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2010.05.05

ギンヤンマとクロスジギンヤンマの端鉤

R0025139
 今シーズン鶴見川ビオトープで取得したギンヤンマ型羽化殻はいまのところ
4/17 クロスジギンヤンマ♀1
4/25 クロスジギンヤンマ♀7♂2、ギンヤンマ♀2♂3
4/29 クロスジギンヤンマ♂3、ギンヤンマ♀2♂1
5/5  クロスジギンヤンマ♂1、ギンヤンマ♀2♂3
以上合計27個である。
  昨年はすべてギンヤンマと判断していたが、今更ながらクロスジギンヤンマが相当数混じっていたものと思う。
 羽化殻や終齢幼虫においてギンヤンマとクロスジギンヤンマを識別するのはなかなか難しく、自分の知りえた確実な識別点は下唇の端鉤部分の曲がり具合によるものだけである。愛用の「近畿のトンボ図鑑」からちょっと引用させてもらう(上)。端鉤(たんこう)が尖った部分であるが、その手前の曲がる部分が注目点である。
 今シーズン、鶴見川ビオトープで取得した羽化殻の該当部分をピックアップしてみよう。非常に小さい部分なので撮影はなかなか容易ではない。最近は頭部と下唇の間に爪楊枝を差し込み、隙間を作ることによってより分かりやすくしている。手持ちのためぶれぶれなのはご容赦願いたい。

4/29分
ギンヤンマ♀羽化殻
R0023735

クロスジギンヤンマ♂羽化殻
R0023739

クロスジギンヤンマ♂羽化殻
R0023744

ギンヤンマ♂羽化殻
R0023750

ギンヤンマ♀羽化殻
R0023762

5/5
ギンヤンマ♂羽化殻
R0025086

ギンヤンマ♀羽化殻
R0025096

ギンヤンマ♀羽化殻

R0025130

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コメント

はるきょん様

内鉤以外にもそのつけ根部分もギンヤンマの方が強く盛り上がっているように見えます
そのためか内鉤の中心に向かってギュッと押し上げられているようでクロギンよりも強力そうな感じがしますね

それにしても今日はワ-ルド杯のおかげで今になって
眠いこと眠いこと

投稿: 小関 裕兄 | 2010.06.25 10:41

小関さんこんばんは。クロスジギンヤンマの羽化はもう終わってしまっていて、羽化殻は貴重なものになりました。来シーズンはもうちょっと早めに回収に向かおうと思います。クロギンは細い感じがしますね。今日は早朝からい一日でしたhappy01

投稿: はるきょん | 2010.06.25 20:29

そうですね この違いが頭部の形の微妙な違いになっているように思います
ギンやクロギンの羽化殻は野外で採集するよりも自宅で羽化させて保存することが多いです
この辺りではヤゴは見つかる割に羽化殻があまり見つからず この2種は羽化率も高いので
でも 家には現在未だに羽化しないクロギンのお坊っちゃまがいます これは亜終齢越冬したオスですが 4月に終齢になって以来変化なし
ここまで来ると 羽化のための体の変化のゴ-サインは何によって決定しているのか?という興味がわきます
それによって

1 5月頃の気候に近い秋に羽化するのか?
それとも
2 このまま越冬して羽化は来年持ち越しなのか?

観察続行の価値はありそうです

投稿: 小関 裕兄 | 2010.06.28 09:23

小関さんこんばんは。終齢なのに羽化しないとはちょっと不思議ですね。これから餌やりが続くのも結構大変ですね。私の予想では来春羽化です。

投稿: はるきょん | 2010.06.29 20:35

はるきょん様 こんにちは

僕もそう思います
クロギンはギンのようにランダムに成長せず ほぼキッチリ1年と生活史がコントロ-ルされているようなので

しかし驚きなのはギンヤンマの成長の速さです
先日もクロギンの小さいヤゴ 掬ったのですが
すぐ後によく似たすこし鼻高のヤゴが網にかかりました
これがギンヤンマだとおもいますが こいつらは先に
掬った4頭のクロギンよりも大きかった

投稿: 小関 裕兄 | 2010.06.30 10:46

小関さんこんばんは。ヤゴの生育スピードもいろいろなんですね。ギンヤンマは春の卵が秋に羽化することもあるらしいとどこかで読みました。

投稿: はるきょん | 2010.06.30 21:48

はるきょん様 おはようございます

ギンヤンマのヤゴは水田でも採れるという報告が割と多いですね
この成長スピ-ドなら冬場に水の無い田んぼでも生育は可能ですね

投稿: 小関 裕兄 | 2010.07.01 09:05

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