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2008.08.31

トンボの悲劇@四季の森公園

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今日は昼から四季の森公園にトンボ探しに行ってきた。中山中学側の池や田圃あたりがターゲットである。黒王号を止め、日影から池を眺める。シオカラトンボオオシオカラトンボ、それにネキトンボが少し見つかった。肉眼で全体を眺め、何か見つかると双眼鏡で確認する。ちょうど木陰があり、つっ立って観察すること約20分。コイやミシシッピアカミミガメが支配する池でトンボが羽化するのはなかなか容易ではないという感を強くする。オニヤンマが飛んできた。田圃に移動するといきなりギンヤンマ♀が現れ、単独で産卵を始めた。おお!しかし、少し近づくとすぐに飛んで行ってしまった。田圃下の池も鯉と亀が多く、悠長に産卵などしているとすぐにぱくっと食べられそうで恐ろしい。さっと切り上げないと。トンボが夜間に羽化し、さらにかなり高い位置まで登ってからで羽化するのがこういう天敵から逃れるためであるのがよく分かった。ヤゴは昼間は水の中の砂や枯葉の下にもぐって隠れ、夜になると捕食するという。水の中で天敵とともに生きるということがいかに困難なものか。さてしばらく探したが二度とギンヤンマは現れなかった。その後はいつもの地域に移動し竹柵検索などして約2時間を過ごした。再び戻ってきてから再度田圃下の池を観察したがやはりギンはあらわれなかった。シオとオオシオばかり。谷の上空をウスバキトンボらしきが少し飛んだ。最後に例の池に戻るとオニヤンマ、ネキトンボ、コシアキトンボがいた。しばらく見ていると青い眼をしたトンボがゆらゆらと飛んできてなんと水面に落ちた。おお!このトンボはいったい何者か?そして何をしているのか?しばらく水面に水平に浮かびじっとしていた。涼んでいるのか?眼が青く、腹は黒く、胸に黄色のラインがあるところまでしか分からなかった。やがて飛び立つのだろうかと思って双眼鏡で見ていると、なんと後ろからミシシッピアカミミガメが顔を出した。ああ!早く逃げろ!後ろ後ろ!どんどん近付いてくるカメ。獲物を発見した猛獣のように一直線に近づいてくる。水面から顔を出して明らかにトンボを目視している。あぁぁぁ!あっという間にパクリと食べられてしまった。数秒、カメは水中で暴れてから水面に4枚の翅だけが浮かび上がった。カメはそれを下からつんつんとつつく様にして口に入れようとしている。すると横から近付いてきた別のカメがぱくっと食べてしまった。コンパクトデジカメのレンズは望遠最大でも105mmなのでご覧の程度にしか写せなかった。眼の青いヤンマとしか分からなかったが、もったいないことをした。アメリカザリガニ、コイ、ミシシッピアカミミガメの3種はトンボにとっては天敵である。天敵のいない池ではトンボが羽化する数は数十倍数百倍にもなるであろうか。ブラックバスなどがいればもちろんそれも天敵である。トンボにとってアメリカザリガニ、ミシシッピアカミミガメ、ブラックバスなどの外来種の影響がいかに大きいことことか。8月31日、四季の森公園にて。下はミシシッピアカミミガメ。こいつ自体に罪はないのだが。田圃下の池で餌をやるふりをしたらたくさん集まってきた。くれくれー餌くれー!何をくれるのかぁ?....なーんだくれないのかorz。
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