じゃぶじゃぶ池のアメンボ
四季の森公園にじゃぶじゃぶ池というのがある。上に小さな池があってそこから滝になっていてその下に大きな岩がごろごろしていて浅い池になっている。やがて細い流れになって大きな池に流れ込む。浅い池のあたりでは小さな子供たちがパンツを濡らしながらじゃぶじゃぶやって遊ぶ。親は芝生に座ってそれを眺める。岩に攀じ登る子供も居る。ロッククライミングの気分だ。...というか、自分の娘たちが小さいころ、よく遊びに来たところなのだ。夢中になって遊ぶ子供たちを眺めるのはすごく嬉しいことだった。ついでに自分も夢中になっていっしょに遊んでいた。自分が先頭に立って娘を引き連れ岩の上を落ちないように歩いて行き探検気分を味わったりもした。ちょっと斜めになっていて危ないような所をあぶなっかしくしかも無事に通過してゆくことこそが心躍る冒険であった。
そのころの自分と娘たちと同じような親子連れがじゃぶじゃぶ池には大勢いた。懐かしいようなうらやましいような気持ちでしばし眺めていた。そこでふと視線を落としてみると、アメンボが居たのである。そう。昔からアメンボがいた。触ると臭いらしいということは知っていて誰も捕まえようとしなかった。デジカメで写るかどうか分からなかったが、いつまでも人の子供たちを眺めているのは怪しかろうとも思い、撮影してみた。これのほかにだいぶ小さいのが居たので二種類いるようだ。これはヒメアメンボというらしい。もう一種類のは体が丸っこかったのでシマアメンボだったのかも知れない。アメンボは水生カメムシの仲間である。水面の虫をオートフォーカスのカメラで捉えるのは難しかった。
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コメント
おはようございます。
良い公園ですね。
幼かったお子さんたちとの日々、
いろいろ思い出しますよね。
私も公園や土手に散歩に行く度に
小さな子達とすれ違うと
ついその姿に振り返ってしまいます。
投稿: bikki | 2006.06.14 10:25
bikkiさん、こんにちは。
自分としては10年前とあまり変わっていないような気持ちでいつもいるんですが...こういうときに、自分が歳とったということを感じてしまいます。子供はどんどん容赦なく育ってしまいますね。あと、昔はこの滝を自由によじ登れたのですが、今はごらんのようにネットが張られて立ち入り禁止です。また、滝の岩には緑のコケがむしていて10年の年月を感じます。
投稿: はるきょん | 2006.06.14 16:25