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2010.10.17

ウスバキトンボの♂♀識別

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土曜日の朝は恒例の鶴見川ビオトープ調査。先週まで二週続いたウスバキトンボの羽化がまだ続いているのかが焦点である。
果たして、まだ少数の羽化が見られた。翅がキラキラしていて羽化直後であることは分かる。ただ、翅がキラキラしてない個体もかなりヒメガマに止まっていた。よく見ると、羽化直後個体ではないので、付近を探しても羽化殻が無い。そっと左手で捕ると急に眼を覚ましたように翅をぶるぶる震わせる。そうか、寝ていたのだな。未熟個体は羽化場所に戻って眠るのだろうか。これは予想してなかったことである。
さて、これまでたくさんのウスバキトンボを至近距離から観察・撮影してきたが♂♀の識別については明記してこなかった。尾部先端にはどの個体も二本の尾毛らしきがあり、識別できなかったからである。今回は腹部第二節尾部先端部の両方をしっかり見て♂♀の識別ができるようになったので紹介する。
上の二枚は♀。腹部第二節に副性器がなく、尾部先端の尾毛(びもう)二本が非常に長い。腹部第9・10節を合わせたほどの長さがある。
下の二枚は♂。よーく見ると腹部第二節にかすかな膨らみ(副性器)がある。腹部先端には二本の尾毛らしきが見えるが、♀ほど長くなく、離れずにくっついた感じである。これは尾部上付属器である。
一番下に比較したものを掲載する。♀の尾毛は♂の尾部付属器の1.5倍ほどの長さがあることが分かる。♀は開き気味で♂は閉じ気味
さて、この日見かけたウスバキトンボの羽化直後個体は2個体。回収できた羽化殻は4個だった。ウスバキトンボの羽化殻は大きく、つやつやつるつるしているのが特徴である。ギンヤンマの羽化殻は非常に古いものの一部が見つかった。一応記録上ではゼロとしておく。来週はウスバキトンボの羽化はもう見られないかもしれないので、そろそろ今年の調査も終わりを迎えられそうだ。ちなみに今日で29回目だった。10月16日、鶴見川ビオトープにて
★追記:本日の朝刊に絶版になっていた「トンボのすべて」の縮小版が発売されていることを知った。ららぽーとの本屋に置いてあったのをとっとと買っておけばよかったと後悔していたが、やっと手に入れられそうで嬉しい。トンボ出版より1575円。A5版。
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コメント

こんばんは、はるきょんさん。
「トンボのすべて」アマゾンで調べるとカスタマーレビューで、なかなか評判がいいです。
相変わらず、金欠なので図書館で借りることにします。(泪)

国産のマクロリングライトがとても高いので
LEDのライト(フラッシュではない)がイーベイで日本円に換算すると四千円弱で
買えたので、昨日アオイトトンボを撮りに行った時に使ってみました。
48個の高輝度LEDと謳っているものの大した明るくはないが
それなりに使えそうです。
純正は、宝くじでも当たった時に買いたいと思います。coldsweats01

投稿: ジャワカ零 | 2010.10.17 20:40

ジャワカ零さんこんばんは。マクロ撮影命の自分もけられのないフラッシュが欲しいと思うことが多くあります。LEDライトというとレンズの周りにずらっとLEDが並んでいるというものでしょうか。すごく大きなものを想像してしまいます。コンデジでできる工夫としてはフラッシュに手作りディフューザーを取り付けるぐらいですね。白いフィルムケースを利用する方法に興味があります。

投稿: はるきょん | 2010.10.18 20:21

こんばんは、はるきょんさん。
私の買ったものを、URLに貼りました。
送料無料でサーフィスでしたが、10日ほど到着、ラッキーでした。
決算も、昔フランクザッパのブートレグやプロモなどをeBayで落札時に
PayPalを使っていたのでラクチンでした。

最初、ネット情報や図書館から借りたLED自作の本を頼りに
自作LEDも考えましたが
私は、電気関係相当弱いので取りあえず安いので使ってみようと。
電気に詳しいならかなり安く出来る様です。
LED自体は、高輝度でもかなり安いしアキバの秋月電子など
オンラインでも売ってます。

投稿: ジャワカ零 | 2010.10.18 21:34

どうも、URLうまく表示出来ないみたいなので
URL貼り直しました。
ちなみに同じ商品です。
私が買ったものは、US $45.43でした。

投稿: ジャワカ零 | 2010.10.18 21:47

ジャワカ零さんこんばんは。思った通りのものでした。しかしちょっと大きいですねぇ。自分がトンボに3cmまで近づけるのはレンズ径が小さいこともあるかと思います。やはり自分にとっては一眼レフは金食い虫のようです。今買おうと思っているのはトンボのすべて縮小版とカモメ識別ガイドブック改訂版(もうすぐ発売?)です。

投稿: はるきょん | 2010.10.19 20:10

こんばんは、はるきょんさん。
昆虫撮影には、コンデジもすごく優れた道具だと思いますよ。
被写界深度も深く、もの凄く小さな昆虫等も
ピントが一眼レフに比べると楽に合わせられる等
有利な点も多いのではないでしょうか。
最近、里山と言いながらチョットしたピークが在ったりして
時々「又山歩きしたいなぁ」何て思うことがあります。
そんな時は、荷物的に一眼だと厳しくなり
防水コンデジもいいなぁ等と思ったりします。

今日「トンボのすべて」、図書館からメールで「届いた」とのことで
夕方借りてきました。
チョット見ただけですが
生息域のことから、そのトンボの特徴またトンボの行動など
かなり詳しく書かれているのですが
私の様なド素人にも割と判りやすく書かれている内容で
とても良い本ですね。
縮小版というのは、単にサイズが小さいというモノなのでしょうか。

投稿: ジャワカ零 | 2010.10.19 21:34

ジャワカ零さんこんばんは。トンボのすべて縮小版はA5版で価格も半分ぐらいです。内容は同じと思います。はやくアマゾンで出ないかなぁと思っています。リンクを付けときました。

投稿: はるきょん | 2010.10.20 20:23

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