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2010.01.12

旧東海道ラン#6藤枝~袋井

旧東海道を走る#6藤枝~袋井

2004/11/7(日)
ちょうど高校二年生の娘の修学旅行(沖縄)で早朝から娘の出発でどたばたしているのに便乗して自分も朝6時過ぎに出る。新横浜からこだまに乗って静岡。待っていた鈍行の始発の東海道線に乗り換えて藤枝まで。相当なローカル線の雰囲気だ。到着は8時16分。藤枝駅は前回から変わっていた。駅舎の工事らしくぐるっとフェンスで囲われていた。

そういえば、新横浜から自分とともに乗って来た母親と娘の二人は静岡でもともに降り、同じ電車で藤枝でも降りた。これはかなりのまれな確率ではないだろうか。その子は一輪車を持っていて、別のお友達とこだまの中で落ち合ってはしゃいでいた。小学校6年生ぐらいだろうか。どこかで一輪車の大会でもあるのだろう。※後で調べたら大井川マラソンコース・大井川陸上競技場で「2004さわやか全日本一輪車マラソン競技大会」というのがあったらしい。大井川のどこかの河川敷なのだろう。
http://jua-web.org/marathon/2006/index.html

駅前のトイレに入ってお着替え。狭い。脱いだジーパンが嵩張りリュックになかなか入らないがなんとか押し込む。前回のゴール地点である青木交差点まで約800mをぶらぶら歩く。一緒に降りた大量の中高年たち(揃いもそろってリュックを背負い、帽子をかぶっていた)を満載したバスが藤枝宿方面に向けて走っていった。が、駅前なのに日曜日の朝とあって人通りが少ない。部活らしき高校生ぐらいしか見当たらない。

スタート地点で再度荷造りしなおし、前回のゴール地点と今回のスタート地点をデジカメしてから走り出す。0836時。走り出したと思ったら背中から何かがドンと落ちた音。リュックの網に挟んでいた水のボトルが見事に落ちていた。仕方ないのでリュックの中に入れて改めてスタートを切った。

ガイドマップを左手に、デジカメを右手に持ってゆっくり目に走る。今朝体重計でリュックを計ったら2.5kgあった。それに着替えを入れたので3kgぐらいはあるだろう。水も背負っていて妙にバランスが悪い。今回は一里塚を目安に小休止しながら走る。しかし天気が良すぎ。気温も高い。せっかくシーズンだと思って決行したのに。気温は15度以下、天気は曇りが望ましい。

旧東海道#6 島田

ガイドマップ通りに(当たり前だが)松並木やら一里塚やら寺やら説明板などが次々に現れてはデジカメしていく。島田宿大井神社で小休止。鳥居の真下に座ってアンパンと黒糖を食べ水を飲む。しばらくして真っ白い煙を黙々と上げる煙突のある東海パルプの工場前で左に道をとると、やがて大井川の川会所のすんばらしく古風な町並みに入る。ここは江戸時代かと迷うほどだ。時間があれば一日でもゆっくりしてみたい場所だ。しかし悲しいかな走ってるんです。デジカメを数枚撮ってパス。

土手に上ると広大な大井川の河川敷が広がる。ここでもまた小休止。黒糖の固まりと口に入れる。水を飲む。天気が良い。川向こうに立ちはだかる山並みを眺め金谷からの登りに恐れを抱く。河川敷を自転車が列をなして走ってゆく。シャーーーーーっと音を立てて。良い練習コースだろう。ふとわれに返りリュックを背負って出発だ。まだまだ先は長い。さて、箱根の山は越えられても越すに越されぬ大井川だが、ちゃんとした歩道があって、しかし長かった。大井川橋は7分50秒もかかった。多摩川などとは比べられないくらいに川幅がある。木が丸ごと根っこから流されて何本も転がっている。上流から流れてきたのだろうか。実際に水が流れている幅はたいしたことは無いが増水したときにはどれくらい幅が広がるのだろうか?想像もつかない。
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旧東海道#6 金谷

「かなや」と読む。渡りきると遠くで汽笛の音が聞こえてきた。何度も何度もアピールするように鳴らす。程なく大井川鉄道の踏み切りだ。カメラマンが何人かいたので見てみると駅にSLが停まっているではないか。ラッキー。いいものを見せてもらった。しきりに白い煙を吐いている。目の前を走るのを見てみたい気がしたが、我慢して一枚だけデジカメして走り去る。金谷駅手前のガードをくぐったところでまっすぐか右か、道を考えていると通りがかったおばあさんが親切にも教えてくれた。
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「右行って国道越えてまっすぐ。」

迷う観光客が多いのだろうなぁ。このばあさん何度もこのセリフ言っているんだろうなと思った。しかしすごい登り坂。走れずに歩く。国道に出ると観光バスが2台停まっている。さらに登ると観光客が大量に下りてきた。石畳になり、さらに登る。そののぼりが長い。早歩きでどんどん登る。登った上には茶畑が広がっていた。道なりに進み、お休み所があったので小休止。
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今度は下り。石畳を走って下りる。ところがこの石畳。妙に丸く、着地点をよく見ながら行かないと足を挫きそうだ。途中工事中の箇所があり、工事中の爺さんと目が逢ったので会釈して通り過ぎた。石畳をメンテしてくれてありがとうという気持ちをこめてね。坂を下りたあたりにまたお休みところがあったのでトイレ休憩。

旧東海道#6 小夜の中山~日坂(にっさか)

ここからはまた登りだ。周りは茶畑。今度ものぼりがすごく長い。きれいに刈られた茶畑がパターンが美しい。茶の花が咲いていたのでデジカメする。黄色のおしべに白い花びら。ツバキに似ている。なにかで見た霜よけのための扇風機(?)が畑のあちこちに立っていて妙な景色ではある。走れずに歩く。
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登りきると程なく寺があり、小夜の子泣き石が鎮座していた。観光地らしくいろいろ茶店などが並ぶ。山の尾根を走っていくと涼み松とかいろいろある。やがてすさまじい急坂をくだると日坂宿に到着。自販機があったので大きめのを選んでごくごく飲む。なかなか感じの良い宿だ。古い町並みが保存されていて高札場がむかしのままの姿で残っている。こういう宿は何箇所かあるが、稀有な存在は大切にしてほしいものだ。
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やがて一之宮事任八幡宮。ことのままはちまんと読む。時間がもったいないので入り口で一瞬パンパンして一例してデジカメして通り過ぎる。だんだんばててくる。まだ半分も来ていないのにこれはいったいどうしたことか。そう。気温と直射日光のせいだ。相当な量の汗が出ているようだ。水分消費が多いのだ。

旧東海道#6 掛川

自販機を見つけてお茶を飲む。ごくごくと吸収される。汗で失われた塩分も補給するために、アルミフォイルに包んできた塩もなめる。用意がいい。我ながら。がまんして走るとやがて掛川宿に入る。七曲がりを間違わないように通る。七曲がりを出たあたりで一瞬道を失い、ワンブロック戻ることになる。危ない危ない。商店街のど真ん中を通る。銀行の建物のつくりが妙に江戸風にこっていてなかなか面白かった。掛川城がちらっと見える交差点でデジカメ。時間があればここも見所満載だ。
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駅前の商店街をはなれ、やがて国道に合流する直前でまた自販機休憩。お茶を補給する。工事中の公園の脇に座り込んでちょっと休む。あまったお茶はボトルに移し替える。とくに見所の無い道をがんばって走り続けるとやがて鉄道の高架を下をくぐる。すぐ公園があり、水があったのでまた小休止。ところが蛇口が壊れていて、水飲み用の蛇口からしょぼしょぼ出ている水を使って顔や手足を濡らすにとどめた。残念。

松並木を通ると高速道路のガードとなる。善光寺の前を通る。程なくまた大きな道と交差する。道なりに見当をつけて走るが、なんだか雰囲気が違う。農道のようだ。迷ったらしい。もうしばらく走ると正面に大型テントのようなものが見え、エコパらしいと判断する。500mほどで諦め戻ることにする。川の土手沿いにも走ってってみるがやはり違う。またまた戻り先の大きな道に。ガイドマップをよ~く見るとちゃんと説明してあるではないか。マップを見ながら走っていたのだが判断力がなくなってきている証拠だ。頭もふらふらということか。
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東海道に戻るとその何ともいえぬ雰囲気がありがたい。松並木。道標。説明板。やがて「東海道五十三次どまんなか東小学校」と大書してある小学校につく。校庭に一里塚がある。サッカーボールをネットにぶら下げた小学生がふたり走ってゆく。このあたりはサッカーが大変さかんな地域なのだと実感する。藤枝、掛川、磐田。この地名に商業とか東とかつければどれもサッカー強豪高校のできあがりと。
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旧東海道#6 袋井

だんだん脚が重くなり時折歩くようになる。磐田までは無理かも知れない。しかし袋井まではがんばりたい。常夜灯やら道標やら見つけるたびに停まってデジカメ。やがて袋井宿に入る。マップにしたがって斜めに進むと、「どまんなか茶屋」を発見。どまんなかとは京都三条大橋と江戸の日本橋のちょうど「どまんなか」という意味だ。日本橋から今回で六回目で真ん中まで来たということだ。

茶屋に入り込みおじいさんに帳面を出してもらい記帳する。疲労で手が震え字がうまく書けないがなんとか書く。じいさんとしばし話をする。お茶を出してくれ、梅干をいただく。東海道を走って走破することに興味を覚えたらしくジャーニーランの関係者かとか聞かれた。その本はもっているとか話した。ちょっと思いつき銭湯か温泉がないかたずねてみたが駅近くには無いとの事。駅の向こう側に温泉があるがちょっと遠い。一応パンフレットをくれたのでもらっておく。7~9分ほどお邪魔をしてから最後の走りだ。走り出したとたんに歩いていたおじさん(って。自分もおじさんだが)が突然振り向き「いよっ!がんばれ!」と
両手をぱちぱちして応援してくれた。びっくりしたぞ、もう。でもありがとー。すぐに本陣跡などがあり撮影する。その先にあったのは袋井宿場公園。しゃれた感じの公園でベンチもトイレも水もある。ここをゴールとする。茶屋から後は2分ぐらいしか走っていない(笑)。
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誰もいない公園のベンチに座り込み、休む。リュックのベルトや腰の辺りにが噴出して真っ白な跡がついている。汗の跡だ。どれほどのミネラルが排出されたのだろうか。トイレを使い、水で顔や腕や脚などを洗い冷やす。しばらくして汗も引く。さてどこで着替えようか。トイレは狭いので無理。誰もいないとはいえ野外では着替えられないし。で、袋井駅までゆっくり歩く。橋をひとつ渡るが、見ると妙に水が白っぽい。今日渡った大井川以外の小さな川はみなそうだった。いったいなぜだろうか?

駅前にトイレがあり、障害者用の広いトイレが空いていたのでそちらに入る。広い!荷物を置き、水を使いタオルを濡らして体を拭く。持ってきた大型ペーパータオルで体を拭く。お~気持ちよいぞ。素っ裸になり全部着替える。汗の臭いもふき取りすっかりリフレッシュしてトイレを後にする。

予約していたこだまよりひとつ前のこだまに間に合う時間だがどうしようか。とりあえず上りの鈍行が来たので掛川まで乗る。思いのほか混んでいて座れなかった。掛川につくと一つ前のこだまに急ぐ人の群れ。一瞬迷ったが、待合所が空いていたので休むことにする。缶コーヒーを飲み、家に電話する。ゆっくり休憩してから1604時のこだまに乗り込む。けっこう混んでいる。日曜日の夕方だものな。

デジカメとガイドマップをテーブルに載せ、どこを何時何分に通ったかをマップに記してゆく。170枚も撮影していた。今日はほとんど富士山を見ることが無かった。足首を伸ばしたり曲げたりすると気持ちよい。缶ビールでも飲みたいと思ったが寝てしまいそうな予感があったので我慢する。気づいたら東京だったというのは避けたいからな。

新横浜に1733時。家には1750時に無事に帰着。

★とにかくこれで東海道を半分、走破したことになる。
次回からは一泊しようかな。しかし二日連続でフルマラソンに匹敵する距離を走るのは非常に困難だろう。が、時間をかければなんとかなるかも知れない?

タイム  6:11’03”(ロスタイム90分ぐらい)
距離    37.8km(プラス迷って戻った分約1.2km)
心拍数  平均138  最大170  ピッチ152

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コメント

お疲れ様でした。
と言っても、5年前ですね。
荷物が3キロというのはすごいですね。
着替えとか、泊まりになったりすると、もっと大変になるんでしょうね。

投稿: しろ父 | 2010.01.14 22:01

しろ父さんこんにちは。そうですね、もう5年も前になります。当時のメモを読み直し、当時の写真を一枚一枚眺めて選んでいると、昨日のことのように思い出されます。もちろん全く記憶にない部分もありますが、非日常の経験はしっかり記憶に焼き付いているようです。このとき高校2年だった娘はこの春大学を卒業して就職しますが、自分はなにも変わっていないように思えます。
さて、荷物ですが、最低限にするなら防寒の必要のない秋口ぐらいに実行すれば衣服の分を軽くできると思います。が、大量の汗をかく負担を考えるとやはり冬の方が適しているかなぁ。自分の場合泊まりとなった二回分(#9~#10、#13)でも荷物の重さはほぼ同じでした。荷物が少ないのは取り柄です(笑)。

投稿: はるきょん | 2010.01.15 12:07

よろしければ、本校のHP・Twitterも御覧ください。

http://bansyu-school.jp/fukuroi-higashi-e/

https://twitter.com/fukuroihigashi

投稿: 袋井東小学校 | 2018.02.04 12:28

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