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2010.07.31

ミヤマアカネ♂成熟@道志川

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水曜日は平日ながら有給休暇を利用して水源林の間伐ボランティアのために山梨県道志村に行ってきた。間伐作業+トンボ観察というのが正しいのだが。トンボ観察は一日の作業が終わって道志みちの駅での休憩時間の20分間だけである。バスを下りると双眼鏡とデジカメを手に即座に道志川の土手に行き、川を広く観察する。以前ルリボシヤンマを見つけたことがあるのだ。この日は双眼鏡では何も見つからず、河原に降りてミクロに探すことにする。1分たりとも無駄にできないので行動の見切りをさくっとせねばならない。少し上流側を見て何も見つからず、しかたなくいつもの下流方面に向かう。河原は岩がごろごろしていてしかも草に覆われていてしかも小さなせせらぎが隠れているので、慎重に歩かないとずぼっといってしまう。するとシオカラトンボを一頭発見。遠くから一応念のために10倍で一枚だけ撮っておく。続いて水たまりにミヤマアカネを発見。この個体は翅の褐色帯が濃く、縁紋が派手なショッキングピンクで、体が赤いので成熟♂と見られた。♀をじっと待っているようであった。近づきすぎて一瞬飛んだが、その場で羽ばたいてから元の場所に逆向きに止まった。顔もしっかりと赤くなっている。
下は、ボランティアの着替え場所である旧唐沢小学校体育館近くの河原で見つけたミヤマアカネ。こちらは縁紋が白い。腹部先端の様子からと思われる。ここではバス出発までの待ち時間10分間だけの観察だった。こういう川で一日過ごせたらもっといろんなトンボが観察できただろうなぁと思う。7月28日、山梨県道志村にて
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2010.07.30

アキアカネ@新治市民の森

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新治市民の森の田圃地区では2~3年前はオニヤンマが凄い数飛び回っていたのだが、この日は一頭も見なかった。数年かかるヤゴの生育になんらかの事故でもあったのだろうか。それとも時期が遅れているのか。オニヤンマのいない田圃はオオシオカラトンボが一番威張っているようだった。他にはシオカラトンボ。一番上の小池にアキアカネが止まっていた。よく見ると左前翅がよじれいてる。最近こういうことによく気づく。このあと元気に飛んで行ったので問題はないようだ。
下は田圃脇の斜面で交尾をしていたアゲハチョウ。翅の黄色に微妙な色合いの差がある。より黄色っぽい上の個体が♀で下のやや淡い黄色が♂と思われる。アゲハの交尾ってもしかして初見かもしれない。7月25日、新治市民の森にて
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2010.07.29

アカハネナガウンカ@新治市民の森

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いけぶち広場でアカスジカメムシを撮影していたら近くにオレンジ色の小さな昆虫を発見した。毎年見れるアカスジカメムシは放っといて、こちらに移る。オレンジ色一色の体に白い眼、長い翅がなんだかマンガチックである。アカハネナガウンカだ。祝!初見。この手の昆虫は居る所にはうじゃうじゃいそうだが、この個体一頭だけだった。良く見ると顔がなんだかムーミンっぽいように思うがいかがだろうか。7月24日、新治市民の森にて

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2010.07.28

オオヤマトンボ@新治市民の森

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夕方のギャラリーの居なくなった大正池ではカワセミ幼鳥がひっそりと止まり木に止まっていた。そして、元気に飛んでいたのがギンヤンマオオシオカラトンボコシアキトンボオオヤマトンボだった。オオヤマトンボはほとんど同じコースを巡回している。そこで飛びものを狙ってみた。チャンスは何度でもある。暗いこともありシャッタースピードが遅くてなかなか難しい。我がCX2ではこの程度しか撮れなかった。自分の腕は置いておいて一応道具のせいにしておく。我がCX2は時々機嫌が悪くなり、だんまりを決め込むことがある。テレ側にした状態でピントを合わせようとしているときによくあるのだが、こうなると電源を切っても、60秒は待たされる。電源スイッチを2度押してしまうと60秒後に電源が切れてからまた立ち上がるのだ。これが無性に腹が立つ。CX2はどうもパソコンっぽいのだ。それも出来の悪いパソコンだ。いつもではない。たまにだが。あー愚痴ってしまった。まぁ、とにかく腹部下部に黄色の筋が見えるのでオオヤマトンボといってよいだろう。
下は夕方上空を飛ぶトンボ。たぶんオニヤンマと思う。もう少し粘れば別のヤンマたちが見られたかもしれない。以上すべて飛びものでした。7月25日、新治市民の森にて
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2010.07.27

エゴツルクビオトシブミ♀とヒメクロオトシブミの識別

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先日オトシブミハンドブックという本を手に入れた。文一総合出版から出ているハンドブックの一つだ。この出版社から出ている樹皮ハンドブック、昆虫の食草・食樹ハンドブックというのを持っている。他にもサクラとか紅葉とかスイレンとかのマニアックなハンドブックが出ている。バーダーの出版社でもある。でオトシブミハンドブックを手に入れてからどうにも揺籃を探したくてたまらない。そしてドロハマチョッキリイタヤハマチョッキリを見たい。ところが、そういう想いを胸に現地に出ると妙に見つからないのである。
で、しかたなく過去の写真を眺めていると、ヒメクロオトシブミと思っていた個体が、エゴツルクビオトシブミであることに気づいたのである。ヒメクロオトシブミ黒色型エゴツルクビオトシブミ♀はとてもよく似ているが、後頭部の角度が違う。ぷっくりしている(頭部が丸っこい)のがヒメクロでエゴツルクビはなだらかである。上の写真がエゴツルクビオトシブミ♀(5/30四季の森公園にて撮影)で、下がヒメクロオトシブミ(6/26北八朔公園にて撮影)である。★タイトルその他一部訂正しました。ヒメクロオトシブミは♂♀の差がほとんどないので識別は容易ではない。
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2010.07.26

オニヤンマ♂@新治市民の森

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土曜日の午後、15時過ぎから新治に行ってみた。ヒグラシが鳴いていた。なんだか今年はアブラゼミが活躍する前にヒグラシの季節になったのか?現地に着いてほどなく日が傾き、ほとんど日影になったのでそれほど暑苦しくはなかった。トンボ池ではコシアキトンボ、シオカラトンボを見たが、その他に別の黒っぽいトンボが時々現れて、池をぐるっと回って出て行った。これはたぶん未見のトンボと思い、だいぶ粘ったが3度ほど現れたが結局しっかりと見れなかった。サイズはシオカラトンボぐらいだった。
大正池には全く誰もおらず、自分にとっては異様な光景だった。カワセミがおり、ギンヤンマ、コシアキトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボなどが見られた。しばらくするとオニヤンマが上空を飛び始めた。森バックだとトンボがよく見えないので開けた場所に移動し、なるべく空バックが広い所に陣取って、上空のトンボを観察した。かなり高いところをオニヤンマより小さなトンボが飛んだ。翅は透明。その後何度かオニヤンマ以外のトンボが飛んだがよく分からなかった。いけぶち広場近くで人の胸の高さを飛んできて自分の目の前でUターンしたトンボがいた。これも何度か見れたがよく分からなかった。眼で見るか双眼鏡で追うかなかなか見極めがつかないのだ。夕方のトンボもなかなか面白そうだが、困難度が高い。
写真は休んでいるところを見つけたオニヤンマ♂。3cmまで寄れたのでこのあと手捕りしてみた。大きな口を開けて噛みつこうとした。トンボを手持ちするのはいつ以来だろうか。ドキドキした。眼の緑色が鮮やかだ。翅の破れなどもなく新鮮な個体だった。一通り撮影してからもとのイチジクの樹に戻してやったらじっとしていて、さらに撮影できた。しばらくして思い出したように飛んで行った。驚かせて御免なさい。7月24日、新治市民の森にて

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2010.07.25

カブトムシ@新治市民の森

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このブログの右下に検索キーワードベストテンが毎日載るのだが、最近「新治」「四季の森公園」「カブトムシ」などが上位に来ているのが妙に気になっていた。今日は午後から新治に行った。あまりに暑いので午後から夕方にかけての観察の方が涼しいのだ。久しぶりに田圃の方にいってみた。稲は順調に育っているようだった。雑木林に入って毎年見ている樹液ポイントを見てみたところ、なんとカブトムシ♂がいた。期待していなかったので超嬉しかった。左手で持ってみたが胸と腹の間の隙間で強力に我が指を挟み、とても痛かった。結局は胸の角を持つのがいいようだった。いやぁ満足満足。最後はクヌギの樹に返しておいた。
下は雑木林の涼しい木陰で避暑中のナツアカネ。自分も涼しいと思ってしばし休んでいたとき、ふと見上げると止まっていたのを発見した。涼しいのを好むのは同じなんだな。涼しく餌の豊富な場所で成熟に努め、涼しくなった秋になってから水場に降りてくるというわけである。7月25日、新治市民の森にて
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2010.07.24

シオカラトンボ羽化@鶴見川ビオトープ

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鶴見川ビオトープ羽化殻回収調査は今シーズン17回目を迎えた。これまでも何回か述べたように、今シーズンはギンヤンマがとても多く、シオカラトンボ型羽化殻を一個も見つけていなかった。これは大型のギンヤンマヤゴが大繁殖したために小型のシオカラトンボ系ヤゴが捕食されたのではないかと思っていた。アジアイトトンボは結構見られるので超小型のイトトンボヤゴは生き残っている。ヤゴのサイズの関係なのだろうか。
今日は初めてシオカラトンボの羽化直後個体を二度(写真上の二個体)目撃し、羽化殻もいくつか見つかることができた。羽化後の飛び出しも二頭ほど見かけた。他にはギンヤンマの羽化後の飛び出しを二頭、アジアイトトンボショウジョウトンボなど。あとは赤トンボを二度ほど見かけたがなんだか確認できなかった。
しかし朝飯前のひと仕事なのにすでに暑くてへろへろになる。そうすると帰宅後はもう外出したくなくなってしまい、勿体ないことになってしまう。
下は本日の羽化殻収穫はギンヤンマ♂32、♀47、マルタンヤンマ♀1、シオカラトンボ型8
7月24日、鶴見川ビオトープにて(この名称は自分が勝手に称しているだけのものである)
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2010.07.23

アカクビナガハムシ@四季の森公園

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菖蒲園の端で見つけた赤い昆虫。てらてらした感じの甲に黒い頭部と脚。アカクビナガハムシと思われる。腹部側にも黒斑がある。祝!初見
実は四季の森公園で狙っていたのはオトシブミの仲間だった。だが竹柵でもコナラやエゴノキの下でも揺籃が見つからなかった。いったいどこにいるのだろう。半ば諦めた最後の竹柵でやっとハイイロチョッキリを見つけた。だが、2枚撮影したら翅を広げて飛んでしまった。竹柵、水辺、エノキ、その他もろもろのポイントを見て歩くのはますます時間がかかるようになってきた。7月18日、四季の森公園にて
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2010.07.22

オニヤンマ♂@四季の森公園

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前日に新治で初鬼を見ていたので、四季の森でも見れるはずである。四季の森公園で以前オニヤンマのヤゴを見つけたことのあるポイントの日影でしばし留まり待っていたら、思った通りオニヤンマが飛び始めた。低いところを巡回し、同じコースを繰り返す。コースの途中にある止まり木に来るたびにいちいち止まりたそうなそぶりを一瞬見せてはコースに戻る。あっちに行っている間にその止まり木に少しずつ近づいて行く。ヤツが近づいた時にはじっとして眼だけで観察する。すると思った通り、何周かしたのちに止まり木に止まってくれた。デジカメをそっと取り出し、徐々に近づけながら撮影する。この個体は腹部第二節に副性器が見えていて♂である。緑色の複眼が鮮やかだ。
付近を探せばきっとこのオニヤンマが脱ぎ捨てた羽化殻が見つかるはずだが、いかんせん夏の植物の覆い繁りかたは半端ではなく、あらゆる空間を占有しようと大変な勢いで伸びまくっていて、探せそうにない。
下はヤマユリ。公園のあちこちで大変華やかに咲いていた。真夏の昼間は太陽光線が殺人的に強いため日向では撮影に向かない。かといって日影だと不自然な光線状態の写真となってしまいこれもいただけない。というわけでフラッシュの調整でなんとかやりくりしなければならないのでコンデジでは難しい。7月18日、四季の森公園にて
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2010.07.21

コフキトンボ@新横浜公園

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新横浜公園コフキトンボは水辺に突出した植物の先端によくとまっていた。オビ型メスは見られなかった。どこでも見られるものではないようなので移動性が弱いのかもしれない。植物に隠れてカメラだけ出して撮影するが、植物が風で揺れて太陽光があたったり当たらなかったりで、胸の模様がなかなか綺麗に見えなかった。この個体は右の後翅が攀じれているが、不自由なく飛んでいた。胸に白い毛があり複雑な模様を覆っている。♀と思われる。
下はおまけでコシアキトンボ♂。こう見ると涼しげなトンボである。そしてフタモンアシナガバチと巣。例年同じ投擲場近くの鉄柵に巣を作っているようである。あまりに暑いためか一番上にいたハチは翅をはばたいて巣に空気を送っていた。7月19日、新横浜公園にて
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2010.07.20

キベリトゲハムシ@四季の森公園

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四季の森公園で見つけたこの不思議なぎざぎざの昆虫。なんの仲間かも分からない。カメムシ?それともジンガサハムシの仲間?そもそも甲虫?
姿が特徴的なので図鑑にでも掲ってないか調べたが見当たらず。こういう場合はだいたい「お蔵入り」となることが多いのだが、この虫はラッキーにもネット上で偶然見つけてしまった。キベリトゲハムシ
小さな昆虫を暗い場所で撮影するときはフラッシュを焚くのと焚かないのとでこんなに違った写真が出来る。ぶれるかぶれないかは風の影響をどれだけ防げるかと、右手がどれだけぶれないかによる。上はフラッシュなしで下はフラッシュあり。
ついで初見をもう一種。ムナグロツヤハムシと思われる。キイロタマノミハムシにもちょっと似ているが頭部の眼のつき方が違う。また全体に丸っこい形が異なる。胸は黄色っぽが腹部先端に向かって橙色が強くなる微妙なグラデーションだ。甲はてらてらとしたつやを持つ。どちらも祝!初見。7月18日、横浜市緑区四季の森公園にて
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2010.07.19

ウチワヤンマ♂@新横浜公園

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新横浜公園にイトトンボを見に行ったのだが、アオモンイトトンボだけしか見られなかった。とにかく暑くてあまり忍耐力が続かなかった。途中でイトトンボを諦め、広い池を見て回った。前回見られたオオヤマトンボが見当たらない。代りにウチワヤンマが止まっていた。岸から50cm程度の場所。慎重に近づきじっくり接写三昧をした。
この個体は腹部第8節のうちわ部に黄色があるのでタイワンウチワヤンマではなくてウチワヤンマ。腹部第2節に副性器があるので♂。見たところ翅に破損のない綺麗な個体だった。ウチワヤンマはじっと止まっていることが多く、近ければ撮影は非常にしやすい種である。
下はおまけの魚類(種類不明の稚魚)とアオモンイトトンボ交尾。7月19日、新横浜公園にて
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2010.07.18

初鬼@新治市民の森

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今シーズン初めてオニヤンマを目撃できた。いけぶち広場の上空を高々と飛びまわっていた。餌をとっていたものと思われる。下の池の上空で見つけた個体は餌を捕えると止まり木に止まるようだった。見失わないように目で追って行って、小枝に止まるのを確認できた。真下3mほどの距離から撮影してみた。これが今シーズンの初鬼である。
下はいけぶち広場の風呂桶にいたヤゴ。3頭ほどいた。羽化できる場所が非常に限られていて、2頭が折り重なるようにしてしがみついていたので羽化が近いような雰囲気だった。一頭はくるくると泳ぎ回っていた。このヤゴは頭部が四角いのでシオカラトンボあたりだろうか。現地では側棘も背棘も非常に調べにくいので精査はできない。7月17日、新治市民の森にて。
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2010.07.17

オナガサナエ羽化殻@神奈川県北部

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神奈川県北部の川で35個ほど見つけた羽化殻。サイズは30mm。即棘は7,8,9節にある。背棘はこぶのような形のものが腹部第2節から9節にある。この特徴からオナガサナエと判断した。
これだけ羽化殻が見つかるということはたぶん羽化のピークではないかと思われた。だが、釣り人が多かったためか、時間帯のせいか、トンボ自体は見ることが出来なかったのがとても残念。もう一度出かけていこうかとも思うが、ちょっと遠すぎて行けそうにない。
下はダビドサナエ羽化殻。
オナガサナエと同じ場所で一つだけ小さな羽化殻を見つけた。サイズは20m m。色がやや黒い。明らかに上とは別種だ。図鑑によるとダビドサナエとクロサナエとヒラサナエのどれかに該当しそうである。頭部の細かい観察ができなかったので詳細は不明。ただ、分布からダビドサナエではないかと思う。トンボの羽化殻の他にカワゲラの羽化殻もたくさんあった(写真一番下)。カワゲラも羽化するんだということを認識しとても新鮮な気持ちになった。7月4日、神奈川県北部にて
☆追記。下の小さい羽化殻はオジロサナエと判明しました。頭部の先端に見えている三角形の触角が特徴です。サイズ20mm、黒っぽいこと、中流域という場所も矛盾ありません。多謝>とん吉さん。
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2010.07.16

アキアカネ羽化@神奈川県北部

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田圃でアキアカネ羽化が見られた。畦道を歩くとハラハラと羽化直後個体が飛び出すので、羽化中の個体がまだ居るはずだと思い、探していたら見つかった。羽化殻の上に乗ってじっとしていた。毎年のことだがこういうアカネの胸の模様を見て、アキアカネだとさっと出てこないのだ、シーズン最初は。何度か目にするうちにナツアカネとかアキアカネがさっと識別できるようになる。これ毎年のこと。覚えては冬春の間に忘れ、夏になってまた思いだすという繰り返しだ。
この一帯でかなりの数の羽化直後個体を見たので、今が羽化シーズンなのだろう。田圃でトンボの羽化を見たのは初めてかもしれない。7月4日、神奈川県北部
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2010.07.15

ショウジョウトンボ♀@鶴見川ビオトープ

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飽きもせずに鶴見川ビオトープ羽化殻調査を続けている。今シーズンはシオカラトンボやアキアカネなどの羽化殻が一つも見つからない。ギンヤンマが大量発生したおかげで生育出来なかったのではないだろうか。植物の状態遷移にもよるが来シーズンはどうなることだろうか。
ショウジョウトンボが産卵に来ていた。産卵シーンは撮影することはできなかった。動きが速く、移動しながらなので、とても追い付けなかったのだ。最初この地味なトンボはなにか分からなかったがショウジョウトンボ♂がうろうろしていたのと、図鑑による照合でショウジョウトンボ♀とした。これまで何度か見てきた黄色い未熟個体ではなく成熟個体と言えよう。
下はこの日の収穫。ギンヤンマ羽化殻は♂が57個(写真右側)、♀が59個(写真左側)。マルタンヤンマ羽化殻は♀が3個(写真左上隅)だった。7月10日、鶴見川ビオトープにて
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2010.07.14

チョウトンボ♂@神奈川県東部

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池にはチョウトンボがひらひら舞っていた。それほど数は多くなかったがあちこちで見られた。このトンボは撮影しだすと光線の具合で翅の色合いが刻々と変わったり、風によって体の向きが変わったりするので延々と撮影してしまう。なかなかキリのつけにくいトンボである。そのくせ帰宅後にPCで確認すると変わり映えのしない写真が延々と続いていて結局はバッサリ削除というはめになるのである。緑色にも輝く一瞬のきらめきを残したいのだがなかなか容易ではなかった。
さてチョウトンボは顔も紺色の部分がある。ハラビロトンボと同じ前額部である。チョウトンボの場合は顔全体が暗色なのでその部分はあまり見立たない。
下はおまけのウズラカメムシ。このカメムシ、イネ科植物の穂先と同じ稲藁色をしていてカメムシの仲間としては地味ではあるがお気に入りである。
もうひとつはナガコガネグモ。Z型の隠れ帯がよく目立った。撮影しようとすると激しく体をゆすり始め、せっかく撮ってやろうと思ったのにぃと憤慨しながらしばらく待たされることとなった。7月10日、神奈川県東部
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2010.07.13

ウチワヤンマ♂@神奈川県東部

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池の水面から突き出た植物などの止まり木にはコフキトンボがたくさん止まっていたが、一番威張っていたのはやはり体の大きいウチワヤンマだった。ウチワの部分をよく観察してみたがタイワンではなかった。ギンヤンマなどが通りかかると止まり木から一斉にトンボが飛び出して撹乱される。そして今度は止まり木を巡って椅子取りゲームのような状態となる。ウチワヤンマは先着のコフキトンボにお構いなしに良い場所を奪う。すると奪われたコフキトンボはウチワヤンマの尾に止まろうとし、しばらく争いが続いたが、やがてコフキトンボは別の止まり木に移って行った。こういう観察をぼけーっとできたのも日焼け対策をしっかりしていたからである。
下はコシアキトンボ♂。よく見ると翅が4枚とも捩れている、だがこの個体は元気に飛び回っていたので問題ないようである。コシアキトンボ♂には腰だけではなく顔にも純白の部分がある。二番めの個体の翅は正常である。
一番下はアオモンイトトンボ♂。信号機の他の色は見つからなかった。黒も。岸の植物の状態遷移が関係していると思う。7月10日、神奈川県東部
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2010.07.12

モートンイトトンボ@神奈川県北部

神奈川県北部にある田んぼでモートンイトトンボを見つけた。とても小さなイトトンボで田んぼの畦道の水際の植物あたりを金魚のように泳いでいた。もちろん空中をだが。イトトンボを見ているとふわふわと空気を泳いでいるように見えるのだ。
観察しているといろんなタイプが出てきて多少混乱した。別種も混じっているかと思い一応気になるものは全部撮影しておいたが結局はぜんぶモートンイトトンボだった。祝!初見

成熟♂黄緑タイプ
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成熟♀
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成熟♂水色タイプ
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成熟♂水色タイプ 眼後紋の形が特徴的である。v v
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羽化直後♂
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未熟♀
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以上すべて7月4日、神奈川県北部にて

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2010.07.11

キイトトンボ♂@新横浜公園

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新横浜公園の水辺に訪れたのは三週間ぶりだった。前回6月中旬はアオモンイトトンボがものすごい数いて驚いたものだ。この日は数がだいぶ減っていて、前回が最盛期だったことを実感した。今シーズン初めてウスバキトンボが見られた。またギンヤンマが止まっていたのに気づかずすぐ足もとから飛び出したのにはびっくりした。しばらく飛びまわるギンヤンマを双眼鏡で追いながら眼が回りそうになった。
こういう体験をしたあとは、同じように足元の草影に何かとまっていないか眼を凝らしながら慎重に一歩一歩あゆむことになる。そうやって見つけたのがシオカラトンボ羽化直後個体だった。それがちょっと飛んで斜面の草場に移動したのでそっと探していたその時だった、視界を横切ったのは鮮やかに黄色いヒモ。それは視界をゆっくり泳ぐように移動して草に止まった。キイトトンボ♂である。刺激しないように慎重に撮影すること約10分間。40枚ほど撮れたのと、呼吸が苦しくなったので一応撮影終了とした。ゼロから発見出来て非常にうれしい。この個体は腹部第7節から少し折れ曲がっているようであったが元気に飛んでいたので問題は無かろう。だいぶ探したがキイトトンボは他には一頭も見ることが出来なかった。肢の毛は黒く短く棘のように見える。胸部は淡い黄緑色。複眼は黄緑色。顔は黄色。腹部第7-10節の背側が黒くワンポイントになっている。腹部第2節下部には黒い副性器があるので♂。7月11日、新横浜公園にて

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2010.07.10

コフキトンボ♀@神奈川県東部

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今日は長靴をリュックに入れて黒王号で池探索に行ってきた。先週は日焼け止め対策を怠り、首筋にひどい日焼けを起こしてしまい懲りたので、いろいろと考えた末以下のようないでたちとした。長袖のメッシュTシャツ、ジーパンではなくて軽めのチノパン。ハンカチを濡らして三角にし額で結び後ろの首筋を覆い、その上から帽子をかぶる。首筋、肩、腕、顔には日焼け止めをたっぷりと塗る。ボトルに水をたっぷり入れて行きいつでも飲んだり濡らしたりできるようにする。帽子やハンカチを濡らすことで劇的にひんやり感がする。ただ30分もすれば乾いてしまうので再び濡らすと。
さて、トンボの方はギンヤンマ、ウチワヤンマ、コシアキトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コフキトンボ、アオモンイトトンボ、チョウトンボなどが見られた。
中でもコフキトンボがたくさんいて、びっくりした。これまでコフキトンボは何度も見ているがせいぜい数頭ぐらいで、しかもいつの間にか居なくなり初夏の一時期だけに見られ、あまり存在感のないトンボだった。今日は相当数を見かけ、しかも初めてオビ型メスまで確認することができてラッキーだった。腹部の黄色と黒のコントラストが綺麗でハラビロトンボ風でかつ翅に茶色の帯があるという贅沢なデザインで、なかなか素適である。しかも胸の模様が非常に細かく虎模様のようである。コフキトンボは♂も♀も並んで草にとまっていた。メスと見ればとっ捕まえてすぐに交尾というような肉食系トンボではなく草食系といえるかな。写真はすべてコフキトンボ♀。♀が綺麗だったのでそれに比較して地味な♂はほとんど撮影していなかったことに後で気づいた。2枚目と3枚目は同じ個体でオビ型♀。1枚目と4枚目は普通の♀。
現地に着いてから長靴に履き替えると、なんだかヨシ!やるぞ!という気持ちの切り替えができるようである。ただリュックが相当重かった。7月10日、神奈川県東部
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2010.07.09

シロズヒメムシヒキ@新治市民の森

R0029321 R0029330
新治で見たムシヒキ。ハエを捕えて口を突き刺し、ちゅーちゅー吸っているようだった。ちょっとグロい図ではあるが、良く見ると複眼の深緑色と毛深い体、とげとげの脚などかっこいい。ついでながらハエの方も深紅の複眼が美しい。こうやって弱肉強食で自然界が成り立っている。弱い者は数で勝負だ。たぶんシロズヒメムシヒキ♀と思われる。7月3日、新治市民の森にて撮影。
ついでにひと月前の写真を紹介する。ムシヒキ(和名不明)の交尾。複眼が離れているので右側(と手前)がと思われる。しっかりと手をつないでいるようだ。6月5日、同じく新治市民の森にて撮影。
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2010.07.08

ラミーカミキリ@神奈川県北部

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以前からぜひ見たいと思っていたカミキリをついに見ることができた。ラミーカミキリ。新治や四季の森でカラムシを見るたびに探していたのだがこれまで何年も見ることができなかった。この場所を歩いていてカラムシの大群落に差し掛かった時に、ラミーカミキリが葉に止まったのをちょうど目撃した。お!と思った瞬間。飛んで行ってしまった。あ~~~。かなり遠くまで飛んで行き見えなくなった。一頭いるということは何頭でもいるということだと思い直し、さらに集中して探して歩いた。すると別の一頭を発見した。今度こそ撮ろうと身構えた瞬間、そいつも飛んで行ってしまった。やけに逃げ脚の速い虫だ。残念ながらそれ以上は出てこなかった。カラムシも終わってしまった。いったん諦めて通り過ぎて観察を続け、帰路にふたたびカラムシ大群落に寄ってみた。今回はちょっと離れて遠目から探すことにした。気配を悟られないためだ。♪私はカラムシ~私はカラムシ~などと唱えながら眼だけで一生懸命に探した。すると、なんと最初に見かけた同じ場所にいたのだった。ただ、葉の裏に隠れていて体が半分だけ見えていた。
体の動きを緩やかにし、急な動きをしないようにして遠目から近づきながら撮影した。慎重に近づくとかなり寄ることができた。この個体は残念ながら左触角が途中で切れていた。20枚ほど存分に撮影することができた。九州の実家では庭のフヨウで見たので、それほど珍しいカミキリという認識はなかったのだがこちらでなかなか見つからず認識を改めたのだった。時と場所によってモノの価値は変わるというわけだ。とにかく、祝初登場!
下はおまけのゴマダラカミキリ。獰猛そうに見えるがカミキリは植物食だ。7月4日、神奈川県北部
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2010.07.07

トラフシジミ@新治市民の森

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いけぶち広場の近くの林道でムラサキシジミを見つけた。バックして3m離れ双眼鏡で確認すると翅に尾が見えた。お!これはムラサキツバメだ。そう思って何枚か撮影した。が、翅裏の模様がアカシジミそっくりなのだ。この蝶はいったいナニモノ?腹がでっぷりしているので♀かな。帰宅後に図鑑で調べてトラフシジミ夏型と判明した。トラフシジミは5月頃裏高尾で初めて見たのだがその時は翅表は確認できなかった。翅表はこのようなのっぺりした紫のグラデーションだったのか。良く見るとなかなか美しい。翅裏ばかり撮影したが、翅表をもっと撮影しとけばよかったと後で思う。下はおまけのツバメシジミ。7月3日、新治市民の森にて
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2010.07.06

キイロトラカミキリ@新治市民の森

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新治市民の森、いけぶち広場のアジサイにキイロトラカミキリが止まっているを発見した。久しぶりのお出まし。この個体は甲の黒斑が図鑑にのっている典型的なものと違ってちょっと細切れなように見える。左手に御招待してみたところおとなしくしてくれた。頭部の接写で複眼の眼尻の部分がくるっと巻きあがっていることに気づいた。キリっとしていてなかなかかっこイイ。7月3日、新治市民の森にて

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2010.07.05

ハラビロトンボ@梅田川

梅田川で久しぶりにハラビロトンボを見てきた。元気にしているようだった。まずは顔の青をよく見せてくれた個体。腹部に黄色が残る未熟個体。♂か♀かはわからない。
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腹部先端に尾部上付属器が見えている。黄色が残るので未熟♂
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こちらは青くなった成熟♂
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腹部先端に尾毛が見える。翅の根元が広く橙色。体色の黄色部が多い。翅がきらきらしているので羽化後間もない未熟♀
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以上のようにまだ未熟個体がかなりいることからハラビロトンボの羽化はヤマサナエやクロスジギンヤンマなどのように短期集中型ではなく、ギンヤンマなどのように長期にわたってばらばらと羽化していくタイプのようである。7月3日、梅田川にて

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2010.07.04

アカハナカミキリ@新治市民の森

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新治市民の森で見たアカハナカミキリ。以前一度、三保市民の森で一度見たことがあったと思う。今回はじっくりと撮影できた。赤みの強い甲が緑の葉に映えて美しかった。体にかなりの厚みがあった。トンボはあまり見れなかったが昆虫はいろいろと見ることができた。下はおまけのヒメクロオトシブミ。森ではホトトギスのさえずりが聞こえていたし、また飛び回る姿を目撃することもできた。ホトトギスはオトシブミの幼虫を好み、揺籃から幼虫だけ取り出して食べる...ということをどこかで読んだことがある。オトシブミの幼虫なんてすごく小さいはずだし、揺籃をほぐして幼虫だけを取り出すなんて面倒なことをするかどうかは甚だ疑問である。7月3日、新治市民の森にて
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2010.07.03

ハグロトンボ@梅田川

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今日は久しぶりに梅田川、新治市民の森に行ってきた。梅田川では思った通りハグロトンボが出ていた。先週見てきたアオハダトンボと比べると翅の細さが目立って感じられた。アオハダトンボの絶妙の翅色には比ぶべくもないが、それでも♂のメタリックグリーンの腹部の美しさは同じレベルだ。綺麗じゃないか!写真はいずれも♂。
下はおまけのネムノキの花。遠くから見るとかなり派手に咲いていた。今日は蒸し暑く、長時間の長靴はとても不快だった。だが、草むらや湿地やヘビが出そうな場所を安心して歩ける安心感は大きく、他には替えられない。暑くても蒸れず、履き心地の良い長靴はないもんだろうか。7月3日、梅田川にて
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2010.07.02

コシアキトンボ♂@北八朔公園

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北八朔公園の池ではトンボは少なかった。コシアキトンボ、クロスジギンヤンマ、シオカラトンボぐらいだった。あまりにトンボが出ないのでコシアキトンボをずっと眼で追っていたら珍しいことに止まった。長靴で水に入り葦に化けてこっそり忍び寄って撮影できたのが上。翅が光っていたので羽化して間もない新鮮な個体かもしれない。
下はおまけのキマダラセセリ。綺麗な蝶である。6月26日、北八朔公園
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2010.07.01

コヤマトンボ♂@中津川

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中津川の岸でトンボを探していた時、何かが眼の前を左から右にびゅーっと飛んで行った。じっとして再び現れるのを待っていたら今度は右から左に飛んで行った。緑色の眼をしたトンボだ。辛抱強く観察したところ、同じところを行ったり来たりしているのが分かった。これが噂に聞くコヤマトンボかと思ったが、とにかく小さくてもいいから撮影しないと確認できない。広角側で置きピンにして時間をかけて撮影した。結局2枚しか写っていなかった。一枚目のようなものから切りだしたのが二枚目。一枚目でどこに写っているか分かるであろうか。二枚目で眼の緑色は分かる。腹部先端部が膨らんでいて背側に黄色の縦筋が見える。黒い腹部には黄色が見える。今のコンデジと自分の腕ではこれが限界。場所と行動からコヤマトンボ♂と思われる。祝!初見。今回はトンボの写真が史上最小と思われるがご容赦を(笑)。本人はこれでも十分にうれしい。6月27日、愛川町中津川にて

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