ウスバキトンボの翅
羽化直後のウスバキトンボを観察・撮影できたので翅を詳細に見てみよう。前翅の結節前横脈はアカネ属では6.5~8.5本なのに対してウスバキトンボははるかに多く、この個体では12.5本もある。縁紋は白い。そして、ウスバキトンボの一番の特徴であるR3(第3径脈)とIR3(第3径挟脈)の波打ちがよく分かる。これは前後翅ともに同様である。
そして後翅は腹部に近い部分にオレンジ色味がかっていて、幅が非常に広い。チョウトンボほどではないがそれに次ぐ幅ではないかと思う。また羽化直後のためか、まだまっ白い部分もある。そして、何よりも翅がキラキラ輝いていた。
10月9日、鶴見川ビオトープにて撮影。
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