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2006.09.18

芸術的デザイン ホソバシャチホコ

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9月16日の四季の森公園にて。デーニッツハエトリと戯れていたところふと目にとまったのが、小さな白っぽいイモムシ。ぱっと見、特に特徴は無いようだったので4~5枚撮影してハエトリに戻ろうとしていたとき、元気な声がかかった。「何みてるんですかぁ?」幼稚園ぐらいの男の子が近寄ってきた。夢中になっていると回りが見えなくなるのでちょっとどっきりした。「イモムシがいるんだ」これこれ。と見せてあげたが、あまり興味を示さない。しかし、手に持ったプラスチックの棒であっという間にイモムシを叩き落としていた。おおっ!何ということをする。イモムシは竹の柵の下の段に引っかかっていた。「これ、毒を出すから気をつけな」と言ってやったら急に腰が引け向こうへ行ってしまった。まったく!イモムシはちゃんと生きていてどこにも怪我は無いようだった。すると、家族と合流したらしい坊主が「ありがとうございました!」とでかい声で叫んできた。親に礼を言うよう言われたのだろう。だが、素直に従うところが可愛いではないか。腰のところで小さく手を振ってやった。本能のままにやんちゃをする男の子を持つと大変だろう。うちは女の子二人だったのでこういう困る経験はほとんど無かったが。思えば自分も子供のころは多くの虫を殺してきたように思う。エンマコオロギをたくさん捕まえてきて死なせたり、オタマジャクシを大量に撮ってきてそのまま死なせたり、モンシロチョウをたくさん捕まえてきては死なせたりした。オタマジャクシの時は後始末が大変だった。

さて、帰宅後PCで再度観察してみてびっくり。単に白っぽいイモムシと思っていたのがご覧の通り、非常に複雑で細密な模様をしている。人がペンで描いたデザイン画のようでもある。特に右側の部分はイモムシが描かれているとしか思えない。なんだか和風なデザインにも見える。ちなみに左側が頭。右端には尾脚が見えている。これはホソバシャチホコの幼虫。全長は3cm程度だったと思う。芸術的なデザインと認めよう。あ、そうそう。あの男の子がもっていたプラスチック棒は四季の森公園北口にある自販機で売っているアイスの軸だった。自分もよく帰りがけにイスに座って食べたことがあるから分かる。

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