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2007.06.10

コフキゾウムシ@鶴見川土手

午前中、鴨居原市民の森に観察に出かけたのだが着いたとたんに雨が降り始めた。森の中ゆえ、多少の雨はなんでもない。だが下り坂の天気を予期したのか虫たちはほとんど姿を見せない。死んで落ちていたコガネムシを撮影していたら、生きている蚊の♀が現れて自分から血液を盗んでいった。それだけならまだしも痒みを残していきやがった。俳句で言うところの季語「初蚊」だ。しばらくは小雨の中、うろうろと虫を求めてうろついていたが、だんだん雨が酷くなってきたので森の中で一番葉が密に被っている場所を見定め、雨宿りをした。空が黒くなってきた。まずいことに雷も聞こえてきた。黒王号まで走って、とっとと帰るか。小ぶりになるまで待つか.....もう少し待とう。これが間違いだったと後で思うが。しばらく待つ間、双眼鏡でコナラの上の方を観察したり、キビタキ?らしき鳴き声のした方を探したりしていた。だが、雨は激しくなるばかり。雨は頭上のコナラ、ヒノキの葉を通してボタボタと落ちてくるようになる。デジカメを濡らしてはならじ。ウェストバッグを探るとビニール袋が見つかり中にしまいこむ.....濡れたTシャツが冷たくなってくる。革靴の濡れ方が酷くなってきて中にしみてきた。雷は遠ざかってはまた近づいてくる。やばいぞ。上から水が川のように流れてくる。髪を手で逆さになで、雨を飛ばす。
もうやみそうに無いと決心し、鴨居原市民の森北地区の入り口まで走る。ちょうど空いた屋根つきの車庫があったので勝手に雨宿りさせてもらう。屋根のありがたさをしみじみ噛みしめる。約30分ほど待つうちに、黒王号まで走って連れ帰る。ホコリがすっかり流されて綺麗になっていた。さらに待っていたが小ぶりになる気配が無いので諦めた。大雨の中、黒王号で走って帰った。雨除けをつけてないので後輪が跳ね上げる水しぶきがお尻にもろにかかる。道路は水で溢れ、大変な状態になっていた。体が震えた。寒い。約2kmを慎重にかつ急いで帰宅した。あ~~~~~~大変な目にあった。普段の行いのせいであろうか。暖かいシャワーが心地よかった。
Imgr4045
さて、雨が上がった午後、鶴見川土手の散策をしてみた。午前中の雨で葉が濡れている。クズが伸びてきていた。文一総合出版から出た「食草・食樹ハンドブック」に掲載されていたクズコフキゾウムシによる食痕の写真を思い出し、眺めながら歩いていると、まったく同じような葉を発見。葉の周りだけを食い荒らしたような食痕だ。よく見てみるとコフキゾウムシがわさわさいた。落ちるであろうからと思い、葉の下に左手を広げておいてから右手で撮影した。予想通り数頭がぱらぱらと収監とあいなった。交尾中のものがそのまま落ちていた。メスの方が大きいようである。横から見ないと面白い顔がわからない。緑色の粉を吹いているが個体によって黄色っぽいものから緑色の強いものまで色合いはバリエーションがある。複眼は黒くかっこいい。今から思えば、甲を少しこすってみて粉が落ちるかどうか調べてみればよかった。これ次回の宿題としよう。6月10日、鶴見川土手にて。

Imgr4048

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コメント

こんばんは♪
そうか~「初蚊」は季語かと真面目に
受け止めましたがひょっとして初夏のジョーク?

コフキゾウムシ体の縦じまがキレイです
彫ったように見えます
横顔はなに見てんのよと言ってませんか

先日雲仙で揺籃の木がありました
10個くらいぶらさがってました
しかしほかの事に気を取られて写真を撮るのを
忘れました
もう一度あの場所に戻りたい~

投稿: エフ | 2007.06.10 20:55

「蚊」でしたね、季語は。初蚊は冗句としておいてください(笑)。ゾウムシはなんだか彫刻のような顔立ちと思いました。

コナラ下 初蚊おあわせ 指痒し

投稿: はるきょん | 2007.06.11 13:54

こんばんは♪  

足にきてはなれてよって蚊のダンス

いや~難しかった「蚊」のお題
ってお題じゃなかったですね
失礼しました

投稿: エフ | 2007.06.12 21:37

俳句を考えるのもなかなか新鮮でした。心のあるイメージにあう言葉を探し選ぶというのはちょっとした頭の体操ですね。

投稿: はるきょん | 2007.06.13 18:27

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