アカスジキンカメムシ@四季の森公園
アカボシゴマダラの近くの竹柵で待望の赤金を発見した。アカスジキンカメムシ成虫である。これも羽化直後のようで赤がまだやや薄い。
こういう雨の日は虫が見られないのはいったいなぜか。虫の立場になって考えたところ、雨粒に当たるのは体の小さな虫としては出来れば避けたいこと。また、濡れると動きが制限されるのと気門が濡れると呼吸に支障がでると思われるのでこれも避けたい。結局はなるべく繁った樹の下の方の大き目の葉の裏側にしがみついているのがいいのではないかと思った。そこでいつもチェックしている、サンシュユの樹を最初、丹念に見たのだが、水平の葉が二枚重なるようになっているところでカゲロウの仲間を数頭見つけた。が、期待していたアカキンは見つからなかった。なので竹柵で見つかった時はとても嬉しかった。ただ、この個体は雨ざらしになっていて、濡れても平気のようだった。また、暗い曇天のためにシャッタースピードが遅くなりブレブレの写真を量産したのに気づいて、場所を移動させてもらって撮り直すこととなった。
腹部が鮮やかな朱色と黒のまだらをしているのに気付いた。表も裏もオシャレなのだな。写真はすべて同一個体。5月28日、横浜市緑区四季の森公園にて
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