拝みたくなるほど巨大なクスノキたち@福岡
4月2日から8日までまる一週間福岡にいた。ちょうど桜が満開で、天気も良くなかなか良い帰省であった。一週間も過ごすとこの土地の特徴がつかめてきて横浜あたりと比べて違っていることが見えてくる。今回特に感じたのは福岡ではクスノキが多く、そしてとてもよく育っていることであった。どこの学校にも神社にも公園にも太いクスノキがごく普通にあるだけでなく、今回訪れた場所には特に巨大なクスノキがざらに見ることができた。その中から数本を紹介する。
4月初旬、福岡県太宰府市および宇美町にて
これは太宰府天満宮境内のクスノキ。根元の太さもさることながら、数本にわかれてたちあがる幹がそれぞれに太い。
これも同様に太宰府天満宮の池脇のクスノキ。根元がものすごく太く、太い幹が数本たちあがり、一体どうなっているのかと思ってしまう。別の個体が後で融合したのであろうか?シダ植物?が幹に繁茂していて貫禄がすごい。
これも太宰府天満宮入口のクスノキ。広く張った根からしてすでに太く、あり得ないほどに幹が太い。幹に手を回すのに何人かかることやら。
これは太宰府市の隣町の宇美町の宇美八幡の「湯蓋の森」と名付けられたクスノキ。大正時代からの天然記念物。これまた更に幹が太く巨大な生き物のようである。一本のクスノキなのに森と名付けるのも頷ける。トトロに出てくる樹を思わせる。
これも宇美八幡のクスノキ。こちらは「衣掛の森」で同じく大正からの天然記念物。注意書きによれば
根土を踏み固めぬこと
根幹など傷つけぬこと
樹の附近にで火気を用いぬこと
右注意さられ度し 若し之を犯したる時は国法に依り罰せらるべし大正十三年七月 文部省
お上からの強いお達しに守られてきたクスノキであることが分かる。
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