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2010.09.17

コシボソヤンマ♂

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月曜日ではあるが、労働者の正当な権利を行使して休みとした。涼しくなるはずだったのだがまたまたまた天気予報に騙されて、劇暑の中げんなりしながら歩いた。現地に着くとせせらぎがあり、なんだか良い雰囲気を感じたのでごくごくゆっくり歩んだ。オニヤンマあるいは、まだ見ぬなんとかサナエとかが出そうな気がしていた。ツリフネソウゲンノショウコ、派手な色をしたフクラスズメの幼虫に食われて丸裸になったカラムシなどがせせらぎを彩る。キセキレイがいた。その時ふと視界の端をトンボらしきが通ったような気がした。が、何も見つからない。オオシオカラトンボ♀、ウラギンシジミなどが出る。あまりにも雰囲気が妖しいので歩くのをやめ、腰をおろして待ってみることにした。しばらくすると蚊が現れ、気づいた時には右手小指が刺されていた。長袖Tシャツやズボンを確かめ隙間がないようにした。リュックから液体ムヒを取り出してさっと塗る。また蚊が来ないか気になって、トンボが眼の前と通り過ぎたのに気づくのが遅れた。右から左に過ぎて行ったのはオニヤンマかと思った。左を向いて待つこと5分。また右からトンボが現れて、デジカメをONにする間もなく左手に消えた。オニヤンマではないようだ。ちょっと小さいし、飛び方がちょこまかしているせせらぎの水面近くの低いところを飛び、水草の根元あたりをチェックしながら♀を探しているようだった。左右の見晴らしの良いポイントを探して少し移動し、どっちから来ても時間的余裕が取れそうな場所に腰をおろして待ちに入った。数分後、再び右からヤツが現れた。今度は腹部を丸めるような妙な姿で飛んできた。移精行動か。なんとか一枚撮影。オニヤンマを小さくしたようなトンボのようだ。この時点で(まだ見たことは無いが)ミルンヤンマではないかと思い始めていた。図鑑は持参していないので確認は出来ない。いずれにしても未だ見たことのないトンボであることはほぼ確定的だ。やっほー。デジカメの電源を入れて置きピンにして待つ。木陰でとても暗いので露出をプラス補正しよう。フラッシュもプラスにしておこう。ふと気付くと右手の中指をまた蚊に刺されていた。ムヒを塗るとトンボが現れそうで、我慢して待った。しばらくするとヤツが現れ、なんとか撮影するもなかなか枠を捉えられない。こんな感じで1時間以上粘ったころやっと、ホバリングするポイントが見えたのでまた移動した。幸い日影なので暑くはない。水分補給をしながらも、眼はトンボを探す。木陰なので暗くひんやりと涼しい。姿を現したトンボに別の場所から別個体が飛び出し、争って中へ舞い上がる。おお!複数いたか。行動パターンが乱れるポイントは避けてまた移動する。どうも、せせらぎを右から左に移動して戻るのは自分の背後を取られていたような気がした。後も気にせねば。次に現れた時はこのトンボ、水辺から少し上に上がり、覆いかぶさるような木の枝のあたりをうろうろしてからおもむろに止まった。やった!!!双眼鏡で場所を確認し慎重に近づき、撮影する。遠くて光が届かない。フラッシュをもっとプラス補正する。全身黒っぽい。オニヤンマのような黄色の筋が何本か見える。眼が青く見える。腰が細いように見える。尾部先端が二股になっていて長い(写真下)。何枚も撮るうちに飛んでしまって見失った。
この不明トンボ以外にはショウジョウトンボ、シオカラトンボ、オニヤンマぐらいしか見ることが出来なかった。これはちょっと意外だった。アキアカネなどは暑いのでまだまだ避暑から戻ってこれないのだろう。
帰宅後PC画面で慎重に確認したところ、胸に黄色の太い筋が二本あること、腰が細いこと、前胸の黄色の筋の形などからコシボソヤンマ成熟♂であることが分かった。祝!初見
ネット上ではぶら下がりヤンマや薄暮の飛翔ヤンマなど、撮影条件が非常に困難な写真を見事に撮っているサイトがいくつもあり、トンボの行動の理解や撮影機材や行動力・忍耐力・集中力などの点で凄い人たちがいるものだと改めて思う。
9月13日撮影。神奈川県東部にて。
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