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2011.06.07

カジカガエル

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神奈川県西部の山の源流部ではカジカガエルの涼しげな声があちこちで響いていた。前回2週間前にネグロクサアブを見つけた渓流にたたずみ、せせらぎの向こう側に渡ろうとジャンプしようとした瞬間、向こう岸にカエルがじっと座っているのに気づいてジャンプをやめた。鳴いてはおらずただじっと、小さな石の上に銅像のように鎮座していた。カジカガエル♂である。自分を気にして鳴きやんだものと思われる。辺りの石の感じとよく調和していてとても気づきにくい保護色をしていた。二年前、裏高尾の川でカジカガエルの抱接ペアが流れてきて偶然手の中にすっぽり収まるという奇跡的な体験を思い出した
カジカガエルをじっくり観察するのは初めてだったのでこの個体には大感謝である。眼の模様が面白い。
この源流部ではカジカガエルのほかにキビタキホトトギスの声が聞かれたがオオルリは聞こえなかった。またチ-チョーホイフィフィフィという独特の囀りを2度ほど聞き、双眼鏡でだいぶ探したが姿を見つけられなかった。ちょっと考えて、デジカメのビデオ撮影を回しっぱなしにしてさえずりを録音しようとだいぶ粘ったが鳴いてくれず。あきらめて戻る途中、林道ですぐ近くから3度めのさえずりを耳にし、今度こそ見てやろうとだいぶ粘ったところ、4度目のさえずりが聞こえ、なんと自分の真上の樹の上に枝をすかして姿を発見。三角形に尖った短いくちばしと白い腹を見ることができた。そっとカメラを向けたところ長い尾を無駄に翻すようにして飛んで行ってしまい、見失った。サンコウチョウを眼にしたのは30年ぶりぐらいである。写真が撮れなかったのが残念。数分間の出来事だったが真上を真剣に探したことで首が痛くなった。
下はその代わりと言ってはなんだが、シジュウカラ♂落鳥。道路に落ちていたので撮影した後、土のあるところに移動しておいた。アリがたくさん集まっていて処理を始めていた。こうして命が巡り巡ってゆくのが自然である。この写真を見て、大雨覆先端の白縁ががどうだからとか具体的には言えないが、今年生まれの若鳥ではなくたぶん成鳥と思えるので、いま繁殖期のまっただなかのオス親(別の写真で腹部の黒帯が太くオスであった)なのだろう。残されたメス親はヒナをちゃんと食べさせることができるのだろうか?ヒナは生き延びられるのだろうか。
ちなみに、初列風切は指で持っている最外羽のもう一枚外に短いP10があるので10枚。次列風切は5枚。三列風切りは3枚が見えている。尾羽は左右に5枚づつ見えている。
ものの本によると尾羽は左右6枚。次列風切は6枚とある。次列と三列の境目がどこかはよくわからない。というか、きちんと定義されてはいないと思う。
6月4日、神奈川県西部源流域
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コメント

はるきょんさま、こんばんは。
カジカガエルかわいいですね。背中に何か乗っけているのもいいですね。
私も一昨日の日曜日に高尾山に行き、カジカガエルの鳴き声を聴きました。高尾山もずいぶん久しぶりでしたが、人の多さに驚きました…

投稿: Fisher | 2011.06.08 00:09

Fisherさんこんばんは。カジカガエルの声、涼しげでいいですよねぇ。大好きです。2枚目の写真を撮るときに背中の小さな虫は気になっていたのですが、なかなかどいてくれませんでしたcoldsweats01。やせガエルでしたが、なんだか凛とした佇まいでした。

投稿: はるきょん | 2011.06.08 21:38

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