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2010.10.31

トンボと満月

昨日に引き続きこの夏から秋にかけての写真からピックアップしたものを紹介する。

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神奈川北部で撮ったミヤマアカネ♀。柔らかな色遣いで素敵なトンボである。8月8日。

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同日、同じ場所のハラビロトンボ♀。う~ん。こう見るとでっかいアブかなにかのように感じてしまう。

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9月16日、山梨県道志村のミヤマアカネ。この日は寒く、雨が降っていた。上は縁紋が白いので♀、下は縁紋がピンク色なので♂と思われるが、尾部先端は同じように見えるので上の個体は未成熟♂なのかもしれない。♂♀の識別もなかなか容易ではないように感じる。

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9月22日夜の月。いわゆる中秋の名月CX2でどれ位撮れるのかベランダから手持ちで撮影してみた。三脚を使えばもう少し鮮明に撮れたかもしれないが、コンデジに三脚って似合わない。

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2010.10.30

カエルいろいろ

今日は台風14号のため外は雨で、しかも気温が低くてさすがの自分も外出を控えた。せっかくの週末を台無しにしてくれた台風を恨みたいところ。だが、こういう台風も含めて日本の自然である
仕方がないのでPCの過去フォルダーで自然観察をした。8月以降のフォルダーをつらつら眺めながら、もの凄く暑かったこの夏の皇居や道志、四季の森、新横浜公園、神奈川北部などを思い返した。今のこの寒さと比較して、なんと極端な差であろうか。この秋は気温の低下の度合が甚だしい。暑さに弱くしかも寒さにも弱い自分としてはいつも思うが、快適な春と秋が長く、夏と冬は短くあってほしい。ところがどうも逆で夏と冬が長く、春と秋はあっという間に過ぎ去っていくような気がしている。10月にコートを着るのも、エアコンで暖房するのも史上初めてである。
ま、愚痴はこれくらいにしていくつか写真を紹介して見よう。まずはカエルから。

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8月8日、神奈川北部のシュレーゲルアオガエル。寝ぼけた感じの表情がなんか面白い。体形もかわいらしく、鼻先のラインはどこかクラシックカーを思い起こさせる。

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このシュレーゲルアオガエルは同じ場所で10月2日のもの。指先が丸くなっているのが分かる。

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9月12日、皇居東御苑のトウキョウダルマガエル。二の丸庭園の池のコウホネの葉にたくさん乗っていた。
★トウキョウダルマガエルではなくウシガエルに訂正します。このときのことを思い出すと、(たしか)ゲコゲコという鳴き声がたくさん聞こえていたように思います。ウシガエルのいわゆるブオーンという声は聞こえていませんでした。また、このカエル君たちはウシガエルの成体ほど大きくなかったため、深く考えることなしにトウキョウダルマガエルだろうと思っておりました。ウシガエルはどれぐらいのサイズからブオーンと鳴くのか?小さいときはそもそも鳴き声をあげるのか?あげないのか?トウキョウダルマガエルがそのとき別の場所にいたのか?などいろいろと謎です。皇居のお堀の何箇所かにウシガエルやブルーギルなどの外来種がいて駆除の努力がされていることは知っていましたが、二の丸庭園にまでウシガエルがたくさんいるって、ちょっと大変なことではないでしょうか。
りゅうさんご指摘ありがとうございました。11/1 追記

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ニホンアカガエル。10月11日、新治市民の森。トンボ池のそばで見つけた。他のカエルに比べて鼻先がツンと尖っている。背中の真ん中に逆Y字の模様がある。

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ニホンアマガエル。10月24日。寺家ふるさと村にて。シュレーゲルアオガエルに少し似ているが、鼻先から黒褐色の模様がある。鳥でいえば過眼線にあたる。

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2010.10.29

セグロセキレイ@寺家ふるさと村

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寺家の田圃でセグロセキレイを少し観察した。最近野鳥をまじまじと観察することはあまりないのだが、昆虫がほとんど出ないので観察・撮影してみた。もしかするとセグロセキレイの写真はこのブログで初登場かもしれない。ハクセキレイ何度か掲載した記憶があるのだが。ハクセキレイはアジア・ヨーロッパ・アフリカに広く分布するグローバルな種であるが、セグロセキレイは日本特産なので世界的に貴重な種である。
下は雑木林で見つけたシロオニタケ幼菌。かなり大きく我が左手との比較から20cm近くある。暗い林で純白はよく目立った。これは毒キノコといわれている。傘が開いてないので幼菌だが、開くとこんな感じになる
10月24日、寺家ふるさと村にて
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2010.10.28

Ford County by John Grisham

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約50ページの短編が7つ収められている。最初の一編BLOOD DRIVEは事故にあって病院に運ばれた男のために近所の若者が献血に行くという話なのだが...実にくだらない若者たちのものすごく馬鹿げた非日常を描いているのだが、実のところ、読むのを放棄しようかと思うほどのわけの分からなさだった。グリシャムさん、いったい何を言いたいの?
ふだん長編小説を書いている作家の短編小説は(というかほとんどがそうだが)、短期的利益を上げるのに血眼なトレーダーのような妙な臭いを感じてしまう。若手芸人が狙って放った一発芸がウケなかったような妙な虚しさとでも言おうか。長編作品では卓越したアイデアと的確なプロットと地道な書き込みと魅力的な登場人物が設定できればそれほど失敗はないと思うが、短編では成功のハードルがより高いのかもしれない。というわけで短編集というのはどんなにリスペクトする作家のものでも眉唾で読むことになってしまう。さすがのグリシャムもやっぱり同じだとがっかりした。第2編FETCHING RAYMONDは死刑囚に会いに行く家族の話でこれもなんだか暗く尻切れトンボ的不満が残るものだった。本当に放棄しようかと考え始めたところで第3編FISH FILES。これは小さな法律事務所が過去に死蔵していた案件が突然日の目を見て大化けするという楽しい話で、やっと読み続けようという気になった。第4編はCASINOで、離婚されたさえない男が新しくできたカジノで大もうけをしてカジノをつぶすという話。やはりくだらなくてもこういうポジティブな話は楽しい。第5編はMICHAEL'S ROOM。 第6編はQUIET HAVEN。 第7編はFUNNY BOY。おいしさが後になってだんだんと出てくる配置になっていて、最初に放棄しないでよかったと思えるレベルで読み終えることができた。
このペーパーバックは、写真を見てわかると思うが、やや縦長で、しかも一頁にたったの29行しかなく、字が大きくフォントもきれいだった。行間のスペースも大きく、作品の内容とは別の意味でつまり装丁上非常に読みやすかった

2010/9/14-9/28
Ford County by John Grisham
rating:4 stars ☆☆☆☆
340 pages
Published by Bantam Dell 2010/8/17
ISBN-13:978-0-440-24621-3
US$7.99
637Yen (amazon.co.jp)

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2010.10.27

ホソヒラタアブ♂@寺家ふるさと村

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寺家(じけ)ふるさと村の田圃わきでアブを見つけた。気温が低かったせいか、いつも元気なホソヒラタアブも動きが鈍く、ノハラアザミの花で足場に苦労しながらとまっていた。撮影しているうちになんと翅を閉じてしまった。「寒いので今日はもう店仕舞い」と眼の前で宣言されたような気がした。
このアブは複眼の間に隙間がなく左右がくっついているので♂。腹部が平らである。
下はワカバグモの餌食となったホソヒラタアブ♂。上とは別個体。上の個体のように花で休んでいるところを攻撃されたのだろうか。クモ恐るべしだ。10月24日、寺家ふるさと村にて
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2010.10.26

ホシホウジャク@寺家ふるさと村

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日曜日は大寝坊をし、そのまま午前中はうだうだしてパジャマ姿で過ごした。もったいないことではあったが、土曜日に走り過ぎたのか、ちょっと疲労が抜けなかったのだ。午後は女子大の駅伝など見て熱くなっていたが、ふと我に返り、軽めの自然観察に出かけることにした。久しぶりの寺家ふるさと村はしかし、ちょっと遠かった。10km近くあり、黒王号で約30分もかかった。もっと近かったように思ったのだが体力の衰えか。
曇りで暗く、気温も上がらず、肌寒い感じだったのでトンボもほとんど見つからず、収穫は乏しかった。
唯一元気な姿を見せてくれた生き物はホシホウジャク。田圃脇の斜面のノハラアザミでさかんに蜜を吸っていた。二枚目の横から撮った写真は眼が大きく、なんだか蛾には見えず、魚類のような感じがする。トビウオの胸鰭を持ち、エビの尾をしたヘンな魚だ。
下はノハラアザミ。田圃はほとんど稲刈りが終わっていたが、一部はまだのところもあった。10月24日、横浜市青葉区寺家ふるさと村にて
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2010.10.25

オナガガモ@新横浜公園

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新横浜公園の野鳥ではカルガモの他にオナガガモ♂エクリプスが一頭見られた。オオバンは見えなかった。ただバンかオオバンらしき声が何度か聞こえたのでもしかしたらもう渡来しているかもしれない。
オナガガモを遊水池脇から観察しながらコスモスを越えて近づいたところ敏感に反応し、何とすぐに飛んでしまったのでこれ幸いと撮影させてもらった。写りは悪いが一応撮れた。翼鏡が緑色である。その上(根元側)には赤褐色のライン、その下にはまっ白いラインがある。次列風切羽の一枚いちまいにこのような3色パターンがあるのだろうか?それとも赤い部分は大雨覆なのか?「野鳥の羽ハンドブック」(文一総合出版)で調べてみたら、オナガガモでは次列風切が掲載されていないではないか。尾羽と肩羽しか紹介しないってどういうことよ。オシドリ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ホシハジロなどオナガガモ以外のカモはすべて次列風切を掲載しているというのに。ちょっといや、大変に残念である。このオナガガモは全体に地味で一見して♀っぽいが、嘴のサイドに水色のラインがあるのでこれは♂。そろそろ冬鳥の渡来時期である。
下は新横浜公園遊水地の風景。白・淡ピンク・濃ピンクの3色のコスモスが咲き、遊水地北側の土手ではセイタカアワダチソウの黄色い花が咲き揃い、秋空の青が美しい。遠景に新横浜プリンスホテルの丸い建物が見えている。
10月23日、新横浜公園にて
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2010.10.24

アキアカネ@新横浜公園

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土曜日は朝一で鶴見川ビオトープ調査、朝食後しばらく休んでから新横浜公園でランニング。ちょっと長めで20km、約2時間のゆっくりジョグを行った。
往路がちょうど5km。日産スタジアムの橋脚にタッチしてちょうど5km。小机フィールドには中学高校生ぐらいのアスリートがわんさかいて、びっくりした。いったい何事?出ていた看板によると第41回ジュニアオリンピック陸上競技大会なる催しのようである。ニッサンスタジアムで行われていて、隣の小机フィールドはサブグランドとして選手のウォーミングアップなどで使われているようだった。
日産スタジアム1階の外周路を一周+遊水地側大周りを二周で5km。これを2回りで10km。そして復路5kmの合計20km。
素晴らしい秋晴れの中、気持ちよく走ることができた。これで10月の走行距離は122kmとなった。
コース:新横浜公園、距離:20km、タイム:1:58’27”(給水のためロスタイム10秒含む)、平均心拍数:144、最高心拍数161、平均ピッチ:166、(SEIKO PULSE GRAPHで計測)体重:○4.8kg

帰宅後昼食と買い出し、その後に再度新横浜公園まで自然観察にいってきた。一日に二度も同じところに行くというのもヘンな話だが、最近はこういうことが多い。トンボはアキアカネが少しだけ見られた。投擲場の裏の水場では金属のチェインに止まっていた。風が吹くなか、つるつるのチェインに必死にしがみついていたが、やがて強い風に耐えきれず滑って飛んで行ってしまった。写真は上からアキアカネ♂、♂、♀。一枚目は赤トンボとチェインという不可思議な組み合わせが面白いと思った。
二枚目は手乗りを試みているところ。肢一本だけ乗せてくれたところで飛ばれてしまい、今年は手乗りが絶不調である。三枚目の♀は花崗岩の縁石にしがみついて風を耐えていた。
下は♀の腹部。短い尾毛(びもう)が見える。腹部の10節はいつも後から数える。第10節は短く目立たないがここさえ間違わなければ後は簡単。一番分からないのが第1,2節である。特に♀。この10というマジックナンバーは野鳥の初列風切の枚数でもある。こちらも同じように外側のP10から数えることが多い。内側P1は次列風切との境目が分かりにくく特定できないことが多いためである。なのでトンボを見てもカモメを見ても「10,9,8,7...」と数えることが多い
そういえば投擲場では砲丸投げでもなくやり投げでもなくハンマー投げでもなく円盤投げでもなく、見たこともない短めのバットあるいはボーリングのピンのようなものを女子選手が投げていた。やり投げのフォームで。中学生ぐらいではこういうものを使うのだろうか。10月23日、新横浜公園にて
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2010.10.23

ナツアカネ♀とアキアカネ♀@北八朔公園

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北八朔公園はトンボが比較的観察しやすいところである。曇っていて気温が上がらず活性が低かったこともその要因と思われる。公園内の木立を見上げるとアキアカネやナツアカネやコノシメトンボなどが枝先に止まっているのがたくさん見られた。またコンクリート製の柵には腹をべたっと下ろして休んでいる個体も多かった。
上はナツアカネ♀。顔にやや赤みがあり腹部上側はかなり赤い。胸の真ん中の黒筋が上にキュッと向いている。
下はアキアカネ♀。胸の真ん中の黒筋が下の黒筋に沿うようになっていて上を向いていない。また体に赤みがほとんどない。いずれの個体も腹が満ちているようだ。
10月17日、横浜市緑区北八朔公園にて
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2010.10.22

リスアカネの翅脈@北八朔公園

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北八朔公園では翅に黒斑のあるトンボ4種がすべて見られた。このリスアカネ♂も柵にべたっと止まって暖まっていた。徐々に近寄り真上から撮影することができた。
リスアカネ♂は翅に黒斑を持ち、ご覧のように腹部のみ鮮やかな朱色になる。腹部先端には腹部に比べてやや白っぽく長い尾部上付属器がある。
下は翅脈を拡大してみた。前翅の結節前横脈は8.5本ある。翅先の黒斑に隠れて(同化して)縁紋の黒は目立たない。ウスバキトンボとは違いR3もIR3も妙な曲がり方はしていない。三角室の内側に亜三角室というのがあるが、実は四角形をしていて三つの小部屋に分かれている。10月17日、横浜市緑区北八朔公園にて
R0037475

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2010.10.21

ノシメトンボ@北八朔公園

R0037411 R0037419
10月17日の日曜日は朝から体調が優れず、遠征は諦め、近場を少しだけ散策してきた。鶴見川を5kmほど遡ったあたりにある北八朔公園である。これで「きたはっさく」と読む。
この公園には小さな池と細いせせらぎがあり、トンボもそこそこあるのだが、曇りのためかあまり出てこなかった。それでも赤トンボはひと通り出そろった。
上はノシメトンボ♂。横浜市北部ではやや珍しい。翅に黒斑があるトンボはコノマリ(コノシメトンボ、ノシメトンボ、マユタテアカネ♀、リスアカネ)だが、眉斑があるのは前の3種なのでリスアカネは除外される。この個体は赤いというよりは茶色い印象が強くやや大きい。胸に筋があるのでマユタテアカネではない。また胸の筋が上まで通じているのでコノシメトンボではなく、消去法ノシメトンボとなる。この写真は5cm程度まで接近して撮った。近づけるときはなるべく近づいて撮影するという習性が身についているのだが、大きく撮影しても結局はリサイズするのであまり意味はない。最大サイズで印刷でもするのなら別だが。でもできるだけ接近して撮影するのは緊張感もあり楽しい。
下はコノシメトンボ♂。こちらは胸の模様が「つ」の字になっている。胸も頭も赤い、赤トンボらしいトンボである。
10月17日、横浜市緑区北八朔公園にて
R0037430 R0037445

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2010.10.20

リスアカネ♂@四季の森公園

R0037238
菖蒲園脇のアザミにこのトンボを見つけた。翅先に黒斑があり、眉斑はない。腹部が赤いので♂と思われるが、腹部の形状と体のサイズが大きいことからマユタテアカネではない。胸の模様はなかなか見えないことが多い。翅を閉じ気味にしていたり、胸全体が赤っぽい粉に覆われていたりすることが多いからだ。この個体はかろうじて胸の模様が見えたのでリスアカネ♂と判明した。リスアカネは四季の森でも新治でも見ているが数は多くない。翅に黒斑のある赤トンボはコノマリ(コノシメトンボ、ノシメトンボ、マユタテアカネ♀、リスアカネ)であるが横浜北部ではこの中ではノシメトンボが一番少ない。今年はまだ見ていない。一番多いのはマユタテアカネで次いでコノシメトンボ、そしてリスアカネが続き、ノシメトンボは非常に少ない。
下はハラビロカマキリ♀。ボードウォーク脇の柵にいた。レンズを近づけるとおののいたような表情をして面白かった。ただ、次の瞬間、カメラに乗り移られかなり焦った。あまり時間がなく、ハリガネムシ調査は出来なかった。さて、カマキリを観察するときにいつも気になるのが複眼の中に出現する黒い小さな点。これでこちらを見ているように感じるのだ。だが、指をカマキリの前に出して左右に動かしてもこの小さな黒点は動かない。そういうわけでこの時は自分自身の眼で見つめながら、腕をのばしてなるべく右のほうから撮影してみて、同時に両方に黒点があるのを確認した。つまり、どっちから見ても黒点はそちらを見ているように見えるというわけだ。この黒点は正式には偽瞳孔という。10月16日、四季の森公園にて
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2010.10.19

オオアオイトトンボ@四季の森公園

R0037139 R0037154
この時期、四季の森公園竹柵検索ではゾウムシなどを狙っているのだが、ふと、足もとをオオアオイトトンボ♀浮遊しているのに気づいた。音もなく比較的大きなトンボが足元をふらふら浮かんで行くのに気づくと、これはかなり異様な光景と感じた。メタリックグリーンの美しいトンボではあるが妖怪的とでも言いたくなった。下はおまけのワキグロサツマノミダマシ。これも竹柵検索にて。10月16日、四季の森公園にて
R0037094

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2010.10.18

コノシメトンボ手乗りならず@四季の森公園

R0037065
四季の森公園の葦原近くでコノシメトンボ♀を見つけた。うまい具合に飛び立ち、戻ってきたところで胸の模様が確認できた。慎重に左指を近づけて、手乗りを試みたが肢を4本まで載せたところで、残念ながら飛び立ってしまった。もうちょっとのところで惜しいことをした。
下は菖蒲園脇のコムラサキで休んでいたアキアカネ♀。アキアカネの群れを今シーズンはまだ四季の森で見ていない。アキアカネは全国的に減少しているという話を聞くが、やはりこのあたりでも減少しているのだろうか。10月16日、四季の森公園にて
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2010.10.17

ウスバキトンボの♂♀識別

R0036988 R0036993
土曜日の朝は恒例の鶴見川ビオトープ調査。先週まで二週続いたウスバキトンボの羽化がまだ続いているのかが焦点である。
果たして、まだ少数の羽化が見られた。翅がキラキラしていて羽化直後であることは分かる。ただ、翅がキラキラしてない個体もかなりヒメガマに止まっていた。よく見ると、羽化直後個体ではないので、付近を探しても羽化殻が無い。そっと左手で捕ると急に眼を覚ましたように翅をぶるぶる震わせる。そうか、寝ていたのだな。未熟個体は羽化場所に戻って眠るのだろうか。これは予想してなかったことである。
さて、これまでたくさんのウスバキトンボを至近距離から観察・撮影してきたが♂♀の識別については明記してこなかった。尾部先端にはどの個体も二本の尾毛らしきがあり、識別できなかったからである。今回は腹部第二節尾部先端部の両方をしっかり見て♂♀の識別ができるようになったので紹介する。
上の二枚は♀。腹部第二節に副性器がなく、尾部先端の尾毛(びもう)二本が非常に長い。腹部第9・10節を合わせたほどの長さがある。
下の二枚は♂。よーく見ると腹部第二節にかすかな膨らみ(副性器)がある。腹部先端には二本の尾毛らしきが見えるが、♀ほど長くなく、離れずにくっついた感じである。これは尾部上付属器である。
一番下に比較したものを掲載する。♀の尾毛は♂の尾部付属器の1.5倍ほどの長さがあることが分かる。♀は開き気味で♂は閉じ気味
さて、この日見かけたウスバキトンボの羽化直後個体は2個体。回収できた羽化殻は4個だった。ウスバキトンボの羽化殻は大きく、つやつやつるつるしているのが特徴である。ギンヤンマの羽化殻は非常に古いものの一部が見つかった。一応記録上ではゼロとしておく。来週はウスバキトンボの羽化はもう見られないかもしれないので、そろそろ今年の調査も終わりを迎えられそうだ。ちなみに今日で29回目だった。10月16日、鶴見川ビオトープにて
★追記:本日の朝刊に絶版になっていた「トンボのすべて」の縮小版が発売されていることを知った。ららぽーとの本屋に置いてあったのをとっとと買っておけばよかったと後悔していたが、やっと手に入れられそうで嬉しい。トンボ出版より1575円。A5版。
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2010.10.16

道志水源林ボランティア報告#36

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前回の報告は#31で4月15日の活動だったが、その後5月26日、6月30日、7月28日、9月16日の報告は省略してしまっていた。自分としては今年最後の活動として10月14日の作業に参加してきた。通算36回目だった。最初の参加(2005年7月23日)からもう6年になってしまった。

今回は、一番遠い斜面のヒノキ林を担当し、ひどい足場にずるずるズブズブしながら間伐作業を行った。暑くもなく寒くもなく、気候的には快適だった。細いヒノキははしごやロープを使わない簡略バージョンで処理したおかげでなかなか効率よくできた。東名の集中工事による大渋滞のおかげで作業時間が午後だけの約2時間となってしまったのだが、結局は11本を間伐することができ、満足度は高かった。怪我などもなく短時間で集中的に作業できたと言えよう
東名の大渋滞のおかげで往路は約4時間もかかり、道志村に着いたのがちょうど1200時ごろ。そのまま体育館で弁当タイム。1230時に集合して作業に出かけた。林の中の小道にはチヂミザサが穂を垂れていて、あのにっくき粘着質の種が作業ズボンに大量についてしまった。林ではなぜかカケスの声があちこちでしていた。
東名の大渋滞は一日中続いていて、復路も結局4時間かかった。腰が痛くなりながらも退屈しのぎにペーパーバックを読み、イスラエル人とアラブ人のユーフラテス川での局地戦を体験したり、ウォークマンスネークマンショウチャクラYMO土岐麻子Superflyジューシーフルーツ吉田美奈子大貫妙子高中正義五街道弥助鈴々舎わか馬AmazonWireやNHKの国会中継(これは往路)など聞いたり、ケータイでゲームをしてすごした。この日は合計8時間もバスですごし、間伐作業は2時間だけ。いったい何しに行ったやらの思いもする。東名の集中工事についてはもっとやり方があるのではないかと激しく思う。上戸彩ちゃんや加藤清史郎くんにご理解くださいと言わせても、ハイそうですかとは行かないな>NEXCOさん。
また、集中工事で大渋滞になることが分かっているのならば、一般道を使うとか、時期をずらすとかを検討してほしいな>道志水源林ボタンティアの会さん。
どうし道の駅ではいつものように道志川でトンボを探したが、気温がやや低めで曇っていたこともあり、まったく出てこず、ミヤマアカネを一頭ちらと見かけただけだった。
10月14日、山梨県道志村にて

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2010.10.15

オニヤンマ飛翔@新治市民の森

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今年はオニヤンマは多くなかった。数年前の新治ではあっちにもこっちにもオニヤンマだらけだった記憶がある。トンボにも生り年不作の年があるとすれば今年はコオニヤンマの生り年ではないか。
さて新治では、前日までの雨のおかげで林道を水が流れていて小さなせせらぎのような状態になっていて歩きにくい場所がいくつかあった。そういう細流をオニヤンマ♂が行ったり来たりしているのを発見したので、日陰に陣取って飛びものを狙ってみた。
枠を捕えるため広角側を選んで置きピンにして待った。3分毎に回ってくるのでチャンスを逃さずにシャッターを切った。広角のためかなりの確率で枠を捕えていたのだがまともなのは少なかった。シャッタースピードやフラッシュの光量の設定を細かくできるといいのだが、このコンデジでは不可能なのでお任せでの撮影なのだ。飛んでいるオニヤンマはどこと無く口を前に突き出しているように見えるのは気のせいか。
コシボソヤンマや未だ見ぬミルンヤンマの練習も兼ねての撮影だが、こいつらはもっと暗く、障害物の多い場所で、近づきにくいので難易度はさらに高い。10月11日、新治市民の森にて

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2010.10.14

マユタテアカネ@新治市民の森

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新治の赤トンボは少なく、アキアカネナツアカネも片手ほどしか見られなかった。いったいどこに行ってしまったのだろうか。これに対して比較的あちこちで見られたのがマユタテアカネ
1枚目は翅脈を強調してみた。前翅の結節前横脈は7.5本。前後翅とも後縁がギザギザしているのがちょっと面白い。短い触角が見えている。2枚目は透過光で真っ赤に光るマユタテアカネ。眉斑尾部付属器が反りあがっていて白く見えるのがよく分かる。縁紋はピンク色。
3枚目は強い日差しを避けるためのオベリスク姿勢。思いっきり腹部先端を上げている。日時計のようでもある。3枚はいずれも♂。
下はおまけ。トンボばかりで面白くないので植物を。イヌなのかサラシナなのかオオなのか検討中。いったいどれなのでショウマ。10月11日、新治市民の森にて
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2010.10.13

ミドリヒョウモン@新治市民の森

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いけぶち広場下の湿地にはミゾソバの花がたくさん咲いていて、チョウがたくさん集まっていた。上は秋になってよく見かけるミドリヒョウモン♀。地味なチョウである。もしかして祝!初登場。
下は同じ場所に来たメスグロヒョウモン♀。同じ個体を何枚か撮ったのだが、ご覧のようにほんの僅かな角度の違いで紫色が見えたり見えなかったりする。一見、別個体のように見えるが同じ個体である。すごく不思議である。ここのミゾソバは白い花が多かった。10月11日、新治市民の森にて
R0036737 R0036738

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2010.10.12

オオアオイトトンボ連結態@新治市民の森

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やっと晴れた三連休最終日は新治市民の森に行った。日差しが強烈で暑かった。どういうわけかトンボは少なめでやや寂しかったが、オオアオイトトンボを何箇所かで見ることができた。一枚目は♀で非常に接近して撮れた。二枚目は田圃の近くの暗い場所で見つけた連結態を普通に撮ったもの。少し考えて三枚目は強制発光を使った。さらにフラッシュの露光をマイナス1絞りとした。これでひとつ技を習得した。♂と♀の腹の太さにこんなに差がある。このあと産卵するのではないかと思ってだいぶ粘ってみたが、産卵はしなかった。オオアオイトトンボは水辺の植物の茎などに産卵するのだ。
日焼け止めは塗って行ったが、虫除けを忘れたためだいぶに刺された。同じ過ちを何度繰り返すのか>自分。
10月11日、新治市民の森にて
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2010.10.11

ウスバキトンボの翅

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羽化直後のウスバキトンボを観察・撮影できたのでを詳細に見てみよう。前翅の結節前横脈はアカネ属では6.5~8.5本なのに対してウスバキトンボははるかに多く、この個体では12.5本もある。縁紋は白い。そして、ウスバキトンボの一番の特徴であるR3(第3径脈)とIR3(第3径挟脈)の波打ちがよく分かる。これは前後翅ともに同様である。
そして後翅は腹部に近い部分にオレンジ色味がかっていて、幅が非常に広いチョウトンボほどではないがそれに次ぐ幅ではないかと思う。また羽化直後のためか、まだまっ白い部分もある。そして、何よりも翅がキラキラ輝いていた
10月9日、鶴見川ビオトープにて撮影。
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2010.10.10

ウスバキトンボvsナガコガネグモ@鶴見川ビオトープ

土曜日の朝、先週に引き続き鶴見川ビオトープに出かけてみた。この場所に自分を引きつける興味の対象はもちろん先週発見したウスバキトンボの羽化である。
①一斉に羽化するため今日はもう羽化は見つからない。
②ある程度の幅を持って羽化するため今日も見つかる。

のどちらであるか?を確認するのを楽しみにしていた。
はたして結果は....
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であった。羽化最中の個体をたくさん見ることができたし、先週以来の羽化殻をたくさん取得した。ギンヤンマはゼロ、ウスバキトンボは20個だった。ギンヤンマに比べて小さく、華奢な羽化殻はせいぜい3~4日程度で落ちてしまうものと思われるので、この一週間で羽化した個体はもっと多く、数十程度はあったのではないかと思われる。
さて、ヒメガマ林はだいぶ大きく成長したナガコガネグモがあちこちに網を張っているので、実のところかなりウザい。
そして驚いたことにナガコガネグモの網にかかっていた多くがウスバキトンボなのだった。羽化したてでまだうまく飛べない個体がひっ掛かるのではないかと思う。一旦飛び立つとヒメガマの込み入った林に止まるとは考えられないからだ。
そんななか、まだ生きているウスバキトンボを発見したのでひとつ、救出をしてみた。翅が網でぐるぐる巻きにされていて、これでは動きが取れず逃げるすべは無いし、もう噛まれた可能性が高いが、一応元気にもがいていた。つかまったばかりなのだろう。しきりに網を振って威嚇するナガコガネグモを無視して、網から外し翅に絡みついた糸を丁寧に取り外してみた。腹部がゆるく、やや曲っていて弱っている様子だった。ヒメガマに止まらせて、見ていたら、驚いたことに無事に飛びたち、近くに降りた。このあとどうなるのかは君次第。10月9日、鶴見川ビオトープにて。
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2010.10.09

ウスバキトンボの羽化殻@鶴見川ビオトープ

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先週土曜日、鶴見川ビオトープではウスバキトンボの羽化を10個体ほど見つけたのだが、いずれも羽化の真っ最中のため羽化殻を取得することが出来なかった。したがって、羽化が終わるのを待ったり、羽化殻から十分離れて羽化している場合に取ることができた。時間を使うことで結局10個体のうち7個の羽化殻を持ち帰ることができた。帰宅後サイズを計測してみた。23mmが2個、24mmが4個、25mmが1個と平均24mmだった。
下はギンヤンマとウスバキトンボの羽化殻。写ってないがギンヤンマは2個ある。♂1♀1。そういえばウスバキトンボの♂♀の識別は不明。
ウスバキトンボの羽化殻は一見して大きい。ものの本によるとナツアカネやアキアカネのヤゴは18mm程度しかない。
背棘(はいきょく)は見当たらなかった。側棘は腹部第8・9節にあり、大きい。第8側棘はちょうど第9節先端ぐらいまである。第9側棘はさらに長い。淡褐色の腹部や肢には黒いまだら模様が疎に存在する。頭部は先端がとがった三角形をしている。ウスバキトンボが羽化していたからそれと分かるが、この羽化殻だけを見た場合識別できるだろうか。
尾部先端で一番下まで届くものから並べると、肛上片、肛側片、第9腹節側棘、尾毛の順である。
アカネ属のヤゴは全体に尾部先端部が短く、第9側棘とほぼ同じ長さで揃っている。その点ウスバキトンボは尾部先端部が長く、側棘が届いていない点で異なる。
というわけでサイズ尾部先端部の形状アカネ属ではないということぐらいは分かりそうである。10月3日、鶴見川ビオトープにて
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2010.10.08

ヤマホトトギス@四季の森公園

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四季の森公園の秋の花。ハス池脇で見つけたこの不思議な形のピンクは何の蕾であろうか?
幸い近くにヤマホトトギスの花が咲いていた。実に複雑で美しい花である。
下は小鉄さんのブログで見たセンニンソウの花後。この形、どこかで見た記憶があったのだ。センニンソウの花もどこかで撮っているとは思うが今は見つからない。この様にいつも反時計まわりなのだろうか?
一番下は蓮池土手の白花ヒガンバナ。この場所には普通のヒガンバナも毎年咲くのだが、今年はなぜが白花しか咲いていなかった。酷暑の影響だろうか。
10月3日、四季の森公園にて
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2010.10.07

ホソヒラタアブ@四季の森公園

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涼しくなった四季の森公園ではアブ類もよく見られた。上はホソヒラタアブ♂。花に寄ってくるところを狙っていたら飛んでいるところも撮れた。腕が上がったわけではなくカメラの性能のおかげである(笑)。
下はちょっと太めのヒラタアブ。複眼が離れている(隙間がある)ので♀。いろいろ調べたところヨコジマオオヒラタアブに該当するようである。祝!初見。胸部、腹部に細かい粉がついている。花粉のように思ったが、これは極く短い毛なのだそうだ。10月3日、四季の森公園にて
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2010.10.06

ハイイロチョッキリ@四季の森公園

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9月末頃からゾウムシ類が見られるはずと、久しぶりの四季の森公園に行ってみた。竹柵ではなくピクニック広場のアジサイの葉の上でハイイロチョッキリを見つけた。一枚目は近すぎてフラッシュがレンズで遮られて左側に影が出来てしまった。撮影の間ずっと踏ん張ってポーズを取り続けてくれた協力的な個体だった。アジサイの葉は滑るのだろうか。
下はオジロアシナガゾウムシコナラシギゾウムシ。共に一頭づつしか見れなかった。
竹柵検索中に自分より高齢の女性から声をかけられた。昆虫やカメラの話がはずみ、しばし一緒に撮影し楽しい時を過ごした。良い一眼デジカメをお持ちであったがレンズのマクロ機能に不満があるとのことだった。昆虫にも詳しく話が合った。1時間前に見つけたアカキン成虫が見つからず、見せてあげられなかったのが心残りだった。
10月3日、横浜市緑区四季の森公園にて
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2010.10.05

ウラギンシジミ@神奈川県北部

ウラギンシジミ
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ツバメシジミ
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神奈川県北部のチョウシリーズ
ウラナミシジミを見たくていつになく蝶も気にして歩いた。トンボもチョウも、カマキリも...となんでも来いの気構えで歩くととても疲れた。散策では結局何かを取り、何かを捨てるのだが、取る対象を増やしたおかげで判断の回数が増え、その結果捨てる回数が増えるので二重に気を使うのだ。ま好きでやっていることだから愚痴を言うほどのことでもないが。
で上からウラギンシジミ♂の新鮮な個体。羽化したての完璧な状態のように見えた。ちょっと太めの肢にオレンジ色のソックスを履いている。真上から見るとカクカクした五角形をしている。
次はツバメシジミ。実はこれがこの日の最初の撮影だった。尾があったのでウラナミシジミかもしれないと思って撮ることにしたもの。これは翅がちょっと破れていた。
下はムラサキシジミ。ぎょろめを開けて翅を開いて見せてくれた。紫色が輝いていた。
その下はキタテハ♂秋型。川の流れの上にもいた。
最後はヤマトシジミ♀。カタバミに産卵していた。というわけで結局ウラナミシジミを見ることは出来なかった。
10月2日、神奈川県北部にて

ムラサキシジミ
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キタテハ
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ヤマトシジミ
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2010.10.04

ナツアカネ交尾@神奈川県北部

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神奈川県北部のお気に入りの場所には2週間ぶりに訪れてみた。前回はまだ夏真っ盛りだったので、急にやってきた秋を感じてみたかったのだ。だいぶ涼しくて過ごしやすかった。だが、前回あれほどたくさん群れていたアカネ類の数が減っていた。分散してしまったのだろうか。それでもナツ、アキ、コノシメ、マユタテ、ミヤマなどあちこちで見られた。
上はナツアカネ♀。朝まだ涼しい時間帯に木の枝でぼぉっとしている様子だったので失敬して左手に御招待申しあげた。
ナツアカネ♀は翅元の部分がオレンジ味がある。アキアカネは無色。捕獲ついでに翅脈が分かるように一枚撮った。
三枚目はナツアカネ交尾態。これは初めて見た。
トンボついでで下は、コシボソヤンマと思われる個体。中央やや上寄りに手前に向かって飛ぶトンボがかすかに写っている。
先月さんざん付き合ったおかげコシボソヤンマの行動は、把握していたのでそれと分かった。ただ、残念ながら止まり場所を突き止めることができずぶら下がりは撮影できなかった。

一番下はミヤマアカネ交尾態。かれらの姿は目立つし色合いも美しいので撮影せざるを得ない魅力がある。♂の翅で♀の頭部が隠れてしまったのが残念。なんだかんだで結局7時間ほども過ごしてしまった。だが本当はもっと早朝かあるいは夕方まで居ればもっと違ったトンボなどが見られるかもしれないのだが。
10月2日、神奈川県北部にて
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2010.10.03

ウスバキトンボ羽化@鶴見川ビオトープ

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先週の鶴見川ビオトープの羽化殻調査で初めてギンヤンマ羽化殻がゼロになったため、そろそろ今年の調査も打ち切ろうかなぁと思っていたのだが、日曜日は朝から天気も良かったのでとりあえず行ってみることにした。天の神様のおかげで今日も満水。ヤゴや卵になりかわって感謝感謝。今日はヒメガマが湿っていた。いつものように分け入って羽化殻を探すことしばし。シオカラトンボの羽化中個体を見つけ、久しぶりに固まってしまった。あ~なんと神聖な雰囲気であることか。羽化を見るのは何ヶ月ぶりか。よ~く見るとシオカラトンボではない。淡く黄色い腹部胸部に細い筆ペンで線をつないで書いたような模様。これはウスバキトンボだ。しばし観察し、印に草の枝を立ててから他を探すとギンヤンマ羽化殻が二つほど見つかった。そして、ウスバキトンボの羽化中個体が次々に見つかったのだ。朝7時過ぎ頃だった。まだ翅を開いてないものもいた。久しぶりに見たキラキラの翅が朝日に光って実に美しかった。
ヒメガマ林を慎重に分け入ってさらに羽化殻を探すが、ウスバキトンボの羽化中個体がいるような気がして次の一歩がなかなか踏み出しにくい。ふと後を振り返るとなんと羽化中の個体がつかまっていたヒメガマを踏んでしまい半ば水につかっているウスバキトンボを発見した。急いで左手で救出したら、しっかり捉まってくれた。しばらく観察したが翅は濡れなかったようだし問題ないようだ。しばらくすると翅をぷるぷる震わせて、あっと思った瞬間にはもう飛んで行ってしまった。
こうして合計10個体の羽化中ウスバキトンボを見ることができたのだ。ものの本によるとウスバキトンボはトンボの中で最も進化した種であるという。飛行に優れた翅の形状。成長の速い幼虫。南方から北方に拡散する性質。温暖化がこのまま進むと、日本各地で越冬するようになるかもしれない。
ウスバキトンボを触ったのは二度目。昨年の夏、深夜に睡眠中の個体を手に持って撮影したのを思い出す。ものの本によるとその体重は1gに満たないそうだが、そんなに軽いかどうかは体感では分からなかった。10月3日、鶴見川ビオトープにて
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2010.10.02

オオスカシバ@新横浜公園

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9月26日は。完璧な秋晴れの朝だった。日差しは強烈だが風は涼しい。だが残念ながらすごい朝寝坊をしてしまい、起床はなんと0913時だった。いろいろ考えて新横浜公園に行くことにした。昨日、新横浜公園を走った時に遊水池に水草が繁殖しているのを見つけたからだ。日焼け止めをたっぷり塗って黒王号を駆った。
遊水池は写真上。この場所でだいぶ粘ったのだがギンヤンマ♂1、アオモンイトトンボ♂1、シオカラトンボ♂1を見ただけだった。クロイトトンボなど来ないか期待していたのだ。逆にミシシッピアカミミガメなどを見てしまい、ちょっと残念。長靴を履いた足に陽があたり大変不快だった。
公園外周路にはコスモスが咲き誇っていていろんな昆虫を集めていたのでしばらく付き合った。二枚目はオオスカシバ。じっくり見たのは初めてかもしれない。誰かが空飛ぶエビフライと言ったとか言わないとかいうのを思い出した(笑)。蛾の仲間である。
後はせせらぎでトンボを探した。ショウジョウトンボ♂、シオカラトンボ♂、ウスバキトンボ♂♀、コノシメトンボ♂、アキアカネ♂などの他にイトトンボが少し見られた。アオモンイトトンボがかなり敏捷に飛び回っていたので新鮮な個体ではないかと思った。アジアイトトンボ未成熟♀もいた。二化個体の可能性が高いと思う。ウスバキトンボは交尾態のままいつまでもあちこち飛びまわっていた(撮れなかったが)。新横浜公園はテニス、野球、サッカーなどの他にランナー、バイカー、スケーター、散歩人などがたくさんいて、秋のスポーツシーズン到来を感じた。9月26日、新横浜公園にて

午後は昨日に引き続いてラン。新横浜公園までの往復と、新横浜公園内5kmの合計15km。またまたキロ6分のゆっくりジョグ。しかしこれはこれで結構きついものである。二日で合計35kmも走ったことになる。同じペースでも昨日に比べて心拍数が少し高かった。疲労が残っていたためだろう。少しは無駄な脂肪が燃えたであろうか。体重はまだ重い。
コース:新横浜公園往復+公園内5km、距離:15km、タイム:1:28’04”、平均心拍数:146、最高心拍数:154、平均ピッチ:166(SEIKO PULSE GRAPHで計測)、体重:○5.5kg

ショウジョウトンボ♂
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アオモンイトトンボ♂
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アジアイトトンボ未熟♀
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コノシメトンボ♂
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アキアカネ♂
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2010.10.01

クロスジギンヤンマ@神奈川県北部

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神奈川県北部にあるこの素敵なフィールドは様々なトンボが見られたが、このクロスジギンヤンマはこの池だけで見られた。田圃ではまったく見られなかった。如何に特定の環境に固執しているかということの見本だろう。この個体は小さな池の周りを同じようなルートを描いてぐるぐるぐるぐる哨戒していた。小さな池だったので何度もシャッターチャンスがあり、それと分かるレベルで写った2枚を紹介する。腹部2・3節あたりの水色が鮮やかだった。また、胸の黒筋が少しだが写っている。
下はハグロトンボ田圃の水路産卵していた。オスはすぐ傍でご覧のように腹部をくねらせていた。だいぶ粘ってみたのだが交尾は見られなかった。こういうのを♀の単独産卵というのだな。この場所では7月にはミヤマカワトンボアオハダトンボも見られたが、この日は見られなかった。9月19日、神奈川県北部にて
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