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2010.11.16

セグロカモメとオオセグロカモメ第一回冬羽の比較

セグロカモメオオセグロカモメ第一回冬羽は似ていて、1個体だけ見ると自分では識別しにくいことも結構多い。だがこの2種を並べてみるとその違いが分かりやすいので自分の勉強のためにも改めて比べてみたい。以下の5枚の写真は一連のもので、オオセグロとセグロの同一個体が写っている。

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左側がオオセグロで右側で羽を広げているのがセグロカモメ第一回冬羽。ここでの注目点は左側のオオセグロの顔。この顔つきは分かりやすい。

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これはセグロカモメ。尾羽の黒帯が黒くやや幅が狭い。ここでの注目点は尾羽中央の二枚が換羽中。どういうわけか左側のT1T2の二枚である。尾羽はT1からT6の方向に換羽が進み左右のT1から始まるはずなのだがどういうことだろうか?
セグロカモメが翼を広げると130~150cm程度になる。エイヤで概算すると胴の幅は15cm、初列の部分が30cm、次列の部分が30cm、広げた尾羽も幅が30cmぐらいありそうである。結構大きいものである。

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手前がオオセグロで向こう側がセグロカモメ。白黒のはっきりしたコントラストの高いセグロに対して、全体にぼやけた印象のオオセグロである。白いところはセグロの方が白く、黒いところもセグロの方が黒い。次列風切を比べてみると、セグロは黒っぽいがオオセグロは比較すると暗褐色といいたくなる。また擦れが激しいようだ。

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左がオオセグロで右がセグロ。セグロの外側初列の黒っぽさに対して、オオセグロの外側初列は外弁が暗褐色で内弁が淡色である。しかし、その差は非常に微妙なものだ。初列だけでの識別は自分にはとても出来ない。

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飛翔中の同個体で左がオオセグロで右がセグロ。オオセグロの尾羽根元から全体に暗褐色で中央の左右T1先端には淡色部がある。セグロの尾羽は根元が淡色で後半が黒い帯になっている。根元の淡色はかなり白い。上尾筒もセグロはかなり白く目立つ。セグロの肩羽には黒い斑があるが、オオセグロは淡色斑でにぶい。オオセグロは翼の幅に対して初列の長さがやや短いような気がする。セグロは幅がやや狭く初列はやや長いような気がする。次列風切の大雨覆からの露出部分がセグロは短く、オオセグロはセグロより長いように見える。
4,5枚目の二枚はともに一枚の写真の左右に離れて写っていた部分を切り張りしたものである。
11月3日、三浦海岸にて撮影

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