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2009.05.22

ギンヤンマ羽化失敗@鶴見川

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水曜日の朝、早く眼が覚めたので朝飯前のチョイ観察「朝トンボ」いや「朝羽化殻」に行ってみた。新しく見つけたこのポイントではこれまで、4日の観察で、ギンヤンマの羽化殻を合計27個、シオカラトンボの殻を7個みつけている。この日もいくつか見つけて壊さないように水に落ちないように慎重に回収作業をしていた。非常に軽くて壊れやすいのだ。ところがある羽化殻は触った瞬間、中身が入っているのに気づいたのだ。よく見ると緑色の胸部がのぞいているではないか!しかもアリがびっしりと集まっている。羽化失敗だ。終齢ヤゴが今日の未明に羽化するためにここと選んだ植物が、運が悪くアリがいたのだな。羽化は途中まで進んだようだ。翅は出ていて少し伸びている。しかし、固まる前の柔らかい外殻をどんどん集まってくるアリにかじられ命を落としたもののようだ。そっと植物からとり外してアリを除けて観察してみると、メスだった。胸は鮮やかな美しい黄緑色をしている。伸びきらなかった翅も黄緑色の翅脈をしている。長いことかかって成熟しやっと羽化するという時にこういう目にあって残念であるが、これが自然なのだろう。観察・撮影した後、草むらにそっと置いてきた。この日はこれも含めて9個の殻を発見した。原産卵管によるオスメスの見分けは最近分かったので、最初のころは見分けられていなかったが、集めていた殻を調べてみたところ以下のような結果となった。
5月9日  6個
5月10日 7個(前日分と合わせて♂9♀4)
5月14日 10個(♂6♀4)
5月16日 4個(♂3♀1)
5月20日 9個(♂5♀4)
合計36個(♂23♀13)

というわけで♂と♀の性比は大体2対1ぐらいのようである。羽化の初期は♂が多いとかの傾向があるかと思ったが、特に有意な傾向は見られない。また思ったよりも♀が多い気がする。
さて、このポイントは自分のように羽化殻を拾い集めるような輩は他に居ないと思うので、ここで羽化した個体がこれでほぼすべてだとすると、だいたいは連休後半に羽化が始まり、今まだ続いているということになる。ピークは10日でその後は一日に2個体ぐらいが羽化しているようと考えられる。9日に羽化したものはそろそろ成熟し生まれた水辺に戻ってきて産卵してもよさそうな頃なので元気なギンヤンマ成虫を見たいところなのだが、まだ一度も見ていない。天気の良い日の午後に行けば見れるかなぁ。あと、そろそろ終わるかもしれない羽化の最中を見たいのだがこれは深夜2時とかに来なけりゃ無理かもしれない。それはちょっと無理だ。5月20日。鶴見川にて。

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