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2010.08.31

ヤマカガシ幼蛇@新治市民の森

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新治市民の森のいけぶち広場脇の山道で細いヘビを見つけた。すごく細い。細いが意外に素早く移動する。黒と黄色と赤の複雑な模様ヤマカガシである。全長は20cm程度ぐらいだろうか。こんなに小さな幼蛇ではあるが、やはりどきどきして観察・撮影した。この夏生まれたばかりの幼体と思われる。
しかし、ヘビはよく見かけるがマムシを見たことが一度もない。四季の森でも新治でもアオダイショウ、シマヘビ、ヤマカガシだけのような気がする。「マムシに注意」の看板はあちこちにあるが、いったいこの地域にマムシは生息しているのかどうか疑問になってきた。
おまけはトウキョウダルマガエル。トウキョウダルマガエルはダルマガエルトノサマガエルの自然交雑の子孫とされているが、この個体では背中の緑色の中央線と眼を通過する左右の赤っぽい背側線はトノサマガエル的であり、小さめの黒色斑が背中に点在する点がダルマガエル的である。このトウキョウダルマガエルは特殊な分布をしていて関東地方・仙台平野などに限られる。
さてこういうカエルは生態系上の位置ではヘビの餌になる存在である。そしてトンボのヤゴはこのカエルに食べられる存在である。
8月22日、横浜市緑区新治市民の森にて
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2010.08.30

ヒメアカネ♂@新治市民の森

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先週の新治ではヒメアカネ♂が見られた。マユタテアカネ♂(写真は下)に似ているが識別点は以下の通り。
腹部先端の尾部付属器がヒメアカネはまっすぐであるが、マユタテアカネではグイッと上に向いている。
また腹部がヒメアカネはほぼまっすぐであるがマユタテアカネでは先端部が下に微妙に曲がる。
胸の模様ではヒメアカネは胸前面に黄色の部分が英語の小文字iの形をしている。この個体ではiの点と線の間の区切りがぼやけているのでちょっと苦しい。横から見た胸の模様はよく似ている。
頭部が確認できれば分かりやすい。ヒメアカネ♂には眉斑はないがマユタテアカネ♂には眉斑がある(♀にはある)。
一番下はマユタテアカネ♀で翅に黒斑のあるタイプ。♀なので眉斑がある。
8月22日、横浜市緑区新治市民の森にて

追記:自分で読んでみてすっごく分かりにくかったので(最初から分かりやすく書けよ>自分)表にしてみた。

頭部 翅先 前胸 腹部
眉斑 黒斑 形状 尾部先端
マユタテアカネ♂ あり なし V字 下に曲がる 上向き
マユタテアカネ♀ あり あり/なし V字
ヒメアカネ♂ なし なし i字 直線的 まっすぐ
ヒメアカネ♀ あり なし i字

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2010.08.29

セスジスズメ終齢幼虫@鶴見川

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朝のお勤めの帰りがけ、鶴見川土手黒王号で走っていると前方を大きなイモムシがもこもこと歩いているのを発見。観察するに値すると即座に判断し、つぶさないように避けて停止し、よく見るとセスジスズメ幼虫だった。ここでは夏の終わりによく見かける。熱く熱せられたアスファルトを横断して土手道の向こう側の草むらに入るのはかなりの危険が伴う。横断中に人に踏まれる、自転車にひかれる、あまりの熱さに途中で耐えきれなくなるなどだ。なぜ道を横断する必要があるのだろうか。あるいは横断しているのではなくて道の同じ側を移動しているだけなのか?食草を食べつくして次の餌場を探しての移動かもしれない。今回調べていて初めて知ったことであるが、スズメガの仲間は土の中で蛹になるのだそうだ。この個体は終齢のようなので安全に蛹になる場所(掘りやすい柔らかい土の場所かなぁ)を探しての移動かもしれない。しかし夏の鶴見川土手は隙間なく様々な植物が繁茂しているので空いた場所なんかないので蛹化できるのかちょっと心配である。それにしてもセスジスズメ成虫の蛾を見たことはない(ぜひとも見たいと思うほど魅力的にも思えないが)。背景は黒王号のブロックタイヤである。8月28日、鶴見川土手にて

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2010.08.28

瀕死のギンヤンマヤゴ救出作戦@鶴見川ビオトープ

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先週21日もビオトープの水位が下がっていたが、本日(8月28日)はもうほとんど水が無くなっていた。恐れていた事態だ。一応長靴が必要な程度のどろどろの底が露出していた。何箇所かある深い場所に水が残っていないか探してみた。もし水が残っているならばヤゴが水を求めて集結しているはずと思ったのである。ところが深みに至るまですべて干上がっていた。そしてヤゴが二頭無残にも転がっていた。異常な暑さのために徐々に干上がってゆくビオトープの中で水を求めてあちこち移動しながらこの地点に集まり、しかしここでも水がだんだん無くなってゆく中でついに息絶えたのだろう。あーなんということか。しかし、一応念のために手を触れてみたところなんと生きていた。二頭とも。そこで羽化殻回収ケースに二頭を収容し、とりあえず一番近くの水場まで走りケースに水を満たしてみた。すると驚くべきことに、一瞬にして元気を取り戻したのであった。水の中をぴんぴんして泳ぎ回るのであった。間に合ってよかった。体にこびりついていた泥が落ちると、産卵管が見えたのでメスであった。もう一頭は分からなかった。
さて、このギンヤンマヤゴはどうすべきか。このビオトープではもう生きてゆけない。自宅で飼うか。餌のことや明らかに予想される家族のネガティブな反応のことを考え、責任を持って羽化まで育てられる自信がまったく無いことを再確認した。というわけで次善の策として、絶対に水の枯れない鶴見川にその運命を託すことにしたのであった。黒王号で鶴見川まで走り、水辺に降りた。遠くにアオサギが止まっていた。岸辺の小石にハグロトンボがぴらぴらしていた。ハクセキレイが飛んできてハグロトンボは移動した。大きな魚(たぶんコイ)が大きな音をたてて自分から離れて行った。シオカラトンボが♀を探しながら飛んでいる。水面をツバメがかすめて飛ぶ。これまでのビオトープにはたぶん天敵は居なかったはずだ。だがここではいろんな天敵がうようよしている。アメリカザリガニミシシッピアカミミガメもいるのだ。餌が豊富で食うに困らなかったビオトープと比べてここ鶴見川ではどうだろうか。止水域流水域の違いもある。最近は雨が降らないが、上流に夕立ちが降れば水位は一挙に上がり激しい流れで流されてしまうかもしれない。いろいろとヤゴの将来を案じたが、この川に命を委ねるしかないので、岸辺のなるべく流れの緩やかで植物が水の中に複雑な構造をなしている場所を選んで二頭を放した。すぐに植物の茎にしがみつき、隠れるように裏側に回った。サイズは30mm程度だったのでうまくすれば9月には羽化出来るかもしれない。出来ればなるべく早く育ち、羽化してほしい。羽化が来春だと、それまで生き延びる可能性が時間に比例して下がると思うからだ。
非常に心配ではあったが、今後の無事を祈りつつ鶴見川を後にした。さて、ビオトープはこれからどうなってしまうのだろうか。もしかしてもうヤゴは全滅かもしれない。孵化前の卵なら乾燥には比較的強いので生き延びるかもしれない。このようにトンボは自然の織りなす気まぐれに左右されながら爆発的に増えたり、一挙に減ったりしながらもなんとか生息域を確保しながら生き延びているのだと思った。8月28日、鶴見川ビオトープにて
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2010.08.27

The Girl Who Kicked The Hornet's Nest by Stieg Larsson

R0033513 この本を読み終えてすでにひと月が経つというのにレビューをアップしていなかった。トンボシーズンが最盛期を迎えたことと、もうひとつは何故かこの3部作を読み終えてしまったことを宣言し、ケリをつけることが躊躇われたという漠然とした気持ちが邪魔をしたように思う。
この第三作ももちろん圧倒的に楽しめた。自分が入手したミレニアムシリーズのペーパーバックでは644ページ、724ページ、そしてこれが820ページもの大作である。5月14日に第一作を読み始めてから第三作7月16日に読み終えるまでの2ヶ月間、正直ちょっと長すぎた気もする。
リズベス(リスベットが正しい?)の驚くべき人生を追体験し、ザラがスウェーデンにもたらした恐るべき影響におののき、ブロンキビストのジャーナリストとしての仕事ぶりと男っぷりにしびれ、ふたたびリズベスの超人的能力と活躍ぶりに酔いしれ、立ち向かうべき敵の恐怖に怯え、裁判でのブロンキビスト妹の活躍に快哉を叫び....すっかり疲れてしまったというのが正直なところ。シロクマさんが3部作を読んだ後に再度読み返したというのが、納得できた。避暑地で一月ほどゆっくり過ごせるものならば今度はゆっくりと再読したいと思う。しかし自分は実際にはこのシリーズを再び手にすることは無いだろう。このミレニアムシリーズ3部作の面白さをもっと伝えたいのだが、なかなか難しいのが悔しい。アマゾンでは今このシリーズは円高のおかげか637円、637円、710円の合計1984円と非常にお得に手に入れることができるのでお勧めする。

The Girl Who Kicked The Hornet's Nest by Stieg Larsson
6/23-7/16
rating: 6stars ☆☆☆☆☆☆
VINTAGE CRIME/BLACK LIZARD
Vintage Books
820pages
MASS-MARKET EDITION,JUNE 2010
ISBN-13: 978-0307739964
$7.99
757Yen (amazon.co.jp)

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2010.08.26

鶴見川の公園にて

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地図を調べて鶴見川沿いの公園に行ってみた。初めて行く公園である。多少の水場があったのでトンボが少し見られた。
まずはシオカラトンボの産卵。翅の風圧で水面が波だっている。
アオモンイトトンボ♂と♀。水場周辺の草原で休んでいた。
ギンヤンマ産卵。2ペアいたのだがひと組は移動中に♀が水面に落ちてしまい、♀はそのまま(これ幸いと?)逃亡し、♂も追って行き、結局二度と戻って来なかった。他にはショウジョウトンボコシアキトンボが見られた。あとは、アメリカザリガニpunchがたくさんと小さな魚がたくさん。それから犬の散歩が多かった。
公園にはサルスベリが色鮮やかに咲いていた。いつもは無視しているがちょっと花を撮ってみた。黄色のおしべが可愛らしい。葉にはアオドウガネがいくつか休んでいた。
自宅の近くなので見られるものもだいたい同じようなものであるが、初めての場所はちょっと新鮮な体験であった。8月21日、鶴見川近くの公園にて
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2010.08.25

ショウジョウトンボ未熟♂@鶴見川ビオトープ

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ショウジョウトンボ♂。翅がキラキラしていたので羽化直後と思われる。胸には全く筋が見られない。綺麗な個体である。
一応、念のために結節前横脈を数えてみたが「赤トンボのすべて」の記載通り11.5本である。尾部先端の形状から♂。周囲で羽化殻を探してみたがどうしても見つからなかった。ものすごく近寄って撮影できた。8月13日、鶴見川ビオトープにて
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2010.08.24

アジアイトトンボ@新横浜公園

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8月21日の新横浜公園では2ヶ月前はあれほどたくさんいたイトトンボが、ほぼいなくなっていた。見つけたのはアジアイトトンボ♂が一頭のみ。上の三枚は同じ個体。胸に印がついているのが分かると思う。2枚目は捕えた餌をむしゃむしゃ食べているところ。
小さな眼後紋がある。第9腹節が青く眼後紋と同じ色第2腹節に副性器が見える。
8月21日、新横浜公園にて

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2010.08.23

シオカラトンボ産卵@新横浜公園

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新横浜公園の水場でどんなトンボが見られるか楽しみにして行ってみたのだが、夏の真っ盛りの昼間はこんなものであろうか。シオカラトンボ多数、ショウジョウトンボ、ギンヤンマ1、アジアイトトンボが少数、ウスバキトンボが多数だった。ギンヤンマは一度植物に止まったので、これ幸いと近寄ってみたが、4mほどで飛ばれてしまい、二度と止まらなかった。羽化時に特大アップの写真は撮っているが、それ以外ではとまっているところを撮ったことがないので惜しかったぁ。
シオカラトンボ♀がほんの足元で(!)産卵してくれたので撮影できた。眼が緑色で腹部先端の白がよく目立つ。けっこう綺麗なトンボだ。自分の位置取りの良さが幸いしたのかなぁ(笑)。
下はおまけのキマダラセセリ。水平の主翼と垂直尾翼を立てたこのスタイルはアグレッシブな感じがしてなかなかかっこ良い。
さて、本日から我がカメラCX2の設定を少し変更し、画質をファインに、フォーカスをスポットAFに、画像設定をビビッドにしてみた。たしかに色合いがちょっと派手になったような気がする。今後はよく見ながらいろいろと調整しながら、より綺麗な写真を目指したい。
8月21日、新横浜公園にて
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2010.08.22

ウスバキトンボ@新横浜公園

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祝!30万アクセス達成!
8月も半ばを迎えると鶴見川の土手ウスバキトンボが飛んでいるのをよく見かけるようになった。しかし飛んでばかりいて、止まっているところを見ることはないので、止まったところの撮影は半ば諦めていた。
今日は午前中、ビオトープの調査の後で新横浜公園に行ってみた時に、ウスバキトンボがフェンスに止まっているのを偶然見つけることができた。そっと近寄って一枚撮ったところであっさり飛ばれてしまった。あぁ~crying
ウスバキトンボはフェンスに垂直に止まっていたので翅脈が分かる角度からの写真が撮れた。せっかくなので先日入手した「赤トンボのすべて」を利用してウスバキトンボの翅の特徴を見てみよう。
まずは前翅の結節前横脈を数えてみると13本ある。縁紋はオレンジ色気味である。
後翅の幅が非常に広く腹部のちょうど半分ほどまで達している。この個体は翅に傷みがある。
後翅の三角室の位置が翅元に近く、翅元と結節の1/3あたりにある。
それから以前の記事でも何度か触れたが、先端付近に翅脈が異様に波打っている部分がある。
この個体は腹部先端の形状から♀と思われる。8月21日、新横浜公園にて

この日は午前中頑張って、日産スタジアム外周路でランをした(結局この日の午前は日産スタジアムin新横浜公園には二度も行ったことになる)。最近は暑いので完全に日影であるこのコースを愛用している。黒王号で日産スタジアムまで行き、走るのである。この日は5周だけした。一周は約930m(幅広いコースの外側だと950mぐらいか)らしいので5km弱(4.65km)ぐらいだ。先週は皇居だったが、それ以外では7/11、7/24、7/31、8/1、8/7、8/15と同じ場所を走っているので7回目だ。東京マラソンに応募したので、なまった体を復活させるべく少し頑張りだしたところである。でも暑いのでだいたい5km程度である。この日は小机フィールド個人開放日だったのだが、なにかの大会でもやっているのかと思うほど大勢の学生(中学・高校ぐらい)がいて、本当にびっくりした。たぶん史上最高の人数だったのではないだろうか。また日産スタジアム外周路でもなにかのサークル(30人ぐらい)が練習をしていた。大勢の団体に紛れたくないので別方向(反時計回り)で回った。後で調べたらランニングデポという団体のようである。和気あいあいとして楽しそうであった。黒王号を停め、ボトルの水を飲み、ウェアやハンカチ(はちまきにする)を濡らしてから走り始めた。円形のコースで一部駐車場に出入りする車が通ることがあるが、全体に日影で走りやすいコースである。今回の一周のタイムは4’45”,4’29”,4’26”,4’20”だった。まぁだいたいキロ5分ちょうどかちょっと切るぐらいに相当する。先週までよりはだいぶ涼しい感じがして走りやすかったが、それでもまだまだ10kmとかは走る気にならない。早く涼しくなってほしい。本当に。頼むから。
コース:日産スタジアム外周路5周、距離:4.7km、タイム:22’21”、平均心拍数:165、最高心拍数:179、平均ピッチ:167(以上、SEIKO PULSE GRAPHで計測)

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2010.08.21

夏のギンヤンマヤゴ@鶴見川ビオトープ

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毎週の鶴見川ビオトープ調査に今日も行ってきた。今回は前々回と同じく水位が下がっていた。早めに行ったのでマルタンヤンマの産卵が見られるかと期待したが、なぜか全く見られなかった。水位の関係で何箇所か存在する深い水たまりをよく見るとヤゴが見つかった。3頭ほど捕獲してみたがいずれもギンヤンマヤゴでサイズは20mm~30mmだった。これはどう考えても今年生まれのヤゴと思われる。昨年生まれのモノだとしたら、せいぜい2週間で卵からヤゴが孵化し、秋から冬、春、夏と約300日かけてまだこれくらいにしか成長していないとは考えられない。だいたいは5~7月中には羽化まで行くと思う。
というわけでこのヤゴは今年の5月以降に卵から孵化したものと思う。ものの本によるとヤゴは最短で60日で羽化するそうなので9月頃には羽化出来るのではないだろうか。
下は本日収穫した羽化殻。ギンヤンマ♀7、♂2、マルタンヤンマ♂1、シオカラトンボ型4。
一番下はおまけのバッタ。和名は未調査。>ツチイナゴ幼虫のようです。
8月21日、鶴見川ビオトープにて
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2010.08.20

ムスジイトトンボ?@皇居東御苑

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二の丸庭園の池ではベニイトトンボの他にもクロイトトンボを見ることができた。アオミドロの船に乗って風に流されてやってきた個体をヒレナガニシキゴイのポイントから撮影することができた。アオミドロの島は泡でプクプクしているがこれは葉緑素の働きによってできた酸素ではないだろうか。上はクロイトトンボ♂。数は少なかった。
さて、問題は下の写真。右上にクロイトトンボ♂がいるが、左側にいるのが何か?
腹部第9,10節が全部青く、眼、胸も同じ色。腹部には5つの青の点が見えモノサシトンボにも似ているように見える。が、クロイトトンボと同等のサイズなのでモノサシトンボではもちろんない。これ以上近づけなかったので詳細な写真は撮れなかった。昨夏も同様に見れたのでたぶんムスジイトトンボ♂と思われる。(セスジイトトンボ♂の可能性もあるが)。8月14日、皇居東御苑にて
愛用のリコーCX2の後継機CX3後継機CX4がついに出た。CX2はたしか昨年10月に入手したのに、もうすでに2世代も古くなってしまった。8/20。
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2010.08.19

ギンヤンマ産卵@皇居東御苑

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皇居東御苑二の丸庭園の池ではギンヤンマの産卵も見られた。♂の腹部第二節の青が鮮やかに目立った。また、翅の褐色味も目立ち、特に♀は相当に濃い。ベニイトトンボの交尾・産卵を見たあとこれを見ると、千秋楽の横綱同士の優勝決定戦の「がっぷり四つ」のような大迫力である。しかも時間が長いので「水入り」でもある。ギンヤンマの産卵シーンは行くところに行けば普通に見られるのだが、自分としてはなかなかお目にかかれないので、目撃した時はもう興味津津である。濡らしたハンドタオルで額や腕を拭き拭き長時間観察して過ごした。日差しがそれほど強烈ではなかったのが幸いだった。半袖だったため左右の腕に4か所ほど蚊に刺された。
下はサルスベリ。外人が多かったので even a monkey slips などと考えながら観察した(笑)。ツマグロヒョウモン♀、ここでは初めて見たチョウトンボ♂(2頭ほどいた)、ショウジョウトンボ♂シオカラトンボ♂(前翅結節前横脈は11.5本)。
8月14日、皇居東御苑にて
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2010.08.18

赤トンボ避暑@神奈川県北部

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ここの田圃の周りにはかなりの林が生い茂っていて、暗い林内に一歩足を踏み入れると涼しく、小さなトンボが飛ぶのが見えた。上はナツアカネ未熟♀。他にハグロトンボがヒラヒラしていた。水たまりにはミヤマカワトンボが一頭見えた。
下は同様の林内でみられたマユタテアカネ未熟♀黒斑タイプ無斑タイプ。いろんな赤トンボが一箇所で同時に見られるのは嬉しいのだが、いちいち翅の黒斑があるかとか胸の模様は?とかあるいは腹部を見て♂か♀かを識別しなくてはならず、けっこう面倒でもある。自然が豊かなことは素晴らしいことなので、もちろん良いことだし、嬉しい悲鳴というべきなのだが、横浜の里山の単調な(こういう場所に比べて)環境に慣れていると、情報量が素晴らしく多くて大変である。8月8日、神奈川県北部
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2010.08.17

ベニイトトンボ産卵@皇居東御苑

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皇居東御苑二の丸庭園の池でベニイトトンボを観察した。小さいので最初なかなか気付かなかったが、水際の草に止まっていたのが見えるようになっていった。ヒツジグサ産卵しているのも観察できた。産卵にはかなり時間をかけているようだった。♀が腹部をピンと伸ばすとV字に見えた。これは「ここでの産卵終了!別のポイントへ移動せよ!」という♀から♂への合図であろうか。
下はコウホネの葉に止まった♀。イトトンボ類の翅は翅脈が縦横の単純な形で、それが網戸を切り取って作った程度に見えどうも安っぽい感じがしてしまう(笑)。思えば同じ場所で昨年も見たのだった。8月14日、皇居東御苑にて
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2010.08.16

ニホンザル@神奈川県北部

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山の方から戻る途中、男が道端に座り込んで何やら上を見上げていた。なんだろうかと自分も頭上を見上げてみてびっくり。ニホンザルの群れがいた。じっと見つめるこちらに気づいたようでなんだか騒ぎはじめた。樹の上で何かを食べていたようである。何頭もいて、徐々に移動して行った。竹藪に移ると込み入った竹藪の竹同士がコツコツ当たる音が激しく鳴った。思ったよりも小さい。何度も目があった。ちょっとどきどきした。こんなやつらが近くにいると思うと農作物が心配で眠れなくなるのは確かだ。結局10頭ほどいたようである。サルは高尾山山頂で一度出会ったことがあった。狭い散策路でばったり出会い威嚇されて正直怖かったのを覚えている。たぶん山頂の猿園から逃げ出したものではなかったかと思う。牙をむかれると結構怖いのだ。運動性能(走るスピード、垂直移動能力)でも攻撃力(牙、爪)でもヒトよりも激しく優れているしこれはかなりの脅威だ。山奥ならまだしも、人里には現れてほしくないというのが正直な感想だ。
下は田圃で見たキジ♀。イネはかなり育っており早いものではかなりこうべを垂れているものもある一方、花が咲いている段階もありで田圃によっていろいろだった。畦道にジシギなどいないか注意して探したが、出たのはキジだけだった。前回は♂キジも見れたのだが今回は♀だけだった。8月8日、神奈川県北部
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2010.08.15

皇居ラン通算14回目

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土曜日は3月以来の皇居ランに久しぶりに行ってきた。通算14回目となる。最近、皇居ランのための施設がどんどん出来ていて、今や選び放題といったところ。しかし一方、水曜日の夜や土日の昼には大変な数のランナーが走るため、歩行者に迷惑をかけたりする問題もあるという。皇居周回コースがランナーの聖地みたいな扱いになってしまったようである。自分としては混む時間帯には走りたくないので土曜日の朝早めに走ることにしている。今シーズンの夏は日焼け対策と熱中症対策に心している。かんかん照りの時間帯にはなるべく走らないようにし、しかしどうしても走るときは給水・帽子・長袖・UVクリームだ。というわけで今回は新調した長袖ハーフジップのTシャツにしたのだが、結果的にはこれが失敗した。朝から曇りで直射日光は大したことはなく、湿度が高く蒸し暑かったのだ。これでは長袖では暑くて堪らなかった。途中から袖をまくって走った。ペースはいつものように100mを30秒。帽子を濡らしてから走り始めたが、すぐに汗がだらだらと落ちてくるようになった。頭から、胸から、腕から。最近あまり走っていないので2周できれば良いと思っていたが、あまりの暑さに1周もつかどうかも怪しくなってきた。桜田門の時計台近くからスタートし、なんとか一周走れた。もう一周頑張ろうとつづけて走ってはみたが、200mで萎えてしまい、止まってしまった。というわけで一周しかできなかった。ベンチで休んでいる間、頭や胸や背中、腕だけでなく、ふとももやふくらはぎから止めどなく汗が流れてきてソックスまでびっしょびしょになってしまった。ベンチから見ていたが、10分間で60人ほどのランナーが目の前を通って行った。長袖Tシャツは一人もいなかった。ただ、アンダーアーマーと思われる長そでのアンダーウェアの上に半袖Tシャツというスタイルは何人かいた(女子が多かったが)。そいういう組み合わせが一番涼しそうに見えた。
コース:皇居周回コース1周:距離:5km、タイム:24’17”、平均心拍数:166、最高心拍数:179、平均ピッチ:169(SEIKO PULSE GRAPHで計測)

ラン後はいつものようにランニングオアシス日比谷の隣のドトールでまったりたっぷり休息した後、地下鉄で靖国神社に行ってきた。本当は明日が正式なのだろうが、一応公式参拝というわけだ。明日の騒乱に備えた警備のため警官が異様にたくさん配備されていた。たぶん全国各地からかき集められた若者だろう。また、いろんな国から人が集まって来ているようだった。が、まだそれほど参拝者は混雑していなかった。
その後は北の丸公園日本武道館では明日の全国戦没者追悼式の準備中だった)、東御苑で自然観察、銀座(リコーのギャラリー)とまわってみた。上の桜は田安門3月末に撮ったものと同じアングルである。比べてみてほしい。下は皇居東御苑は二の丸庭園のいつもの定点観測。手前のコウホネの勢いが凄い。4月末の状態と比べてみてほしい。8月14日。
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2010.08.14

アカスジキンカメムシがたくさん@神奈川県北部

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山の方の公園のコブシの樹に早くも実が生っていたので近寄って観察していたら、アカスジキンカメムシがいるのに気づいた。おおっ!成虫だ。よく見るとあちこちの葉にいっぱいいる。おお!何ということだ。数えてみると少なくとも7頭はいた。アカキンの生る樹ではないか。これまで複数のアカキンを同時に見たことがなかったので、びっくりであった。
この個体は赤い部分がまだ色薄く羽化間もない個体と思われる。羽化直後はオレンジ色だというから、もっと探せば羽化直後個体や羽化殻など見つかったかもしれないと後になって思う。
調子に乗って左手に御招待してみたところ、意外にも激しくもがき暴れ、結局写真を撮ることは出来なかった。しかも手がものすごく臭くなってしまった。crying
下は田圃脇で見つけたオオツノカメムシ♂。これもそう多くは見れないカメムシなので嬉しかった。念のために角を持って裏返し、腹部先端を撮影しておいた。こちらは手は臭くならなかった。8月8日、神奈川県北部
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2010.08.13

オジロサナエ@神奈川県北部

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この場所で前回一度ちらりと見て、確認できないままになっていたのだが今回はちゃんと撮影することができた。オジロサナエ♂だ。とても小さなサナエで地元でよく見るヤマサナエや今年あちこちでよく見るコオニヤンマなどの大型サナエなどと比較するととっても小さなサナエである。胸のV字型模様(Y字でもいいが)がくっきりと見えたし、尾部付属器が白くて闘牛の角のように上にぐいっと曲っているのも確認できた。胸のハの字もよく分かる。祝!初見。しかし見れたのは結局はこの一個体だけだった。
下はおまけのコオニヤンマ♂尾部付属器を拡大してみた。腹部第八節から少し下に曲がるのが独特のシルエット。7月にはあれほどたくさんいたのが嘘のように数が減っていた。8月8日、神奈川県北部
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2010.08.12

ネキトンボ@新治市民の森

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新治市民の森のいけぶち広場の一番高いところにトンボが止まっていた。双眼鏡で観察すると翅元がくっきりとオレンジ色をしており、胸にくっきりとした黒筋がみえたのでネキトンボだ。てっぺん大好きのトンボである。毎年この光景を見ている。尾部先端の形状からと思われる。♀なのにこういう高い所に止まりたがる。
下はマユタテアカネ♀。尾部先端にある白い尾毛が目立つ。翅先に黒斑がないタイプ。雑木林の中の涼しい所にいた。日向と日影で見た印象が変わるが同じ個体である。8月6日、新治市民の森にて
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2010.08.11

コクワガタ@新治市民の森

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四季の森公園の後で新治市民の森に足を延ばした。黒王号だと3kmぐらいだろうか。大した距離ではない。直線距離なら2kmもないかもしれない。田圃地区の雑木林でカブトムシ♂を探してみたが居なかった。クロカナブン、カナブン、コクワガタがいた。コクワのそばには珍しくナメクジが樹液酒場に参戦していた。
下は別の樹液酒場にいたカブトムシ♀。しばらく観察・撮影したあと左手でつかみ上げてみたが、やはり強力で、さらになにやら声(音?)を上げて盛んに抵抗した。うまいこと撮影できなかったので早々にクヌギ樹皮にもどしてやった。8月6日、新治市民の森にて
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2010.08.10

ヨツスジトラカミキリ交尾@四季の森公園

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四季の森公園ではトラフカミキリを探したが見つからず、前回と同じシシウドヨツスジトラカミキリがいて、交尾が見られた。下の♀に比べて上の♂はかなり小さいことが分かる。図鑑によると13~18mmとある。自分の左親指のサイズ(15mm)と比較して♀は18mm、♂は13mm程度かと推定される。
昆虫の体長を知るには正確には計測せねばならないが、動き回る昆虫を捕獲して正確に計測することはそう容易なことではないと思われる。自分は手や指のサイズから推し量っている。例えば親指の爪の長さ15mm、小指の爪の長さは10mm、指輪の幅6mmなどである。
下はこの日も出たウシヅラヒゲナガゾウムシ♀。この個体は5mm程度と思われる。なかなか♂が現れないが、♂♀で出現時期に差異があるのだろうか。8月6日、四季の森公園にて
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2010.08.09

メスグロヒョウモン♀@四季の森公園

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金曜日だが、夏休みの一部ということでお休み。四季の森公園で結構長い時間を過ごした。上はメスアカムラサキ♀メスグロヒョウモン♀。そう何度も見たことはなく、もしかしたら二度目か三度目ぐらいだと思う。なので最初なんだか分からず、図鑑で調べてもだいぶ悩んだ(笑)。いつもはあまり行かない小路を辿り、これに出会った。なかなか翅を開かずやきもきした。ご覧のように少ししか開いてくれなかった。ここでは他にも今シーズン初のオニヤンマ産卵シーンオニヤンマ♂巡回などが見られ、なかなか良かった。撮影はできなかったが。
この日は何故かアカボシゴマダラがたくさん見られ、しかも近くに寄らせてくれた。エノキ幼樹で産卵していた♀は結局手捕りしてしまった。ひとしきり撮影したあとエノキにそっと放したらおとなしくその場でまた産卵し始めてびっくりした。また、別の場所でも同じような人懐こいアカボシゴマダラに何度も遭遇した。
平日なのとあまりに暑かったためか、人は本当に少なかった。ただ、じゃぶじゃぶ池周辺だけはきーきーきゃーきゃーと賑わっていた。8月6日、四季の森公園にて
★とんでもない間違いをしていましたので訂正します。メスグロヒョウモンでした。8/10
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2010.08.08

マユタテアカネ@四季の森公園

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四季の森公園菖蒲池の上に小さな池があり、勝手にトンボ池と呼んでいる。ここではオオシオカラトンボ、シオカラトンボ、オニヤンマなどが見られた。少し離れた斜面で小さなアカネを見つけた。かなり小さい。よく見ると翅先に黒斑があり、顔面に鼻斑がある。え~っと....翅先に斑があるのは...コ・ノ・リスじゃなかったっけか。コノシメトンボ・ノシメトンボ・リスアカネ。で、鼻斑があるのは....???この胸の模様は....
結局思い出せず、自宅で確認とあいなった(笑)。この個体はマユタテアカネ♀。翅先に黒斑があるのはコノリスマユメスと覚え直すこととしよう。シーズン初めはだいたいこんな感じで、徐々に思い出してゆこう。マユタテアカネの♀には黒斑がある個体もあり、無い個体もあるのだ。
下は別個体でマユタテアカネ♂。腹部先端にかけての下にカーブした形と腹部先端のキュッと上がった尾部付属器の形が特徴的である。オスなので翅先に黒斑はない。
一番下はこの後行った、新治市民の森で見つけたマユタテアカネ♀の黒斑のないタイプ。真上から撮影できた。翅の根元がかなり黄色っぽい。そして尾毛が白い。
さて、マユタテアカネの体長は約35mmであるが、キイトトンボとほぼ同じ、アオモンイトトンボも30~35mmなのでほぼ同じ。小さいはずである。8月6日、四季の森公園にて
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2010.08.07

ギンヤンマヤゴ@鶴見川ビオトープ

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土曜日の朝は鶴見川ビオトープ羽化殻調査である。実は朝、0420時に一度目覚め、外がまだ薄暗いことを確認し、早朝のマルタンヤンマの産卵を見に行こうかと考えたのだが、なんとそのまま二度寝してしまった。結局いつもの時間に出発した。
今日はいつもよりだいぶ水位が下がっていた。猛暑の影響なのかもしれない。ギンヤンマの羽化殻はもうほとんど見つからないかもしれないと思っていたが、思った以上に回収できた。先週はマルタンヤンマの産卵の観察に相当気を取られていて回収漏れがあったのかもしれない。朝早いと陽が斜めから差し込むため角度によっては非常に顔が熱くなる。なので常に陽を背に受けるような角度で回収して回った。
水位が低かったわけだが、そのせいでほとんどの場所で長靴が要らない程度になっていた。そして、一部水が深く溜まっている場所で、ヤゴがすいすいーっと泳ぐのが一瞬見えた。足を動かさないようにその場でそっとしゃがみ水中を観察した。しばらくして眼が慣れると、眼の大きなヤゴがかなりの数集まっているのが見えた。大きいのやら小さいのがいた。枯れて水に浮いているヒメガマの茎の下に隠れたり、逆さまにしがみついていたりする。サイズ的にマルタンかと思ったが、腹部の黒い縦筋がないことと頭部の形からどうもギンヤンマのようだ。しばらく観察・撮影したが、どうしても我慢できなくなり、リュックから透明ケースを取り出し、そっと水に手を入れてヤゴをいくつか捕獲した。ゆっくり寄り、親指で追いながら手のひらに誘うとすんなり入ってくれた。こうして6頭ほど捕獲してみた。
一番上の写真の中の一番下の茶色のものは脱皮殻である。頭部は眼が大きく、先がやや尖ったような三角形っぽい形をしている。体長は30mm程度。終齢では50mmほどになるはずなのでまだまだ中齢ぐらいか。夏の終わりか秋の初めごろに羽化するのだろうか。一頭づつ撮影しては小さなものから水中に返却した。
さてマルタンヤンマの羽化殻は今日も見つかり、昨シーズンは6月だけだったのに、今年はけっこうだらだらと続く。ギンヤンマのヤゴがこうしてたくさん見つかるということはこれからもまだ羽化が続くということだ。そうするといつまでも羽化殻調査を終わることが出来ないではないか。あまりにも暑いのでそろそろやめにしようかと思っていたところなのに。ちょっと悩ましい。それはそうと、水位が早く元に戻ることを祈りたい。このまま水位が下がり続けると最悪、ヤゴが全滅するかもしれないので。8月7日、鶴見川ビオトープにて
★実は今日は横須賀の海上自衛隊(ヨコスカサマーフェスタ2010)と米軍基地の公開日(yokosuka navy friendship day 2010)である。毎年行っているので今年も行こうかなと思っていたが、ぼけっとしている間に別の予定を入れてしまいいけなくなってしまった。ま、毎年だいたい同じだし、めっちゃ暑いので今年はよしとしよう。

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2010.08.06

モノサシトンボ♂@新治市民の森

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新治市民の森の池でモノサシトンボを見つけた。最初の印象は「でかい!」だった。50mmぐらいあるのではないか。見慣れているアジアイトトンボなどよりはぜんぜん大きく、二回りは大きい。空気に浮くようにフワッとゆっくり飛んで、植物の先端に止まる。また、あまり遠くまで飛ばない。
暗いのでフラッシュを焚くことになるが、普通に炊くと胸の青い部分が真っ白になってしまうので、フラッシュを相当にマイナスに設定し直して撮影した。これでもどうも青が綺麗でない。腹部第二節にかすかにふくらみがあるようなので♂と思われる。眼後紋が縦に大きく入るのでグンバイトンボではなくモノサシトンボだ。フラッシュを焚くとびくんと体を震わせる。なんて反射神経が速いんだろうか。♀も発生してくれて、次世代を来年に残してくれることを祈りたい。7月31日、新治市民の森にて

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2010.08.05

ウシヅラヒゲナガゾウムシ♀@四季の森公園

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四季の森公園では例によって竹柵検索をした。あまり成果はなかったが唯一の成果がこれ。ウシヅラヒゲナガゾウムシの♀。この個体は体長4mm程度だった。大接写をしたが、ほんの1mmでもずれるとピントが眼に来ないので大量のゴミを作ったが、マシなのをいくつか掲載する。
平たい顔面が特徴的なゾウムシだが、♀なので眼は左右に飛び出してはいない。が左右に離れている。♂はこれがさらにツノのように飛びだしていて傑作な顔なのだが、オスは見つからなかった。リコーCX2の接写機能を駆使して、レンズからの距離2cm程度での撮影である。これだけ近いとフラッシュを焚くと真っ白に飛ぶか、そもそも近すぎてフラッシュが当たらないかのどちらかである。なのでフラッシュが光らないように注意して撮影した。7月31日、四季の森公園にて

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2010.08.04

ヨツスジトラカミキリ@四季の森公園

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自宅近くの鶴見川土手にあるヤマグワの樹を通るたびに見上げてトラフカミキリが出てないか探している。しかし今シーズンはいまだ未見である。このヤマグワはかなり凸凹だらけになっており、そろそろヤバい状態に見える。ヤマグワはあちこちにあるので別の場所で発生しているのかもしれないと思っていた。
さて、土曜日の午後、四季の森公園の蓮池脇のシシウドの花でトラフカミキリを見つけた。一心に花粉を食べているようだった。この花には他に小さめの甲虫も来ていたのだが、後回しにしているうちにどこかへ消えてしまった。コガネムシの仲間のようだったが、たぶん初見だったのでちょっと残念。それよりもトラフカミキリが綺麗だったのだ。
下は、キボシカミキリかと思っていたのだが、あっという間に飛んで行ってしまったので二枚しか撮れなかった。あまり鮮明ではないのでよく分からないがヒメヒゲナガカミキリあたりかもしれない。これについてはご意見大募集。7月31日、四季の森公園にて
★上のカミキリはトラフカミキリ(あるいはトラカミキリ)ではなくヨツスジトラカミキリに訂正します。虫好きさん、ジャワカ零さん、44さんご指摘どうもありがとうございました。8/5。
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2010.08.03

ウチワヤンマの尾部付属器@四季の森公園

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土曜日は午後から四季の森公園に行ってきた。蓮池ウチワヤンマがのんびりしていたので例によって「私は葦です作戦」で徐々に近づき、翅にタッチするところまで大接近できた。呑気なトンボである。菖蒲園方面をバックに入れて撮影してみた
尾部の団扇部に黄色があるのと、脚に黄色があるのでタイワンヤンマではない普通のウチワヤンマ♂である。ちょっとアップを。右から腹部第7,8,9,10節である。ウチワは腹部第8節にある。第10節には尾部付属器が上下についている。上は長く下は短い。かなり鮮明に撮ることができた。へぇーこうなってるんだ。7月31日、四季の森公園にて

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2010.08.02

マルタンヤンマ産卵@鶴見川ビオトープ

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恒例の鶴見川ビオトープ羽化殻回収調査だが、この日は妙に羽化殻が少なかった。ここしばらく続いた猛暑のせいだろうか。あるいはそろそろ羽化シーズンが終わるのだろうか。はたまたこの世の中に自分以外にここで羽化殻を回収する人間がいるのだろうか?ま、居ないだろう。
さて、この日はマルタンヤンマの産卵行動をたくさん見ることができた。いつものようにヒメガマ群落の中をゆっくり移動しながら羽化殻を探していると、近くでバサバサバサっという激しい羽音が聞こえる。そっと視線を向けゆっくり近づくとヒメガマの根元から大きなトンボが浮かび上がってきて(写真1)自分の眼の高さで止まり、ホバリングしてあたりを窺う。空中停止して。おおー!眼があったぞ。この時にしっかりと観察できた(写真2)。胸に黒と黄色の模様があり、腹部は全体に茶褐色。マルタンヤンマの♀だ。翅根元が茶褐色で濃い。腰のデジカメをとろうと右手を少し動かしたら、敏感に反応して上空にパッと舞い上がって行ってしまった。あたりを見回すと時々同じトンボがヒメガマに入って行ったり上がって行ったりしていた。羽化殻を探しながらも同様の羽音に注意して撮影チャンスをうかがった。自分が近づく気配を察知すると産卵をやめて移動するようだ。が、飛び去った後もまだ産卵がしたいようで上空をぐるぐる回った後再び降りてくる。マルタンヤンマの♀はヒメガマの茎の水面下あたりを狙って産卵するようである。このビオトープではヒメガマは全体に相当密に込み入っているが、場所によっては空いている場所があり、そういうところを好んで降りてくる。しかし、そういう絶好の場所は限られているので、もっと込み入った場所にも入っていくようだ。降りるときは翅を閉じ気味にしてすり抜けるようにすれば水面近くに降りられるが、産卵後が大変である。植物が密に混んでいるとなかなか上に出られない。翅をバサバサバサバサはばたいてなんとかして上に上がってくる。もしかして出られなくなっているなら手捕りできそうだと思った個体もあった。どうしようかと見ていたが、なんとか無事に出てきて飛んで行った。
行動がだいたい読めたので産卵に適しそうな場所の近くで待つことにした。しばらくじっと静止して待っていると思った通り、メスが飛んできて自分のすぐ足もと30cm!に降りて産卵をし始めた(写真3)。植物の根元は非常に暗いのでなかなかピントが合わない。少しでも当方の動きを察知されると飛んでしまうのでなかなか思うように撮影できない。何度も飛ばれ、また探して撮影の繰り返し。こういうわけで羽化殻の回収作業にあまり身が入らなかったということもある。
羽化殻回収のために100均ショップで調味料入れを手に入れ、回収した羽化殻を入れる魚籠(びく)として腰につけているのだが、この日はなんとベルトをつけてくるのを失念したため魚籠が腰につけられず、仕方なく左手にもって捜索活動をした。右手にはデジカメ。羽化殻を発見するとデジカメを仕舞ってから魚籠を右手に持ち替え、左手を伸ばして回収し、魚籠に入れる。マルタンを見つけると魚籠を左手に持ち替えデジカメを取り出して構えると。こういう非常にめんどうな感じで作業をした。0630時から 0750時まで観察撮影した。もっと早い時間帯から産卵は始まっていたと思われる。今年はマルタンヤンマの羽化殻をたくさん回収したが、ここで羽化してどこかで成熟した♀がこの様にたくさん戻ってきて産卵してくれるととっても嬉しい。来シーズンはもっと多数のヤゴが羽化することを期待したい。ギンヤンマヤゴに負けるな。
観察したトンボは他にはオオシオカラトンボ(ここでは初めて)、シオカラトンボアジアイトトンボ羽化直後個体、そしてウスバキトンボが数頭ぐらい。いつも見るショウジョウトンボが居なかった。
下はだいぶ日が高くなってきて産卵行動が終わった後、上空を飛び回るマルタンヤンマ。♂が来ないかしばらく待ってみたが来なかった。そして何も居なくなった。7月31日の朝、鶴見川ビオトープにて
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2010.08.01

不明トンボ@新治市民の森はショウジョウトンボ

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新治市民の森トンボ池でこのトンボを見つけた。この不思議な色合いのトンボはいったい何だ??翅の根元がオレンジ色。腹部が赤い。縁紋は黄色っぽい。最初に思ったのはショウジョウトンボ♀。しかし、こんなに腹部が赤くなるだろうか?ということで疑問は大。次の候補はネキトンボ♀。胸の模様がはっきりしないのと脚の色が黒くないので違うかなぁ。ではいったい何なのか?
.....良く見ると尾部先端の形からこれは♂と思われる。翅の根元の感じからどうしてもショウジョウトンボっぽいのでショウジョウトンボ♂未熟個体ではないかと思いいたった。そういえばこの個体を最初に見たとき池からふらふらと飛び出したので、羽化直後だったのかもしれない。あまり飛ばずに池の周りの草地をつかず離れずちまちまと中途半端に移動していた。ショウジョウトンボ♂は真っ赤なわかりやすい個体しか見たことがなかったので、これがオス未熟個体だとしたら初見である。7月31日、新治市民の森にて
★追記 8/2
「赤トンボのすべて」という本によると、いわゆる赤トンボであるアカネ属では前翅の根元から結節までの結節前横脈(ま、写真では上下方向にあるので縦じゃないかと思うが。さておき)は6.5~8.5本(.5って何?もさておき)、後翅のそれは9本だという。この個体の翅を最大限拡大して数えてみたところ、それぞれ12本、9本であった。アカネ属以外で赤くなるトンボ14種の中でこれに該当するものはショウジョウトンボだけであるのでこのトンボはショウジョウトンボということになる。ちなみにこの結節横脈の数を図から数えたところ、それぞれショウジョウトンボ(前翅11.5本,後翅9本)、ウスバキトンボ(13.5,7)、ハッチョウトンボ(5,4)、ホソアカトンボ(13-16,14)、シマアカネ(13-15,12)、オオハラビロトンボ(15-16,13)、コフキショウジョウトンボ(16,12)、コフキトンボ帯型♀(6-8,6)、ベニヒメトンボ(7.5,6)、ヒメキトンボ(7.5,5)、アメイロトンボ(13.5,9)、ハネビロトンボ(10.5,7)、ウミアカトンボ(11.5,8)。ほとんど見たこともない種ばかりである。また根元に赤斑のある翅もショウジョウトンボに合致するし、他の種には合致しない。
★再追記。このショウジョウトンボ♂は未熟個体かもしれない。♀のような黄色い羽化直後の個体が真っ赤な成熟個体に代わる途中のフェーズではないか。次回またこの個体に会え、この時と同じような体色だったらそれは個体変異といえるのかもしれない。8/4。
それから、結節前横脈は根元のほうから数えるのが正しいようなので写真の数字は逆である。また、.5というのは半分までしか到達しない脈のことを言っているようである。前翅の1のような。
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この写真の左翅部分をクローズアップしたのが上の写真である。

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