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2008.04.30

しゃがうし@四季の森公園

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このシャガは 俺のものだと ウシカメムシ  (字余り)

ウシカメムシは正月から目にしているので一年中見ていることになる。林床に楚々と咲き並んでいるシャガを見ていたら花弁にとまっていた。シャガの花びらの模様は純白の地に青紫の斑点と黄色が並び絶妙なデザインである。花びらの縁がぎざぎざして複雑な形をしている。真ん中にあるおしべ状のものはいったい何であろうか。ふだんは園芸品種的美しさのある植物(ヤマブキとかも)は敬遠して興味を示さないのだがウシカメムシのおかげでじっくり見ることが出来た。10日も前のことになるが。4月20日、四季の森公園にて。

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2008.04.29

HARD NEWS by JEFFERY DEAVER

Imgq25290_2 リンカーンライムシリーズでおなじみのジェフリーディーバー初期の作品(1991年発行)。runeシリーズ第3作目。ハチャメチャの若い女性runeは今度はニュース局の著名アンカーウーマンに自分の特ダネを売り込みに行く。ネタは刑務所に服役中の囚人の無実。彼女独自の調査により無実を信じたruneは持ち前の行動力と執念と根性と度胸とそして野望で真実を切り開いて行く。やり手のニュースキャスターとのやり取りがすこぶる面白い。プロ対素人の対決。一本のニュース特集は11分程度だが、それをまとめるのにどれだけの調査とインタビューと映像を用意し真実をあきらかにする必要があるのか、事実はどこまでウラをとり確認しなければならないのか。事実にもとづいた原稿を書き推敲に推敲を重ね、映像を編集してこれまた推敲に推敲を重ね、やがてキャスターのしゃべる映像を撮影し、秒単位で編集しまとめるという作業....。これがどれほどの努力が凝縮されたものであるか実によく分かった。(ただ実際すべての現実のニュース特集がこうであるかどうかはかなり疑問ではあるが)。この囚人が殺したとされる被害者が誰であるかが判明するあたりから陰謀のにおいがしてくる。広範はお得意のtwistにつぐtwistでちょっとそれはないんではないかい?と思うようなひねりがあったりする。最後はかなりcatastropheを満喫することが出来た。この作品ではルームメイトが置いていった3歳の女の子の世話をしなければならなくなるという話がいい味を出している。育児の日米の違いがよくわかる。日本でなら確実に叱る場面で、そうしないんだな、これが。子育てに困っている人に対する社会のケア体制の充実ぶりもアメリカ社会の現実を垣間見た気がする。この作品はニュース局の裏側を描いた部分がアーサーヘイリーっぽく、悪いやつにとっつかまって危機一髪というスリス・サスペンスの部分がリンカーンライムシリーズっぽい。大変楽しむことが出来たので星は5つあげることにしたい。
あそうそう、じゃじゃ馬女runeとセレブのアンカーウーマン suttonのやり取りもなかなか面白かった。runeの口癖 like  とか kind of とか sort of などとにかく曖昧にぼかす若者言葉が気になるsuttonだ。プロとして厳しく鋭く曖昧さを排除したいsuttonだが、最後には徐々に感化されてゆき、思わず同じような言葉づかいをしてしまうのが可笑しかった。

評価:★★★★★
US $7.99
ISBN 0-553-58329-8
HARD NEWS by JEFFERY DEAVER
1991

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2008.04.28

アカハラゴマダラヒトリ@新治市民の森

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新治市民の森のあるビワの樹を見ていたら真っ白い蛾がいた。純白といいたいところだがややミルクがかった美しい色だ。胸から頭にかけてふわふわの毛皮マフラーをしているようにも見える。なかなか上品な蛾である。翅に小さな黒斑がある。にくいワンポイントだ。ひとしきり観察・撮影したあと、トンボが出たのでそちらに移った。そのあと別の場所に移動したりして半日過ごし、帰り間際に再度寄ってみたらまだ同じところにいた。また撮影していたら近寄りすぎてビワの葉から落ちた。飛んだのではなく落ちた!下草の間でもがいているところを見るとなんと腹が真っ赤でぎょっとした。正確には腹の上面が赤い。腹の下綿には小さな黒斑があり、黒い複眼、黒い脚とあいまってなんとも素晴らしい配色ではないか。よく見ると第二脚の裏側も赤いようだ。腹がふくらんでいるのでメスだろうか。これから名前を調べようと思う.........
手持ちの図鑑を調べたらあっさり判明した。特徴がわかり易かったからだ。ネットで調べてもまったく同じような写真をいくつも見ることが出来た。アカハラゴマダラヒトリ。初見。アメリカシロヒトリという蛾は何故か有名だが、その仲間のヒトリガ科。4月26日、新治市民の森。

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2008.04.27

ヨツモンクロツツハムシ@四季の森公園

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午前中に買出しに行き、昼から天気が回復したので午後遅くに四季の森に出かけた。池をまたいで大きな鯉のぼりが風にはためいていた。あぁ、もうすぐ端午の節句なのだった。トンボが出てないか気にしたが見つけられなかった。アシ原ではカエルがケロケロとうるさく鳴き交わしていた。何ガエルなのか突きとめたくて肉眼と双眼鏡で相当ねばって探したのだが結局は姿を見ることは出来なかった。いったい何故?水中で鳴いているわけでもないはずなのに姿が見えないとは。ちょっと凹んだ。朝少し気温が低かったので昆虫の出は弱含み。その中でたぶん初見と思われるものがこれ。ヨツモンクロツツハムシ。黒い体に鮮やかな山吹色の斑が四個。甲には縦筋がある。頭部はテラテラと光る。細い触角がやや長い。小さいけれどデザインがはっきりしていて斑の色や数で識別できるのと形的にかわいいのと撮影し易いのでこのあたりのハムシは好きである。
下はクロウリハムシの交尾。当事者たちは雌雄をもちろん識別しているわけだが、人間の眼から見て識別は可能なのだろうか。例えば頭部だけ見てオスメスの判別できるのだろうか....クロウリハムシは卵を土中に産み、幼虫は植物の根を食べるという。成虫になるとウリ科植物の葉を食べるので害虫呼ばわりされているらしい。農家にとってはやっかいものなのだ。
ウワミズザクラの花穂はもう盛りを過ぎ色も褪せますます目立たなくなっていた。ショウブはなんだか今年も元気が無いようだった。大丈夫か?ショウブ園のピンチか?
4月27日、四季の森公園。
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2008.04.26

シオヤトンボ@新治市民の森

連休初日は今ひとつ天気が冴えなかったが、朝から新治に向った。先週初トンボとしてオオカワトンボを見たが、今日はどんなトンボに会えるだろうかと楽しみだった。
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さて大正池のそばで見つけたトンボはシオヤトンボだった。お気に入りの場所にとまって温まっているようだった。体をべたっと下につけたようなとまり方である。腹の幅が広くうすっぺらな感じ。黄色い体に黒い筋がある。翅の根本に少しオレンジ色がある。いけぶち広場では別のシオヤトンボがいた。一番下は♂かもしれない。腹が既に白くなっている。翅の付け根部分の模様に個体差があるのが解る。上は明確な×印がふたつあるが、下はそうではない。シオヤトンボ以外にはオオカワトンボを一頭見ただけで他には見られずちょっと寂しかった。4月26日、新治市民の森。
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2008.04.25

マヒワとノスリ@新治市民の森

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先週土曜日の新治でのこと。前の週に見たマヒワがまたいた。今回は高木の頂上付近に群れて賑やかに囀っていたので声で気づいた。明るい空がバックなのと遠いのでちゃんとした写真が撮れなかったがとりあえず存在がわかる程度。時折り飛び立って周囲を飛び回り元に戻るという行動を何度かしていた。数は20程度。そろそろ渡ってゆくのだろうか。それから少しばかり期待していた鳴鳥キビタキオオルリはまだ聞こえなかった。下はノスリ。いけぶち広場上空を旋回していた。羽がぼろぼろだった。4月19日、新治市民の森
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2008.04.24

香る生活

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人さまにいうほどのものではないが、eau de toiletteを5本ほど持っていて、控えめに使用している。だが実のところ使っているのはそのうち2種類だけで後の3本はたぶんもう使うことはない。いずれもポピュラーなものなので誰でも知っているようなものと思われる。
先日何かの拍子で、ある和風香水メーカーのネット通販を見つけ、内容を読んで見るとなかなか興味深く感じ、さっそくサンプルボトルを注文してみた。だいたい店頭でちょっとテスターで香りを確かめて買うということがいかにあてにならないかを何度か身に沁みていたので、1mlとほんの少しではあるがサンプルボトルでこころゆくまで試してくださいという姿勢が気に入った。実に良心的である。50種類もある中から男性でも使用可能なものなどを、商品説明の文章を慎重に何度も読んで想像をめぐらして5種類選び、ネットで注文したのだ。送料はたったの80円という格安のメール便を利用するので、5本のサンプルがたったの970円で手に入る。(サンプル一本が178円である)
さて香水はつけた瞬間に香るトップノートと、しばらくして長い時間に渡って香るミドルノートと、忘れた頃に香るラストノートがあり、かなり違った味を楽しめる。店頭で確かめられるのはトップノートだけなので、それだけで決めること自体がそもそも無理がある。
今回選んだ5つの香りはそれぞれに特徴のあるもので、青山路沈香月桃for Mensミラージュという素敵な名前がついている。自分的分類では青山路は渋いメンズ、沈香はお寺系、蛍は女子中学生系、月桃はちょっとクセのあるメンズ、ミラージュはちょっとセクシーな?メンズ系ということで落ち着いている。朝、手首の裏側につけて出社し、昼頃にはもう香らなくなるものもあり、夕方まで香るものもある。夜、風呂上りにまたつけて朝、どういう香りが残っているかを調べたりしながら5種類をあれこれ選んでは楽しんでいる。最初は手首の内側だけにつけていたのだが、足首につけるとときおり遠くからふわっと香り、より客観的に感じることが出来ることを知った。また、一番最初のファーストインプレッションは、本当に一度だけのものであり、何度もつけているうちに自分の感じ方も変わってゆくということを実感している。一瞬の香りだけでも無限に広い世界があると思うが、さらに時間的広がりまである。この無限の香りを嗅ぎ分けて、新しい香りを創りだす調香師という職業はまったくはかり知れない世界と思う。色には3原色があり、その組み合わせとその割合で無限のバリエーションがあるけれども客観的に再現できるが、香りにはそういうよりどころがないので表現も難しくどうしても主観的になってしまい、再現は甚だしく困難であろう。
ともあれ二週間を過ぎ、5つの香りを大体解ったような気になってきた。もうしばらくこの5つを楽しんでから、さらに5種類ぐらいのサンプルボトルを追加しようかと思う。そして10種の中から一番のお気に入りを選んでから30mlの通常サイズのボトルを注文することとしたい。こういうささやかな楽しみではあるが、生活を豊かなものに感じている。
ご参考までに武蔵野ワークスをリンクしておく。
「香る生活vol.9」という小冊子が一緒に送られてきたのであるが、これが実に力の入った冊子で、読み応え十分だった。驚いたことに全部社員で書いたものだという。この会社の人たちがいかに熱心に仕事に取り組んでいるのかという熱い雰囲気を感じてしまった。また、香水の周辺領域を含めたかなり専門的内容が記載されていてとても興味深かった。あまりprofitableな業界とは思えないが(失礼!)、専門家の心意気をもってしかもユーザに良心的でいて、応援したくなる。いわゆるブランドものの香水はグローバルな製品で全世界でたくさん売れるかもしれないが日本には日本独自の香りがあるわけで、別に反グロ-バリズムを主張するわけではないが、日本独自の香りをフィチャーした香水にはぜひ頑張って欲しいと思うわけである。世界中で何十万人もが自分と同じeau de toilletを使っているのは、いや電車の中で同じ香りをする人がいるのはどうもこころ穏やかではない。出来れば誰も使っていない自分オリジナルのものを選べればいいが、この会社ではそれも可能である。冒頭の写真はサンプルボトル。ぱっと見て内径0.6cm高さ4cmぐらいの小さなボトルである。
おまけはフデリンドウ。4月12日、新治市民の森にて撮影。
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2008.04.23

チューリップ満開@横浜スタジアム

いつの間にかツツジが咲きそろい、クスノキの常緑の葉が落葉して世代交代を始めている。クスノキの一枚の葉の寿命がどれくらいのものであるのか知りたいと思った。約1年なのか、2年なのか、あるいはそれ以上なのだろうか。古い葉が落ちてスペースを空け、そこに新葉が出てきて全体として新陳代謝が進むというわけだ。どこかのクスノキの葉の何枚かにに取れないようななんらかの印をつけておき、いつまで持つかを調べるということをしてみようかな........あ、いや、すぐに忘れてしまうだろう(笑)。

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先週火曜日。道志水源林ボランティアの集合場所である関内くすのき広場横浜スタジアムのすぐ近くである。朝7時半ごろ早めに受付を済ませ、荷物をバスにおいてからチューリップを見に行く時間が取れた。昨年の見たはずだが様々な品種のチューリップが咲き乱れ、素晴らしい光景だった。あちこちでチューリップが切られるという事件が発生しているが横浜ではそんな心配はなかった。周りは朝早い勤め人たちが興味無さそうに(毎朝見てるもんね)足早に職場へ向っていた。そんななかデジカメをもって見とれていた自分はかなり場違いな存在だったかも。
下はくすのき広場のベニバナトチノキの花芽。今ごろは咲いているに違いない。わざわざ見に行くほどではないが、満開を見たいなぁ。4月15日、横浜公園。
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2008.04.22

道志水源林ボランティア報告#18

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15日(火曜日)に平成20年度初回の道志水源林ボランティアに参加した。もうかれこれ4年目、通算18回目となった。今年から変わったことが2点ある。まずは支給されていた弁当がなくなり、持参するようになったこと。だいたいは大きなおにぎりが3個ぐらいと唐揚げとかクレソンとかタクアンなどのおかずというややガテン系の弁当だった。道志村の民宿に発注して約100個を調達していたようである。その弁当の内容について文句を言う参加者が少なからずいた。ボランティアなのに弁当が出ること自体がちょっと恵まれすぎかなと思っていた自分としては、そういう参加者の気が知れなかった。来年NPO法人化をめざすため経費を削減してゆく一つの方策かと思う。2点めは間伐の現場が変わったことである。これまでは旧唐沢小学校の裏山で作業をしていたが、この区域の間伐が済んだということで、今年からはそこから500mほど西の地域となった。横浜市スポーツ公園という施設で着替えをし、その裏にあるストックヤードで道具を受け取り、その裏山一帯を対象とすることとなった。また、来年のNPO法人化を実現するため、独自財源として会員からの会費を徴収する方針で、その額をどう設定するかで大いに悩んでいるということだった。というわけで来年からはいくばくかの会費を払うことになりそうである。

さて、その日は新しい現場であるため、まだ現地への道の整備が追いついておらず、各斑から希望者を募って道作り斑を編成することとなった。それがバスの中で発表されたわけだが、これまでさんざん間伐作業をしてきた自分としては新しい作業をやってみたい思いが突然もくもくと湧きあがり、道作り斑に志願してしまった。というわけでその日は一本の樹も切らなかった。

大鋸やハシゴ、ロープの代わりにクワを持って現場に向った。作業内容はだいたい次の通り。①スギの林床にルートを決め、②落ちている落葉や枯葉、枯れ枝などを取り除き、③幅1mになるように山側を削り谷側に土を盛り、④山側がやや低くなるようにして整え、⑤必要なら丸太を使って土留めを作り、⑥また適宜、丸太を敷いて水抜きを作り、⑦最後に土を踏み固めて道を安定させる。というものである。

こんな作業したこともないのだが、指示されるがままに頑張って作業をし始めると、これが結構ハードな作業なのだ。なんせ、間伐作業のような「待ち」がないため一心不乱にやると休みなしとなるのである。またクワを前後に動かす動作となるためどうしても腰を曲げ伸ばしすることとなり、しばらくすると腰が痛くなった。だがしかし、作業はどんどん進み、自分の持ち場が終わるとルートの先頭に移動して作業に励むということになる。約10名で一本のルートを作業していくと自然とだんだん分業体制ができてきて、ルートの先頭では2名程度が落葉や枝を取り除き、中の5名程度が土を削り盛り、平坦にし、最後3名程度で踏み固めたり、土留めを作ったりするという具合である。なんだか地下鉄のトンネル堀りの掘削マシンになったような気がした。
皆へろへろしながらも進捗状況が目で見て分かるため、やる気が湧いたためか頑張りとおし、思った以上に作業がはかどり、想定していたルートを超えて作業が進んだ。午後にはだいぶ要領もよくなり、時折り出来た道をワザと何度も往復して踏み固めながら休んだりした。この道は後で杭や板を使った土留め、急な場所では階段をつくったりして完成するのだという。間伐作業が終わって戻ってくる各斑のメンバーが道が出来ていることに驚いてくれてなんだか誇らしい気持ちだった。
新しい林分はほぼスギ林のようであった。昨年までの現場よりも明るい林で、状態はかなり良いと見た。昼休みにあたりを観察して廻ったがめぼしいものはまったく見つからなかった。クモも昆虫もヘビも見なかった。道志村は横浜市よりもひと月ほど春が遅いようで、桜がまだ満開になっていなかった。道の駅ではツバメが巣を作った直後のようだった。その日は天気が素晴らしくよく、温かくて、作業にはこの上なく絶好の日和であった。4月15日。山梨県道志村。

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2008.04.21

ホホジロアシナガゾウムシ@四季の森公園

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四季の森公園で見つけたホホジロアシナガゾウムシ。長く太い第一脚で竹にがっしりとしがみついていた。一見木の実か何かにしか見えないが私の眼を誤魔化すことは出来なかった。こげ茶色でほおと尾部が淡色。太く先が丸い口は先がテカテカしている。口の根本にある眼は黒い。口の途中に折りたたまれた触角がある。たぶん初見。
下はおまけのアカキン幼虫。アカスジキンカメムシのたぶん5齢幼虫。これを見てデカイ!と思った。今シーズンは美しい成虫を目にすることが出来るだろうか。4月20日、四季の森公園。
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2008.04.20

エグリトラカミキリ@四季の森公園

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天気がよいという予報に反して日が差すことはほとんどなく風が冷たい一日だった。四季の森公園では葦原でアシが伸び始めていた。カエル(何カエルかは分からなかったが)がゲコゲコあちこちで鳴いていた。他の下草(ひとつひとつ名があるのだが、申し訳ない>下草)の葉が伸び始めていてスミレはだいぶ目立たなくなっていた。たぶんオオタカコサギを捕食した痕があった。真っ白い羽や羽毛が産卵していた。近寄ってよく見ると血が残っていて凄惨さを感じた。今朝の出来事だったものと思われる。
さて今日は昆虫達の活発な活動をいろいろと見ることが出来た。この大開脚カミキリはたぶんエグリトラカミキリ。似た種類が多いので確信はないが。脚がすらっとしたカミキリだ。新治では何度も見たが四季の森では初めてかもしれない。動きが速く一瞬たりとも止まることを知らず何を探していたのだろうか。
下は全身黒いカミキリ。甲に細かいしわしわの凸凹があり目立つ。脚の腿節がふくらんでいて力強い感じがする。脚は長くない。触覚は短い節がたくさんあり長く、体長と同程度。ところが図鑑をいくら調べても、該当する種がみつからない。一番似ているのはミヤマクロハナカミキリだが、ハナカミキリ的体形(肩幅が広く腹に向って細くなっていく菱形体形)とは異なる。他にはトドマツカミキリが全体の印象は似ているが触角の長さがこんなに長くない。というわけでもう暫くは和名は調査中ということにしておきたい。4月20日、四季の森公園。追記:ヒメスギカミキリと判明いたしました。通りすがりさん、ありがとうございました! 2009/3/22
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2008.04.19

オオカワトンボ♀@新治市民の森

今日は午前中はララポートに買出し。ついでに久しぶりにガソリンを入れた。124円だった。午後から黒王号で鶴見川、恩田川、梅田川をさかのぼって新治市民の森へ行った。今日のテーマはトンボと鳴鳥だ。そろそろトンボが出始める時期だし、オオルリやキビタキがわたってくる頃なのだ。トンボではオツネントンボ、シオヤトンボ。もしかしたらクロスジギンヤンマあたりが見れればラッキーだ。ただ、このところ雨が多く気温が低かったりしたのであまり期待はしていなかった。
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水辺のポイントに居座り、肉眼であたりをそっと眺め回す。しばらく待っているとトンボが飛んできた!緑色に輝く細いトンボだ。草の上に降りた。少し後ろに下がり3mの最短焦点距離に身を置き双眼鏡で観察する。おお!今年の初トンボはなんとオオカワトンボだった。翅には真っ白い♀のしるしがある。きらめくようなメタリックグリーンが美しい。しばらく観察してからゆっくりと近づいてみた。トンボから見て自分が近づいているように見えないように、近づくにつれて身を縮めてゆく。ゆっくりゆっくり。1.5mまで近づいたとき、後ろから別のトンボが飛んできて足元にとまった。驚いて動きを止めた。しばしじっとして肉眼で見るとこれもオオカワトンボ♀だ。撮影の対象をこっちに代えよう。トンボから目を外さずに超スローモーションでしゃがむ。そっとデジカメをセットし撮影する。息を止めて。何枚もシャッターを切る。風が強くて、乗った草が大きく揺れる。突風で体の向きが変わった。しばらく撮りまくり、もういいだろうとそっと離れた。今年の初トンボだったがか~な~り~堪能した。だがトンボを目にしたのはこの日これっきりだった。4月19日、新治市民の森。
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★追記 4/27
http://seitaien.exblog.jp/5946038/
を参考にしてカワトンボの識別点をまとめまてみた。

ニホンカワトンボ(旧オオカワトンボ、ヒガシカワトンボ)
1.複眼の幅が胸ほど無い
2.メスの斑紋がやや長い
3.翅先の丸みがやや尖る
4.翅の中ほどに不透明斑がある

アサヒナカワトンボ(旧ニシカワトンボ)
5.複眼の幅が胸と同じ(頭部が大きい)
6.斑紋が小さい
7.翅先が丸い
8.不透明斑が無いか小さい
9.全体に小さい

自分の記事の写真(メス)とエフさんの記事の二枚目のメスの写真を比較してみた。
複眼の幅と胸の幅については自分の写真では胸よりも頭部の幅が広いように見える。エフさんの写真では同じぐらいか。
斑紋については、両者の違いがわからず同じぐらいに見える。
翅先の形状については.....これも同じぐらいに見える。
不透明斑については、自分の写真では見当たらず不明、エフさんの写真では翅のまん中ほどに白く見えるのがそうでしょうか。そうなら「ある」ということになる。
全体の大きさは比較不能。
......全体の印象ではほとんど同じだがあえて言うなら自分の写真の方は比較的胸が細いような気がする。
とするとどちらかというと自分の方がアサヒナっぽく、エフさんの写真の方がニホンっぽい????

外見では見分けられないという説もあるので、この二個体の写真だけでは不明としかいいようがないようだ。今後、またカワトンボを見る機会があったらこの識別点を意識して撮影してみたい。

なお、http://seitaien.exblog.jp/5946038/で紹介されているアサヒナの写真を見ると、やや腹が細いように見える。自分のもエフさんのも腹が太いように見える。

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2008.04.18

アミガサタケとウラシマソウ@四季の森公園

 容赦なし 新緑襲う 春嵐

今朝は凄まじい風で、傘が壊れそうになったため、傘を閉じて駅まで歩いた。タオルを持参していたため駅で雨を拭く事ができ、なんとかなった。家の近くにあるウワミズザクラの花穂が開き始めていたのを確認したばかりなので、なんとも罪な嵐だった。明日かあさってはウワミズザクラを観察したい。
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先週土曜日の四季の森公園では思いがけずアミガサタケを見つけた。最初、妙に人工的造形のため、スポンジ?が落ちているのかと思ったのだが、しばし観察してアミガサタケであると認識するに至った。初見。しかし触った感じもキノコっぽくなく感動度は低かった。奇妙なキノコである。
下はウラシマソウヒトリシズカシマヘビを見たあたりで見つけた。しかしこれも奇妙な植物である(笑)。
4月12日、四季の森公園
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2008.04.17

カシワクチブトゾウムシ@四季の森公園

おとといの火曜日、有り余る年休消化のため、いや、横浜市の貴重な水源林の水源涵養機能を高めるため道志水源林のボランティアに行って来た。内容は別途報告するとして、今日はとにかく腰が痛くて一日中ケンシロウのごとく「あたたたた」などといいながら過ごした。右ふとももの裏側も、それから両手の親指の付け根も筋肉痛である。頭が腰の垂直線上にないと腰が痛むのである意味、姿勢よくすごした。顔を洗うのと歯を磨くのと床からものを取るときにえらく苦労した。若いころにぎっくり腰になったときのことを思い出した。
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四季の森公園での恒例の竹柵検索はだんだん実りの多い季節になってきた。この小さなゾウムシは地味で現地ではまったく分からなかったが、図鑑によるとカシワクチブトゾウムシらしい。触角が根本から途中まで曲がっていて特徴的な形をしている。甲を開き気味にして逃げようとしていたのか。結局最後まで飛ばなかった。下はおなじみのオジロアシナガゾウムシ。お得意の死んだフリ丸まり作戦をやって見せてくれた。4月12日、四季の森公園。
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2008.04.16

マヒワ@新治市民の森

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新治市民の森では昆虫を探し、植物を探し、野鳥も探すという欲張りな自然観察をするわけであるがつねに全方位に注意を向けていられるわけではない。特に野鳥モードに入ったときには他はかなり疎かになる。対象との距離が違うのである。マヒワはハンノキに群れでいた。小声で喧しく囀っていた。20~30羽はいたと思われる。だが枝の入り組んだ樹におり、距離も遠くなかなか撮影はできなかった。双眼鏡+デジカメ押し付け方式で撮影した。黄色がかすかに分かるであろうか。後ろから見るとカワラヒワに見えなくもない。こんなにたくさんのマヒワを見たのは始めてである。野鳥ではマヒワの他にはノスリを見た。またウグイスがさかんにさえずっていた。4月12日、新治市民の森。

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2008.04.15

カオジロヒゲナガゾウムシ@四季の森公園

レンギョウはほとんど花を落とし、代わりに葉がぐんぐん伸びて全体を緑に染めている。ドウダンツツジの花も咲き出した。ウワミズザクラも花穂が伸び、週末には咲き始めそうな勢いを感じる。うちのベランダのコナラクヌギも揃って新葉を広げ始めた。昨年拾ってきたクヌギのドングリにはまだ動きが見られない。が発根を見逃さないように毎朝観察していきたい。
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四季の森公園での恒例の竹柵検索での収穫はカオジロヒゲナガゾウムシ。初見。黒っぽい体に細い白斑が甲、脚にある。甲には黄色い特徴的な斑もあり、かなりシックなデザインである。顔を撮影できればよかったと思うが、それは次の出会いのときに取っておこう。面白い顔に違いないゾ。
おまけはヒメシロコブゾウムシ。昨年は新治で見つけた。なかなか好きなタイプなので嬉しかった。白っぽいからだの節々に黒がちらっと見え素敵である。ギリシャ彫刻のような造形美だと思う。4月12日、四季の森公園。
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2008.04.14

ヤナギルリハムシとアリグモ@一本橋メダカひろば

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一本橋メダカひろばヤナギにたくさんいたのがこれ。紺色でにぶい金属光沢のハムシ。瑠璃色をしたハムシにはイモサルハムシ、コガタルリハムシ、カワカミハムシバラルリツツハムシなど多くの種類があるのだが、これはヤナギの樹にたくさんいたという状況からヤナギルリハムシとしたい。この樹には他にもテントウムシやらなにやら集まっていた。下はアリのように見えたがどうも違和感があり撮影しておいた。脚が4対あり、アリグモである。初見。しかしこのクモは動きもアリそのものでまったく紛らわしい。アリグモにはクワガタアリグモというよく似た種があり、図鑑の写真ではクワガタアリグモの方に似ているのだが区別は難しいようなので、ただアリグモということにしておきたい。♀ではあるようだ。いずれにしても初見。4月12日、一本橋メダカひろば。
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2008.04.13

クロボシツツハムシとイタドリハムシ

暖かかった昨日から一転して今日は異様に寒く、さらに朝から少し頭痛もあったため、いちにち家にこもってゆったり過ごしPCで写真の整理などした。まったく春の天気はなんでこうもくるくる変わるのか。
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新治市民の森の入り口に在る一本橋メダカひろばでかなりの昆虫類が見られた。その中でこれはクロボシツツハムシヤナギの葉に来ていた。なかなか美しい甲虫である。ちなみにバックは自分の左手親指の爪。ハムシの仲間は似たのが多いので同定はなかなか気を使う。ひろばでは子供達が裸足で水に入ってじゃぶじゃぶ歩いて歓声をあげていた。
さて新治市民の森ではこれに似たハムシを見た。同じものと思っていたがPCで確認したところ甲の模様が異なり、こちらはイタドリハムシと分かった。触角が立派である。大きなフキの葉に乗っていた。しかし二枚目を撮る前にあっさり、ぶ~んと飛んでいってしまった。まだ昆虫との距離感が取り戻せていない。4月12日、新治市民の森にて。 Imgs59412  Imgs5941

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2008.04.12

ミヤマセセリ♀@新治市民の森

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新治市民の森で思いがけなくミヤマセセリを見つけ、うまいこと撮影することができた。飛んでいるとガのように見えるので、最初はあまり気にしなかったのだが、降りたところを双眼鏡で見てみて、それと分かったもの。下翅のオレンジ色の斑がよく目立つ。上翅の白斑はやはり不思議な感じである。日にあたって暖まっているかのようだった。翅を狭めるとオレンジ斑が見えなくなる。触角は白黒のまだらである。上翅の淡色斑が目立つので♀と思われる。頭や胴が太くセセリチョウらしい体形だ。前回のミヤマセセリの写真はかなりぼけぼけだったのでこれで挽回。ちなみにコツバメは目撃しなかった。4月12日、新治市民の森にて。
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2008.04.11

水温む春@新治市民の森

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半月も経ってしまったが、新治市民の森でのこと。今シーズン、カエルに興味をもって以来、せせらぎの中を観察するようになった。その日はチョウを待っている間に水の中にちらっと動くものを見つけ、しばらくじっと眼を凝らしていたらドジョウらしきが水底の枯葉の下でなにやらの活動をしていることが分かった。その行動によってまき上げられた水底の泥が水流で清められて行き、やがて元通りの透んだ流れに戻る。せせらぎはちょろちょろと涼しげでかわいい音をたてながらいつまでも水を少しずつ下流に流して行った。時折り段差があり、少しの間溜まる。落差を落ちるときにまた音をたて、その瞬間空気とかき混ぜられ水生生物に必要な酸素を取り込む。泥を少しずつ流し、枯葉などの有機物も流し、周囲を湿し、カワニナカエルザリガニエビヤゴなどの生きる環境を与えるのだなぁ。
水辺に伸びてきた植物がとても綺麗に見えたので撮影した。若いいきものが美しいのは何故だろうか。これからどんどん成長して一人前になるため、からだに一部の無駄も無いのだ。すべてが新鮮でぐんぐん伸びる。そこに命の美しさを感じるのだろう。これはなんでもない水辺の植物である。名前も調べてないが、それはどうでもいい。とにかく綺麗だと思った。水温む春の到来である。3月23日、新治市民の森。

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2008.04.10

不明ハムシ@四季の森公園

昨日は3ヶ月ごとにやってくる激務のために帰りが遅くなり、しかも娘が「数学教えて」と来たもんだから喜んで教えてやっているうちに三角関数の合成のやり方に自分ではまってしまい、ブログの更新を完全に失念してしまっていた(笑)。たまにはこういうこともある。

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日曜日のこと、四季の森公園の竹柵検索で見つけたのは小さなよく判らない甲虫だった。実に地味な体色をしていて体長4~5mm。図鑑で調べたら(甲虫を調べるのはだいぶ久しぶりだった)ハムシの仲間のようだが、種類は分からなかった。クロオビカサハラハムシというのに近いようだが、識別点が掲載されていないので手も足も出ない。4月6日、四季の森公園。

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2008.04.08

オオタカの捕食@新治市民の森

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二週間以上も前のことになるが忘れないうちに書いておこう。新治市民の森でのこと。大正池で談笑していたとき頭上から突然、物凄い風切音が聞こえ何やらが地上に降り立ったオオタカが獲物を捕らえた瞬間だった。オオタカは少し移動して隠れるようにして、ギャラリーが多かったのを気にしながらむしるように食べていた。一口ついばんでは見えないはずの自分の方をぎろっと一目見る。そのたびにドキッとする。こちらは林の樹の影の見えない位置から観察しているのにオオタカからは見えているのか?最後のほうでは真っ赤な塊を引きちぎって飲み込んでいた。獲物が何だったのかは分からなかった。けっこう大きかったような気がしたのでキジバトあたりではないか。生々しい野生の姿を目にしてちょっとどきどきした。オオタカにしてみれば日常なのだが。双眼鏡にデジカメを押し付けて撮影したので画像がひどい。

おまけは丸山のアカバナミツマタ。お昼頃行ったので、途中でおにぎりを買い、林の中に新しく設けられていた丸太のベンチに座ってお昼とした。ウグイスのホーホケキョを聞きながら、ぽかぽかしてとっても気持ちよかった。3月22日、新治市民の森にて。
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2008.04.07

シマヘビ@四季の森公園

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日曜日午後の四季の森公園にて、明るいコナラ林でなにか目新しい植物は無いかと目を凝らしてゆ~っくり歩いていたらシマヘビを見つけた。ぞっとしたが刺激しないように観察した。ヘビは滑るように流れて行きクヌギの根本あたりで止まった。体長はちょうど1mぐらいか。黄土色の鱗に黒っぽい線がこちら側に二本あり、腹側は白っぽい。つやつやしてキレイだ。すこし近づくと鎌首をもたげた。おおっ!勇気を振りしぼりデジカメに隠れて恐る恐る寄る。飛びかかってくる可能性を検討し、長く伸びたその体勢では飛びかかることはできないはずと判断した。そしてしばらく睨みあった、いや見つめあった。目が大きくかわいい。でも異様に赤い眼だった。ゴイサギの赤い眼によく似ている。眼から後ろに暗色のラインがあり、野鳥で言うところの過眼線のようだ。というわけでどっきどきの3分間だった。さて、シマヘビがカエルやトカゲを食べるのは良いが、鳥の巣を狙うのは止めて欲しい、と思うがこれは自分の勝手な思い(笑)で、仕方が無いことだ。そういえば先月、新治で見たアオダイショウの眼は赤くなかった。4月6日、四季の森公園。

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2008.04.06

ヒトリシズカとヤブレガサ@四季の森公園

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今日は暖かく素晴らしい春の一日だった。黒王号を駆って四季の森公園にいった。風を切るのが心地良かった。先週見つけたヒトリシズカは寒そうに葉を閉じた状態だったが、今日は葉が開いていた。ヒトリシズカはあるところにはあるがたくさん見つかるが、無いところにはまったく見つからない。あちらこちらで見つかるというものではないようだ。白い花も伸びていて春を喜んでいるように見えた
そして妖怪ヤブレガサも前回の株を無事に再発見し、葉が少し開いていて植物らしくなっていた。しかし、この白いもやもやした綿毛はいったいなんのためにあるのだろうか。このおかげで妖怪っぽい印象になるのだが。ヤブレガサはあちこちで小数が見られた。これは今後も様子をフォローしていこうと思う。4月6日、四季の森公園。

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2008.04.05

フジの実@新治市民の森

今日は片付け物をして午前中を過ごし、午後は買出し。あとは近所をちょっと散歩しただけで自然観察はほとんどできなかった。サクラが盛りを過ぎ、ケヤキの新葉が青々と広がり始め、ドウダンツツジの花が咲き始め、レンギョウの花も盛りを過ぎ、新葉が伸びて花を隠し始め、川面をツバメがスイスイ飛び回る姿がよく見られるようになった。春はあっという間に来てしまう。鶴見川水際のヤナギ類が気になってしようがない。微妙な樹が多く、種名が分からない。スミレもそうだがなかなか難しい。
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新治民の森の山道で不思議な種を何度も拾った。直径1cmぐらいの丸型で平たい。柿の種のような色。いろいろ調べてフジの種だということは分かった。さて、先々週、ミヤマセセリを探しているときに不思議なものを発見した。大き目のサヤエンドウのようなこれ。15cmぐらいの長さで淡褐色のさや。これが何かは分からず、帰宅後に図鑑で調べてフジの豆果と分かった。これの中に平たい種が入っているのか!現地では気づかなかったが写真を見るとちゃんとツルが巻いているのが分かる。分からないものAと分からないものBがともに判明し、それらがつながる事が分かるとすごく嬉しい。いわゆるアハ体験である。3月29日、新治市民の森。

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2008.04.04

クロモジ@新治市民の森

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新治市民の森変わった形の冬芽を見つけたのは3月15日だった。少し調べたが分からなかった。22日には少し開いていた。そして先週の土曜日には花が咲いていた。それでクロモジであることが分かった。花と新葉の形が実に可憐でかわいい。これは雄花とのこと。一番上の冬芽のうち、丸いのが花芽、尖っているのが葉芽である。淡い黄色の花とかすかに赤味がかる葉鞘、そしてうすい緑色の新葉が素晴らしい飾り物のようである。写真は上から3月15日、22日、29日のもの。
おまけはフデリンドウ。まだ大きくなっていなかったが、花芽らしいのが見えていた。3月29日、新治市民の森。明日はもう咲いてるかなァ。
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2008.04.03

スミレの柱頭と側弁基部の毛

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先週の土曜日、新治市民の森の明るい林床にはあちこちスミレだらけだった。淡い青紫の可憐な花があっちの陽だまりやこっちの陽だまりに点在していた。そのほとんどがタチツボスミレと思われた。日当たりの良い斜面にもタチツボ。コナラの根本にもタチツボ。しかし少数だが明らかに色合いの異なるスミレが見つかった。大多数のタチツボスミレが淡い青紫なら、こちらは淡い赤紫。葉の形はほぼ同じようであるが全体の印象が何だか違う。現地ではこれ以上詳しく観察できなかった。でPC画面で再確認してみてビックリした。普通のタチツボスミレには中央に雌しべがあり、その根本に黄色が目立つのだが、これにはこれが見えない。さらに雌しべのあるべき位置の両側に白い毛のようなものがある。これはいったい何?また上の二枚の花弁の間とその両側に後ろのガク片が見えている。だいたいそんなところに隙間は無いので、タチツボスミレでは無いように思う。タチツボスミレの仲間にも何種ものスミレがある。このスミレは唇弁の距も花弁と同様の赤紫色をしている。タチツボの方はかなり白っぽい。スミレ図鑑で調べてみたところ、白い毛は「側弁基部の毛」というのに該当しそうである。また雌しべ自体は白く先端は緑色で付属体というのが黄色の正体のようである。でその付属体が隠れたかなにかで黄色が見えないのではないかと思われる。で、とにかくこのスミレがタチツボスミレなのかどうかはまったくわからずじまいである。やはりスミレはなかなか手ごわいようだ。3月29日、新治市民の森にて。
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2008.04.02

MORE TWISTED by JEFFERY DEAVER

J2で昨年度の得点王となったヴェルディのフッキが、川崎に復帰したのに、起用法に納得がいかないということで退団し、なんと元さやのヴェルディに復帰したという。あっちへ行ったりこっちへ戻ったり、フッキしまくりでまったくなんというヤツか。

Imgs3151_3 ジェフリーディーバーペーパーバックを先週読み終えた。これはTWISTEDに続く2冊目の短編集である。18作品が515ページに詰め込まれている。短編らしく読者を裏切ろうという試みに満ちた作品である。中に一作だけリンカーンライムシリーズの短編があった。AFRAIDという作品とAFTERWORD TO ”AFRAID”という解説?では恐怖というものの作り出し方を具体的に解説してくれている。筆者本人による解説が同じ本に掲載されるというのは珍しい。さて、一般に日本の製品はアメリカの製品に比べて細やかで気が利いていて質が高いという印象がある。本も同様で、質の高い紙を使い、細部に至るまで精密なつくりをしている。ところが最近ペーパーバックを読んでいて、意外にアメリカ製ペーパーバックもなかなか凝ったつくりをしている例が多いのに気づいてきた。このMORE TWISTEDでは表紙が水に強そうなプラスティック製ではないかと思われるような感触をしている。さらに文字や模様が押し型で浮き出るようになっている。裏表紙に筆者のスナップとPEOPLE誌に掲載された批評(推薦)記事が載る。表紙も凝ったデザインですばらしい。文庫本はカバーを外すとすっぽんぽんの素っ裸になるが、ペーパーバックは素肌に素敵な化粧をしているという感じである。どのペーパーバックも工夫を凝らしているがこの本は一番おしゃれな感じがした。
評価:☆☆☆☆
MORE TWISTED by JEFFERY DEAVER
ISBN-13:978-1-4165-4128-8
$7.99US

この次に今は同じ作者によるHARD NEWSを読んでいる。こちらは若い女性RUNEが主人公のシリーズで、前回はTHE DEATH OF A BLUE MOVIE STAR(たしか)を読んだ。最近JEFFERY DEAVERを制覇する勢いである。

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2008.04.01

ビロードツリアブ@新治市民の森

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日曜日の四季の森公園で...
これまで直接見たことは無いのだがこれを一目見てビロツリと分かった。もちろん初見。ビロードツリアブは小さいので現場では細部までは観察できなかった。こうしてPCでじっくり見てみると思ったより口が長くない。しかし、細くて頼りない脚や細くて前半分に褐色斑のある翅、毛深い腹は図鑑そのものである。こうしてじっとしていてくれたので撮れたが、こいつが花の蜜を吸っている空中写真を見ると、どうしたらそんな写真が撮れるのか不思議である。道具と忍耐力があればあっさり出来たりするものなのかなぁ?3月30日、四季の森公園にて。
下はおまけのタラノメ。いや、タラノキ。もう少し開いた冬芽を切ってきてテンプラにすると絶品らしいが。地面にトゲだらけの棒が刺さっていてその頂上に緑の芽があるだけだった。冬の姿はなんとも不思議なものである。この冬芽から大きな葉が出てきて大きく広がることになるのだが、これが2回羽状複葉で、葉が何十枚もあるように見えて実はそれは小葉であって、その全体が一枚の葉なのである。その姿を見てみたいが誰かテンプラのために切ってしまわないか心配である。こちらは3月29日、新治市民の森にて。
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