林床の花ばな@新治市民の森
日曜日の朝飯前に行ってきた新治市民の森ではウワミズザクラの花をよぉく観察できずにフラストレーションが溜まったのだが、その代わりにいろんな草花を見ることが出来た。そのうちいくつかを紹介する。
スミレ。何スミレというのかは不明。やや薄暗い林床に下を向いてひっそりと咲いていた。湿っぽい地面に這いつくばってなんとか横から撮影したが、その姿勢の辛いこと(泣)。首は痛いわ、液晶は見にくいわ肘は濡れるわ、ぶれまくるわでもう大変(笑)。すぅっと伸びた薄紫の茎の先がくるっと下を向いて濃い紫の花をさげている。いい雰囲気だった。こういうものを踏まないように歩かなくてはいけない。
こちらは今にも咲きそうなフデリンドウ。開きかけのアサガオを思い出した。似てないか? こちらも背の低いものゆえ無理な姿勢をとらざるを得なかった。ほんの小さな葉が数枚。その上に葉に対して異様にでかい花をどんとつける。アンバランスこの上ない。小さな葉は下手をすれば落ち葉から顔を出せない位置にあり、光合成どころではないと思うが。当方の心配もどこ吹く風、こちらもいい感じだ。
ヒトリシズカ。素敵な響きを持つ名前。姿を見て、花の部分をじっくり見ていたらなにが何だか分からなくなる。う~~~ん.....それで君はいったい何なの?それは花なのかい?どうしちゃったの? 図鑑で調べると、白いもやし状のものはおしべで、一本のおしべが三つに分枝しているという。そういわれればそう見えなくも無いが。名前がいい割にはちょっと奇妙な花。
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コメント
はじめまして~
ヒトリシズカ好きです
はじめて実物を見た時は感激しました
しっかし
もやしと言われれば確かに見えなくもないです
すばらしい観察眼に嬉しくなりました
これからも笑わせてくださいね
投稿: エフ | 2007.04.19 21:49
これらの写真を這いつくばって撮ったんですね、お疲れ様でした(笑)。
植物の名前は命名のセンスが面白いですよね。
それにしても横浜のはるきょんさんのご近所は
都会と思えない自然が残っていてうらやましいです。
投稿: bikki | 2007.04.20 13:34
エフさん、いらしゃいませ。いろんな自然に対して興味を持ち、目を凝らし、妄想に近い想いをはせるはるきょんですが、まぁ楽しんでください。自分は福岡、妻は長崎出身。東海道を何年もかかって走破中なので長崎街道と聞けば食指が動きましたよ。ピクンと。そちらにも時々見にいかんば(笑)。
投稿: はるきょん | 2007.04.20 21:47
bikkiさん、こんばんは。そういわれればそうですね。横浜のチベットなどと言われるような緑区ですからねぇ。港横浜とはちょっと離れています。ま、自分としてはいいところと思います。新治、四季の森、鶴見川などがなかったらどうしていただろうか?想像もつきません.....横浜の田舎ですが、いいところに住んでいるわけですねぇ。再認識しました。ありがとうございます(笑)。
投稿: はるきょん | 2007.04.20 22:01