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2012.07.26

ジュンサイハムシ@新横浜公園

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新横浜公園の遊水地は現在ほぼヒシに覆い尽くされている。そのヒシの葉を良く観察するとほぼすべての葉が明らかに食害を受けているのが分かる。その犯人がこれ。ジュンサイハムシ。ヒシの葉の数も凄いが、ジュンサイハムイシの数も膨大なもので、ほとんどのヒシの葉に数頭づつ乗っているのだ。広大な池にいったい、何万いや何百万頭のジュンサイハムシがいるのやら。計算してみようかと思ったがやめておこう。
上は交尾中のペア。♂の交尾器が分かる。
二枚目はヒシを持ち上げてみたもの。独特の形状の葉である。茎が途中で太くなっていて、空気を含んでいるらしい。おや?葉の上にはなにやらオレンジ色の点々が。
その正体は下。ジュンサイハムシの卵が几帳面に並べて産みつけられていた。左側は黒くて小さい若齢幼虫と大きな終齢幼虫と思われる。
ヒシの大繁殖⇒ジュンサイハムシの大繁殖⇒アメンボの大繁殖。となるのが自然の成行きだそうだが、これからどうなることやら。ヒシの実がたくさんなるならば冬季、ヒシ食う野鳥が来てくれたら大歓迎なのだが。そうそう、ジュンサイハムシは祝!初見
このハムシ、神奈川県のレッドデータブックに記載されていて、なんと絶滅危惧I類に分類されている。つまり「近い将来に絶滅の危険性の高い種」であるということだ。この新横浜公園の遊水地の状況を見る限り、絶滅の心配はないように思うが、このハムシがヒシを全滅させてしまえば来季はジュンサイハムシも全滅となる可能性があることを考えれば、このようなヒシの繁茂する池が県内のあちこちに存在し、ヒシとハムシとアメンボがバランスを保ってそれぞれが永続的に存在しない限り、安心はできないということになろう。
ついでだが、このジュンサイハムシはヒシの葉を食害するだけでなくコシアキトンボの羽化殻にも取りついて食べていたのでけっこう雑食性かもしれない。7月22日、新横浜公園にて
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