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2010.05.29

ギンヤンマ羽化殻@鶴見川ビオトープ

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鶴見川ビオトープでトンボの羽化殻拾いをしてきた。今日の収穫はギンヤンマ44個だった。昨年に比べて羽化の位置が低いような気がする。水面に近い部分で見つかるものが殆どなのである。昨年はかなり高い位置で見つかった。水面から10cm以上がほとんどで、高いものでは50cmぐらいのものもあった。平均はだいたい20cm以上だったと思う。ところが今年はせいぜい平均10cm以下のようである。中にはほとんど腹部が水面すれすれのものなど見つかる。
いろいろ考えるに、昨年と比べてヒメガマの生育状況がだいぶ違うことが要因と思う。昨年はビオトープの一部に背の高いヒメガマの群落があり、そこに集中して羽化殻が見つかった。なので羽化に利用したヒメガマも太いものが多かった。その後ヒメガマの分布が全体に広がり、比較的小さな枯れたヒメガマが全体に分布している。枯れたヒメガマは途中で折れ曲がり先端部が水面に没していて、根元から三角形を作っている。こういうヒメガマがたくさん集まってからまっているため細いヒメガマでも強度があり、三角形の内側のオーバーハングの部分が羽化に利用しやすい。そういう部分がだいたい水面からせいぜい5cmぐらいなのだ。羽化殻を探しているとある箇所に固まって見つかることが多い。今日は羽化殻の上につかまっているギンヤンマの羽化殻を見つけた。おんぶ状態である。羽化の場所として好まれる場所はどの個体も共通なのだろうから理解できる。
本日取得したギンヤンマ型羽化殻は下唇の形状をルーペで見たところすべてギンヤンマで、♂が27個、♀が17個だった。雌雄の識別は腹部の原産卵管による。サイズは平均52mm程度。最大で58mmのものがあった。ただ、羽化殻の腹節はタックになっているので柔軟性があれば、伸ばせば伸びるので58mmのものはそれが伸びていただけとも言えるのでその個体が大きいかどうかは分からない。
今日は曇りで気温も低く、トンボ成虫はアジアイトトンボしか見れなかった。こういう日やあるいは雨の日はトンボたちはどこでどうしているのだろうか。林の樹幹部とかあるいは林の中だとすれば見つかるわけはないなぁ。5月29日、鶴見川ビオトープにて取得
下は同所で5月22日に撮影したもの。たぶんアジアイトトンボの羽化直後個体。枯れたヒメガマの折れた三角部分に止まっていた。羽化殻は見つからなかったが。
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コメント

はるきょん様 お久しぶりです

9年愛用のpcに寿命が来てしまい 新しいものに慣れるのに時間がかかってしまいました

さて ギン クロ銀2種類の羽化殻-見ていて面白いことに気が付きました クロ銀は翅芽の部分が下に下がって成虫の抜けた
背中から中が丸見えのものが多いのに ギンの羽化殻はそれがふさがれて翅芽もまっすぐなものが多いのです
おそらく羽化した成虫のつかまり方の違いだと思いますがはっきりした傾向があるのは面白いです
それから ギンヤゴでも冷凍赤虫-それも1日たった半腐りのようなやつでも食べる個体がいました

投稿: 小関 裕兄 | 2010.06.21 16:13

小関さんこんばんは。今年はギンヤンマの数が凄いです。先週の土曜日までで328個です。マルタンが28個、クロスジギンヤンマが14個でした。翅芽については今度ちょっと気をつけてみてみようと思います。新しい着眼点ですね。

投稿: はるきょん | 2010.06.21 20:22

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