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2009.05.12

羽化失敗ヤマサナエ@梅田川

実は先日ぎっくり腰になってしまって、それ以来日常生活に多大な支障をきたしている。思い当たる節はある。日曜日の朝、観察・撮影したシオカラトンボの羽化である。あのとき、水面からほんの数センチの低いところに止まっている羽化中のトンボを撮影するために非常に無理な体勢をとったことが原因だろうと思う。そのときはなんとも無かったのだがその日の夕方以降、もう少しで動けなくなりそうな非常にやばい状況になってしまったのである。こうなると、頭を常に腰の鉛直線上に置いておかないと腰が酷く痛いのである。椅子に座っているのが辛く、どういう座り方をしても腰に響くのでつねにもぞもぞしたくなる。もぞもぞすること自体も痛いので立っていたくなる。でも立ち上がる瞬間も痛い。かと言って寝転がっても痛まない姿勢がなかなか見つからないし、そもそも寝転ぶ前の腰を下ろす動作自体が危険をはらんでいるわけで、もうどうにもこうにもしていられない。居ても立っても居られないというのはこのことかと。歩くことは出来る。しかし、あたりを気にしながら不意に急な姿勢の変更をしなくても良いようにゆるゆると歩かないと怖い。階段の登りは何とかなるが、降りるのがこれまた怖い。手すりにいつでもつかまれるようにしてそろりそろりとゆっくり降りる。それからクシャミが怖い。花粉症のためクシャミを良くするのだが、急な動作であり、腹筋を瞬間的に収縮させるので腰に痛みがズキンと走るのである。また横を向いているときに突然クシャミをしてしまうとその瞬間ギクっとなってしまう危険性が高いのだ。そして一番困るのが顔を洗いにくいことである。頭を腰の鉛直線上においたまま顔を洗うと胸や腹が水浸しになってしまう(笑)。だから頭をどうしても前にださなかればならないのだが、それができないのである。片手を前方について頭の重さを腕で支えると痛まないのだが、そうすると片手で顔を洗うことになるのだ。あぁ実に不便。若いころ一度、会社でぎっくり腰になり、まったく動けなくなりそのまま病院に入院したことがある。それ以来常に「ぎっくり腰持ち」の意識はあって、つねに姿勢には気をつけていたのだが、トンボの羽化を発見したとたんにぶっ飛んでしまったというわけだ。さて、月曜日に苦労して近所の接骨医までたどりつき、腰の周囲のこわばった筋肉をほぐしてもらったり、ずれた(?)関節を元に戻してもらったり、歩き方を何度も見てもらったり、股関節を強く曲げてもらったり、脚の裏のスジを伸ばしてもらったり、その他ありとあらゆることをしてもらって少しは痛みが治まった。コルセットをつけると不安感が弱まり、痛みもやわらぎなんとか日常生活をおくれそうになった。コルセットをつけるのははじめての経験である。腰を締め付けると何故、痛みが緩和されるのか不思議でしょうがない。とうわけで昨日から自分は座っているときの姿勢が実に良い。orz

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先日はヤマサナエの羽化を観察し感動したのだが、それ以外にも近くで別個体が羽化しており、結局8個体の羽化を観察した。他に羽化殻を1個見つけた。しかし羽化8個体のうち、羽化失敗が3個体もあった。一番上の3枚は左翅が曲ってしまった個体。いったいどういう理由であろうか。翅の途中から力なく垂れ下がっている。これでは飛べないので餌も取れずすぐに死ぬだろう。残念だ。次の個体は翅鞘から翅が抜けられなかった個体。流れの中ほどの岩場から取り外してみた。腹部もひねくれたままとなっていて痛々しい。さらに後肢もヘンである。だが前肢、中肢と頭部胸部は正常で、手に取ると肢を動かして這い上がろうとするし、動かぬ翅をはばたかせてぶるぶると震えたりした。これももうじき死ぬであろうと思われた。3個体めはすでに絶命していた。羽化中に翅が濡れてしまったのだろうか。翅がふにゃふにゃだった。頭胸部が綺麗に色づいているのがかえって痛ましい。これはメス。こうしてみると羽化はなかなか困難なものだと実感する。トンボの命の数は羽化で何割か激減するのだろう。下はその日収穫した羽化殻。サイズは36~38mm程度でかなり揃っている。4月29日、梅田川にて。
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