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2007.02.21

ムクロジ@川和町森会館

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Imgq29024_1 横浜市指定の名木・古木というリストがある。古く立派な樹ばかりらしく、「樹齢660年のアカガシ 港北区篠原町 八幡神社」などの文字列を見ると、妄想が涌いてきてはるか昔を想像してみたりすることになる。人間の寿命を何倍も凌駕する樹の生き様を思い浮かべるだけで、なんだか人の作ってきた歴史がちっぽけなもののようにも感じられる。

さて、今朝はヤボ用のためにママチャリをこいで鶴見川土手沿いに市ヶ尾に行き、その帰りがけにリストに載っていた樹齢220年のムクロジを見によってみたのだ。それが上の写真。樹高15mほどの落葉樹。横にはあまり広がらず上方志向が強い樹皮は白っぽい。枝先には淡褐色の丸い実がたくさんなっている。

あっこれだ!と思った。うちの近所にあった樹でどうしてもその名前が分からなかった一本。ムクロジだったのか。以前悩んでいたものがすっきりと解消したこの快感。探して調べて悩んで分からなかったことを仕方なく溜め込んでいても、このような瞬間がやがて来ることで一気に解決だ。嬉しい。しかし、ハイテクパーク入り口にあったそのムクロジは昨秋に切られてしまった。

地面を探すと直径2cmぐらいの丸い実がたくさん落ちていた。これこれ。同じだ。飴色でやや透明がかった実。樹皮はケヤキそっくりのはがれ方をしている。ムクロジは愛用のガイドブック「葉で見分ける樹木」には掲載されていなかった。家に置いている「葉実樹皮で確実にわかる樹木図鑑」(長い!)には掲載されており、実の皮が石鹸代わりに使われたらしい。いまどきそんなことをする人はいないとは思う。樹齢220年のせっかくの樹木ではあるが、横浜市指定名木・古木の立札は無かった。どうしたものか。すぐ近くを来年開通する地下鉄の工事が進んでいた。小さな祠の敷地内にあるためむげに切られるようなことはないと思が、大切にして欲しいものである。

ムクロジ科ムクロジ属ムクロジ 無患子 
葉は偶数羽状複葉、全縁、落葉。雌雄同株。6月に小さな花を咲かせるという。

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