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2010.05.31

ヨコヅナサシガメ@四季の森公園

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四季の森公園葦原をわたるボードウォークの木の手すりでヨコヅナサシガメを発見した。ここではよく見るのだが、この個体はクヌギカメムシを突き刺してお食事中だった。マントを広げて獲物の生き血を吸うサシガメの悪魔的光景に魅せられてしばし我を忘れて撮影した。本当に恐ろしいと感じた。黒々と光るのに短い毛に覆われている。口は長いが、普段は腹側向きにしまっている。5月30日、横浜市緑区四季の森公園にて
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2010.05.30

アカスジキンカメムシ@四季の森公園

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今日は雨の予報だったが、朝から雨は降らず、曇り程度だったので四季の森公園に行ってみた。気温が低く寒かった。
今日の一番の収穫はなんといってもアカキン。アカスジキンカメムシの成虫である。これまで2~3回しか見たことがないと思う。サンシュユの葉の重なり合った陰に隠れるようにしていた。自分の親指の爪との比較から18mm程度と思われる。宝飾品のようにキラキラに輝く緑色の美しいカメムシ。赤の部分がやや鈍く羽化直後だったのかもしれない。腿節も緑色にテカテカ光っている。甲に比べて頭部の緑色はやや黄緑色がかりさらに美しい。祝!再見!
これを撮影したあと竹柵検索でももう一頭のアカキン成虫を発見し、一日に二頭も見るのは初めてである。アカスジキンカメムシは幼虫はよく見かけるのだが成虫を見らるのはなかなかまれなので今日は当りの日だったのだろう。
今日は午前から5時間ほども四季の森公園で自然観察をして回った。気温が低く、やや風もありものすごく寒かった。ラン用の長袖Tシャツの上にウィンドブレーカを羽織っていたがそれでも寒く、手が冷たくなるので後半はずっとポケットに手を突っ込んで我慢した。もう6月になろうとしているのにこの寒さはいったい何だ。5月30日、横浜市緑区四季の森公園にて
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2010.05.29

ギンヤンマ羽化殻@鶴見川ビオトープ

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鶴見川ビオトープでトンボの羽化殻拾いをしてきた。今日の収穫はギンヤンマ44個だった。昨年に比べて羽化の位置が低いような気がする。水面に近い部分で見つかるものが殆どなのである。昨年はかなり高い位置で見つかった。水面から10cm以上がほとんどで、高いものでは50cmぐらいのものもあった。平均はだいたい20cm以上だったと思う。ところが今年はせいぜい平均10cm以下のようである。中にはほとんど腹部が水面すれすれのものなど見つかる。
いろいろ考えるに、昨年と比べてヒメガマの生育状況がだいぶ違うことが要因と思う。昨年はビオトープの一部に背の高いヒメガマの群落があり、そこに集中して羽化殻が見つかった。なので羽化に利用したヒメガマも太いものが多かった。その後ヒメガマの分布が全体に広がり、比較的小さな枯れたヒメガマが全体に分布している。枯れたヒメガマは途中で折れ曲がり先端部が水面に没していて、根元から三角形を作っている。こういうヒメガマがたくさん集まってからまっているため細いヒメガマでも強度があり、三角形の内側のオーバーハングの部分が羽化に利用しやすい。そういう部分がだいたい水面からせいぜい5cmぐらいなのだ。羽化殻を探しているとある箇所に固まって見つかることが多い。今日は羽化殻の上につかまっているギンヤンマの羽化殻を見つけた。おんぶ状態である。羽化の場所として好まれる場所はどの個体も共通なのだろうから理解できる。
本日取得したギンヤンマ型羽化殻は下唇の形状をルーペで見たところすべてギンヤンマで、♂が27個、♀が17個だった。雌雄の識別は腹部の原産卵管による。サイズは平均52mm程度。最大で58mmのものがあった。ただ、羽化殻の腹節はタックになっているので柔軟性があれば、伸ばせば伸びるので58mmのものはそれが伸びていただけとも言えるのでその個体が大きいかどうかは分からない。
今日は曇りで気温も低く、トンボ成虫はアジアイトトンボしか見れなかった。こういう日やあるいは雨の日はトンボたちはどこでどうしているのだろうか。林の樹幹部とかあるいは林の中だとすれば見つかるわけはないなぁ。5月29日、鶴見川ビオトープにて取得
下は同所で5月22日に撮影したもの。たぶんアジアイトトンボの羽化直後個体。枯れたヒメガマの折れた三角部分に止まっていた。羽化殻は見つからなかったが。
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2010.05.28

ホソオビヒゲナガ@新治市民の森

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5月15日の新治市民の森での観察から。
雑木林で金色に光る美しい昆虫を発見した。頭部が赤く、触角の下半分が黒い。上半分は細くて白い。胸部は特に金色がピカピカに光っている。翅には黄色っぽい横一文字の模様がある。脚先は白黒のまだらになっていて、とにかくおしゃれなこと甚だしい。これが何の仲間であるのかさっぱり分からずしばし膠着状態が続いた。しかし、愛用の子ども用昆虫図鑑で似た蛾が掲載されていたので、専門のサイトで質問したところあっという間に判明した。ホソオビヒゲナガ。祝!初見。多謝>yamasanaeさん。実はよく見れば、自分の図鑑にも掲載されていたのだが、展翅された状態での写真なのでなかなかわからなかったというわけ。この個体はメスだが、オスは触角がこれの倍以上長い。見てみたいものである。
 二枚目も蛾でユウマダラエダシャク。これは自分の図鑑で調べられた。油の染みた白い紙のような翅が特徴的。マユミの葉にとまっていた。
 以下はおまけで、まずはアカサシガメ。前翅の膜質部が指紋のように見える。
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チャバネフユエダシャクの幼虫
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ヒラタハナムグリ。花粉まみれの頭部。体はまっ平ら。 R0026017 R0026020

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2010.05.27

東海道ロングウォーク【戸塚~小田原】

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   (↑ スタート直後の標高の高いところは大坂の登り)
         (↑ 下り坂の部分は遊行寺坂である)

5月19日月曜日の日本橋~戸塚に引き続き、15日日曜日、東海道を歩いてきた。今回もウォーキングがメインなので途中にたくさんある見処を見て回るのはやめて最小限の撮影しかしていない。月曜日の後遺症は火曜日と水曜日に及び、足腰がかなり痛んだ。だが、思ったよりも歩けたのでもう少し歩いてみようという気になったのだ。
戸塚には0820時ごろ到着したので前回のゴール地点であるJR踏み切りの手前をスタートとした。こういうところ我ながら律儀である。ところがクルマがすでに通れないふみきりは開かずの踏切であった。ホームに止まっている東海道線がやっと動き出し東京方面に走ってゆくのを最後まで眺めたが、まだ開かず、今度は東京方面から別の電車がやってきて徐々に速度を落とし、ホームに到着するまでず~っと見届ける羽目になった。最初から踏み切りの向こう側をスタート地点にしておけば5分は違っていた。戸塚駅西口は呆然とするぐらい再開発されていて巨大な建物が出来ていた。大坂を登り、国道1号に合流した。前回走ったときには「お軽勘平」の石碑が工事のため移動されていて見れなかったので、見逃さぬように気をつけた。小田原までの区間はほとんどを国道1号を通ることになるので、日本橋から○○kmの標識を目印にすることとなった。なるべく日陰を歩きたいので小田原に向かって左側の歩道を通ることが多かったが、右側に一里塚などの見るべきものがあるときは右側も通った。右側では標識は「日本橋まで○○km」となる。
この日も1秒に2歩のペースで調子よく歩いた。荷物は前回とほぼ同じ。距離もほぼ同じである。日焼け止めを顔や首筋、両手に塗ってきたが長袖のTシャツの袖を長く伸ばして手の甲をなるべく覆うようにした。原宿交差点では国道の上り方面がすでにトンネルになっていたようである。残念なことに交差点にあった石仏群は見当たらなかった。国道を西に向かうサイクリストがやたらに目に付く。バイクも多い。遊行寺では今回も故物市が開催されていた。この寺で故物市に出会った確率は80%以上と思う。毎週日曜日に開催されているのだろうか。藤沢で右折しおしゃれ地蔵を撮影しメルシャン前を通る。ふたたび国道に合流すると松並木がところどころに出てきて街道の雰囲気をかもし出している。茅ヶ崎のショッピングセンターでトイレ+お茶入手のため小休止。
馬入川(相模川)手前で街道歩き人の5人ほどのグループを発見。かなりのスピードでシャキシャキ歩いている。自分と同じように見るべきものをしっかり見ているようだった。橋の手前で追い抜いてスピードを上げた。平塚の商店街を越えたあたりでちょうど4時間となり、小田原サイクリングの時にいつも利用するすき屋があるので昼食とした。今回はカレーにした。そういえば朝は松屋のカレーだったので2食連続同じものを食べたことになる。自分的には松屋のほうが好きだな。昼食休憩は10分。高麗山をちら見しながら平塚を抜け西に進み花水川を渡る。化粧坂(けわいざか)の松並木を通り、JRの暗いトンネルをくぐって大磯に入る。ここの松並木は数が減っているような気がする。メッシュの長袖Tシャツ一枚でちょうど良い気候だった。だんだん湘南の海の存在を左手に感じるようになってきた。芭蕉庵を外側からさっと撮影して先を急ぐ。国道を延々と歩くと、小田原方面から帰ってくるサイクリストたちが目立つようになってきた。日本橋から○○kmの標識の数字がひとつずつ増えていくのを唯一の励みにして、ただただひたすら歩く。ありがたいことに適切な風が吹くので涼しい。国道は路面の音が静かである。大磯城山公園でトイレの小休止。帽子に水をたっぷり含ませてすぐに出発。つばから滴り落ちる水滴を袖に受けると腕がさらに涼しく気持ちよい。国道からそれて旧道を辿ると交通量も少なく落ち着く。ガイドマップを時々見ては一里塚の位置を確かめながら進む。二宮の駅前で街道歩きの大集団を発見した。自分と同じく西を目指して歩き始めたようである。国道の右側の歩道をかなりのスピードで進んでいた。結構高齢者も含まれているようだがなかなかのスピードである。自分は左側の歩道を競うようにしてスピードを上げて追い越し、やがて見えなくなった。競ってしまうんだなぁこれが。なんという幼児性だろうか(笑)。自販機で午後の紅茶のペットボトルを入手し、冷たい紅茶をゴクゴクすると生き返るようだった。しかしこのあたりから後頭部に鈍い頭痛が発生し始めていた。熱中症にならないように、気分が悪くならないように、気をつけながらもとにかく歩いた。あまり見処も無い国道は退屈でたまらない。サイクリストは帰ってくるのがほとんどだったが、まだ西に向かうのも少数いた。サイクリングは純粋にスポーツと認めたい。なぜならタイヤやギアなどの機械をつかってはいるがすべての動力は人間の肉体の力だからである。クルマやバイクを使ったモータースポーツという言い方に非常に違和感をいつも覚えている。あるいは風力を利用したボートなどもである。限定的にいうならば原始的なスポーツなのだ。マラソンもサイクリングも水泳も。筋肉系とでも言おうか。小田原往復サイクリングを今年は久しぶりにやってみようかなぁと思う。押切坂の急坂は歩きにくい。坂を登るのは問題ないが下りは歩きにくいのだ。下りの一歩一歩で体重を受け止める膝に圧力がかかり、痛むのである。上り坂では体重分を持ち上げるだけだが、下り坂では体重分以上(1.1倍とか1.2倍とか?)の衝撃が膝にかかるからだ。
だが前回の日本橋~戸塚の時よりは全体に脚の具合は問題がないようだ。少し鍛えられたか。酒匂川を渡るともう少しだ。国道の標識は83kmまで来た。新宿で左折して旧道に入り松原神社前でゴールを迎えた。1633時だったので8時間3分かかった。松原神社に道中の無事を感謝してから小田原駅まで戻った。小田急駅は立派に改築されていた。ロマンスカーにするかちょっと考えたが小田急の急行でゆっくりと帰った。がらがらだったので脚を伸ばし、ミレニアム1に没頭することが出来た。今回も距離は約42kmとしておく。5月15日、東海道【戸塚~小田原】。

前回のゴール地点をスタート地点とした。これがなかなか通れない開かずの踏み切り。
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お軽勘平の碑は初めてみた。
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茅ヶ崎の一里塚日本橋から14番目なのでだいたい14×4=56km地点になる。
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馬入川を渡った平塚市の一里塚は15里なので日本橋から約60km地点
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大磯で目に付いたかっこいい古風な家。
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伊藤博文が住んだ滄浪閣跡の碑
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国道の標識。日本橋からの距離がだんだん増えていくのが楽しかった。
「日本橋から」と「日本橋まで」の2種類があり、道の左右どちらを通ったかが分かる。
いやぁ、よく撮ったものだ(笑)。
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2010.05.26

ヒメナガメ@四季の森公園

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 四季の森公園のせせらぎで見つけたヒメナガメ。なかなか派手で美しいカメムシである。実は最初ナガメだと思っていたのだが、帰宅後に調べてヒメナガメと判明したもの。祝!初見である。
 この日は鼻水が出たりくしゃみが出たりして、いわゆる花粉症の症状に苦しんだ。春のスギはほとんど症状が出なかったので喜んでいたが、これはきっとヒノキのせいかもしれない。5月22日、四季の森公園にて
以下はおまけ。
久しぶりに目にしたサトキマダラヒカゲ。渋い模様が美しい。
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ショウブ園上の小池で交尾していたシオヤトンボ。♂は現場で待っていたが、メスが通りがかったとたんに飛びかかり、派手な羽音を響かせてあっという間にメスを捕獲し、つながってから自分の足もとに降り、じっとしていた。5分ぐらいこのままの体勢だった。十分撮影し飽きたので当方がこっそりその場を後にした。
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アカマキバサシガメ。見たことがあるが和名が出てこない。こういうことが最近多い(泣)。前脚が太く、一見カマキリのような感じを受ける。結局自分のブログを検索して和名が判明(笑)。
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ヒメウラナミジャノメは目玉模様の周りの黄色が美しかった。
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これは不明種。なんの仲間かさえも分かりません。誰か教えてください。
オオメカメムシと判明いたしました。多謝>小鉄さん。5/26
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2010.05.25

カラフトオニグモなど@四季の森公園

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四季の森公園恒例の竹柵検索で見つけたクモを紹介する。上は確信はないがカラ  フトオニグモ♀ではないかと思われる。
二頭目はヒメグモの仲間らしいことまでは分かるが、その先が行き止まり。ヒメグモ、キヒメグモ、キンピラヒメグモあたりか、その幼体かではないだろうか。最初の印象は「アトボシハムシっぽいなぁ」だった(笑)。
下のハエトリグモはネコハエトリ♂ではないだろうか。頭部の複眼の上までが真っ黒なのでちょっと印象が違う気がするが。5月22日、四季の森公園にて
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2010.05.24

ヘラクヌギカメムシ♂@四季の森公園

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 四季の森公園の竹柵検索で見つけたクヌギカメムシ。似た種類がいて識別するためには気門と交接器を見なけらばならないことを覚えていたので、もってきた透明ケースに一時的に捕獲し裏側から観察・撮影した。気門は裏側の腹部の両端に点々とあり、この個体では黒くないのでクヌギカメムシではない。また生殖器の形からヘラクヌギカメムシ♂。透明ケースを持ってきて役に立って良かった。このケースはフタが虫眼鏡にもなっていて、少し拡大して見えるので、ギンヤンマとクロスジギンヤンマの羽化殻の識別にも使える。
 下は同じく透明ケースに御招待したヒメクロオトシブミ。裏から見るとなんか不思議な感じがする。却って分かりにくいか。5月22日、四季の森公園にて
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2010.05.23

ハサミツノカメムシ♂@四季の森公園

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 四季の森公園の隣にある中山中学校では体育会が行われていて、たんぼ付近は大変賑やかだった。下の池にはギンヤンマ、中の池にはクロスジギンヤンマが見られた。上の池ではカメしか見られなかった。井戸の水が冷たくてとても気持ち良かった。帽子を濡らした。というわけでいつもとか違う中山中学校側の門に黒王号を停めたので、いつもとは全く違う順序で観察して回ることにした。
 竹柵検索の収穫はカメムシ。綺麗なハサミツノカメムシ♂が見つかったので嬉しかった。羽化殻保管用に持ってきた透明ケースに一時的に捕獲し表から裏からしげしげと観察した。このケースは裏側をよく観察できるで大変便利なのだが、ただよく歩きまわる虫の場合は、永久運動の如くぐるぐると透明ケースの内周を歩き回るので、しかもスピードが結構速くじっくり観察どころではないので、相手を選ぶ必要あり。下はせっかくなので失礼して裏側から撮影。ひっくり返すと、このカメムシはなかなか起き上がれなかったのはちょっと意外だった。ハサミが長いので♂。
5月22日、四季の森公園にて
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2010.05.22

ヨツボシトンボ@鶴見川ビオトープ

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 今日は朝から鶴見川ビオトープに行ってきた。いつものようにギンヤンマ羽化殻をたくさん収集した。後で数えたら♂が8個、♀が6個の合計14個ですべてギンヤンマだった。アジアイトトンボがあちこちで見られ、羽化直後個体なども見られた。そしてこのビオトープで今シーズン初めてトンボ型トンボ(イトトンボではないトンボという意味だが)が見られた。シオカラトンボらしきが一頭、そして赤いショウジョウトンボらしきが一頭。ヒメガマのひと群れに止まった。近づくと飛んだので、戻って遠くから双眼鏡で観察する。シオカラトンボはどうも毛深い感じがして違和感があるぞ。ちょっと要注意だ。その後さらに羽化殻を探したり、水に手を突っ込んでヤゴを探したり、ついでにゴミを集めて岸にまとめたりした。そして、最初のトンボを探すと例のヒメガマに止まっていたので、慎重にゆっくり近づきながら撮影する。黒っぽいぞ、全体的に。この時点で頭に浮かんだのがヨツボシトンボとベッコウトンボだった。それからひたすら撮影した。翅の縁紋が黒い下翅の根元にも黒い部分がある。胸部はぼわっとした毛でおおわれている。
 帰宅後、精査したところヨツボシトンボ♂である。ただ、結節部の斑紋がほとんどない祝!初見。神奈川県では絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。これは「絶滅の危険が増大している種」という意味だそうだ。5月22日、鶴見川ビオトープにて
★この鶴見川ビオトープというのは自分が勝手に名付けた場所である。
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2010.05.21

シオカラトンボ♀と♂@新治市民の森

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 新治市民の森ではシオヤトンボがやたらと飛びまわっていたが、何度かシオカラトンボも見かけた。シオヤトンボに比べると実にスマートで腹も翅も長くてかっこイイ。上は♂。下は♀。♀は腹部第十節と尾毛が白く、第八節がふくらむ。シオカラトンボはまだ活発ではなく大人しく目立たなかった。気温が低いせいかもしれない。
 下はギンラン。黄色いキンランはすでに盛りを過ぎたが、その後釜としてギンランが咲き始めていた。黄色がキンで白がギンという和名は許容範囲で良い和名とは思うが、どうにも若干腑に落ちない気持ちが残る。5月15日、新治市民の森にて
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2010.05.20

ギンヤンマ羽化失敗@鶴見川ビオトープ

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 土曜日の朝は鶴見川のビオトープで羽化殻拾い。ギンヤンマの羽化殻をたくさん収穫した。上はギンヤンマ♂が羽化に失敗して行き詰っているところ。翅鞘から下翅の脱出に失敗した模様で下翅がご覧のように伸びず、ふくらんでいる。また上翅の展開も不全のようだし、また腹部も捻じれている。ギンヤンマの羽化は深夜に終わり朝までかかっているものはほとんど羽化失敗個体である。このあと殻から離してやったが、はばたけず飛べなかったので樹に止まらせておいた。残念であるがどうしようもない。
 下のイトトンボは腹部先端の形状から♂。腹部第9節だけがピンク色をしているのでアジアイトトンボと思われる。眼後紋が水色で丸い。アジアイトトンボ♂未熟個体ではないかと思う。5月15日、鶴見川ビオトープにて
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2010.05.19

東海道ロングウォーク【日本橋~戸塚】

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                    (終盤の急坂が権太坂の登りで、下りは信濃坂    ↑ ↑)

 5月10日の月曜日、労働者に認められた休みの一日を使ってロングウォークをしてきた。あまり天気が良すぎないというのもちょうどよかった。ずいぶん前に同じコースをランしているし、このコースの一部ならばいろんなコースを走ったり歩いたり、自転車で走ったりしているのでコ-スは熟知しているといってよい。今回のポイントは約40kmを歩きとおせるかと言うこと。たぶん8時間かかると想定しているが、この8時間を自分が歩き続けられるかどうか?を知りたい、やってみたいということである。これまでのロングウォークの経験は会社から自宅まで20km(2005.12.26)、渋谷から自宅まで26km(2010.4.4)、三浦七福神24.5km(2010.1.9)、東京港野鳥公園から自宅まで23km(2009.1.4)、鶴見川源流から自宅まで24km(2004.1.12)、自宅から鶴見川河口まで21km(2004.2.1)などで30km以内の距離である。思えば大学時代にイベントで福岡市箱崎から大宰府までの往復を夜通し歩いたことがあったが、どれくらいの距離だったか思い出さない。とにかくフルマラソンの距離をはたして歩きとおせるのだろうか?走ることは出来ても同じ距離を歩くことは出来ないのか?出来るのか?江戸時代の旅人は十里(約40km)を毎日歩いて二週間かけて都に上ったというが、それがどれほどのものなのか、その一部をチャレンジしてみたいと思ったのである。
  さて、持ち物はSUICA、小銭入れ、ケータイ、デジカメ、タオル、ペーパーバック、東海道のガイドブック(文庫本)、バンドエイド、帽子、サングラス、折りたたみ傘をラン用リュックにいれた。天気など考慮して上は薄手のラン用長袖Tシャツ一枚、シューズはランシューズではなくメレルのトレッキング用のものにした。ソックスはラン用5本指ソックス。朝はいつもの朝食をとって出かけた。電車はいつもの経路でいつもの時間帯の満員電車で通勤客の中に自分だけジーパンにリュックといういつにない格好で自分でやや違和感大だったが気にしない気にしない。ジョングリシャムの世界に入り、元KKKのテロリストの死刑執行を目前に控えその回避のために奔走する弁護士(死刑囚の孫にあたる)の緊迫したストーリーにどっぷりはまりこんで過ごした。
  東京駅から日本橋まで歩き、道路原標など撮影して出発したのが0920時。以下断片的なメモで。

銀座のアップルストア前(林檎のマークがあったのでそれと分かった)には行列が出来ていて、たぶんiPadの予約か何かだろうと思った。月曜日の朝一にこんなところに行列するヒマジンって一体どんなヤツラだろうなどと感じた自分がおかしかった。

大田区体育館の建て直し工事がされていて、大規模な基礎工事をしていた。いったいどんな立派な建物ができることやら。

続いて京急蒲田駅も工事がされていて、ものすごいことになっていた。羽田線も高架になるようだ。駅は3階建てか?無駄に高いような気がした。

鶴見で昼食。牛丼屋の隣の天丼屋にした。やはり丼モノは出てくるのが早い。昼食による休憩時間はたったの10分。

松原商店街手前の浅間町あたりで、どう見てもヤクザらしき一団が道一杯に広がって交通を邪魔していたので大変ウザかった。パトカーがちょっと離れて監視していた。

はじめはふともも前面に張りがでたが、しばらくしてなんともなくなった。最後は左右の膝の裏側の筋。振り出した脚を着地する寸前に引き寄せる動作で使う筋肉が痛んだ。腰が少し痛くなったので、姿勢に気をつけ腰から頭部をまっすぐにして歩くようにした。1秒に2歩のペースでシャキシャキ歩いた。メレルのシューズはやや重いものの脚にピッタリでまったく何の支障も無かった。

益田家のモチの木のあたりで「東海道を歩く」ガイドブックが地面に落ちていた。逆方向に歩いた街道歩き人が落としていったものだろう。自分も使ったものだが大きいので今回は持ってこなかった。

ゴール地点は前回と同じく戸塚駅の踏み切りとした。車止めがしてあった。1730時だった。モディのトイレで水を使ってさっぱりしてからJRで帰った。時間的には通勤ラッシュだったが、逆方向のためか電車がガラガラでゆっくり座っていけた。腰をおろしておけることがありがたかった。そういえば頭痛はいつの間にか消えていたことに気づいた。

撮影や昼食、トイレ、信号待ちなどで合計30分ぐらいはロスタイムがあったと思われるが、それを含んで8時間10分かかってゴールできた。思ったほど苦しむこともなく痛いことにもならず、無事に歩くことができた。案外問題なく歩けたが、全身の疲労感はやはりかなりもので、走るのと変わらないぐらいだったかもしれない。距離はガイドブック1だと41km。別のガイドブック2だと40km弱。ランネットで地図上でルートを辿って計ったら42.78km。面倒なので約42kmとしておく。ちなみに今回はちょっとしたルート誤りもまったく無く100%正しいルートを歩けた。

スタート地点の日本橋。真上を首都高に覆われていてまったく酷いことと思う。R0025555

銀座のアップルストアに並ぶ人たち。 
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鈴が森を少し過ぎたあたりで日本橋から12kmR0025609

京急蒲田駅の踏み切りR0025619 

鶴見の一里塚。この辺では腹ペコ状態。
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生麦事件の碑はキリンビール工場の前
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信濃坂の途中で横浜環状2号線を歩道橋で渡る箇所がある。R0025682

ゴール地点の戸塚踏切は車が通行止め
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2010.05.18

フクラスズメ幼虫@新治市民の森

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 新治市民の森のせせらぎでトンボを探しているとき、カラムシの葉にヤマサナエが止まったので近づいたらカラフルなものが目に飛び込んできた。黄色と黒と赤と橙色の派手な毛虫である。葉をそっと持ち上げてみるとご覧のような姿が現れた。
 左側が頭部で赤っぽい。頭部側に胸脚が3対あり、腹部先端に尾脚があり、腹部中央部には腹脚が4対ある。尾脚と腹脚はよく似ている。また、赤い眼状紋が8対ある。疎らな細い毛があるのでイモムシではなく毛虫。それにしても鮮やかなデザインである。久しぶりに幼虫図鑑で調べたらフクラスズメに該当するようである。5月8日、新治市民の森にて。

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2010.05.17

イタドリハムシ@裏高尾

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 裏高尾ではトンボが見つからなかったので、こんなハムシでも(大変失礼!)嬉しかった。おとなしかったので左手に御招待してみたら、しばらくして飛び立っていった。甲(翅鞘:ししょうというのが正しいが)を開いた瞬間を撮りたかったのだが、ちょっと早かった。次の写真ではもう飛び去っていた。しかし、この短い一瞬で、折りたたまれていた薄い翅(後翅)を広げて飛び去るというのはかなりのワザと思う。だいたい、どうやって綺麗に折りたたんでいるのだろうか。毎回きちんと同じように折りたたまれているのだろうか?そうなんだろうなぁ。薄い翅を折りたたむに機序やいかに!?イタドリハムシ。下は小下沢林道から。5月4日、裏高尾にて。
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2010.05.16

ニホンカワトンボの縄張り行動@梅田川

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 梅田川にじゃぶじゃぶ入ってニホンカワトンボを観察していると、橙色の翅をした♂が水面から露出した岩に降りてきて翅をときどきぱっと開く動作をし始めた。10秒おきぐらいにぴらっと開き、さっと閉じる。あ!これ見たことがある。ハグロトンボと一緒だ。で、これを撮影するわけだが、なかなかタイミングが難しいのだ。ピントを合わせておき構図を極めて待ち構え、翅を閉じ始めた瞬間にシャッターを押す。写った写真を確認するとなんと翅を閉じた状態で写っていたりする。もっと早くシャッターを切らねばならないようだ。そこで集中して観察し、翅を閉じそうな気配を感じた瞬間にシャッターを切る。こういうことを何度も繰り返すうちに何枚か翅の開いたものが撮れた。しかし、このニホンカワトンボは飽きもせず、繰り返していた。縄張りを主張しているため粘っているようだ。胸部腹部に白い粉で覆われているのでニホンカワトンボ橙色翅型成熟個体である。ニホンカワトンボの♂には橙色翅型以外に無色翅型淡橙色翅型があるが、この二型は縄張りを持たないという。不思議である。ものの本にはそう書いてある。本当なのか?例外はないのか?調べてみたい気がしてきた(笑)。5月8日、梅田川にて。

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2010.05.15

シオヤトンボ交尾@新治市民の森

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 新治市民の森いけぶち広場下の池ではシオヤトンボが元気よく飛びまわっていた。4月から見てきたこれまでのシオヤトンボは行動が活発ではなく、動作は鈍く、平らな場所に腹をべたっとくっつけて休んでばかりいる退屈なトンボであった。ところがこの日びゅんびゅん飛びまわり、最初シオカラトンボかと思ったほどだった。眼が青緑色をしているし。しかし良くよく見てみると縁紋は黄色で腹の太いシオヤトンボの♂と♀だった。そして眼の前で交尾を始めた。♂の腹部は白い粉で覆われている。♂も♀も黄色い胸に太く黒い筋がある。
 下はおまけで大正池そばの畑で見たヤマサナエ♀未熟。なんでもいいので別のサナエを見たい!5月8日、新治市民の森にて
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2010.05.14

タテジマカミキリ@新治市民の森

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 このタテジマカミキリを見つけたのは虫好きさんハリギリの幼木を探し、そこで見つけられたもの。それが3月21日のこと。その後新治に行くたびにこの個体がまだ居ることを確認した。4月3日、4月10日、4月18日、4月25日、4月29日と確認した。いったいいつまで寝ているのかと心配していたが、ついに5月8日にいなくなっているのを確認した。上は4月25日撮影のもの。なかなかの保護色である。下はタテジマカミキリが削って作った自分用の寝床の痕(5月8日撮影)。かなり深く掘ってある。タテジマカミキリが越冬用として好む樹としてはカクレミノが有名であるが、他にもハリギリやアオキなども利用するらしい。そういう知識を利用して越冬中の成虫を探すのも一興であった。他には一頭も見つけられなかったが。5月8日、新治市民の森にて
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2010.05.13

トラフシジミ@裏高尾

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 連休第四日目は朝から裏高尾に行ってきた。たしか昨年も同時期に行った記憶がある。一応、山の渓流のトンボを目的にしていたのだが、やっぱりどう考えてもこんな渓流にトンボが発生するとは思えず、ときおり流れの周辺を双眼鏡で精査しながらゆっくり進んだ。何度振られても、その存在を確信していれば、いつかは必ず出会えるはずだと強い心で捜索を続けることが出来る。が、その確信がいまいちなため、だんだん弱気になって行った。しかし、日影沢林道のかなり上の方に来たときに、杉の樹にキラキラの翅が舞うのを目撃した。双眼鏡で追うと羽化直後らしきサナエ風のトンボだった。腹が細く腹部先端が膨らんでいた。近寄るとトンボは杉の巨木の上の方にどんどん飛んで行ってしまい、見えなくなった。結局、合計20秒ぐらいしか見ることができなかった。その後、飛びだしたあたりの水場を丹念に探したが羽化殻や羽化中の別個体は見つからなかった。未練が残り、30分ほどその場所で過ごした。
 それからは林道を登り、小仏城山の山頂手前まで来てしばし考えて、昨年は高尾山に向かったので今年は小仏峠に向かうことにした。イカルウグイスがよく鳴いていた。小仏峠で早めのお昼とした。さて、またここでどのコースを取るか検討。そのまま旧甲州街道を下りるとちょっと早すぎるので、影信山まで登ることにした。登山客が多く、さらにトレイルランナーも結構いる。刺激されて早足で登ってみた。影信山山頂の茶屋は大勢のハイカーたちがお弁当を広げて大賑わいだった。ここでまた地図を見ながらコースを検討。小下沢林道を通ることにした。降りはじめるころなんと茶屋でもちつきが始まったようだった。
 下りは心肺系は楽なのだが足場が悪く、転ばないように気をつけて進んだ。小下沢は「こげさわ」と読むらしい。日影沢よりも人が少なかった。キビタキオオルリセンダイムシクイ、それにミソサザイがいい声を聞かせていた。またヤブサメが虫のような鳴き声をあげていた。夏鳥すっかり勢ぞろいだ。トンボは見つからなかったが、トラフシジミを見つけた。祝!初見。足元にまとわりつくように飛ぶ。たぶん3頭ほど居たと思われる。翅の白い部分が目立つ春型。♂か♀かはよく分からなかった。他にテングチョウを目撃したが撮影できなかった。結局、日影バス停からバスで帰った。朝は高尾駅からずっと歩きで日影~日影沢林道~小仏城山~小仏峠~影信山~個下沢林道~日影バス停と結構歩いた。が、収穫はトラフシジミだけ。5月4日、裏高尾にて。
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2010.05.12

ヒメクロトラカミキリ@四季の森公園

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 連休三日目は大寝坊をした結果、近場にしか行けなかった。最近いっていない四季の森公園に行くことにした。蓮池では鯉のぼりがたくさん泳いでいた。この池は蓮池というのだが、最近ハスが無くなってしまったそうで、北側の隅に網で囲った部分があり、パークスタッフによってそこに蓮を植える作業がなされていた。ハスが無くなるのはカメの仕業ではないかと疑っているそうである。
 暖かくなり竹柵検索での収穫が増えてきた。これは初めて見たカミキリで和名が分からなかった。図鑑を調べてもぴったりくるものが見つからない。ところが虫好きさんのサイトを訪れてみたところなんと同じカミキリがばっちり写っているのを発見。ヒメクロトラカミキリだそうだ。ありがとうございます。祝!初見5/14追記:なんと2008年6月1日に新治で観察してたことが判明したので初見ではない。
 下は毎年お目にかかるトゲヒゲトラカミキリ。胸におぼろげな黒斑が二つ見える。竹柵の上で交尾中だった。メスの方が一回り大きいようである。横から失礼。5月3日、四季の森公園にて
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2010.05.11

アジアイトトンボ交尾@鶴見川ビオトープ

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  鶴見川ビオトープでマルタンヤンマやギンヤンマのヤゴを探している間にもイトトンボが周りをうろちょろするのでいちいち気になる。今シーズンまだ見ぬアオモンイトトンボや昨シーズン一度だけしか見てないホソミイトトンボではないかと気になるのである。だが、確認できたものはすべてアジアイトトンボだった。今回は交尾が何回か見られた。下になっている♀の眼後紋に注目。♂と同じような水色の丸い形をしている。前回の記事で紹介した「神戸のトンボ」の該当ページの(3)に当たるものと思う。腹部が見えなければ♂と見分けにくい。5月5日、鶴見川ビオトープにて
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2010.05.10

ツチガエル@梅田川

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 梅田川でヤゴ探しをしているうちに、眼と鼻の先にこのカエルがじっとしているのに気がついた。40mmぐらいの小さめのカエルである。イボが目立ついわゆるイボガエルだ。ヤマサナエの羽化殻がありそうな水辺ぎりぎりのところにいた。もしかして初見かなと思ったが、調べてみたら2年前の6月に観察していた。ツチガエル
 下は新治市民の森、大正池のクサガメ。前脚をだらりと下げ、実にぐーたらした印象である。背甲にはクサガメの印である3本の隆起がある。ミシシッピアカミミガメに負けずに大正池で存続してほしい。
5月8日、梅田川と新治市民の森にて
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2010.05.09

ハラビロトンボ@梅田川

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  梅田川遊水地の整備工事の影響でその生息を心配していたハラビロトンボであるが、生存を確認することができたのでまずはホッとした。
  上はすべて別個体。一番上は未熟♀。二番目も同様。顔の青をうまく写せた。三枚目は腹部がだいぶ黒くなってきた未熟♂(♂に訂正します。これがもっと黒くなると下のようになる)。この未熟♂は♀と同じ場所で♀と同じようにひっそりと休んでいた。ハラビロトンボ♀の黄色と黒のはっきりした個体はコンデジのピントがすごく合いやすいのだが、黒一色の♂はピントがなかなか合わずだいぶ焦った。下は成熟♂。翅付け根にかすかに橙色があるのが分かる。顔の青は写せなかった。成熟した♂は産卵に適した場所で縄張り争いばかりしていてなかなか落ち着かないので撮りにくかった。不自然な体勢で息を止めて撮影するので、とっても疲れた。でもハラビロトンボに会えたので嬉しかった。5月8日、梅田川にて
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2010.05.08

オニヤンマヤゴ@梅田川

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 今日は長靴をはいて鶴見川ビオトープ、梅田川、新治市民の森と回った。天気が良くて、日向では相当汗をかいた。日陰では涼しく、爽やかな風があって気持ち良かった。
 梅田川で久しぶりに水の中にじゃぶじゃぶと入ると、水に入った足が冷えて気持ち良かった。ニホンカワトンボの羽化殻を探したり、ニホンカワトンボの撮影をしたりした後、戯れに水底の砂を手ですくってみたところいきなりオニヤンマヤゴが捕れた。30mm程度なので終齢ではない。もう何度か脱皮すればこの夏には羽化出来るのだろう。しばし撮影してから川に戻すと、じっとしていた。目立たないように上から砂をかけてやったりしているうちに、ちょうどそこに羽化殻らしきものが流れてきた。取り上げてみるとこれまたオニヤンマのようであった。40mm程度。丸っこい下唇がびろーんと伸びているので羽化殻ではなく脱皮殻である。水を切ってから透明ケースに回収する。そして最初のヤゴに目を向けると、もう居なかった。そして代りに巨大なヤゴが居たのだ。透明に近い淡色のヤゴ、体が太くこれもオニヤンマと思われる。サイズ的には40mm程度なのでもしかして、脱皮殻はこのヤゴのものかもしれない。こんなに淡色のオニヤンマヤゴは見たことがないので脱皮直後かもしれない。しばらく観察・撮影してから川に戻してやった。一箇所で3度も美味しいオニヤンマのヤゴ観察だった。暖かく、水に入るのが気持ち良い一日だった。5月8日、梅田川にて

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2010.05.07

ムネアカアワフキ♀@四季の森公園

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 四季の森公園の炭焼き小屋前のカンヒザクラの枝先を調べてみたら赤と黒の小さな昆虫を発見した。サクラの葉の根元にじっとしていたので葉をそっとひっくり返して太陽光ライトを当てて撮影した。それにしても鮮やかな朱色である。まったくなんの仲間であろうか。なんとなくツノゼミの仲間っぽい雰囲気を感じた。甲虫図鑑には載ってないだろう。「胸が赤い黒い昆虫」でネットで検索してみたら、なんと一発でヒット。ムネアカアワフキ♀。祝!初見。♂は胸が黒く小楯板だけが赤いらしい。サクラの若葉が出る、春の短い時期だけに見られるらしい。
 下はおまけのヤマサナエ。菖蒲園下でヤマサナエの羽化殻を発見した。後で計測したら36mmあった。その後、菖蒲園の地面でキラキラするものを見つけ、なんとヤマサナエがもがいていた。アリに喰いつかれているようだったので即座に救出した。オスである。腹部第7節が折れ曲がっているようだ。風が強かったので体を風よけにしながらしばらく連れて回った。腹部以外には異常はないようであった。羽化後翅を乾かしている最中にアリに襲われたのかもしれない。子供づれが多く来園していたので、子供に見つからないようにしながら30分ほど落ちつかせてから、せせらぎのあたりのヤマザクラの樹にそっと移してやったら、しばらくして飛び立っていった。5月3日、四季の森公園にて
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2010.05.06

マルタンヤンマヤゴ@鶴見川ビオトープ

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 連休最後の日は、ゆったり過ごした。近所の鶴見川ビオトープに行っただけである。この日の羽化殻の収穫はギンヤンマ型羽化殻6個マルタンヤンマ羽化殻1個
 羽化中の個体は見つかられず、若干不満が残ったので、水の中に手を突っ込んでヤゴ探しをしてみた。アオミドロや植物の腐ったようなものをすくい上げると、非常に小さなヨコエビのようなこのがうじゃうじゃいた。こういうのがヤゴの餌になるものと思われる。何度か繰り返すうちに左手に活きの良い存在がびくんびくんと感じられ、ヤゴが見つかった。一番上の個体はマルタンヤンマと思われる。全体に暗色で腹部に黒い縦筋がある。側棘は7,8,9節にある。また複眼が左右に出っ張った頭部の形が特徴的である。
 次に見つかったヤゴは淡色で、体がすけるような感じである。こちらはギンヤンマまたはクロスジギンヤンマと思われる。側棘は7,8,9節にある。体長は40mm程度。翅芽がぺったんこでもあり、まだ終齢ではない。
 そして、最後のヤゴは大きく終齢と思われる。50mm程度はあった。頑張って下唇をアップで撮ってみた。爪楊枝をつっこめなかったのでわかりにくいが端鉤の形からかろうじてギンヤンマではないかと思われる(確信なし)。
 というわけでヤゴはギンヤンマ終齢1、ギンヤンマまたはクロスジギンヤマ1、マルタンヤンマ1だった。そしてトンボ成虫はゼロ。5月5日、鶴見川ビオトープにて
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2010.05.05

ギンヤンマとクロスジギンヤンマの端鉤

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 今シーズン鶴見川ビオトープで取得したギンヤンマ型羽化殻はいまのところ
4/17 クロスジギンヤンマ♀1
4/25 クロスジギンヤンマ♀7♂2、ギンヤンマ♀2♂3
4/29 クロスジギンヤンマ♂3、ギンヤンマ♀2♂1
5/5  クロスジギンヤンマ♂1、ギンヤンマ♀2♂3
以上合計27個である。
  昨年はすべてギンヤンマと判断していたが、今更ながらクロスジギンヤンマが相当数混じっていたものと思う。
 羽化殻や終齢幼虫においてギンヤンマとクロスジギンヤンマを識別するのはなかなか難しく、自分の知りえた確実な識別点は下唇の端鉤部分の曲がり具合によるものだけである。愛用の「近畿のトンボ図鑑」からちょっと引用させてもらう(上)。端鉤(たんこう)が尖った部分であるが、その手前の曲がる部分が注目点である。
 今シーズン、鶴見川ビオトープで取得した羽化殻の該当部分をピックアップしてみよう。非常に小さい部分なので撮影はなかなか容易ではない。最近は頭部と下唇の間に爪楊枝を差し込み、隙間を作ることによってより分かりやすくしている。手持ちのためぶれぶれなのはご容赦願いたい。

4/29分
ギンヤンマ♀羽化殻
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クロスジギンヤンマ♂羽化殻
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クロスジギンヤンマ♂羽化殻
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ギンヤンマ♂羽化殻
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ギンヤンマ♀羽化殻
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5/5
ギンヤンマ♂羽化殻
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ギンヤンマ♀羽化殻
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ギンヤンマ♀羽化殻

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2010.05.04

ヤマサナエの垂直羽化@三保市民の森

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 梅田川のヤマサナエの羽化は水辺のほぼ水平な場所で行われる例が多いが、三保市民の森近くの水路で発見した例では垂直の壁につかまって羽化していた。コンクリート水路なだけに両側が垂直な壁なのでどうしようもないことであるが、うまいこと壁にしっかり固定していたようだ。別のサナエかもしれないと一瞬思ったが、全体の印象からヤマサナエでいいと思う(けっこういい加減かも)。近くに羽化殻が一つあった。
 さて、水路の中をじっくり探してみたら....いたいた。水底に半ば泥をかぶってじっとしているヤゴがいた。しかし大きい!目測で5cmぐらいはありそうだった。下唇を左右に少し開いているのが分かる。これはヤマサナエではなくオニヤンマ終齢幼虫と思う。体色が白っぽいことに違和感を感じるが、長い体に大きな頭部をした体形はオニヤンマのものだろう。
 三保市民の森では見たトンボの成虫はニホンカワトンボ数頭だけだった。野鳥ではセンダイムシクイの声とホトトギスの声を聞いたが、オオルリキビタキも聞こえなかった。下はおまけのムラサキシジミ。前翅両側の同じところに破損がある。翅を閉じていた時に破損したのだろうか。全体がやたらに三角形に見える。ツマキチョウも見掛けたがぜんぜん止まらず撮影に至らず残念。5月1日、三保市民の森にて
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2010.05.03

チュウシャクシギ@江奈湾

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 連休第二日目、朝早くから三浦市に行ってきた。三浦市のあちこちに行ったのだが、その中で江奈湾の干潟で見たチュウシャクシギを紹介したい。ちょうど12時頃が干潮というタイミングだったので結構広い干潟が出現していた。しかし福岡で育ち、和白干潟や今津湾の干潟、有明海の干潟などを見なれた身としては、違和感が非常に大である。そもそも砂浜が黒っぽいこと自体受け入れがたいのと同様である。富士山の御蔭でこういう色いなっているものと思うが、どうにも穏やかでない。
 干潟にはカニが目立っていた。細い眼が飛びだしている。白っぽいハサミが目立ち胸のあたりに白い三角が見える。ちょっと調べてみたが、これはチゴガニではないだろうか。
 干潟の主役はチュウシャクシギ。これを見たのは何年振りだろうか。大きな声で(文字にし辛いが)よく鳴いて、蟹を食べているようだった。大きな鳥で重量感がある。長く下に曲がった嘴を使って干潟からエサを探して引っ張りだす。だいたい30羽ぐらいいただろうか。他にはキアシシギ10羽程度、ムナグロ夏羽3羽、コチドリ1ぐらい。福岡は和白干潟で万単位のカウントをしていた経験(えらい昔のことになるが)から比較すると寂しい限りの数である。
 双眼鏡だけによる観察なので見落としは多いと思う。特に岩場に隠れていて見えない鳥はかなりいたものと思われる。プロミナー+三脚を持ち歩くのが当たり前だった学生時代を思い出した。チュウシャクシギは、角度によって嘴が異様に短く見えることがあり、一瞬コシャクシギ?と思うことが何度かあった(笑)。腰が白く普通のチュウシャクシギだった。しかし、やはり300mmのコンデジでは歯が立たないということを今日は強く感じた。5月2日、三浦市江奈湾の干潟にて
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2010.05.02

ヤマサナエ羽化殻@梅田川

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 梅田川ではヤマサナエの羽化が最盛期を迎えていた。現地に着いたのは遅めの1045時。ポイントを探すとさっそく翅を開いた羽化個体を見つけた。体色がまだ薄く、翅がキラキラしている。尾部先端がハサミのような形に開いているので♂だ。左右を見るとすぐに次の個体が見つかった。こちらは♀。場所を移動して探すと今度は翅をまだ閉じた状態の個体がいた。その近くには殻を破って頭を出した直後の個体も発見。またすでに空になった羽化殻がいくつも見つかる。さらに羽化中の個体をたくさん見つけた。羽化のラッシュだ。そして、飛び立ったばかりの新鮮な個体も見つけた。これだけ黒と黄色に色づくとやっと本物のヤマサナエという感じがする。1200時頃まで観察し、合計20個体ぐらい目撃した。その後、新治市民の森で2時間半ほど過ごし、帰路にふたたび梅田川に寄ってみた。羽化はだいたい終わっていて、羽化殻をたくさん回収した。
 この日取得したヤマサナエの羽化殻は梅田川で13個、新治で2個の合計15個だった。今のところ♂♀の識別は出来ていない。サイズは35mmが1、36mmが5、37mmが6、38mmが2、41mmが1個で平均約37mm。ヤマサナエ以外の羽化殻はシオカラトンボが5個だった。
 一番下は羽化殻ではなく羽化直前の終齢幼虫。羽化殻だと思って拾いあげたら、中身がまだ入っていてもそもそ動きびっくりした。背中もまだ割れていない。1430時から羽化を始めて大丈夫なのだろうか?すぐに元に戻しておいた。無事に羽化できますように。羽化直前個体と羽化殻の区別は背中が割れているかどうかで分かるので、時間によらず確認することが必要だ。4月29日、梅田川にて
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2010.05.01

アジアイトトンボ♀@鶴見川ビオトープ

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 昭和の日の朝トンボ。鶴見川ビオトープで赤いイトトンボを見つけた。眼後紋の前縁が直線的なのでアジアイトトンボ♀と思われる。眼後紋、胸と腹部第一第二節が赤いので未熟個体。腹部第一第二節を真上から撮影したかったが、後の祭り。次回の課題としよう。
 下のトンボは青くて一見♂かと思ったが、腹部先端の形から♀。アジアイトトンボ成熟♀。上の赤い未熟個体が成熟するとこういう体色になるのはちょっと不思議である。アジアイトトンボ♀の眼後紋の変化については、よく参考にしている神戸のトンボの標本箱が詳しい。第二節に見えるかすかな赤が未熟のなごりのようだ。4月29日、鶴見川ビオトープにて。
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