野鳥の巣の特徴をサイトから引用させていただくと...

オナガ (Cyanopica cyana)
【営巣場所】   平地から山地の林の樹の枝上
【巣】       外側に枯れ枝、内側にコケを使ったお椀形の巣で、産座に獣毛などを敷く
【大きさ】     外径約30×25cm、厚さ約13cm、内径(産座)約11×11cm、深さ約6cm

カケス (Garrulus glandarius)
【営巣場所】   山地の林の樹の枝上
【巣】       外側に枯れ枝、内側に樹根、コケなどを使ったお椀形の巣で、産座に細根を敷く
【大きさ】     外径約40×30cm、厚さ約15cm、内径(産座)約12×11cm、深さ約7cm

ハシブトガラス (Corvus macrorhynchos)
【営巣場所】  平地から山地の林の樹の枝上
【巣】      枯れ枝などを使ったお椀形の巣で、産座に杉皮、シュロなどを敷く
【大きさ】    外径約60×50cm、厚さ約25cm、内径(産座)約17×17cm、深さ約9cm

ハシボソガラス (Corvus corone)
【営巣場所】   林の樹の枝上
【巣】       枯れ枝などを使ったお椀形の巣で、産座に杉皮、シュロなどを敷く
【大きさ】     外径約60×50cm、厚さ約18cm、内径(産座)約16×16cm、深さ約7cm

イカル (Eophona personata)
【営巣場所】   山地の林の枝上
【巣】       細い枯草などを使ったお椀形の巣で、産座に細根、樹皮などを敷く
【大きさ】     外径約18×18cm、厚さ約6cm、内径(産座)約8×7cm、深さ約4cm

ホオジロ (Emberiza cioides)
【営巣場所】   林縁から草地の樹の枝上、ススキの上、地上
【巣】       枯草、樹根などを使ったお椀形の巣で、産座に細根などを敷く
【大きさ】     外径約15×14cm、厚さ約9cm、内径(産座)約6.5×6.5cm、深さ約4.5cm

ヒヨドリ (Hypsipetes amaurotis)
【営巣場所】   平地から山地の樹の枝上
【巣】       枯草や蔓などを使ったお椀形の巣で、産座に松葉や蔓などを粗く敷く
【大きさ】     外径約15×15cm、厚さ約6cm、内径(産座)約8×8cm、深さ約4cm

モズ (Lanius bucephalus)
【営巣場所】   農耕地と低木が混在するような環境の樹(常緑樹が多い)の枝上
【巣】       草の茎、蔦、スギ皮など蔓状の物を使ったお椀形の巣で、産座にシュロの毛などを緻密に敷く
【大きさ】     外径約23cm×19cm、厚さ約12cm、内径(産座)約7×7cm、深さ約6cm

シジュウカラ (Parus major)
【営巣場所】  平地から山地の林の樹洞、キツツキの古巣穴など
【巣】       穴の中にコケなどを使ったお椀形の巣をつくり、産座に獣毛、綿などを敷く
【大きさ】    外径約15×12cm、厚さ約8cm、内径(産座)約4×4cm、深さ約4cm

ウグイス (Cettia diphone)
【営巣場所】  丘陵から山地の林や林縁部の低木やススキ・ササなどの草上
【巣】       ササやススキの細長い枯葉を巻くようにした斜め上方に入口のあるボール形の巣で、産座に繊維などを敷く
【大きさ】    外径約12×12cm、高さ約20cm、入口約5×5cm、産座約6×6cm、深さ約5cm

......でサイトの写真を見比べながらしばし検討......結局どうなのか?オナガ、カケス、モズ、イカルのどれかではないかと思う。どれか一つにせい!というならばカケスにしたい。発見した巣が今年のものか昨年のものかは不明だが、雰囲気からして想像すると、今年のもので先月の枝打ち作業のために放棄されたものではないかと思う。そうならば可哀想なことをした。どこか別のところにちゃんと巣を作っているだろうか?

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2006.06.16

もう笑うしかない

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昆虫の識別はけっこう難しい。たとえばこれ。最初カミキリムシかと思い調べたが分からず。次にジョウカンボンの仲間かと。次はホタルの仲間。このゲジゲジ眉っぽい触覚が特徴なので分かるかと思ったがいまだに不明

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ふたつ目はこれ。クモだが。普通の網に生まれたての子供がたくさん涌いていて(この表現はちょっと不適切な表現かも)たくさん生まれていて(たぶん)お母さんは世話で大変な時期なのだろう。黒くて丸っこく腹に白い輪があるという特徴があるので、何とかなるだろうと思ったが、これもいまだに不明。

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三つ目もクモ。これは脚が長いタイプ。葉の裏に隠れてじっとしていた。ウロコアシナガグモのメスのように思えるのだが確信度は低い。日本産のクモは1000種類以上いるのでアシナガグモの一種ではないかとしかいえないようだ。

こうして虫を調べていると、だんだん調査に時間がかかって来て面倒になってくる。放っておくとバックログが溜まってきて、やがて不明のままになってしまう。そうするとなんと罪悪感が涌いてくるのだ。気が重くなってしまうのだ。

自然観察のフィールドでも似たようなことが起きる。知らない昆虫を見つけてしばらく観察する。撮影できたら撮影もする。そろそろ飽きて次の場所に行こうとすると今度は足元のキク科の植物に目が行ってしまう。う~ん。どうしよう。こいつを観察してみるか。それとも見切って別の昆虫を探すか。と、ここで悩むのである。この可憐な花を置いて行くと後で大変悔やむことにならないか?なんてことを心配しだすと、もう何物も放っておけなくなってしまい、結局一歩も動けなくなってしまうのである。こうなるともうビョーキと言ってもいいかもしれない。こうならないためにも見切りが絶対に重要なのだ。なにかをあきらめないと新しいものを選べない。あきらめながら歩くということは後悔しながら歩くということだ。楽しいはずの自然観察がこうなってしまうのはおかしい。どこがいけないのだろうか?もう笑うしかない(by平松愛理

このまま終わると決まり悪いので、意外とかわいいコフキゾウムシ。写りは悪いがなんかかわいくないか?昆虫のクセにつぶらな瞳って感じ。以上すべて、県立四季の森公園にて撮影。

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2006.06.15

道志水源林ボランティア報告#9

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先日9回目のボランティア活動に行ってきた。今回はB指定枝打ち作業だ。前回もそうだったのだが雨のため通常の間伐作業になってしまい悔しい思いをした。今回は朝から天気が良く枝打ちができそうだった。が、道志村に近づくにつれ山に黒い雲がもくもくと湧き上がっていたのが気がかりだった。

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いつもは旧唐沢小学校の体育館で着替えてそのまま、現場まで歩いて行くのだが、今回はそこで着替えてから再度バスに乗り「道志の湯」近くの現場まで10分ぐらいかけていった。バスを降りたのは山を切り開いて作った広い運動場。動物の足跡があり、それは鹿だそうだ。道具や弁当はここで受け取り、ここから歩いて行く。山道を5分ほどで現場に到着。明るい北西向き斜面に若いヒノキが植わっている。このあたりは以前は桑畑だったという。今回の作業手順はこうだ。

手の届く範囲のヒノキの枝を小ノコで切る。手の届かない上の枝は長い枝打ち用ノコで切る、あるいは一本ハシゴに登って切る。長いノコと一本ハシゴは班に2本、1本しかないのでその他の班員は小ノコでひたすら切る。

午前中は小ノコで本当にひたすら切るべし切るべし切るべし!と次から次に枝を切りまくった。かなりの角度の斜面なので足場が悪く作業しづらい。また、ササが刈られたようでいたるところに尖った切り株があり歩きづらい。間伐と違い、待ち時間が無いのでものすごく疲労する。また目より上の枝を切るとおが屑が降ってきて目に入りそうになりやりにくい。自分はゴーグルを着けてやったので目には入らなかったが、逆に目の周りがムシムシして不快であった。昼前ごろから山鳴りが激しくなりゴゴゴゥ!というような音がなっていたが、やがていつの間にか雨が降っていた。近くでウグイスが下手なさえずりを聞かせてくれていた。また、遠くでホトトギスが鳴いていた。

昼になり作業を切り上げるとバスに戻ることになった。雨がかなり強くなってきたためだ。ドロドロの地下足袋をなるべくきれいにしてバスに乗込み、狭い座席で弁当を食べた。バスの中はあっと言う間に窓が曇り蒸し暑くなった。空調を入れてくれて涼しくなったが。今回のお隣はMさん。以前に何度かご一緒した方だ。弁当が終わるころ雨が小降りになった。午後はまた同じ現場に戻り作業だ。

午前中の作業で手の届く範囲の枝は切り終わっていたので、黄色いテープの巻かれていた間伐対象ヒノキを切ることにした。昨年ご一緒したKさんに声をかけ、小間伐を行った。間伐対象の樹は途中から二股になっていたり、折れ曲がっていたりして商品としての材になりえないものである。この範囲の木は比較的若く太さもせいぜい18cm、高さも10m程度である。自分はやや太目のヒノキをまったくの一人でやってみることにした。受け口の水平を切り斜めを入れる。いつもなら途中で交替なのだが、今回はゆっくり目に切り、バテないようにした。さらに追い口を切る。周りの作業員たちに声をかけて危険を知らせ最後は押し倒した。記念に受け口の三角はもらって帰ることにした。だが、これからが大変。倒れた木の枝をすべて切り、幹も適当な長さに切り、転がらないように水平に並べて整理する。これまで一人でやる。ツタがけっこうはびこっていて幹や枝に絡みついているのでノコを入れにくいし、引っ張っても引っ張り返されたりして酷くやり辛かった。

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こうやって間伐を終えると最後に残るのは「除伐(じょばつ)」だ。なるべくやりたくなかったのだが、自分がやらなくても人がやる。つまり、商品として育てるヒノキ以外の樹木を切ってしまうことだ。今回はそれが(たぶん)オニグルミの樹なのだ。これがけっこうたくさん混ざって育っている。オニグルミはフロンティア植物で、新しくできたギャップ(空いた空間)にいち早く進出し、育ちが速い事を武器にしてその場所を占領してしまうのだ。山主としてはヒノキを育てたいわけでそれ以外の雑木は邪魔なだけの存在だから切ってしまえとなるわけだ。が、水源涵養林として考えたならば広葉樹が混じったほうがいいはずだし、実のなる木であれば山の動物も生きられるし里に下りてきて悪さをすることを防ぐことにもつながると思う。だからオニグルミは切りたくなかったのだ。

しかしいづれ切られる運命だし、自分が切らなくても誰かが切ることになるわけで、避けては通れないということだ。ならば潔く、自分の手を汚そう。ということで泣く泣くオニグルミを切ることにした。オニグルミはすごく柔らかく、幹はアッと言う間に切れる。だが、幹とあまり変わらない太さの枝がたくさんあり、枝を落とすのが手強い。枝には猿顔あるいは羊顔葉痕が並んでいた。その顔が目に焼きついたなんだか猿を切り殺しているようなすごくいやな気分だった。ここが自分の土地であるなら一番良いもの以外のヒノキはほとんど切り倒し、オニグルミを残し、針広混交林に仕立て上げたいところだ。(以上オニグルミと書いているがサワグルミなどかも知れない。)

今回の作業は基本的に個人作業であり、班としてのまとまった作業はほとんどなかった。また農作業に近かった。最後には向こう側が透けて見えるほどに枝が払われて見晴らしが良くなり、達成感はかなり大であった。(間伐作業だとこうはいかない。せいぜい10本ぐらいだから)

帰りのバスではMさんといろんな話をした。間伐ボランティアが生きがいだそうだ。神奈川県のボランティアにも参加していて、前回の疲れがまだ取れていないという。自分にとっては一回り上の世代でふだんあまり話す機会のない世代の方なので、いろいろと新鮮だった。

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2006.06.14

クサグモ

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普通のクモの網は空中を飛ぶ昆虫が引っかかるように張られるが、このクサグモの網はツツジの植え込みの上に水平に張られていた。そのまん中に白いテントがあり、それは住居だという。水平の網を棚網というそうだ。植物の周りを飛び産卵してやろうとするガやチョウやその他の昆虫が引っかかるのを狙うのだろう。クサグモに似た仲間にコクサグモというのがあり、見た目はそっくりなのだが、出現時期が夏以降であること、網を張る場所が違うこと、大きさが少し小さいことで区別できる。以上、森林出版「クモ基本50」(写真by高野伸二)による。

さてクモと昆虫の違いは以下の通り。
脚の数 クモは4対 昆虫は3対
体節の数  クモは2節(頭胸部と腹) 昆虫は3節(頭部、胸部、腹部) メクラグモは1節
ま、その虫が昆虫なのかクモなのかを悩むことはまずないと思うので意味はないが。

クモには単眼が8つある。やや大きい4個とやや小さい4個が上下に並んでいるのが分かるであろうか。脚も眼も8つなのねぇ。お尻にとげのようなものが見えるが、出糸突起というものらしい。クサグモのそれは大きい。

次は棚網の中のテントに逃げ込み頭を隠して尻隠さずの図。

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最後はこういう風に睨まれたら怖いの図。

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2006.06.13

じゃぶじゃぶ池のアメンボ

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四季の森公園じゃぶじゃぶ池というのがある。上に小さな池があってそこから滝になっていてその下に大きな岩がごろごろしていて浅い池になっている。やがて細い流れになって大きな池に流れ込む。浅い池のあたりでは小さな子供たちがパンツを濡らしながらじゃぶじゃぶやって遊ぶ。親は芝生に座ってそれを眺める。岩に攀じ登る子供も居る。ロッククライミングの気分だ。...というか、自分の娘たちが小さいころ、よく遊びに来たところなのだ。夢中になって遊ぶ子供たちを眺めるのはすごく嬉しいことだった。ついでに自分も夢中になっていっしょに遊んでいた。自分が先頭に立って娘を引き連れ岩の上を落ちないように歩いて行き探検気分を味わったりもした。ちょっと斜めになっていて危ないような所をあぶなっかしくしかも無事に通過してゆくことこそが心躍る冒険であった。

そのころの自分と娘たちと同じような親子連れがじゃぶじゃぶ池には大勢いた。懐かしいようなうらやましいような気持ちでしばし眺めていた。そこでふと視線を落としてみると、アメンボが居たのである。そう。昔からアメンボがいた。触ると臭いらしいということは知っていて誰も捕まえようとしなかった。デジカメで写るかどうか分からなかったが、いつまでも人の子供たちを眺めているのは怪しかろうとも思い、撮影してみた。これのほかにだいぶ小さいのが居たので二種類いるようだ。これはヒメアメンボというらしい。もう一種類のは体が丸っこかったのでシマアメンボだったのかも知れない。アメンボは水生カメムシの仲間である。水面の虫オートフォーカスのカメラで捉えるのは難しかった。

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2006.06.12

ヒゲナガクロハバチの幼虫

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真っ黒いイモムシ海のナマコか何かを思い起こさせる。ヒゲナガクロハバチの幼虫と思われる。左側の小さくて白いイモムシは生まれたてのものであろう。ユリ科の植物を一心に食べていた。彼らの防御戦略は鳥の糞への擬態であろうか。こいつらが草の上にまとまっていたらそのように見えると思う。だが鳥の目を誤魔化せるかどうかは疑問である。たくさん卵を産み、たくさん捕食されてもいくらかは生き残ること。これが一番の生き残り戦略であろう。成虫の姿はネットでは見つからなかった。自分のプアな昆虫図鑑にはヒゲナガハバチの写真はあったが、ヒゲナガクロハバチは載ってなかった。

さてこのイモムシたちはすごい勢いで草を食べていた。観察しているとむしゃむしゃと音が聞こえてきそうなほどだった。見ている間にどんどん葉が食べられていった。春のこの季節だからいくら食べてもなくなることはないと思うが。自分の好きなものを食べまくるという生活はどんなものであろうか?鳥やオオスズメバチに捕食されるまで食べ続ける。うまくすれば蛹になってハバチの成虫になれる。個体にとってはリスクの高い生き方である。だが全体としてはほとんど食べられても少しは生き残り、次世代に命をつなぐことが出来るという「数で勝負」の戦略だ。ドングリも魚も昆虫もその多くがこの方法で生き残っているわけだ。適度に生き残ってくれ。しかし、白で生まれたなら白で通せばよかろうにと思う。これも四季の森公園にて撮影。最近こういうのばかりでお気を悪くされる方がいたら困るので、お口直しにショウブの花でもどうぞ。

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2006.06.11

マイマイガの幼虫ニ態

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いわゆる毛虫型の幼虫だ。黄色地にすごく細かい黒のQコードのような斑点模様黒と白の長いとげとげの毛は、白髪が目立ち始めた胡麻塩頭の生え際の遅れ毛のようにも見える。そして特徴的な青5対と赤6対の丸い斑点青5対のまん中の3対目だけは少し小さい。たぶん、画面左側の青側が頭と思われる。最近とみにお世話になっている幼虫図鑑のサイトで調べたらマイマイガの幼虫ということが分かった。たぶん終齢直前幼虫。齢によってこれも姿が違うので調査は大変。しっかし、いろいろなデザインの幼虫がいるなぁと思う。黄色い体に赤丸と青丸を並べたくさん毛を生やす。ある意味この毛虫は幼稚園児が考えたようなデザインと思う。四季の森公園で触らないように気をつけながら撮影。

こういうチョウやガの幼虫時代はなにかの葉を専門に食するのだが、その間は鳥などの捕食者に襲われたときに防御力をもたない。逃げ足もない。できるのは目立たない、毒をもつ、威嚇するなどの消極的手段。威嚇というのは外見でショックを与えるあるいは気持ち悪い思いをさせる。そのうち、マイマイガは気持ち悪いパターンか。(先日のイボタガはショックのパターン)。もしかして毒があるかも知れない。あるいは毒をもつ別の幼虫に似せたのかもしれない。とにかくこいつを食うのはヤバかろうと思わせたら勝ちだ。勝ちというか生き残るわけだ、それで。負けたら即、死。弱肉強食の厳しい自然界の掟だ。だから幼虫たちの生き残るためのデザイン、文字通り恐るべしだ

さて、もうひとつ別の毛虫を同じように調べていたのだが、なななんとこれもマイマイガの幼虫と判明。ただしこちらは若齢幼虫。齢によって姿が違うと先に書いたが本当に別物だ。これが脱皮して上の写真のように姿を変えるわけだが、何故いちいちデザインを変えるのだろうか?こちらは道志みちの駅にて撮影。マイマイガの食草は幅広いようなのでいたるところで繁殖可能なのだろう。こうやって名前を知るようになると、単に「気持ち悪い毛虫」ということで気味悪がったり殺してしまうようなことは出来なくなってくる。

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2006.06.10

ついに金をゲット

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久しぶりに四季の森公園に行ってみた。なぜか人出がすごく多く、驚いた。ウグイスがさえずり合いをしていて葦原を挟んで対決していた。コナラの木の下からウグイスの姿が少し見えた。葦がものすごく背が高くなっていた。あちこちと散策しているうちにコブシの葉の上にアカスジキンカメムシの成虫を発見!おぉ!ついに会えたか!けっこう大きい。黒の地に緑色の金属光沢のドットがたくさん並ぶ。その緑の上に赤金色の古代文字のような模様が鮮やか。なんだか味のあるてん刻文字のようでもある。顔の部分も金緑色に光る。これだけ甲が固そうなのに甲虫ではないという。これまで何度も五齢幼虫を見てきたが、ぜんぜん雰囲気が違う。別の虫といってもいいような気がする。アカスジキンカメムシ赤筋金亀虫。自分なら金筋緑亀虫キンスジミドリカメムシと名づける。金色の筋のある緑色のカメムシ。自然だろうこれが。しばらく撮影し観察していたが、この虫はほとんど動かずじっとしていてくれた。人に見つからず、採集されずに、自身の寿命をまっとうして欲しいと願いつつ別れを告げた。自分がとっても興味を持ってコブシの葉に見入っていたことを誰かに見られていないか少し気にしたが、後でなんだろうと見に来そうな人は誰も居なかったので安心して離れた。自分のおかげで人に採集されたら悔やむことになるから。...今日は、なんだかこれだけでもう満足してしまった。

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2006.06.09

新治市民の森の昆虫たち

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先週末に新治市民の森で撮影した身近な昆虫たちを紹介してきたが、今日はめぼしい昆虫たちの残りを全部いっぺんに掲載したい。甲虫にジョウカイボンという仲間がある。これはアオジョウカイ。2cm弱の小さな虫。背中の金属光沢の美しさががなかなか表現できていないのがもどかしい。花の蜜および、小昆虫を食すというからいわゆる雑食である。オオスズメバチもそうだが。

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次はホソヒラタアブ。前回のキタヒメヒラタアブよりは太いので、ちょっと名前に嘘ありと思う。ま、これも和名のつけられた順番によるのだと思う。比べて笑ってしまうのはちょっと失礼かもな(笑)。

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エグリトラカミキリ。これはクロトラカミキリと非常によく似ていて見分けるのはなかなか困難である。その識別点はこうだ。甲の下端の両側が尖っているのがエグリトラで尖らないのがクロトラだと。何枚かあった写真のうちその部分が写っているものを最大に拡大してみてエグリトラだろうと思う。

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で、これはご存知モンシロチョウ。と言いたい所だがスジグロシロチョウ翅脈が黒いのが識別点だ。ストローを直角にまげて花の蜜を吸っている。この時期、花の蜜や花粉を食する昆虫たちにとっては食べ放題、飲み放題である。いいなぁ。下翅の根元に黄色い部分があるが、これは花粉がついたものであろうか?いくつもの個体を見たがどれも同じようについているようだった。すると、もともとそういう色がついているということか。そうならばそれはちょっとおしゃれなワンポイント

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もうひとつチョウを。キタテハ。これはチョウだが、よく見るとなんだかガっぽい。体の背中部分が毛に覆われているためそういう印象をもつのだろうが。仲間にはシータテハとかエルタテハとかがあり、アルファベットの形に似た特徴のある紋が和名の由来になっている。

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最後に不明のカミキリムシタコサビカミキリクワサビカミキリかそのあたりだと思うが調べ切れない。タコと言われてみればタコに似ている気もする。海のタコだ。なんだかエビにも似ているような気がする。いかにも目立てずに枯れ木をじくじくと喰っています、というような感じのする虫である。それにしてもカミキリムシの種類の多いこと。

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2006.06.08

悪魔と化け猫の間

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これも新治市民の森池ぶち広場で撮影。ギョッとした方、ごめんなさい。気持ち悪いですよね。でも、ちょっと我慢してよく見てください。パソコンの画面だから平気でしょ。きれいだと思いませんか。クリーンな淡い黄緑のベースに白とリズミカルな小さな黒斑。このイモムシけっこう大きく8cmぐらいあった(と思う)。いろんな虫で賑わうイボタノキのレストランで一人ひっそり葉影にかくれるようにじっとしていた。最初これを見つけたとき、実は自分もぎょっとした。しかし同時にその美しさに見入ってしまった。この写真を撮るときに枝先を左手で持ち上げているのだが、そのずっしりした重みを感じていた。その時、これがチョウの幼虫なのか、それともガの幼虫なのか、さっぱり見当もつかなかった。わかったのは、イモムシ型幼虫であるというだけだった。
さて、家に帰ってからが大変。昆虫図鑑をあっち引きこっち引き。だがぜんぜん歯がたたない。そうなれば後はネットで調査しかない。さいわいチョウ、ガなどに関わらずイモムシ型、毛虫型などのさまざまな幼虫が検索できるサイトがある。色で検索もできる。しかし...黄色ベースで白と黒の斑のあるイモムシ型幼虫が見つからない。似たものはあれど明らかに異なる。種類が多すぎて片っ端から調べるわけにも行かない。他に調べる方法はないか。しばし考えた結果、食草で検索だと気づいた。イボタノキで見つけたのでイボタノキで検索だ。すると、あっさり見つかったのだ...その名は...

イボタガ

そのままやんか!ちょっと拍子抜けした。と同時にもちろん嬉しくもあった。こいつはイボタガの終齢幼虫であった。そして、その成虫の姿を見たときに、ぞぞぉ~~~っ!と鳥はだが立った。こちら(ぞっとしたくない方は見ないほうがいいです。あ、やはりやめときます。見てみたい方はイボタガで検索してみてください)。化け猫の顔を楳図かずおが描いたらこうなるかというようなびっくりのデザインである。これにぎょっとしない人も鳥もないであろう。それでイボタガは生き残るのだろう。そして、何と自分のプアな昆虫図鑑にもこいつは載っていたのだ。しかも幼虫も。だがその幼虫は終齢ではなくまったく別のイモムシであった。しかし、齢を重ねるごとに姿を変える意味はいったい何であろうか?図鑑の幼虫は頭とお尻ににゅうと飛び出た「肉角」というつのを持っていた。これは気味悪い。なんか悪魔のようだ。終齢はぜんぜんマシである。イボタノキでこの悪魔幼虫や化け猫成虫を発見しないで良かったぁと心から思った次第。自分にとってはイボタガは終齢幼虫が花。

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2006.06.07

ヒメビロウドコガネ

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これは新治市民の森池ぶち広場にて撮影。1cmぐらいしかない小さなこの虫は最初ハナムグリの仲間であろうと思った。なだか(どん。純:じゅんではないよ)な感じがする。動きがにぶそうで、花にむぐって喜んでいるような、そんな印象がした。その原因は脚の先が触覚のように弱弱しい感じでしかもモノに引っかかることを期待したような形状だ。「殿中でござる」の時代、袴のすそを引きずって歩くような、すばやく移動することを目的とするのではなく、何かに引っかかってしがみついていられることを目的としているようだ。それで甲虫のハナムグリの仲間を調べたのだが、アブの時と同じでまたもや似たものがなかなか見つからない。クロハナムグリが一番近い。そいつはやや精悍な体つきなのだがこいつは丸っこくて印象が異なる。また背中の白斑が明らかに違う。しばらく悩んだのだが、ネットに場所を移し捜索範囲をコガネムシに広げてみた。するとほどなくピッタリなやつを発見。ヒメビロウドコガネだ。甲にツヤのあるものばかりのコガネムシの仲間のうちでコイツだけはごらんのようにツヤがない。背中の淡色斑は野鳥で言うところの部分白化であろうか?基本的には真っ黒なのだが。丸っこい優しい顔を見ていると、なぜだか最近湘南の水族館で老衰で死んだギョロ眼のゾウアザラシを思い出した。

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2006.06.06

キタヒメヒラタアブ

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これ、ハチだと思った。黒と黄色のしましま模様のこういう虫が花の周りを飛んでいたらだれでもそう思うだろう。で、自宅に帰って名前を調べたのだが...なかなか見つからない。腹にくびれが無いのでキバチハバチの仲間だろう。しかし、どれを見てもなんだか雰囲気が違う。どうしてだろうか?しばらく悩んでわかった。こいつはやたらとかわいいのだ。眼が大きいのだ。ハチやアリの仲間はみな眼が小さく、ぜんぜん異なる。それにもうひとつ重要なことにやっと気づいた。羽が一枚であることに!するとこいつはハエアブの仲間か?アブのページに移ると、頭部のほとんどを大きな複眼が占めるこいつの仲間が並んでいた。一番似ているのはホソヒラタアブ。ここからの調査はネットに移動と。ほどなくキタヒメヒラタアブであることが判明。いろいろと調べるうちにアブとハエはハナアブを介してほぼ連続的につながっているらしいことに気づく。近縁ということ。

さて、このアブ。調べる間しげしげと眺めたが、ものすごくかわいくないか。赤褐色のつや消しのかかったシックで大きな眼。黒と黄色のシンプルな模様の腹。白っぽいやや弱々しげな脚。それから何と言っても背中のランドセルだ。眼と同系統の褐色のランドセル。だがその下は黄色でいかにも小学一年生っぽいではないか(たぶんこれも小楯板というのだろうが)。シンプルで効果的な配色は神がデザインしたものか?ほんの1cmぐらいの小さな虫ではあるが、こんなに素敵な虫に出会えるとは嬉しいではないか。ちなみに上の写真は鴨居原市民の森。下は新治市民の森で撮影。

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2006.06.05

森のレストラン

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土曜日、鴨居原市民の森に行ってきた。先日北地区がオープンし、南地区にも新たなルート(小道)が開設され、だんだん本格的になってきた感がある。先月だったか、tvkの放送で特集があり横浜市の中田市長愛護会の活動に参加するという場面が放送された。園内各所の樹木には小さな名札の元となるテープが貼られ、やがてネームプレートが取り付けられるのであろうことが予想される。コナラの木にクヌギと書いてあり、×がしてコナラと書き直されていたりして、愛護会の人たちの作業の様子がしのばれ微笑ましい。さて、写真はご存知オオスズメバチ。さされるとひどいときには死に至るという猛毒を持つ最強の昆虫である。コナラの樹皮を強力なあごで噛み砕き、甘い樹液が出るようにして餌場を確保するらしい。そうすると他の虫も寄ってきて昆虫のレストラン状態となる。ここで見たのはサトキマダラヒカゲオオスズメバチハエ類、それにコクワガタクロオオアリであった。夜にはもっと別のものが現れるのかもしれない。オオスズメバチは強力なブ~~~~~~~~ンというエンジン音を響かせ威圧するようにあたりを飛び回り、他の虫を押しのけて一番良い場所に陣取って樹液をなめる。そこにもう一頭のオオスズメバチが現れると、複眼の前の触覚のようなもの?を振り上げて威嚇し追い払う。ただ、ハエのような小さなものには目もくれない。このスズメバチとは50cmぐらいの距離で20分ほど過ごしたが、それほど怖くは無かった。ただ頭上を飛び回られたときにはそっと首をすくめしゃがんだ。急に動かない。脅威を与えない。そっと観察させてくれよな!邪魔しないから。という謙虚な気持ちで撮影した。黒いものは襲われるというので頭には海賊帽をかぶった。林内の薄暗いところだったので写真はことごとくぶれてしまい、ソフトフラッシュをたいて撮影した。どうしても夜間撮影に見えてしまう。コンパクトデジカメではしかたがないか。甘いものが大好きなこの虫は食事をしているだけなのだ。だからむやみに人を襲うわけがない。刺激しなければ。スズメバチと見ると殺してしまえという風潮があるが、大変疑問である。

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2006.06.04

ウラナミアカシジミ

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新治市民の森に久しぶりに行ってきた。今回はちゃんと双眼鏡を持って。だが鳥のほうはあまり期待はしていなかった。オオルリもキビタキももう通過してしまい居なくなってしまっているだろう。だから一年で一番面白くない季節「夏」の始まりだ。まず、池ぶち広場にマウンテンバイクをとめ、ボトルに水を詰め、顔を洗ってゆっくりと出発。大正池の前にトンボ池(仮称)に寄る。キタテハが羽を広げてじっとしていた。池の水上を大型のトンボが旋回している。黄色に青だ。予測の出来ない動きでしかもパターンを持って何度も何度も回っている。エサを捕ろうとしているのか?自国の領空を常時旋回して他国機の侵入に備えているようにも見えた。コンパクトデジカメでは歯が立たない。大正池もどきでは例の美しくないカワセミ。しばらく耳を澄ますがオオルリの声はやはり聞こえない。ゆっくりと移動しながら昆虫や植物、野鳥に気をつけて歩く。メジロがチーチー。遠くでウグイスがホーホケキョ!。ハシブトガラスがやたら多く、カララカララとうるさい。すでに森は夏の装い。葉が繁り全体に暗い。ヒメジャノメが地面で給水するのか、人の足元に絡みつくように乱舞する。あちらこちらと歩き回り、池ぶち広場で昆虫を観察する。ヤマガラが蛾をくわえて自分の方を警戒している。ニーニー。何故だ。ヤマグワの枝に降りてきてさらにこちらを見て躊躇しているようだ。はいはい、わかりました。驚かさないようにゆっくりと遠ざかり、じゅうぶん離れてから観察を続けると、しばらく警戒を続けてから、あっという間にある穴に入ってしまった。数秒後、蛾を持たずにさっと飛び出してきてエノキの茂みに飛び込んだ。があるのか?で、ヒナが居るのか?それとも卵を温めているメスがいてエサを渡してきたのか?あんなところに巣があるのか?それからしばらく待ってみたが二度目は観察できなかった。かわりにキョッキョッという鋭い声。アオゲラであろう。葉が繁っていて見つけあれる可能性は少ない。さらにホトトギスが鳴きだした。トッキョッキョカッキョク!まだ居たのか。聞けてよかった。声は野鳥、目は昆虫を追いながら長時間を広場で過ごす。イボタノキに白い花が咲き誇っていて、昆虫のレストランと化していたので、アブやらハチやら撮影する。その時キビタキのさえずりが聞こえた。おお!まだ居たのか。だが遠慮がちなさえずりで音量も小さい。だが紛れも無いキビタキだ。コゲラ、シジュウカラなどの常連も健在だ。こんな感じで11時から16時まで約5時間を森で過ごし、またまた満足して帰る事が出来た。冒頭の写真は自分としてははじめて見つけたウラナミアカシジミ。小さなチョウだ。肝心の尾状突起が見えないのが玉に瑕だが、虎のような模様は文句無しで美しい。薄暗い林内だったのでソフトなフラッシュをたいてみた。なんだか夜、撮影したように見えてしまった。

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2006.06.03

LSD

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今日は気温がやや低く、走るには絶好の日和だったので特にアイデアも無いままに午後走り出した。とりあえず鶴見川土手を下る。ゆっくり走る。そういえばシューズもソックスもだいぶくたびれて来ていて新調が必要なのだが、なんとなく時期を逃していてすでに半年以上過ぎている。毎年一足、履きつぶす計算である。新調したシューズと一代前のシューズを半々ぐらいで履いてゆく。二代前のは雨のときなどに使う、という回し方だ。とか考えているうちに鴨居人道橋を自然に渡り、左岸を下流に向かっている。体が覚えているこのコースは亀甲橋往復の10kmコース。ま、いいやそれで。ただ今日は心拍数が低く出ている。では120以下を保ってゆるゆる走としよう。
地域で一番の大木のオニグルミを過ぎ、いすずの工場脇で1.75km。この地域で唯一のカシワの木のある屋敷を過ぎる。追い抜いていったランナーがだんだん遠くなって行く。心拍数は114。キロ7分以上かけている。いいのだ遅くて。川の水位が高い。農繁期(最近あまり聞かないが)だからであろうか。曇りでもあるためか川の水が濃い緑色だ。草刈りしたばかりの土手の斜面の超低空をツバメが自由に飛びまわり大口を開けて濃密な虫密度の空間をsweepしてゆく。カルガモが低く飛ぶ。どこかにヒナを隠しているのだろうか。ゆるゆるに走ると心臓、呼吸系、全身の筋肉の負担は弱いので楽なのだが、別の意味で辛い。つまり、普通に走るよりもわざと遅く走るということは、ある最適値より低い効率で走るということになると思うのだ。普通に歩くのと、わざと遅く歩くのの違いだ。不自然に遅く歩くのは考えただけで疲れそうだろ。第三京浜手前から土手が工事中迂回路を通る。簡易の板張りの通路を上下に揺れながら走る。ここらで3.5km。NISSANスタジアムが見えてくる。遊水地あたりの堰で4km。このあたりに東名までつなげる道路が計画されている。5km地点の亀甲橋で折り返し。35’55”。向きを変えると風が止まりやや蒸し暑く感じる。土手にはいろいろな草が繁茂し始めそろそろ走りにくくなる季節だ。とにかく、息をしなくてもいいぐらいのスピードでゆるゆるゆく。キロ7分20秒ぐらい。最後までスピードも心拍数も上げずに不自然に遅く走りきった。いろいろと考えながら。普通に走るとそんな余裕はあまりないのだが。夕食が普段よりも美味しく感じた。実は結構体への負担はそんなに弱くなかったようだ。冒頭写真は土手に咲いていたアジサイ。8分咲きぐらいであろうか、このくらいの方が完璧な美しさを感じる。自分への花束と思おう。

距離   10km
タイム  72:43”
心拍数 平均118 最高129
ピッチ  平均162

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2006.06.02

エサキモンキツノカメムシ

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江崎さんが記載した黄色を背中に背負ったのあるカメムシという意味でエサキモンキツノカメムシ。これの和名を最近取り違えていたことに気づいた。「エサキモンツキカメムシ」と思っていたのだ。
江崎紋付亀虫だと。
江崎紋黄亀虫なのに。
カタカナで長々と表記された和名はなかなか意味を捕らえ難いのでこういう間違いが発生する。あー大間違いだったと。これうちのマンションの自宅玄関前で発見したもの。角亀虫のツノというのは肩パッドを入れたように突っ張った部分のこと。このツノにいったいどういう意味があるのか見当もつかない。この部分のツッパリが尖っているほど異性にもてるのか?それよりも背中の黄色のハートマークがかわいい。この部分はカメムシの特徴である小楯板(しょうじゅんばん)というらしい。一見背中が固そうだが甲虫BEETLEではない。人間様から見ると背中のハートマークが好印象ポイントだが、雄と雌が向かい合ったときにはたぶんマークは見えない。それよりも力強く突っ張った肩の張り具合にぐっとくるのだろうか。ぱっと見て臭そうな予感はしないが触る気は無い。カメムシの仲間は結構たくさんの種類が普通にみられ、美しいものが多いので楽しみである。

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2006.06.01

クスノキの花

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こうやってアップで見るとスイセンかなにかのような可憐な草花に見える。だが、とても小さい。直径2mmぐらいであろうか。小さすぎて撮影しにくく、後ピンになってしまっている。これはクスノキの花だ。そして下はクスノキの根元に落ちた花殻。今ごろのクスノキの下にはたくさん落ちているはずだ。風で吹き寄せられて吹き溜まりのようになっている。気にしていないと気づかない。そんな小さな花である。

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