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2006.08.07

問題です。どちらが頭でしょうか?

Imgq23289 出ました!トゲトゲの毛虫です。これまでに紹介した幼虫の中でも極め付けに気持ち悪い。小さなイソギンチャクを全身に散りばめたこれはルリタテハの終齢幼虫。これはイモムシでも毛虫でもなく棘ありの幼虫。海のナメコかウミウシか。これはいつもお世話になっている例のネットの幼虫図鑑の表紙を飾っている。さぁて、問題です。どちらが頭でしょうか?....上が頭かおしりか?よぉく見ると上側が頭ではないことは分かるであろうか。逆さにぶら下がった状態なのだ。終齢なのでそろそろ蛹化の時期なのかも知れない。上側には頭らしき雰囲気が無い。やや細くなっているし。何と言っても植物の茎にしっかりと吸い付いている部分がある。この疣足でしっかりと空着して体を固定する。下側はよく見えないが頭の雰囲気がある。ケムンパスのように明らかに頭と分かる部分が無い場合は脚を見るとよいのではないかと思う。頭側には細い足が何対かあり、尾部側には最後に太い足が一致あることが多いような気がする。このルリタテハは翌日には蛹となっていそうな雰囲気。見にいけば確認できるのだがなぁ。

さてもう一問。これも四季の森公園の水車の近くで撮影。道をのそのそと歩いていたのでこの後、脇に移動させておいた。右側にツノがあり、左側にも長いツノがある。全身が黄緑色の体には細かい小突起がびっしりありぶつぶつした感じ。黄色の細いラインが斜めに入りちょっとおしゃれにも気を使っている様子。
Imgq23348

どちらが頭でしょうか?....よぉく観察してみてください。脚を見てくださいね。そうです!右側が頭です。右側の頭には3対ほどの肢がある。腹に三対ほど、そして尾部の最後に太い吸着用のが一対。これが尾部の特徴。さて、これはヒカゲチョウの幼虫。ヒカゲチョウ(ナミヒカゲ)はいつぞやに成虫を紹介したことがあった。それもここ四季の森公園だった。成虫は目立つ所の無い地味な蝶だが、この幼虫は鮮やかな黄緑色できれいだな。

追記:もう一問!どちらが頭でしょうか?

Imgq23272

自宅近くの公園ケヤキにとまっていた黒いトゲトゲのある黄色い幼虫はヒメクロイラガの幼虫。この後、けっこうなスピードでひこひこと上のほうに登っていってしまった。このトゲトゲは硬いのだろうか?刺さるのであろうか?自分で触ってみる勇気は無いが、機会があれば何かでちょっと触ってみたいものだ。くさい臭いを出されたりするのかなぁ。怖いもの見たさってこういうこと。しかし、黄色地に褐色のまだらの斑、黄色いブツブツから出る黒いトゲトゲ。いったいどういうセンスのデザインであろうか。この写真では分かりにくいがでは頭部は上側と思われる。

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コメント

懇切丁寧な解説、ありがとうございます。
葉っぱを食べていれば前後は絶対に間違えませんよね。
オシリからは食べないでしょうから(笑)。
口があるんでしょうね、分かり辛いけれど。

ケムンパスのトゲトゲは怖いですよ。
以前、洗濯物に隠れていたのに気付かず、
着用したら見事に刺されました。
真っ赤に腫れました。ゾゾゾ~。

投稿: bikki | 2006.08.08 20:23

そうですね。口も目もあるはずなのに目立ちません。きのう3種紹介しましたが、その後もう一種出て来まして、それがヘンなんですよ。どうも頭とおしりをわざと間違えさせようというような意図を感じるんですよ。チョウにも同じような例がありますがそうやって頭を守ろうとしているんでしょうかね。たかがイモムシですが侮りがたしです。

投稿: はるきょん | 2006.08.08 20:44

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