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2010.11.05

アキアカネの尾部付属器

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この日はとても寒くせっかく寺家ふるさと村まで行ったのにトンボはごく少数しか見られなかった。暗く寒い日にトンボはいったいどこでどうやって過ごしているのか?エサをとっているのか?一日ぐらいなら何も食べなくても生きていけるのか?....こういった基本的なことが分からず、まだまだ興味津津である。
さて、このアキアカネは田圃脇の草地、高さ50cmぐらいの低い場所で下の状態でじっと止まっているのを見つけた。背を明るい方向に向けていた。だが日差しは全くなく体温はぜんぜん上がらなかったはずだ。しばらく脇からそっと観察していたが、まったく動きがない。この場所は雨が降れば濡れるところ。また地面に近いので夜間の気温が下がると露がつく可能性が高い場所である。こういう場所でいつも休んでいるのだろうか。もっと寒い日や雨の日はやぶの中や林の中だろうか。
さて、そっと手を伸ばしてみたらまったくなんの抵抗もなく容易に捕獲できた。どうも寝ていたようである。アキアカネ成熟♂である。
腹部先端の尾部上付属器と下付属器が分かる。また、腹部第二節の副性器が見える。そして第九節になにやらの器官が見えている。手持ちの本を見てみたがこれが何であるかは記述がなかった。だがここから精液が出る生殖器であろう。腹をすぼめて副性器に精液を移しておいて(移精という)から交尾をするというわけである。ちなみに腹部第八節には心臓がある。
しげしげと観察・撮影したのち、元の場所に返したが、そのままじっとしていて、閉じた翅を徐々に開いた。暖かい息を吹きかけてやったら突然弾けるように飛んで行った。温度に非常に敏感なのだな。10月24日、寺家ふるさと村にて。
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