マイマイガの幼虫ニ態
いわゆる毛虫型の幼虫だ。黄色地にすごく細かい黒のQコードのような斑点模様。黒と白の長いとげとげの毛は、白髪が目立ち始めた胡麻塩頭の生え際の遅れ毛のようにも見える。そして特徴的な青5対と赤6対の丸い斑点。青5対のまん中の3対目だけは少し小さい。たぶん、画面左側の青側が頭と思われる。最近とみにお世話になっている幼虫図鑑のサイトで調べたらマイマイガの幼虫ということが分かった。たぶん終齢直前幼虫。齢によってこれも姿が違うので調査は大変。しっかし、いろいろなデザインの幼虫がいるなぁと思う。黄色い体に赤丸と青丸を並べたくさん毛を生やす。ある意味この毛虫は幼稚園児が考えたようなデザインと思う。四季の森公園で触らないように気をつけながら撮影。
こういうチョウやガの幼虫時代はなにかの葉を専門に食するのだが、その間は鳥などの捕食者に襲われたときに防御力をもたない。逃げ足もない。できるのは目立たない、毒をもつ、威嚇するなどの消極的手段。威嚇というのは外見でショックを与えるあるいは気持ち悪い思いをさせる。そのうち、マイマイガは気持ち悪いパターンか。(先日のイボタガはショックのパターン)。もしかして毒があるかも知れない。あるいは毒をもつ別の幼虫に似せたのかもしれない。とにかくこいつを食うのはヤバかろうと思わせたら勝ちだ。勝ちというか生き残るわけだ、それで。負けたら即、死。弱肉強食の厳しい自然界の掟だ。だから幼虫たちの生き残るためのデザイン、文字通り恐るべしだ。
さて、もうひとつ別の毛虫を同じように調べていたのだが、なななんとこれもマイマイガの幼虫と判明。ただしこちらは若齢幼虫。齢によって姿が違うと先に書いたが本当に別物だ。これが脱皮して上の写真のように姿を変えるわけだが、何故いちいちデザインを変えるのだろうか?こちらは道志みちの駅にて撮影。マイマイガの食草は幅広いようなのでいたるところで繁殖可能なのだろう。こうやって名前を知るようになると、単に「気持ち悪い毛虫」ということで気味悪がったり殺してしまうようなことは出来なくなってくる。

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コメント
故郷の動植物のHPをつくっています。マイマイガを調べていて貴ブログに出会いました。すばらしいブログですね。是非またゆっくり見させていただきます。
投稿: kounit | 2008.02.06 15:32
kounitさんこんばんは。何かのお役に立てたのなら幸いです。広く薄くいろいろ調べてきました。冷や汗モノも多いですが。あとでお邪魔させていただきますね。
投稿: はるきょん | 2008.02.06 21:28