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2010.06.30

アサヒナカワトンボ無色翅型♂@中津川

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アサヒナカワトンボニホンカワトンボはよく似ていて、神奈川県ではその分布が入り組んでいる。これまで新治市民の森や四季の森公園で観察してきたものはニホンカワトンボとしてきた。先週の七沢で見た個体と日曜日に中津川で見たこのカワトンボは分布からアサヒナカワトンボの可能性が高い。もっと接写して縁紋の縦横の比を調べたかったが叶わなかった。感覚的に言うと、複眼が大きく目立ち胸が小さめになので一見してかわいく感じる新治のニホンカワトンボはこうだ。確信はないが一応祝!初見としておく。
下はおまけのミヤマカワトンボ♂。腹部のメタリックブルーがとても美しい。そして、とても大きい。アサヒナカワトンボを見たあとだとさらに大きく感じた。6月27日、愛川町中津川にて
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2010.06.29

ミヤマアカネ♀@中津川

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中津川の河原ではミヤマアカネが何頭か見られた。どれも新鮮な個体で、羽化後間もないものと思われる。写真の個体は縁紋が白いのと腹部の形からいずれも♀のっぺりした淡いクリーム色でなかなか美しいと思う。コオニヤンマに食われないように気をつけるんだぞ。
下は田圃の水路にいたヒル。先週七沢で襲われたヤマビルとは違う種類のようだが、思いもよらぬ速いスピードで移動していた。左側の細い方を伸ばして左側にどんどん動いて行った。尺取り虫的動作はちょっと気持ち悪かった。ウマビルと思われるのでこれは人の血は吸わないと思う。......でも......ひぇー!6月27日、愛川町中津川にて
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2010.06.28

コオニヤンマ三昧@中津川

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中津川の周辺ではコオニヤンマがいたるところにおり、この日少なくとも30個体は見たと思われる。田圃の畦道を歩いていると行く手に3頭もとまっていたりした。近づくとちょっと飛んで先の地面に止まる。まるでハンミョウの道教えと同じである。さて、午前中傘をさして歩いていると何と傘の上に止まられてしまった。飛ばれないようにゆっくりと少しずつ傘を移動させて無理な姿勢で至近距離から撮影した。コオニヤンマの♀だった。複眼の色から羽化後間もない個体と思われる。
激しい羽音が聞こえたので振り返るとコオニヤンマが争っていた。あまりにもコオニヤンマ♂の密度が高いのだろう。見ているとあっさり勝負がつき、一頭は田圃に水没してしまった。殺してしまったようだ。獰猛なトンボである。下の顔のクローズアップを見ていると複眼の間に二本の短いツノがある。もしかするとこれが和名の由来なのだろうか。
その後も何度も撮影機会があったが、だんだん撮影意欲が薄れてしまった。なんとも贅沢なことである。時期と気候と場所と時間帯と天気が合えばたくさんのトンボに出会えるということだろう。それにしても今シーズンはよくコオニヤンマを見る。いつもとは違う場所に見に行っているからなのか?それとも今年はどこでもコオニヤンマが大発生しているとか?6月27日、愛川町中津川にて
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2010.06.27

アオハダトンボ@中津川

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先週、七沢ミヤマカワトンボを見れたがアオハダトンボが見れなかったのでいろいろ調べて愛川町中津川に行ってきた。しかし、朝から雨交じりで午前中は傘を差しながらの観察となってしまい、トンボは期待できなかった。だがときおり雨が上がるようになり、午後からは雨が上がり蒸し暑くなってきた。中津川ではアユ釣り?やレジャー客が徐々に増えてきた。
中津川の岸に出ると最初はミヤマカワトンボが出たが、何度か場所を変えると待望のアオハダトンボが見つかった。ミヤマカワトンボに比べてだいぶ小さい。全身がメタリックグリーンで実に美しい。翅も深い黒緑でしぶい。見れたのはこの♂一頭だけだったが、至福の10分間だった。翅を時折ぴらっと開く行動はハグロトンボとまったく同じだった。♀も見たかったので、ちょっと残念ではあるが、一応満足とせねばならないだろう。祝!初見。6月27日、愛川町中津川にて
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2010.06.26

コオニヤンマ♂@北八朔公園

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久しぶりに北八朔公園(きたはっさくと読む)に行ってみた。昨シーズントンボが観察できた小池がアシと思われる植物に完全に覆われて水面が全く確認できない状態になっていてびっくりした。放っておくとこうして池から湿地、やがて草地へと遷移していくのだろうか。人間が手を入れて管理していかないと適切な水辺の環境を維持していくことは出来ないのだろう。池の上にある広場でヤマサナエっぽいトンボを見つけた。なんだかちょっと違うような、でも似ているような。撮影しながら徐々に近づいてよく観察すると胸の黄色の形がヤマサナエとは違うことが分かり、後脚の長さと頭部の小ささを確認してコオニヤンマであることが分かった。初めて5枚以上の撮影ができた。腹部第1,2,8,9,10節の形状から♂。どうも狩りの最中だったらしく獰猛な感じで小さな昆虫を見つけては追いかけていった。このトンボは止まり木にとまって獲物を探すようである。今シーズンは長池公園に続いて二回目の観察である。ちなみに隣の緑が丘中学で運動会の放送が聞こえていたがどうも小学校の運動会のようだった。中学校?小学校?いったいどっち?と不思議だった。6月26日、北八朔公園
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2010.06.25

アオカミキリモドキ@七沢

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七沢でヤマビルの襲撃からほうほうの体で逃れたあと、畑のクリの花を調べてみたところカミキリがたくさんいた。帰宅後に調べたところカミキリではなくアオカミキリモドキらしい。どこがどうだったらカミキリなのだろうか。カミキリでいいじゃんなんて少し思う。緑色の甲と同系色の複眼が美しい。祝!初見。この時期に咲くクリの花は絶好の観察ポイントである。6月20日、厚木市七沢にて

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2010.06.24

The Girl Who Played With Fire by Stieg Larsson

R0021800 ミレニアム2を読み終えた。前作ミレニアム1に引き続いての物語である。ブロンキビストの出版社ミレニアムが出版しようとしていた大スクープに絡んで殺人事件が起こり、その被疑者としてなんとリズベスが指名手配されてしまう。警察による捜査とは別に、彼女の無実を信じるブロンキビスト側でも独自捜査を始める。彼女の秘密が徐々に明らかになり、やがて驚愕の全容が見えてくる。最初は捜査もの。終盤はローラーコースター的サスペンス物となる。いったいどれだけ構想が大きいのか?タイトルの意味が分かるころにはもう止められなくなった。だが、一日50頁以内と決めてセーブしながら楽しんだ。近年まれに見る大傑作と思う。トマスハリスのハンニバル博士シリーズに匹敵するのではないだろうか。そしてミレニアム2の最終ページ724ページを読み終わった次の瞬間、ミレニアム3の1ページ目に取り掛かったのである。このミレニアム2と3はまったくシームレスにつながっており、これからさらにまたどんな展開があるのか想像もつかない。で今、ミレニアム3の次に読むものがなくなっていることに気づき多少あわてているところである。とにかく724ページもの楽しみをありがとう。
ちなみにニューヨークタイムズのベストセラーリストにおいてこのミレニアムシリーズが上位を独占中。フィクションの分野でハードカバーの1位、ペーパーバックトレードの1位、2位、ペーパーバックマスマーケットの1位、2位とすごいことになっている。映画も出るようだし。
さらに蛇足だが、なじみのないスウェーデン人について興味を引いた点をいくつか。いわゆる普通の家庭生活が描かれておらず、独身の仕事人間が描かれているので一般的ではないのかもしれないことを断わっておくが....
みな無類のコーヒー好きであること。パンにいろんなものをはさんで自分で作ったサンドウィッチとか冷凍のピザぐらいしか食べないこと。まともな料理を作らないこと。家族団欒なんてないのかも?セブンイレブンがあちこちにあり、中で軽い食事もできること。朝起きてすぐシャワーを浴びること。会社や警察など社会での女性率が高いこと。

The Girl Who Played With Fire by Stieg Larsson
6/2-6/22
rating: 6stars ☆☆☆☆☆☆
VINTAGE CRIME/BLACK LIZARD
Vintage Books
724pages
MASS-MARKET EDITION,JUNE 2009
ISBN-13: 978-0307476159
$7.99
756Yen (amazon.co.jp)

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2010.06.23

ニホンカワトンボかアサヒナカワトンボ♂@七沢

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ミヤマカワトンボを観察しているとき、ふと左手にイトトンボが止まったので撮影しておいた。最初オオアオイトトンボかと思ったが、どうも雰囲気が違う。まず、いわゆる粉を吹いている点。胸部および腹部の1~3、7~10節が粉で白くなっている。次に川沿いの岩に止まった点。新治でよく見るオオアオイトトンボは植物によく止まり、あまりこういうところに止まるのを見たことがないような気がする。一枚撮ったところで飛んでしまったので尾部を詳細に撮影できなかった。粉の特徴からこれはアオイトトンボ♂と思う。もしかすると祝!初見である。もう少し粘って♀が現れるのを待ちたかったがヤマビルのおかげでこの地をすぐに離れることとなったのがちょっと残念。
★大間違いをしていました。翅の大きさや形などからこれはアオイトトンボでもオオアオイトトンボでもなく、ニホンカワトンボかアサヒナカワトンボのどちらかです。やすさんご指摘ありがとうございました。OH! my god!crying
下はハラビロトンボ♂。川沿いの浅い湿地に一頭だけとまって♀を待っている、いや待ちぼうけをくらっているようだった。6月20日、厚木市七沢にて
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2010.06.22

ミヤマカワトンボ@七沢

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本厚木からバスに乗って七沢(ななさわ)というところに行ってきた。初めてのところなので国土地理院の5万図と2.5万図を頼りに歩いた。川は思ったよりも流れが激しくしかもコンクリート護岸でがっかりする。どんどん上流に向かうと支流にアオハダトンボを発見した。と思った。さっそく川に降りて観察する。翅が茶色なのでミヤマカワトンボだったのでちょっとがっかり。息をひそめて観察すると、オスが数頭飽きもせずに争いを続けている。メスも岩で休んでいたりする。時々水際で産卵をしていた。オスは腹部先端を上に曲げて白い下部を見せていた。アオハダトンボが出ないか待っていたが、出てこなかった。ま、祝!初見である。いろんな行動も見れたので嬉しかった。この日は薄ぐもりで蒸し暑く、午後からは凄い風が出てきて大荒れの天気模様となったが雨が降らなかったのでラッキーだった。写真は上から♂♀♂。
★がしかし、これを観察している最中にヤマビルに食われてしまった。川岸の手頃な岩をよせて椅子代わりにして座って撮影していた時のことである。ふと見た左手の指先にヤマビルがついていてびっくり!右手で引っ張って取ろうとしたがいくらでも伸びて取れない。何度もトライしてやっと左指から捕れたと思ったら、今度はすかさず右指にくっついてしまった。これもまたなんどかトライしてやっとのことで取り去った。背中がぞぞーっとした。その後ふと思いつき、ジーパンの裾をめくってみたらそこにはもう一匹のヤマビルがいたのだ。これも苦労して取り去った。体のあちこちを調べてみたがもう居ないようだった。そして、帰宅後、家族に指摘されてTシャツの肩が血に染まっているのに気づいたのだった。ひえー!リュックやTシャツやらなんやら再度慎重に調べたがヒルは見つからなかった。こういう意味ではとっても気持ちの悪い一日だった。あまりにびびったのでさすがにヤマビルの写真を撮る余裕はなかった(笑)。6月20日、厚木市七沢にて

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2010.06.21

シロオビアワフキ幼虫@四季の森公園

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ちょっと前の観察記録であるがエフさんの記事に触発されて「下書き」から復帰させることにした。
四季の森公園で雑木林の林床でご覧のようながあちこちで見られた。ふだんは無視するのだが、ちょっとよく観察してみたところ、泡の中に何かがいる雰囲気があったので、泡ごと小枝で持ち上げて、泡をすこしづつ剥がしてみた。出てきたのが下。アワフキの幼虫である。ネットで調べたらシロオビアワフキのようである。このまま放置してしまったが、ちょっとかわいそうなことをしたのかもしれないと後で気づいた。ちょっと反省。5月30日、四季の森公園にて
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2010.06.20

マルタンヤンマ♂羽化@鶴見川ビオトープ

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鶴見川ビオトープではギンヤンマの他にマルタンヤンマの羽化も見られた。昨シーズンは羽化失敗個体しか見ていないので、羽化成功個体は初めてである。祝!初見。最初よく見ると左上翅がやや下がっているのと下翅後角付近に展翅異常らしき部分があるようだった。羽化失敗かもしれないと心配してみていたのだが、翅をぷるぷると震わせる様子をしばらく見ていると不意に飛び立ち、立派に飛んで行ったので羽化成功と言えよう。この個体は♂であるが、羽化直後ということで♀のような色合いである。成熟すると眼と体の黄色い部分が青になる。日本で一番美しいトンボといわれているのでいつかぜひ見てみたいと思う。
この日のマルタンヤンマの羽化殻は♂2♀5合計7個だった。
この日見たトンボはギンヤンマ、マルタンヤンマの他にはアジアイトトンボだけだった。昨シーズンはシオカラトンボの羽化が見られたのだが今年は全く見られない。大繁殖したギンヤンマヤゴに食われたのかもしれない。
6月19日、鶴見川ビオトープにて(これは公式の名称ではなく自分が勝手に名付けたもの)

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2010.06.19

ギンヤンマ羽化@鶴見川ビオトープ

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今朝は鶴見川ビオトープに行った。昨日から雨と強い風が吹いた後の朝だったので、羽化殻は落ちてしまっているかもしれないと思っていたが、思った以上にたくさん捕れた。
これまでギンヤンマの羽化は朝までかかることはないと思っていたが、今日は雨だったせいかやや薄暗かったせいか、なんと4頭もの羽化を目撃することができた。羽化失敗で行き詰っているのではなく、どれもが正常羽化だった。上のギンヤンマ♀は撮影しているうちに眼の前から飛び立っていった。産卵管が少し見えている。羽化殻回収作業が済んだころにはどれも飛び立っていた。
下は回収した羽化殻。種類別に分け、♂♀に分ける作業は家族には見せられないのでプライバシーを確保して行っている。気持ち悪いということで甚だ人気がないのだ。
6月19日、鶴見川ビオトープにて(これは公式の名称ではなく自分が勝手に名付けたもの)
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2010.06.18

オオヤマトンボ@都筑中央公園

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都筑中央公園の池ではオオヤマトンボが見られた。周囲を巡回していた。スピードが速いのでなかなか正確に観察できなかったが、シルエットからオオヤマトンボ、行動から♂と思われる。一度も止まることなしに広い池をぐるーっと回りつづけていた。上のようなひどい写真しか撮れなかった。
下はコシアキトンボ♂。今シーズン初めて見た。オオヤマトンボほど撮りにくくはないが、これもほとんど止まらなかった。
さて、この都筑中央公園ではランナーがたくさん走りまわっていた。かなりの山坂がありいいトレーニングコースなのだろう。真夏並みに暑い日だったので皆さん苦しそうだった。6月12日、都筑中央公園にて
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2010.06.17

アオモンイトトンボ交尾@新横浜公園

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新横浜公園ではアオモンイトトンボがたくさん見られた。アジアイトトンボも見られたので、実は現地では混乱していた。特に♀。識別ポイントは次の二つ。①眼後紋の赤前縁が直線的ならアジア、少し後ろにへこみがあるのがアオモン。②腹部背面の黒が第二節第一節に到達するならアジア、第二節の赤が背まで完全に回っているならアオモン。
①はなかなか微妙なところでありまったく自信無し。②は、翅を閉じていることが多いイトトンボではなかなかはっきり見ることが出来ないので、これも微妙なところである。
がこの日は翅を開いた写真が撮れたのではっきりと確認することができた。このアオモンイトトンボ♀は腹部第一節が全部赤で第二節がほとんど赤で第三節側に少し黒い部分がある。翅を閉じた写真でも良く撮れていればこれは確認できる。
他の色のイトトンボが見れないかだいぶ探したが見つからなかった。
一番下はおまけのコフキトンボ。比較的新鮮な個体のようである。そういえばコフキトンボはここでしか見たことがない。6月13日、新横浜公園にて
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2010.06.16

ハグロトンボ@都筑中央公園

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都筑中央公園の暗いせせらぎでハグロトンボ♂を見つけた。今シーズン初めてである。ほとんど水は流れていなかった。湿っている程度だが、それでもヤゴはちゃんと生き延び、羽化出来たのだろう。ただ一頭だけしか見られなかった。この個体がここでの羽化一番だったのかもしれない。しばらく付き合っているうちに、やはり時折り翅をぴらっと開く独特の縄張り行動を見せてくれた。他に張り合う♂がいないのになぁ。下は鴨池公園の鴨池でぼーぼー鳴いていたウシガエルたくさんいた。またミシシッピアカミミガメもたくさんいた。外来種だらけだった。6月12日、横浜市都筑区都筑中央公園にて
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2010.06.15

オオシオカラトンボ@茅ヶ崎公園生態園

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数年前、港北ニュータウンに娘たちのピアノのレッスンに通っていた頃、待ち時間を利用して港北ニュータウンの緑道をジョギングしていた。その際、茅ヶ崎公園の脇をよく通っていたのだが、いつも閉まっていて不思議だった。この日は自然生態園のオープン日ということで初めて入ることができた。八王子の長池公園の規模を小さくしたような感じの公園で、よく管理されていた。田圃が二面ありちょうど田植えされたばかりのようだった。ヤゴが居そうな場所ではカルガモが入りらないようにロープが張られていて、なるほどそういう手があったかぁと思った。ところが見つけたトンボはこのオオシオカラトンボ♂一頭だけと寂しいものだった。翅付け根の褐色斑が目立つ。いい環境なのになぜ昆虫が少ないのだろうか。茅ヶ崎小学校か中学校の運動会が開かれていたようでなかなか賑やかだった。
下はキマワリ。朽木をひっくり返してみたら見つかった。最後はオオバギボウシ。綺麗に咲いていた。6月12日、茅ヶ崎公園生態園にて
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2010.06.14

ショウジョウトンボ産卵@新横浜公園

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久しぶりに新横浜公園に行き、トンボ観察をしてきた。種類数は多くはなかったがまぁ堪能できた。まずはなによりもショウジョウトンボの産卵が見られたのが第一の収穫と言えよう。軽く流れるせせらぎを♂が数頭ときどき角突き合わせながら行ったり来たりしていた。ショウジョウトンボ♂はあまり止まらないで無駄に飛んでいるようだった。が、時々は停まって休んでいた。
浅いせせらぎにはアオミドロが繁茂している場所があり、そこに黄色っぽいトンボが産卵していた。第一勘はウスバキトンボだ!だった。だが次の瞬間ショウジョウトンボ♂が飛びかかり交尾してしまった。数秒後には離れ、その♀は続けて産卵に励んでいた。なかなか合焦せず焦った。コントラストがなく淡い黄色だとちっともピントが拾えないのだ。結局後ピンの写真しか撮れなかった。どこかに止まった写真を撮りたかったが、しばらくして見失ってしまった。
下はおまけのキアゲハの終齢幼虫若齢幼虫。6月13日、新横浜公園にて
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2010.06.13

ベニカミキリ@都筑中央公園

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土曜日は黒王号で港北ニュータウンを巡ってきた。あちこちの池や水辺を見てきた。まずは初見のもの。ベニカミキリ。これは偶然見つけたもので、下のアカシジミを撮影していて飛んでしまった方向に目を向けた時に見つけたもの。葉の裏にいてこちらが気づくとベニカミキリもそれを察知したようで葉の表側に移動して、次の瞬間翅を広げてあっという間に飛んで行ってしまった。触角がとても長くシックな紅色のカミキリだ。胸に黒点が何個かある。ボケボケだがとにかく祝!初見。
下のアカシジミは見つけた場所が入り組んでいて全貌を写すことができなかった。もーちょっと見せてくれてもいいのに。残念!6月12日、都筑中央公園にて
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2010.06.12

クワゴ幼虫@長池公園

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長池公園のトンボ池のほとりでクロスジギンヤンマがやってこないか待ちに入っていた時、眼についたのがこれ。一見鳥のフンのようだが、これはクワゴ幼虫。私の理解するところではクワゴとカイコの関係は、イノシシと豚の関係に等しい、だが実のところは定かではない。これを育ててもまともな繭にはならないらしい。
さて、この日は後頭部に鈍い痛みがあり双眼鏡を首から下げていると首の後ろが痛くなるので、しかたなく双眼鏡のストラップは頭の上にかけて歩いたりした。人のいない所ではだが。昼過ぎに我慢できなくなって帰路についた。京王堀之内駅までのせせらぎを羽化殻を探して歩いたが、見つからなかった。途中でクリの花の強いにおいに気付き、引き返してクリの花を見てみたところ、クロハナムグリが居た。クリの花に夢中だったのでじっくり撮影させてもらった。6月6日、八王子市長池公園にて
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2010.06.11

ツマキヘリカメムシ@新治市民の森

R0027432 R0027433
新治市民の森の雑木林で見たこともないカメムシがたくさんつがいあっている光景に出くわした。ほぼすべてがペアになっていて交尾していてかなりの数がいたのでちょっとギョッとしてしまった。♂♀でだいぶ体格に差があるようだがどちらが♂なのだろうか。勘で大きい方が♀とみた。卵をたくさん産むためには体が大きい方がいいからだ。ツマキヘリカメムシである。一応祝!初見ではあるがいきなりたくさん見たのであまり有難味は感じない。なんだか損した感じがする。しかし、昆虫はいるところにはたくさんいるものだと思うので、これが当たり前なのかもしれない。6月5日、新治市民の森にて

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2010.06.10

コオニヤンマ@長池公園

R0027620
長池公園の一番奥まった所にある長池コオニヤンマを見つけた。巨大な体で黒と黄色の警戒色。一瞬オ!オニヤンマだ!と思った。だがよく観察すると異様に小さい頭部、逆に異様に長い後脚というわかり易い特徴からコオニヤンマ♂と判明。数分のあいだ観察できたが、じっとしてまったく動かなかったのと、柵のためにそれ以上近寄れなかったためあまり面白くなかった(何か芸を見せろ。というわけではないが)。そして池の向こう側からカルガモのペアがバサバサと羽音を立てて頭上を飛び越えて行ったと思ったら、もう次の瞬間には居なくなっていて見失ってしまった。コオニヤンマはこれまで一度しか見たことがない。たしか新治市民の森のいけぶち広場でほんの数秒目撃しただけである。なので祝!再見
下は長池でボーボー鳴いていたウシガエル。これも外来種で、ヤゴの天敵である。長池公園でも相当の努力をしてザリガニなどの外来種を駆除しているが一度すみついて産卵されると駆除はなかなか困難なようである。トンボ池にはこの日はウシガエル成体の姿こそ見えなかったが、ウシガエルのオタマジャクシの大きな姿がいくつも見えていた。6月6日、八王子市長池公園にて
R0027626

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2010.06.09

クロイトトンボ産卵@長池公園

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6月6日は長池公園に自然散策に行ってきた。だが、朝がたから少し体調が良くなく(なら最初から行くなよ>自分)昼過ぎには早々に退散したので、3時間ほどしか過ごせなかった。
姿池、築池、トンボ池でそれぞれクロイトトンボが多く観察できた。かなりの数のペアがいて、産卵も見せてくれた。水面上数センチの高さを高速で飛ぶので眼が慣れるのが大変だった。
最初に見つけた姿池のクロイトトンボは水面に浮いた蛾か蝶の死骸に止まっていた。絵的にどうかとは思いながらもたくさん撮影した。クロイトトンボは水面に浮くものならなんでも利用してとまったり、産卵したりしているようだった。オスは第八第九腹節にブルーがあり、同色の三角の眼後紋がある。これだけ観察・撮影できて堪能できた。
下は京王堀之内駅から長池公園までの間のせせらぎで見つけたユキノシタ。自分ならダイモンジソウと名付けたい。可憐な花びらである。6月6日、八王子市長池公園にて
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2010.06.08

アオスジアゲハ@新治市民の森

R0027516 R0027527 R0027532
新治ではクリの花が咲いていたのでカミキリムシなどを期待してちょっと寄ってみた。金色のアシナガコガネをひとつ見つけたのだがちゃんと撮る前に落ちてしまった。もちろん落ちることは予想していたので落ちたあたりを探すと無事に再発見できた。だが小さいためなかなか摘まめず、ちょっと怒らせてしまったかもしれない。左手に御招待したが落ち着いてくれず、撮影する前にさっさと飛んで行ってしまった。他にも見つかるだろうと探していたら、アオスジアゲハが飛んできた。この蝶は滅茶苦茶に飛び、しかもえらいスピードで飛ぶので、なかなか撮影の機会がない。翅をぶるぶる震わせながらクリの蜜を吸っているようで、一箇所に長く留まっていたのでなんとか撮影できた。クリ独特の強い香りに囲まれて幸せなひと時を過ごせた。ただ、他にはこれといった収穫は得られなかった。6月5日、新治市民の森にて

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2010.06.07

マルタンヤンマ羽化殻の細部

6月5日に収穫したマルタンヤンマ羽化殻8個について以下詳細を述べる。
昨日の記事の下の写真の番号の順番で
個体#1 ♂ 40mm 黒タイプ
個体#2 ♀ 41mm 黒タイプ
個体#3 ♂ 38mm
個体#4 ♂ 41mm
個体#5 ♀ 39mm
個体#6 ♀ 40mm
個体#7 ♀ 41mm 黒タイプ
個体#8 ♂ 39mm 黒タイプ

平均約40mm ♂4個体♀4個体

個体1の羽化殻はまだ柔らかく、柔軟性があったためその日の朝羽化したものではないかと思う。この殻の体長を測る際にちょっと腹部をひっぱってみたところ腹節間のじゃばら部が伸びることにより伸び、44mmとなった。

以下は代表として♀と♂をひとつづつ選んで細部を撮影したもの。
なお、羽化殻は非常に軽く壊れやすいため、取り扱う時に引っ掛かりやすい脚先部分を意図的に取り除いていることがある。
いつもこちらのサイトを参考にしている。
http://www.odonata.jp/05exuviae/Aeshnidae/Anaciaeschna/martini/index.html

マルタンヤンマ♀羽化殻
全体図  全体に黒っぽく腹部の背側に縦に黒筋がある。眼は横に張り出した感じ。
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下唇部  眼が横に出ているのでギンヤンマとはだいぶ印象が違う。
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腹部 原産卵管は大きめで第九腹節の大部分を占め第十腹節近くまで達する。側棘は6,7,8,9腹節にある。
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マルタンヤンマ♂羽化殻
全体図 全体に黒っぽい。8個のうち黒タイプである。この羽化殻は昨日の記事で最初に発見したものである。
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下唇部 ギンヤンマとクロスジギンヤンマの識別で用いた部分。マルタンヤンマではギンヤンマよりももっと急角度になっている。
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腹部 ♀の原産卵管のある部分には♂ではごく小さな穴がある。側棘は6,7,8,9腹節にある。
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2010.06.06

マルタンヤンマ羽化@鶴見川ビオトープ

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鶴見川ビオトープでのトンボ調査は二年目に入った。昨年の記録からそろそろマルタンヤンマの羽化が始まるころなのでそれを期待して行ってみた。まずは昨年マルタンヤンマの羽化殻のあったあたりを双眼鏡で探してみたところ、なんといきなり発見!ギンヤンマ羽化殻に比べて二回りほど小さく黒っぽい羽化殻が鎮座していた。ただ羽化中の可能性もあるのでそっと近付いてまずはよく観察した。背中に穴があき羽化が無事に済んでいることが分かりあんしんして収穫。このあと、ビオトープ内をあちこち羽化殻を回収して回った。収穫はギンヤンマ羽化殻が41個とマルタンヤンマが8個と素晴らしいものであった。昨年の例に倣うと5月末から6月末ごろにかけてマルタンヤンマは羽化するようである。今年はいきなり8つも殻を発見したので、昨年よりは多くの個体が羽化することを期待できそうだ。
下は収穫したマルタンヤンマ羽化殻8個+比較のためのギンヤンマ羽化殻。6月5日、鶴見川ビオトープにて。
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2010.06.05

クロスジギンヤンマ産卵@新治市民の森

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新治市民の森のトンボ池でクロスジギンヤンマの産卵が見られた。水に浮いている木切れや植物にしきりに産みつけていた。邪魔すると飛んで行ってしまうので草影からそっと撮影した。かなり時間をかけて産みつけているようなので卵をひとつづつ産んでいるのだろうか。たくさん孵化して多くのヤゴとなって育ってほしいな。そのうちにクロスジギンヤンマ♂が飛んできて、あっという間に交尾体勢になって飛んで行ってしまい、戻ってこなかった。写真は下。もっと撮影したかったのになぁ。久しぶりに飛びものを撮ったが、やはり集中力と忍耐力(と息止め)を厳しく試された。6月5日、新治市民の森にて
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2010.06.04

アシナガコガネ@四季の森公園

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四季の森公園アシナガコガネを発見した。祝!初見。小さなコガネムシであるが、黄色く美しい。PCの画面で拡大して観察すると黄色いのは麟粉のようになっていて、ごく小さな鱗のように見える。この麟粉は頭部や脚にもついている。後脚がやや長いのがアシナガコガネの命名の根拠らしいが、それよりキイロコガネあるいはキンコガネあたりでどうだろうか(笑)。5月30日、横浜市緑区四季の森公園にて

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2010.06.03

THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO by STIEG LARSSON

全世界でベストセラーになっているラーソンのミレニアムシリーズ第一弾を読んだ。スウェーデンという馴染みのない土地のお話なので地名や名前、そして文字自体にも大変違和感があり、大変読みづらい。だいたい"a"や"o"の上に点が二つとか○がついているって、どういうアルファベットよ?いったいどう読めば(発音すれば)よいのか分からないままに読み進んだが、難読単語に出くわすたびに詰まっていては話の流れに棹さすことになるのでテキトーに読みをでっち上げた。こういう読みづらさは昨年読んだChild 44のロシア語と同様である。今更ながらだが邦訳本を本屋で少し立ち読みしておいて日本語読みを予習しとけばよかったかも。以下、我流の読み方。

Hedeby
    ヒデビ島(北斗の拳の断末魔の叫び声のような...それはヒデブだったか)
Hedestat
    ヘデスタット
Mikael Blomkvist  主人公
    マイケル・ブロンクビスト(子音が7つなのに母音がたったのふたつ)
Salander Lisbeth 実はこちらが新の主人公かも
    サランダー・リズベス(エリザベスを最初に思い浮かべたのでこうなってしまった)
Advokat Bjurman
    アドボキャット・ビャーマン
Wennerstrom
    ウィナーストロム
Vanger
    バンガー家
kronor
    クロノール=スウェーデンの通貨単位(約13円)

R0027209_2 スウェーデン経済界の大物一族の過去を巡るスリラーものである。主人公は30年以上も前に行方不明となった姪の消息を探るという途方も無い捜索を依頼される。前半部分はかなり「遠い」感じがして乗れなかったが、ブロンクビストとリズベスが出会うあたりからぐんぐん面白さが加速してゆき、一日に読み進むページ数がだんだん増えていった。最初は30ページほどだったのが終盤は一日100ページほどになり、飛ぶようにページをめくった。いろんな要素を盛りだくさんに満載した、満漢全席のような小説であった。特に興味を引くのはやはり特殊技能を持った特殊キャラクターの女リズベス。現実的にはありえないような存在だが、彼女無しではこの小説は成り立たなかったはずである。久しぶりに満腹感をたっぷり味わえ、満足満足である!これからミレニアム2と3を続けて読めるのがさらに嬉しい。

裏表紙に掲載されている作者Stieg Larsson氏の写真は在りし日の安部公房に雰囲気が似ていて、国情に苦悩する文学者という印象である。2004年に亡くなってしまっているのが残念である。

※邦訳本ミレニアム1ドラゴンタトゥーの女は上下各1700円もする。ミレニアム2火と戯れる女ミレニアム3眠れる女と狂卓の騎士(なんだかハリーポッターみたいだな)も同様なので合計6冊でなんと10200円にもなる。ペーパーバックでは3冊合計で2356円ですんだ。

THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO by STIEG LARSSON
5/14-6/1
RATING: 5stars ☆☆☆☆☆
Vintage Crime/Black Lizard
Vintage Books
644 pages
MASS-MARKET EDITION,JUNE 2009
ISBN 978-0-307-47347-9
$7.99
843Yen (amazon.co.jp)

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2010.06.02

アカバナユウゲショウ@鶴見川

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鶴見川ビオトープに行った後、鶴見川本体を見てきた。そろそろハグロトンボなど出てないかなと思ったのだ。曇りで低温なので見れるとは思わなかった。アジアイトトンボあるいはアオモンイトトンボにもちょっと期待をしていたのだが、やはりまったく見ることはできなかった。代わりといっては何だが、アカバナユウゲショウが人知れず綺麗に咲いていた。オオイヌノフグリに似ている。
下はマメ科の植物と思う。花が終わりかけだったが、最盛期には綺麗であったとだろう。紫色のタイトスカートのような花弁からオレンジ色のおしべが賑やかにのぞく。和名は現在鋭意調査中(笑)。....四季の森公園での小鉄さんの記事によりイタチハギと判明。多謝>小鉄さん。(ご近所で同じような自然観察をしているので同じものを観察することが多いのは当然ですが、こういうわからない種を先に教えてもらえて助かっていますhappy01
5月29日、鶴見川にて
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2010.06.01

アゲハモドキ@四季の森公園

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四季の森公園は蓮池脇の斜面で不気味な蛾を見つけた。ジャコウアゲハに似ているが、雰囲気で蛾と判断できた。翅をべたっと広げて止まっていること、触角の先がふくらんでないことあたりが本能に訴えた根拠だ。しばらく観察していると突然翅をバタバタさせ、その際、黒地に真っ赤な模様にある腹部を見せつけるようにしたので、ぎょっとし、これは威嚇しているのだと感じたほどだった。実は飛べなかったので、逃げようとしていたのだろう。この蛾は右翅が少ししわくちゃになっていて飛べなかったものと思う。蛾でも羽化に失敗するとこういうことになるのだろう。アゲハモドキ祝!初見。(昨年見ていたことに後で気づいた。6/2)5月30日、横浜市緑区四季の森公園にて
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