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2011.04.30

サンショウの花@新治市民の森

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新治市民の森の雑木林で時々サンショウが見られる。ちょうど花が咲いていた。花弁は無いようでこれは雄花と思われる。秋には赤い中に黒い実が出来るので雌花もあるはずではあるが。
下はおまけ。ずいぶん前に小鉄さんに教えてもらったヒメコウゾの花。赤くて丸い雌花と白っぽいのが雄花。
それからその下は新しく出版された「横浜新治 花と実の写真集」。お昼過ぎに通りがかった丸山の「新治森の工房」前で販売していたので迷わずに購入した。¥1000だった。各月ごとに見られる花と実を合計で507種も掲載している。解説はないが分かりやすい写真なので使いやすそうである。ちなみに1~2月はまとめて12種、3月は24種が掲載されている。4月は一気に増えて120種となる。自分が新治で撮影して紹介してきた植物はだいたい載っているようである。150部しか印刷してないらしいので貴重品になるかもしれない。
おまけのついでのついで。四季の森公園でも先日「四季の森公園 花の図鑑」という小冊子を発売していたので入手した。こちらはたしか300円だったと思う。こちらは草本・樹木を合わせて花の色で検索できるようになっている。種類は花が216種、実が18種と少ないが、簡単な解説とみられる時期、公園内で見られる場所が示されている。これは北口の管理事務所で手に入る。四季の森、新治と自分のマイフィールドとしている公園で似たようなローカル図鑑が同時に発行されてびっくりするやら嬉しいやらである。今後大いに参考にしていきたい。あー、おまけのほうが長くなってしまった(笑)。
4月24日、新治市民の森にて
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2011.04.29

ツマキチョウ@梅田川

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梅田川ニホンカワトンボを観察して満足したあと草地を歩いていた時、スジグロシロチョウが飛んできたので体の動きを止めて眼で追っていたところ、両足のすぐ後ろの葉に止まった。30cmほど開いた両足とちょうど正三角形になる位置だ。体の後ろ側なので足を動かして向きなおりたいが足のすぐそばに止まっているのでそれだと逃げられる。ならばと....自分の体の柔軟性を限界まで駆使して足の位置は動かさず、ごくごくゆっくりと左向きに180度体を捻り、そのまましゃがみ込んで腕をいっぱいに伸ばして撮影した出来るものならやってみてください>みなさん。腰を痛めても責任は負えませんが笑)。チョウはムラサキケマンの蜜を吸っているようだ。
無理な姿勢でぷるぷるしながらも撮影するうちにスジグロシロチョウではないことに気付いた。翅の裏側が妙に汚いのだ。しばらく肉眼で観察し、翅がとがっていることからツマキチョウであることが分かった。
その後あまりにも無理な姿勢に耐え切れずちょっと動いた瞬間にいったん飛ばれたが、別のムラサキケマンに止まったので慎重に近付き今度は楽な姿勢で撮影したのが二枚目。上から目線で撮るよりもなるべく地面に近い位置から青空が入るように撮ってみた。
たしか一年ほど前にヤマサナエに食われるツマキチョウを撮った覚えがあるが、こうしてちゃんとした写真が撮れて嬉しい。翅先にオレンジ色が見えないことから♀のようだ。
モンシロチョウあるいはスジグロシロチョウだと思って、こういうチョウを見過ごしていることがすごく多いような気がしてきた。あー勿体ない勿体ない
下はおまけ。ルリシジミ(このサイズで表が青く裏が白っぽいのはぜんぶルリシジミ...これがいつもの第一勘)と思って撮ったのだが、後でツバメシジミ♂と分かった。あーこれも勿体ない勿体ない。一番下のハルジオンで蜜を吸っていたのはミヤマセセリのたぶん♀と思われる。
4月24日、梅田川にて
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2011.04.28

ダンコウバイ@道志村

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道志水源林ボランティア
での一番の楽しみ(作業以外で)は道志川でのトンボ探し(何しに行っているのやら?)。二番目は昼休みの自然観察である(笑)。
この日の作業地は植林地の端にあたっており境界の向こう側は自然林になっていた。常緑樹はなく、とても明るい林になっていた。まだ新葉はでていなかったが、黄色の花が目立っていた。クロモジに似たこの花はダンコウバイではないかと思われる。細い幹が株立ちになっている。樹皮はグレーでエゴノキに似ている。だいたいダンコウバイを確認したことはないし、葉も出てないので自信はない。次回も同じ班になれば確認できよう。この林ではヤマガラ、ヒガラが見られた。昆虫類は見つからず。
4月13日、山梨県道志村にて

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2011.04.27

道志水源林ボランティア報告#37

この日はとても天気がよく富士山が綺麗に見えた。足柄SAから撮影したもの。
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道具を持って山道を登って作業地へ向かうボランティアの男たち。これがけっこう遠いのだ。
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作業地の林で、ヒノキの隙間から遠くの(近くの?)山を眺めた。
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作業が終わってベースに帰る男たち。
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帰り道にいつも寄る「道志みちのえき」。空が青いなぁ。
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道志水源林ボランティア。2011年最初の作業に参加してきた。いつもの顔ぶれだったが、この日はやけに若い人たちが目立っていた。会社ぐるみで参加してくれたという。4月に入社した新人から社長さんまでの参加で実に嬉しいことだった。震災の影響でボランティア魂が刺激されたのかもしれない。
暑くもなく寒くもない絶妙の気候でとても気持ちよく作業ができた。わが班に配属されたD社の新人君は梯子登りの仕事を完璧にこなすまでになった。自分を含めて年寄りたちがあーだこーだと懇切丁寧に教えるのと、何度も繰り返すことによってあっという間に体得できたようで、本人もどこか誇らしげだった。
作業地はかなり急斜面で大変ではあったが楽しく怪我無く作業を終えることができた。この日で足掛け7年目、通算37回目の参加となった。数だけ見ればベテランになったものである(笑)。
帰り道の「道の駅」の道志川でトンボを探したが、残念ながら見つけることは出来なかった。そうそう道志村ではまだサクラは咲いていなかった。
4月13日、山梨県道志村にて

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2011.04.26

ニホンカワトンボ@梅田川

朝いちの鶴見川ビオトープで今シーズンのナンバー2のアジアイトトンボを見た後、梅田川ニホンカワトンボを観察した。たぶんこれがナンバー2になると思っていたのだが、ナンバー3になってしまった。しかし2番でも3番でもどうでもよく、この美しいトンボに会えて感激である。いろんなタイプをご覧あれ。いずれも羽化後間もない個体。いちおう羽化殻を探してみたが見つからなかった。やはり長靴でないと丹念に探せない。
4月24日、横浜市梅田川にて

淡橙色翅型♂
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透明翅型♀ 縁紋は白。腹部先端に小枝のようなものがついていて、何事かと思った。
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淡橙色翅型♂
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淡橙色翅型♂ 縁紋は白
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透明翅型♂
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2011.04.25

2011年No2トンボ@鶴見川ビオトープ

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鶴見川ビオトープは自分が勝手にそう称しているだけの秘密の場所であり、トンボの観察は足掛け3年目になる。
これまで4月10日、16日と既に二回観察しに行ったのだがいずれも収穫ゼロであった。昨年の夏に水が完全に干上がってしまったため今シーズンは全滅の可能性があるとは思っていたが一方、干上がった時期を卵で過ごしたものは生き残っている可能性もあると思っていた。
クロスジギンヤンマは4月中ごろから羽化が始まるものと予想していたのだが、クロスジギンヤンマやギンヤンマは夏のその時期をヤゴで過ごすためやはり期待はできないのだろうか。23日土曜日の朝、嵐の中を頑張って出かけた第三回目観察も収穫なしで、いよいよ今シーズンは諦めようかと思っていた。
24日日曜日の天気の回復した朝、一応念のためもう一度チェックしてみようと出かけたところ、ヤンマは見つからなかったが、アジアイトトンボを見ることができた。昨日までどこでどう過ごしていたのだろうか。いやぁ、嬉しかった。実のところこれがアジアなのかアオモンなのかすっかり忘れていた。第8腹節が黒く、第9腹節が青いのでアジアイトトンボ。腹部先端の形状から♂。観察できたのはこの型のみで数頭。他には何も見れなかった。
というわけで2011年度の初トンボであるシオヤトンボに続く祝!2番目トンボはアジアイトトンボという意外な結果になった
ヤンマは無理と思うがトンボ科は可能性があると思うので今年も観察を続けようと思う。
4月24日、横浜市、鶴見川ビオトープにて
下はおまけで16日ビオトープの近くで綺麗に咲いていた樹木。ミツバツツジの雄しべは五本。この時期この鮮やかな紫の花はとても眼につく。トキワマンサクは淡い黄色の花弁と黄葉のため、全体がぼわっと黄色になっていて、遠目ではいったい何事かと思った。
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2011.04.24

ウワミズザクラ開花@鶴見川

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サクラが散るころ入れ替わるようにウワミズザクラがひっそりと咲く。自宅から一番近いウワミズザクラの状況は折々にチェックしていた。16日には未咲きだったが、21日は咲いていた。長い雄しべが伸びる直前のまるまるっとした形がお気に入りなので咲き始めが撮影のチャンスである。
ウワミズザクラは本当に目立たないので、知らない人は真下を通っても花が咲いていることにまったく気づかないようで勿体ない。
一番上は16日の状態でまだ咲いてない。左下のはるきょんの「ん」の字あたりから花穂が伸びているが、この花穂の下部に葉があるのがウワミズザクラで、葉がないのが近縁種イヌザクラ。2枚目3枚目は23日の撮影。
四季の森公園で毎年チェックしていたウワミズザクラは昨年切られてしまった。残念である。だが樹は毎年大きくなりやがては枯れるか倒れるか切られるかなので、若い樹が育つならば古い樹を切ること自体はそれほど大したことではないと思っている。
4月23日、鶴見川土手にて

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2011.04.23

テングチョウ@新治市民の森

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新治の森でテングチョウを見つけた。速く飛びストンと落ちるように落ち葉に止まった。慎重に近寄って撮影出来た。翅の色合いと模様が落ち葉に極めて似ている。テングチョウは真横から見たこのカクカクした特徴的な形がかっこ良いのだ。
二枚目はキアシナガバチ。こちらを向いてほしかったがつれなくあっという間に飛んで行ってしまった。
次はコガネムシの類であるが、同定不能。
下は新治の新緑の森。開き始めた新葉が様々なパステルカラーで森を彩っていた。一番下はヤナギの類の花。和名不詳。
4月16日、新治市民の森にて
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2011.04.22

春の一日@四季の森公園

4月17日、四季の森公園で過ごした3時間半で撮った写真(いつもだいたい300枚ぐらい撮影する)の中から選んだものをちょっと多いが紹介してみる。でははるきょんと一緒に自然観察体験をどうぞ。

セリバヒエンソウ
最初スミレと勘違いし、この二回複葉のスミレは珍しいに違いないと思い一生懸命に撮影した。が、散策するうちにあちこちで見つかり、なんかおかしいぞ?と思い始め、水車小屋近くにあったセリバヒエンソウであると思い出しがっかり。お馬鹿>自分(笑)。
その水車小屋の池でニホンカワトンボを探していた時のこと。赤ちゃんを抱いた若い夫婦が通りがかり、水車の回転軸の抵抗が大きく溜まった水を流すとすぐに止まってしまう様子を見ながら交わしていた会話。「動力の設計に不良があるんじゃねぇ?」「水車が動力建屋ならこっちの小屋はタービン建屋ってことね。」にちょっと苦笑い。そんな言葉震災前は誰も知らなかったぞ。
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ヘビイチゴ
黄色五枚花弁を前日に引き続き撮影して回った。これは副萼片が花弁とほぼ同じサイズなのでヘビイチゴと思われる。花弁の隙間が大きく子供のすきっぱみたいである。最後の花は花弁がすでに落ち、実が膨らみ始めている。
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ムラサキシジミを撮影していたら向こうのほうから子供がだだだーっ!と走ってきて急停止し「何してるの?」で飛んでしまった。一瞬ムカっとしたが、子犬と思えば諦めるしかない。子供の興味を引く妙な体勢で一心に怪しげなことをしていたのだから不思議に思われて当然だ。これも自然の一部と思おう。翅を開いてくれなかったが翅裏にも赤っぽい複雑な模様があるのが分かる。
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いつもの林道から定点観察。平和な光景である。
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上の林道の竹柵検索で発見したコメツキムシ類。この後思った通りバチンと跳ねてどこかへ逃亡。その腹筋(?)の威力や恐るべし!
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翅の赤が鮮やかなベニシジミ春型♂
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毎年、同じポイントで見ているマルバスミレ。なぜか花弁がくるくる巻きになっている。
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シオヤトンボは数か所で見かけた。新治と同じく四季の森でもニホンカワトンボはまだ見られなかった。シオヤトンボは水辺の近くの日当たりのよいところでじっとしていることが多く目立たなかった。いずれの個体も眼がグレーで羽化間もない♀個体。天敵に食われないように成熟に努めてくださいな。あちこち探したが羽化殻は発見できず。
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これは和名不明。タンポポに似たロゼッタの中の葉の一枚の途中から花柄が出ていてジシバリっぽい花が咲いていた。不思議な形状なので撮影した。どなたか分かる方は教えてください。
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シャガの花はいつ見ても美しい。色合いといい形といい芸術的である。
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ミズキの新葉とつぼみ。みずみずくて素晴らしい。
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ショウブ園を見下ろす枝先にて。上を向いて歩こう♪ ツグミはいつでも上を向いている。
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出たな!妖怪ヤブレガサ。やはり開く前のこの姿が一番。
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端正なヒトリシズカはやはり縦長で。
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蓮池のエノキ新葉。新鮮で初々しい。昆虫に好かれるナンバーワン樹木。
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愛想のよいネコハエトリとはいつも目があう。近づきすぎてこの後飛びかかられカメラのレンズ付近をしばらく徘徊されて慌てた。
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2011.04.21

フデリンドウ開花@新治市民の森

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いけぶち広場の近辺ではフデリンドウが咲き始めていた。落ち葉を押しのけて顔を覗かせたフデリンドウがこちらにひとつ、あちらに二つという具合で開いていた。可憐な花で色合いも美しい。めしべは先端が二つに分かれ、左右に曲がっている。グラニュー糖をまぶした洋菓子、いや和菓子か、いや最近はスィーツと言うようだ。
4月16日、新治市民の森にて

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2011.04.20

ケヤキの花@梅田川

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梅田川の土手で新緑が鮮やかなケヤキがあり、枝先に手が届きそうだったので精一杯手を伸ばして枝先を手繰り寄せて撮影した。開いたばかりの初々しい新葉と可愛らしい形の花がたくさん咲いていた。長年見たいみたいと思っていたケヤキの花を初めて見ることができた。よくわからないが写っているものはぜんぶ雄花と思われる。花弁に少し赤みがあるが小さいのと雄しべが緑色のためなんだか目立たない花である。
下はおまけのアゲハチョウ。ケヤキの下を舞っていた。しかしぜんぜん止まらなかったので飛び回っているのを流し撮りしてみた。翅がぶれたがいい感じだと思った。
4月16日、梅田川にて
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2011.04.19

セイヨウタンポポ@新治市民の森

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タンポポを見るたびにカントウかセイヨウかをチェックして回った。新治市民の森ではどちらもたくさんあった。まっ黄色の花をいちいちひっくり返して総苞外片のそり具合を見るのだが、けっこう面倒なのだ。そのうち、簡単に見分けることができるようになってきた。タンポポのロゼッタには開花状況の異なる別の花がついていて、つぼみ状態のものを見ると総苞外片が露わになっているのでいちいちひっくり返すことなく分かるというものである。
というわけで上はセイヨウタンポポ
セイヨウタンポポもカントウタンポポも一番外側の花弁の外側に暗色の帯がある。
図鑑によるとカントウタンポポの花は春にしか見られないがセイヨウタンポポは一年中見られるという。とするとカントウタンポポの花が見られるのは今のうちだけかもしれない。外来種セイヨウタンポポに負けないでカントウタンポポ頑張れ!
4月16日新治市民の森にて

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2011.04.18

ヤブヘビイチゴ@新治市民の森

前回の記事に虫好きさんより指摘頂いたミツバツチグリの件でいろいろと調べたところ、春に咲き黄色の五枚の花弁を持つキジムシロ、ヘビイチゴ、ミツバツチグリ、オオヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴの5種は特によく似ていて識別は要注意ということが分かった。
梅田川、新治市民の森に行った16日土曜日にはタンポポ(セイヨウかカントウか?)だけでなく黄色五枚花を見たらとりあえず撮影した。
まずはこの花
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花は黄色の五枚花弁
  中央に細いめしべのかたまりが盛り上がる
  丸い雄しべが周りを囲む
花弁の隙間にガクが見える。ガクのすぐ下に5枚の大き目の葉がある。副萼片というらしい。
葉は3分裂葉鋸歯があるがそれほど激しくない

これはヘビイチゴではなく、ヤブヘビイチゴと思われる。副萼片が花に比べて大きいからである。ただ自信はないのでもう一度確認に行ってみたい。

お次の花は
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花は黄色い五枚の花弁
  中央に緑色のめしべのかたまりがある
  周囲を黄色い雄しべが囲む
ガクは目立たないが毛はある
葉はシュンギク的深い鋸歯
茎に細い毛がある

これはケキツネノボタンと思われる。上にあげた5種でないところがなんだかがっくり。しかし同定はなかなか容易ではないなぁ。春の黄色い花は侮りがたし!!!
4月16日新治市民の森にて

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2011.04.17

2011年度初トンボはシオヤトンボ@新治市民の森

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今週は先週末に初トンボを見逃したため、天気が良い日は特に焦っていた。そういうわけで土曜日は午前中に急いで梅田川新治のポイントに急いだ。ところがどんなに目を凝らして探してもニホンカワトンボが見つからないのだ。時間帯が早すぎたか?勘が鈍ったか?確かにそれはあろう。最後にトンボを見たのが12月はじめぐらいだったので4ヶ月ぶりだ。いや、しかし毎年トンボを見続けているのでいれば見つけられるはずだ。ではまだ出てないのか?いやいやそんなことはないだろう。でも見つからないぞ?
あちらこちらとめぐってある水辺をめぐっていた時のこと。足元からキラキラ光る翅が飛び立ち野原に飛んで行った。大きさ、光る翅以外がほとんど見えなかったことからこれはトンボに違いない。藪こぎをすること数分、集中して探す。ヤツは居た。思った通りシオヤトンボだった。1121時だった。2011年度初トンボである。ゆっくり近づき、遠くから一枚二枚と撮るとすぐに飛んで逃げられた。敏感な奴だ。ゆっくり近づいて二枚三枚撮るとまた逃げる。再度近づいて竹の向こう側に止まったシオヤトンボを撮ると今度は高く飛んで遠くに行ってしまい見失ってしまった。あーなんともつれないシオヤさん。もうちょっと付き合ってほしかったよ。
この日はシオヤトンボをもう一個体だけちらと見かけただけで終わってしまった。ニホンカワトンボはまだ羽化が始まっていないのだろうか?とすると今年のトンボシーズンは遅いことになる。
上の写真で目がグレーであることが分かると思う。羽化間もない個体である。♂か♀かは今のところ不明。
4月16日新治市民の森にて

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2011.04.16

クロボシツツハムシ@新治市民の森

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コナラ林でミヤマセセリを撮影している最中にハムシの存在に気付いた。が、ミヤマセセリを優先して撮影し、飽きてからハムシに戻るとまだもとのままじっとしていた。触角を体の下に折りたたんでおり、休んでいるのだろうか。後翅をだらしなくはみ出したままだ。寝ぼけているのか。三枚目は左手に招待して起きてもらったところ。やはり触角がこうでなくちゃ恰好がつかない。クロボシツツハムシ
下はミヤマセセリ。二週間前に比べて個体数が10倍程度に増えていたが、がんがん飛び回るので撮影し辛いことには変わりなくだいぶ振られまくった。だが、この個体は休んでいるところを発見できたのでゆっくり近づくことができ、最短で3cmぐらいまで大接近した。
4月10日新治市民の森にて
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2011.04.15

カントウタンポポ@新治市民の森

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新治ではタンポポがとてもたくさん咲いていた。タンポポには外来種のセイヨウタンポポと固有種のカントウタンポポがあることは知っていた。ガクが反り返るかどうかで区別することまでは知っていたが反り返るほうがどちらかまでは知らなかった。このタンポポはガクが花弁に沿って伸びていることが分かるように写真をとっておいた。自宅で調べたらこれはカントウタンポポらしい。区別が分かったので、今度は近くでセイヨウタンポポを撮影してみたい。ちなみに識別点はガクではなく外総苞片(黄色の花弁一枚いちまいが独立した花なので)であった。
下はコツバメを探していたときに出た今シーズン「初ニョロ」のアオダイショウ。久しぶりに背筋がぞっとした。例によって逃げ腰で手をいっぱいに伸ばして撮影した(笑)。
4月10日新治市民の森にて
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2011.04.14

モミジイチゴ@新治市民の森

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二週間ぶりに訪れた新治市民の森はすっかり春爛漫の装いに変わっていた。4月初旬の2週間は大きな時差である。ビックバン直後の2億年といったところか。暖かい日だったので薄いウィンドブレーカさえも暑くて、森では脱いでいた。
上は清楚かつ大きな花を咲かせていたモミジイチゴ。開花と同時に葉も伸びていた。サクラに似て微かにピンクがかった純白の花びら。綺麗に円柱状にそろった雄しべ。花はやがて木イチゴの実となるはずである。
次はヘビイチゴ。三分裂した葉がまだ柔らかい。黄色の花弁が可愛い。
ミツバツチグリに訂正します。中央のめしべの塊がこんもりしていないのでヘビイチゴではないようです。多謝>虫好きさん。4/16
下は早くも咲いていたニリンソウ。白い花びら状のものはガク片でほとんどが5枚だった。別の場所の個体はほとんど咲いていなかった。
4月10日(統一地方選投票日)、横浜市緑区新治市民の森にて
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2011.04.13

ツグミ@駕与丁公園

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駕与丁池は桜が満開だったが、花に見とれているのは人だけではなくこのツグミもそうだった。水辺に見つけたこのツグミはじっと上を見上げてぼーっとしているようだったので近づくことができた。視線の先は満開の桜。花見でもしていたのだろうか。それとも青空を見つめてそろそろ北帰行のプランでも考えていたのだろうか
4月4日、糟屋町駕与丁公園にて

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2011.04.12

駕与丁公園ラン

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天気の良い4月7日、駕与丁(かよいちょう)公園でランをした。池のほとりにジョギングコースがあり、一周の距離がちょうど4.2195kmだという。10周するとマラソンの距離になる。アンツーカーで走りやすい部分とざらざらの走りにくい部分がある。またあまりにも曲がりくねっていて直線コースがほとんど無いのでスピードをあげて走るにはややつらい。またもともとウォーカーが多い上に、お花見客や子供が遊んでいて、さらに南風がすごくなかなか走りづらかった
春らしい気温だったので上は今期初の半袖のTシャツ一枚とした。三郡縦走トレランの疲れが少し残っていたので走って疲労を消したかった。最初距離の目安が分からず速めに入ってしまい、一周で相当疲れてしまった。20’02”。二周目は少しペースを落として20’40”。公園までのアプローチと合わせてちょうど12km。ペースは前半がだいたいキロ4分46秒、後半が4分55秒ぐらい。
満開の桜並木の中、南風がやや強く早くも白い花弁がちらほら舞う中を気持ちよく走ることができた。ちょっと日焼けした。田舎肥りのため体重が重いことにびっくりした。
コース:駕与丁公園2周+α、距離:12km、タイム:58’03”、平均心拍数:165、最高心拍数:179、平均ピッチ:172、ラン後体重:○4.9kg
4月7日、福岡県糟屋町駕与丁公園にて

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2011.04.11

ヒドリガモ♂@駕与丁公園

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駕与丁池にはヒドリガモが残っていた。水面に落ちた桜の花びらをついばむ群れと休んでいる群れがいた。翼を広げた瞬間を綺麗に撮ろうとだいぶ粘ったが、こっちを向いていたり(あっち向きで羽ばたいて欲しいのだ)、見逃したり、遅れたりして残念ながらうまく撮れなかった。
二枚目で♂の大雨覆の純白がよくわかる。こんがらがって見えるが広げているのは左翼。初列風切が10枚、その向こうに尾羽が見えている。尾羽の付け根に触れるのに左翼の下から行くのはいかにも不自然な姿勢に見えるが、体が柔らかいんだな。
三枚目では三列風切の外弁の黒と内弁のグレーが分かる。一番外側の三列風切は白いはずなのだがそこまでは見えない。
四枚目は....あっち向いてやってくれと言いたかった。
五枚目では脇羽が白っぽいのが分かる。
4月4日、福岡県糟屋町駕与丁公園にて

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2011.04.10

三郡縦走トレイルラン

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2月に大濠公園を走った時から三郡縦走のトレイルランをやってみたいと思っていた。いろいろ調べて、4月であれば時期的に適切であることが分かった。水を持ってゆく必要があるのでいろいろ考えた末、手持ちのリュックに入れられるタイプのハイドレーションパックを入手した。ハイドレーションとは、点滴のパック状の水筒からチューブを伸ばしていつでも口で吸えるようにしたもので、給水したいときにリュックを下ろして中から水筒を出して飲むという手間をまったくかけずに走りながら水が飲める優れものである。あちこちのスポーツ店を回りプラティパスというアメリカのメーカーのものを入手した。満タンの1.8リットルを入れていったが、かなり重かった(当り前だが)。
4月3日(日)は朝から曇りでやや気温が低く寒かった。太宰府から100円均一のコミュニティバスまほろば号で竈門(かまど)神社まで行った。巫女さんが朝の掃除をしていた。一日の安全を祈願し、ウィンドブレーカを脱いだり、パルスグラフをセットしたりの準備をして出発した。ただ、大勢の団体が前にいたため、しばらくはゆっくりとした歩きで入り、式部稲荷からタイムをとりはじめた。
石段地獄(百段ガンギ)を頑張って登り、途中の水場で水を楽しみ、小一時間で宝満山に登頂した。曇りのため景色がよく見えずちょっと残念だった。以降は尾根道を走ったり歩いたりして縦走路のトレランを楽しんだ。ゆるい上り坂、平坦な道、ゆるい下り坂を走り、ほかは歩きとなった。暑くもなく寒くもなくとても快適な気候だった。以下はタイムチャート。左から通過時刻、場所(標高)、そこでの休憩時間、前の場所からの到達時間(分)である。

0853 竈門神社
0906 式部稲荷       1分休    8分
0955 宝満山(829m) 4分休   48分
1009 仏頂山(868m)             10分
1035 三郡山(936m)             26分
1106 前砥石山(805m)          31分
1116 砥石山(828m)             10分
1127 鬼岩谷(774m)             11分
1143 ショウケ越(500m)         16分
1211 若杉山(681m) 14分休  28分
1252 岳城山(381m)  9分休  27分
1319 皿山公園 3分休          18分
1343 ゴール地点                 21分

あまり汗をかかなかったせいかあるいはハイドレーションシステムに慣れてないせいかあまり水は飲むことがなかった。結局、1.8リットルのうち1.5リットルが余ってしまった。なんと300ミリリットルしか水を飲まなかった。余計なおもり1.5kgを背負っていったことになる。ただ、胸にチューブが出ているのでちょっとくわえるだけで水が飲める安心感は非常に大きくしかも便利である。大山の山頂まで登るときや、高尾~陣馬往復などでは是非使ってみたい。ただその時はもっと小型のトレラン用リュックがいいかもしれない。
途中途中で撮影したりしたので上のタイムチャートに示した休み以外でも相当のロスタイムがあり、合計ではえいやで40分とした。
朝9時から昼の2時近くまでよく体を動かすことができた。おにぎりを二つ持っていったが、時間が勿体なかったのと、それほど腹も減らなかったため結局持ち帰ることになった。途中で口にした行動食は黒糖の塊を4個とスニッカーズ1本だけだった。
もう半月ほどで縦走路ではミツバツツジが花を咲かせることと思われるが、まだ開花前の静けさだった。なかなか素晴らしいトレランコースであった。
一番上の写真は別の日に粕屋町の駕与丁公園から撮ったもの。右から宝満(ほうまん)山、三郡(さんぐん)山、砥石(といし)山、一番左が若杉山である。

装備:ラン用リュック、ハイドレーション1.8L、国土地理院2.5万図(太宰府、篠栗)
ウェア:ウンダーアーマー、半袖Tシャツ、厚手のロングタイツ、薄手のランパンツ、ラン用シューズ、帽子、手袋、行動食など
コース:かまど神社~皿山公園、距離:20km程度、タイム:4:37’09”、ロスタイム:40分ほど、平均心拍数:146、最高心拍数:178、平均ピッチ:147、ラン後体重:○4.0kg

竈門(かまど)神社
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百段ガンギ
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宝満山頂
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三郡山頂を望む
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走りやすい尾根道
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ショウケ超え
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若杉ヶ鼻から砥石山方面を望む
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岳城(たけじょう)山頂
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岳城山から駕与丁(かよいちょう)公園を望む。写真中央上部の白く丸いドームのあたり。一番上の写真とちょうど逆方向から撮った写真になる。
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2011.04.09

拝みたくなるほど巨大なクスノキたち@福岡

4月2日から8日までまる一週間福岡にいた。ちょうど桜が満開で、天気も良くなかなか良い帰省であった。一週間も過ごすとこの土地の特徴がつかめてきて横浜あたりと比べて違っていることが見えてくる。今回特に感じたのは福岡ではクスノキが多く、そしてとてもよく育っていることであった。どこの学校にも神社にも公園にも太いクスノキがごく普通にあるだけでなく、今回訪れた場所には特に巨大なクスノキがざらに見ることができた。その中から数本を紹介する。
4月初旬、福岡県太宰府市および宇美町にて

これは太宰府天満宮境内のクスノキ。根元の太さもさることながら、数本にわかれてたちあがる幹がそれぞれに太い。
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これも同様に太宰府天満宮の池脇のクスノキ。根元がものすごく太く、太い幹が数本たちあがり、一体どうなっているのかと思ってしまう。別の個体が後で融合したのであろうか?シダ植物?が幹に繁茂していて貫禄がすごい。
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これも太宰府天満宮入口のクスノキ。広く張った根からしてすでに太く、あり得ないほどに幹が太い。幹に手を回すのに何人かかることやら。
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これは太宰府市の隣町の宇美町の宇美八幡の「湯蓋の森」と名付けられたクスノキ。大正時代からの天然記念物。これまた更に幹が太く巨大な生き物のようである。一本のクスノキなのに森と名付けるのも頷ける。トトロに出てくる樹を思わせる。
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これも宇美八幡のクスノキ。こちらは「衣掛の森」で同じく大正からの天然記念物。注意書きによれば
根土を踏み固めぬこと
根幹など傷つけぬこと
樹の附近にで火気を用いぬこと
右注意さられ度し 若し之を犯したる時は国法に依り罰せらるべし大正十三年七月 文部省

お上からの強いお達しに守られてきたクスノキであることが分かる。
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2011.04.07

The Burning Wire by Jeffery Deaver

R0045999 ジェフリーディーバーリンカーンライムシリーズの新作で登場する犯罪者は電力会社のシステムに入り込み制御を奪い、変電所に入り込んで設備に工作をしかけた。その結果、変電所で高圧放電が発生し、通りがかった通行人が感電して焼け死んだ。まぁ、ディーバーも途方もないことをやる悪人を考え出したものだと思いながらも、わくわくしながら読み進めた。どうもエコテロリストのしわざらしい。脅迫状が届き、ニューヨーク中の電力供給を止めろという。うんうん、いいぞいいぞ。金属製の手すりやドアノブに触れるのがちょっと恐ろしくなってきたりしてだんだん調子が出てきたあたりだった。東北大震災が発生し、大津波により町が瓦礫と化し、原発がメルトダウンの危機に陥り、計画停電が始まり、電車が止まり、スーパーから生活物資が無くなった。なんというタイミングだろうか。小説よりもはるかに恐ろしい現実を前にし、ペーパーバックを読む手が止まってしまった。毎日まいにち実況中継される被害の凄まじさはある意味、自分がペーパーバックを読む意味を奪っていた。電車が止まったため二日ほど自宅待機をしたが、その間もちっとも読み進まなかった。その後、ふと我に返り日常生活に戻るべく頑張って読んだ。今回はリンカーンライムの体調が悪化するなど別の意味ではらはらする点が新しかった。現場検証で得た非常に細かい証拠を元に犯人を突き止めてゆくやり方は毎回鮮やかで、楽しむことができた。後半のひねりも効いていて読後の印象もよしと。"Burning Wire"は高圧電流の流れる送電線が燃える様子を想像させ、ぴったりのタイトルと思う。

2011/2/26-3/19
2011-#4
The Burning Wire by Jeffery Deaver
ratings: 17 stars (4,5,5,3)
489 pages
Published by Simon + Schuster Inc February 2011
ISBN-13:978-1439189139
USD 7.99
JPY 764 (amazon.co.jp)
★事情により明日は記事の更新をお休みにします。

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2011.04.06

運命の長女 スカルノの娘メガワティの半生 秋尾沙戸子

R0047281 夜ラジオを聴いていて新しい何かに出会うことがこれまで何度かあった。「虹がきらい」、「Won't get fooled again」、「土岐麻子」などなど。ちょうど3.11の早朝、FM「ラジオ深夜便」でなにかを熱く早口でしゃべる女性の話に引き込まれた。バリバリのOLが結婚を期に主婦になって家に入り、しかし次第に収まらないものが溢れてきて心機一転、大学院で学びなおし、ジャーナリストとして活躍するという半生が面白く語られわくわくしながら聞いたのだ。ただ、残念ながらその後眠ってしまい名前を失念した。名前の一部が「トコ」ということだけ覚えていたのでその後調べたら秋尾沙戸子さんということが分かった。彼女はこれまで3冊の本を著している。
・「レーニン像を倒した女たち」(サイマル出版会、1993年)
・「運命の長女:スカルノの娘メガワティの半生」(新潮社、2000年)
・「ワシントンハイツ GHQが東京に刻んだ戦後」(新潮社、2009年)
だいたい同世代ということもあって彼女に興味を感じアマゾンで購入しようかと思ったが、絶版になっていたので、一番近くの図書館で探してみたら第二作があっさり見つかったので借りて読んでみた。

インドネシア

場所も分かるしスカルノという大統領が居たことも知っているし、デヴィ夫人もテレビでよく見ているし、大津波の被害にあったことも覚えている。人口が2億人を越える大国であることも、石油産油国であることも、イスラム教の国であることも知っている。
しかし、ジャワ島に観光にいったことのあるような人以外のほとんどの日本人にとってはあまりなじみのない国だと思う。
インドネシアはオランダ植民地、日本統治を経て日本の敗戦を機にオランダからの独立戦争をし、独立を勝ち取る。
初代大統領スカルノの時代、二代大統領スハルトの時代。スカルノの娘メガワティが普通の主婦から副大統領になるまでの紆余曲折を描いたのがこの書である。
日本語なのでずんずん読み進めた。日本の政治は勢力が拮抗して1ミリ2ミリしか変わっていかないが、インドネシアではゆっくりとだが大きく変わる。そういう時代を描いている。普段フィクションしか読まないのでこういうノンフィクションももうちょっとメリハリをつけてはしょったり強調したりすればもっと面白くできるはずなので惜しいなぁなどと思いながら読み進めた。メガワティが副大統領に選出されたところでスパッと終わるので、その後大統領になるところまで読みたかったというのが正直なところ。橋本総理スハルト大統領と会談したときに「スカルト大統領」と二度も呼び間違えて(わざとかも?)スハルト大統領がひどく傷ついたというところが一番面白かった。先代の偉大なスカルノ大統領越えを念願していたスハルト大統領の無念さがよく表現されていた。よその国の現代史をこういう分かりやすい形で読むと、日本の現代史も客観的に捉えることができるような気がする。しかし、日本で日本のジャーナリズムが提供する情報だけみていたらそれは井の中の蛙なので外からの眼の存在がぜひとも必要だと思った。ノンフィクションなので評価は特にしない。

2011/3/22-3/25
運命の長女 スカルノの娘メガワティの半生 秋尾沙戸子
327 pages
新潮社 May 5 ,2000

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2011.04.04

シュンラン@新治市民の森

R0047242 R0047249
雑木林の明るい林床をよく探すとシュンランが見つかった。緑色の細い葉を探せばいいのだが、まだほとんど花は出てないようだった。快晴の明るい林床で淡色の花はなかなか適正露出が得られない。
下はキランソウ。花が開き始めていた。地面にへばりつくようなロゼッタ状で、葉には毛が密生している。
一番下はナナカマドニワトコのつぼみ(2012/2/20訂正)。ブロッコリーのようだ。葉も開いていた。開花は1ヶ月後ぐらいだろうか。冬の間じっと耐えてきた植物たちは春になるとこのようにいっせいに動きだすのでビッグバンのように感じる。3月26日、新治市民の森にて
★事情により明日4月5日は更新をお休みにします。
R0047174 R0047166

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2011.04.03

ビロードツリアブ@新治市民の森

R0047169 R0047172
新治市民の森雑木林の明るい林床ではビロードツリアブがたくさん見られた。ぱっとみて一瞬ハエかと思うのだが、よく見ると長い口がある。そっと近付きレンズを伸ばし腰を下ろして手を伸ばす。撮影しようとすると飛んで別の場所に移動する。そっと腰を上げ、ゆっくり移動して腰をかがめて撮影。するとまた逃げる。というような筋トレのような鬼ごっこをしばらく続けて、かなり疲れた。スクワットはゆっくりやるほど効くのだ。
ビロードツリアブの翅は前縁が暗色で後ろ半分が透明なので、磨き上げられて鈍く光る日本刀の刃のようにも感じる。もこもこの体は長い毛に覆われているのだが、写真で見ると中の体が透けて見えている。3月26日、新治市民の森にて

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2011.04.02

キタテハ@新治市民の森

R0047269 R0047272
新治市民の森で見つけたキタテハ。この時期に見られる個体は越冬成虫である。なので春ではあるがこれは秋型。キタテハとは言うが黄色くはない。フキの葉に止まって暖まっていた。ほかにはルリタテハも見られたが撮れなかった。近づいたら敏感に飛び立ち、すごいスピードで滅茶苦茶に飛び回ったので頑張って眼で追跡したのだが、自分の周りを回るので視線を外さざるを得ない瞬間があり、いつの間にか見失ってしまった。こういう経験はなかなか口悔しい。3月26日、新治市民の森にて

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2011.04.01

ナミホシヒラタアブ@新治市民の森

R0047135 R0047144 R0047151
新治市民の森
旭谷戸のあたりで見つけたコマバムツボシヒラタアブオオイヌノフグリについていた。よく見ると口は先端が丸く、吸盤のような形をしている。蜜を吸っているのか花粉を食べているのか。翅の数は、ハチ類は2対、アブ・ハエ類は1対。アブもハエも昆虫なので本当は翅は2対あるのだが、後翅が退化して平均棍(へいきんこん)というものに変化しているという。よく見れば分かるらしいが、この写真からははっきり確認できないが、なにかがあるのは分かる。これ宿題。この和名のコマバはこれを記載した松村さんが東京の駒場で採集した個体をタイプ標本としたことにちなむと思われる。腹部に黄色の六つの斑がある。
3月26日、新治市民の森にて

ナミホシヒラタアブに訂正します。多謝>六花さん。2016.3.19

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