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2009.08.27

ムスジイトトンボ♂

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前回キイトトンボを見た例の池でムスジイトトンボ♂を観察することができた。♂のみ3頭いて、蓮の葉に止まっていた。岸からちょっと離れていて2mぐらい。祝!初見。双眼鏡で詳細に観察し、肩の黒条部からセスジではなくムスジだろうとあたりをつけた。こういうシチュエーションでは長靴が威力を発揮する。まず岸辺に超スローモーションで腰掛け、両脚を池に入れる。ムスジはじっとしている。長靴を動かすと水面が揺れ、蓮の葉も大きく揺れるのではらはらする。距離が2m弱なので双眼鏡の最短距離よりも近く、使えないので頑張って肉眼で観察する。が、よく見えない。しばらく落ち着いてから長靴で水面に2歩ほど入り込み、腕をいっぱいに伸ばして撮影した。フラッシュが光るとムスジの体が一瞬ビクッと反応する。何度やっても同じだ。つまりビックリさせてしまっているということだ。こういう反応をする昆虫もいるし、まったく反応しない昆虫もある。いや正確にいえばフラッシュに対する反応を見ることができる昆虫と見ることが出来ない昆虫がいる。反応してないように見えて実は大変びっくりしていて大迷惑かもしれない。
さてセスジとムスジの♂の識別だが、新調した「近畿のトンボ図鑑」によると①眼後紋がセスジは三角形で大きく、ムスジでは毛筆で書いた点のような形で小さい、②胸の黒条にセスジでは細く長い淡色線があるが、ムスジではごく細くごく短い淡色部がある、③尾部上部付属器がセスジでは大きめで開いているが、ムスジでは小さく目立たない。
今回の写真では①と②が確認できる。③は比較してみないとよく分からないが、目立たないことは確かである。
ムスジイトトンボはほとんどじっとしていて時たまふらっと居なくなりいつの間にか戻っているという具合だった。岸辺に座って長靴を水につけたままいると脚が冷たくて気持ち良い。ボトルの水を飲みながらしばらく観察しながら休んだ。日焼け止めを両手と顔と首に塗ってきたが虫除けを塗り忘れたため肘や指を蚊に刺された。ムスジ♀やセスジも見たかったが次回にお預けとなった。8月中旬、神奈川東部にて
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コメント

こんばんは♪
イトトンボがいっぱいいる池って魅力的!
そわそわしてしまいます
ムスジイトトンボとキイトトンボがいるなら走って行きたいくらい。
オスとメスは時期が来るまで別々に過ごしてるんでしょうか

投稿: エフ | 2009.08.29 21:41

エフさんこんばんは。長崎にはそういう池はいくらでもあるでしょうに。探しなさい(笑)。トンボはオスとメスがいるとどうしても交尾してしまう(笑)ので、メスが嫌って隠れているものが多いようです。だからその辺で見るのはみんなオスということが多いです。羽化後はオスメス分け隔てなく成長につとめ、ある程度成熟するとメスはオスを避けるようになり別居というパターンでしょうか。

投稿: はるきょん | 2009.08.30 22:52

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