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2006.07.19

食うものと食われるもの トラカミキリ

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近所の鶴見川土手にて撮影。ヤマグワの樹皮にさかさまにとまっていた。はじめスズメバチの一種ではないかと思い、恐る恐る徐々に近づいて撮影していったのだが、なかなか動かない。ピクリともしない。そして羽が無いのに気づいた。これハチじゃない。この時点でカミキリムシの仲間であることが直感でわかった。図鑑のカミキリのページの右端の方にあった黄色いやつらの仲間だろう。カミキリムシはおとなしいのが多い。ゴマダラもそうだったが動かない。肉食ではなく草食だからであろうか。帰宅後に図鑑を見たら一発で分かった。トラカミキリクワ類の生木を食するというからクワにとってはちょっと避けたい客だ。スズメバチに擬態するというのはたしかに効果がありそうだ、ヒトに対しては。しかし、トラカミキリあたりを捕食しそうな存在はなにか?夏の間、ヤマグワの樹皮にいるこいつらを捕食するのは。まず最初に思い浮かんだのはモズ。しかし夏の間はモズはいない。では、このあたりにいるものはシジュウカラ、メジロ、スズメ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ハクセキレイ、ツバメ。この中で樹皮にいるトラカミキリを捕食しそうなものはシジュウカラぐらいか?シジュウカラにスズメバチ擬態が通じるか?しかしそれよりも幼虫を好みそうだ。食べ易いし。だから、川の土手ではあまり捕食者はいないのではないかと思われる。この時期一番の大敵は補虫網を持った子供達であろうか。彼らには擬態は効くであろう。しかしクワの樹皮を食うとは、これまた大変効率の悪い食性だな。クワの葉とかとかもっと消化し易いものを食えばいいものを

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コメント

一つの事を深く知っているって羨ましいです。
この虫がカミキリムシの仲間とわかるなんて。
私は子供の頃よく見た、イチジクの実に集まるカミキリしか
しりません。どんなにみてもハチにしかみえないです。

投稿: shenmama | 2006.07.20 01:43

shenmamaさん、こんばんわ。こういう虫を見たらハチと思うのがヒトとして正しいと思いますよ。「一見ハチだがハチに擬態した昆虫って結構多いからなぁ。どれどれ?じっくり見てみよう」なんて我が子に教える気はありません。責任とれません(笑)。shenmama
さんのサイト見ましたよ。小さなカマキリっていいですよね。なんだか威張ってたりして。

投稿: はるきょん | 2006.07.20 21:53

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