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2010.09.24

ホソミイトトンボ♀@神奈川県北部

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ホソミイトトンボを見たのはたしかこれが二度目。最初は鶴見川ビオトープで昨年の春に♀を見たのだった。実は暗い細流で見つけたこのトンボだが、アオイトトンボだろうと思って撮影したものである。アオイトトンボもこの時期に見やすくなってくるので一応、撮っておいたもの。アオイトトンボと思いこんだまま最後までいたわけだ。ところが帰宅後PC画面で確認してびっくり。アオイトトンボではない。眼後紋が特徴的なのでホソミイトトンボとすぐに分かった。つまり眼後紋と後頭条が繋がって一直線の鉄アレイ型になっている。腹部形状から♀。複眼に横筋が見えるので越冬型というらしい。つまり、この個体は最近羽化したてで、これから冬を越し来春まで生き延びる個体群の一員ということだ。
しかし、よく考えてみるとこれ不思議。春から初夏にかけて羽化した夏型の個体は生まれた時から異なる複眼を持ち、越冬しない。晩夏から秋にかけて羽化した個体はこういう複眼をもち、越冬する。羽化の時期の違いで異なる形態となるのはどうにも解せない。越冬型の子が夏型になり、さらにその子が越冬型になるとしたら、二世代で一年を超すという複雑なしくみになる。
観察できたのはこれ一個体だけだった。しかし思うに、この個体かなり大きく、アオイトトンボと思ったほどなので40mm以上はあったという印象である。越冬型は夏型に比べて大きいとあるが、それでも図鑑では33~37mmとあり、今更ながらもうちょっとよく観察して体長が分かるように撮影しとけばよかったと思う。
腹部先端の第8・9・10節の背側に小さな特徴的な黒斑が見える。図鑑ではこの3節が全部水色をしていて黒斑がまったく無いものも多く、最初ちょっと戸惑った。
昨年の♀の写真の複眼をよく見てみたら、本日の個体と同じ越冬型♀であった。5月24日なので、越冬後の個体と思われる。9月に羽化し翌年の5月まで生きているとしたら8ヵ月もの寿命となりトンボとしては例外的に長い。9月19日、神奈川県北部にて

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コメント

はるきょんさんこんばんは、ご無沙汰です。
自分も9/11にホソミ撮りましたが、薄茶色だったのでオツネントンボと思って撮っていました。ホソミは初めて見たので、来年の春に青くなったのをもう一度見に行くつもりです。

投稿: 虫好き | 2010.09.24 21:38

チオッ!happy01いろんな話が積もるのになかなか会えませんねぇ。二冊の図鑑で確認してみましたがホソミイトトンボの越冬型は「秋冬は褐色をしていて、春になると青になる」「成熟すると♂♀ともに鮮やかな青になる」と似ていてちょっと違う記述をされていました。秋に青い越冬型♀がいていいのか悪いのか分からなくなりました。coldsweats01

投稿: はるきょん | 2010.09.25 20:02

ビ、ビタッ。忘れてました。しばらくお会いしていないですねぇ~。この間も期待して四季の森に行ったのですが・・・。

投稿: 虫好き | 2010.09.26 22:59

虫好きさんこんばは。最近は天候がアレなもんで、なかなか予定が立てられません。四季の森ではそろそろゾウムシたちが出ているはずなので先週は行くつもりだったのですが寝坊してしまいました。今週は行きたいのですが、そろそろ三浦海岸にも行きたいし、箱根のススキなんかも見たいし、赤井温泉ランもいいし...というぐあいなんですよ。coldsweats01

投稿: はるきょん | 2010.09.28 20:20

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