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2012.12.31

ヨシガモ♂1229@鶴見川

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鶴見川の例のヨシガモ♂個体の12月29日現在の状態を紹介する。三列風切はだいぶ伸びてほぼ水面に達するようになったのと、数が増えた前回の記事1206と比べてほしい。
約三週間の変化を見てほしい。ほぼ同じアングルの写真を掲載する。
三列風切以外の変化としては、肩羽が生え換わり白い羽縁を持つ縮緬模様の羽になったことと、肩羽の下に黒い羽が覗くようになったことだ。それからもう一点は後頭部の羽が伸びたことだ。これは下の写真を見てほしい。嘴を水面につけて後頭部が上がる瞬間を狙ったショットである。後頭部の長く尖った羽が良く分かるだろう。これでヨシガモ♂の夏羽の完成と言ってよいのではないか。
さて、三列風切の枚数について、上の写真を良く見てみたい。ヨシガモ♂の三列風切羽はメタリックグリーンをしていてバフ色のくっきりした羽縁が両側にある。分かりにくいことに羽軸にも羽縁と同様の色がある。どこまでが一枚の羽なのかが分かりにくいとても困ったデザインをしている。せめて羽の先端部が分かれていれば数えやすいのだが、ひとつにまとまったようななっているのでさらに分かりにくい。そういうわけで、確かなことは言えないが6枚ないし7枚だろうと思う。
12月29日、鶴見川にて
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2012.12.30

カルガモの♂♀@鶴見川

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年末年始休暇の初日、朝の短い時間を使って鶴見川のカモ広場に行ってみた。朝から餌やり人がいて、カモはいつもの面々が御利益(ごりやく)に与(あずか)っていた。いったいここには何人の餌やり人が来るのか?一日観察出来れば分かるとは思うが、たぶん10人ぐらいいるのではないだろうか。
オナガガモヒドリガモに混じって、珍しくカルガモペアが近くに寄ってきたため何枚か撮ったのだが、帰宅後にPCでチェックしてのけぞってしまった
まずは上の写真でオスとメスを識別したい。いつもだいたい分からないのだがこのペアは分かる。明らかに左がオスで右がメスだ。オスは嘴先端の黄色部がくっきりとしていて大きい。メスの体羽の淡色羽縁が激しく目立つ。またオスの方がやや大きい。
このペアを後ろから撮ったのが二枚目。
左のメスは三列風切の白い部分が大きく、上下の尾筒に淡色の羽縁が見られ、脇の体羽に淡色の羽縁の幅が広く、肩羽も同様。また上尾筒、下尾筒、脇の体羽、肩羽の褐色がやや淡い。右のオスは三列風切の白色部が狭く、上尾筒も下尾筒も黒く淡色の羽縁が見えない。脇の体羽、肩羽の淡色の羽縁が線状に細い。
このように明らかにペアで行動してる2個体を比較してみればどちらがオスかメスは比較的分かりやすいが、単独の個体を見たときはなかなか容易でない。
★さて、下の三枚目で注目していただきたいのは右のオスの手前の水面に映った変形した顔である。水面の曲面が作り上げた偶然の絵であるがこれは傑作ではないか?
12月29日、鶴見川にて
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2012.12.29

The Sins Of The Father by Jeffrey Archer

Img_3291_2 ジェフリー・アーチャーのクリフトン三部作の第二作めThe Sins Of The Father。前作の最後でドイツの潜水艦に撃沈されアメリカの船に救助され、死線をさまよったクリフトンはなんとか生き延びることができたが、アメリカに着いた途端になんと逮捕されてしまう。ここからまた波乱万丈の人生を歩むことになる。表紙は良く見るとニューヨークの光景である。

★大いにネタバレなので要注意★
クリフトンの母親メイジーが文盲であることが物語のキーになっていて、息子はそれに気づいてなかったわけだが、現代日本人としてはこれは理解し難い。息子が小学校ともなれば学校からプリントやテストの結果、それに成績表などをもらってくる、何かを書いて提出する、名札を作ってやらないといけないなど、文字の読み書きが必要な作業が目白押しである。20世紀初頭のイギリスではこうした文盲が珍しくなかったらしいが、違和感が大。特にウエイトレスとして非凡な働きを見せ、やがてマネージャーに昇進してレストランを切り盛りする彼女が、後日アルファベットから勉強する必要があったとは無理があるように思う。
がしかし、こういう難点が気にならないほど各登場人物たちのそれぞれの冒険が面白い。ハリーの刑務所生活のあれこれ。看守をやり込める話など胸のすく思い。ハリーが生きていると信じ続けアメリカに渡って彼を探し続ける元婚約者エマの執念とそれに立ちはだかる様々な壁。諸悪の根源である実の父のさまざまな悪行。これがタイトルになっている。親友ガイルズの戦場での活躍とドイツからの脱出劇.....時に主人公以上に魅力的な脇役たちの生き様が織りなす第二次世界大戦時の欧米の社会模様が良く描かれていて、とても面白かった。大満足である。
ただ、この第二作も最後は盛り上げておいての無情なぶった切りのエンディング。どこまで性格悪いんだか>アーチャーさんよ。
もちろん第三作が待ち遠しくてたまらない。早く出版してくれ!

The Sins Of The Father by Jeffrey Archer
12/19-12/27
2013-#2
ratings 17 stars (5,5,4,3)
429 pages
Published by Pan Books (2012/9/13)
ISBN:978-1447208891
GBP 7.99
JPY 858 (amazon.co.jp)

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2012.12.28

ハシボソガラスの翼@鶴見川

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四季の森公園の収穫が少なかったので午後は鶴見川に行ってみた。ヨシガモ♂は別のポイントに居た。そこには嘴がオレンジ色をしたオカヨシガモ♀もいた。いつものポイントにはオナガガモ40とコガモ2、ヒドリガモ♀1が見られ、上陸して集まっていた。餌やり人はおらず、自分は10mぐらいに近づいてじっと観察と撮影をしていた。最初オナガガモも多少気にしていたようだが、やがて無害と判断してくれたようでリラックスしてくれた。
そんな中カラスが降りてきた。ハシボソガラス。水際に降りて水を飲んでから飛んで行った。着地の瞬間の写真が撮れていた。
初列はP10が短い。P1とS1の形体の差は少ないが、次列風切は先端部外縁に小さな突起が見られる。次列風切は6枚。
三列は少なくとも2枚あり、もっと短いのが一枚以上あるようだ。尾羽は12枚あり、左右6枚づつ。
ものの本によるとハシブトガラスは初列10枚、次列6枚、三列は5枚。Te1Te2は長いがTe3、Te4、Te5は急激に短くなる。これは上の写真と良く一致するのでハシボソガラスとハシブトガラスはほぼ同じなのではないかと思われる。
初列風切の外弁欠刻はP5より外側にあり、その部分fingerはトビなどの猛禽類の翼に少し似ている。
下は東本郷農業専用地のカキノキに集まっていたムクドリ。他にはスズメ、メジロなどが見られた。カキの実がたくさんなっていて野鳥たちに大人気のようだった。ムクドリをひとつひとつチェックしてみたが、別種は混じっていなかった。
12月23日、鶴見川にて
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2012.12.27

ソウシチョウ@四季の森公園

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四季の森公園で竹柵検索をしていると、クマザサの下を鳥がわさわさ移動していることに気付いた。まずウグイスかと思ったが、たくさん群れることは無いので違うだろう。そっと後ずさって竹柵から距離をとってしゃがみ、ササの下を透かしてみたところなにやらの小鳥が見えたが識別できない。しばらく立ち止まって様子を見ていたら、ササの下から次々に飛び出して自分のすぐ脚元まで出てきてびっくりした。ソウシチョウだ。なんだ外来鳥かよと思ったが、わくわくどきどきしながら一応撮影しておいた。なにやらの種をついばんでいた。
全体にメジロ色。黒い眼の周りは白い。嘴先端が明るいピンク色。喉はキビタキ的黄色。翼に赤と黄色がありなかなか派手なデザインで、なかなかかわいい。
下で翼をクロ-ズアップしてみた。細く鮮やかな黄色の羽縁が10本見えるのでP1~P10。最外羽P10は短く、P9P8には欠刻がある。
これまで四季の森公園ではこんなにたくさんのソウシチョウを見たことが無い。外来種がここまで繁栄するのは遺憾なことである。ここの個体にはなんの罪もない。罪があるのは輸入した業者と放鳥した飼い主だ。そして、野生生物の輸入を許している法律を起案した議員とそれに賛成した議員だ。それと議員に働きかけたペット業界だ。
12月23日、四季の森公園にて
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2012.12.26

シジュウカラ@四季の森公園

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日曜日はアキアカネの終認、越冬カメムシなどを期待して四季の森公園に行ってきた。アキアカネの良く見られる辺りや竹柵などを2時間ほど捜索したが残念ながらドクガの幼虫を見た以外には昆虫は見つけられなかった。
代わりにやや目立っていたのは野鳥。葦原でシジュウカラが盛んに活動していたので少し撮影してみた。垂直のアシが無数に乱立する中にいるシジュウカラにピントを合わせるのはオートフォーカスにとっては容易に想像できるようになかなか難しいらしく迷いに迷ってとんでも無い遠くに合焦したりして、えらく難渋した。

シジュウカラの翼はものの本によると三列は3枚、次列は6枚、初列は10枚で、P10は極端に短くP9の半分ほどしかない。最長はP6あたりだそうだ。

さて、二枚目のクローズアップ写真を見ると上から三列風切、次列風切、初列風切と重なっており、それぞれに白い羽縁がある。羽縁の広い三列は3枚。同じ長さ同じ形の次列は6枚見える。初列風切は羽の中央付近に外弁欠刻がある。最長初列の内側に少なくとも3枚、外側には少なくとも3枚は見える。一番外側に見える羽は最長の半分よりも十分長いのでP10ではない。
ということは最長羽の外に見えるのがP9、P8、P7となり、最長羽はP6。内側はP3あたりまでしか見えてないということだろう。ものの本とよく一致していることになる。
12月23日、四季の森公園にて

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2012.12.25

セグロカモメ飛翔@鶴見川

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鶴見川のカモポイント餌やり人の脇でオナガガモを観察・撮影していると上空をセグロカモメが舞うのに気付いた。カモメが餌やり人に気づいて近づいてきたのだろうか。餌やり人もカモメに気づいていて、カモは放っておいて、タイミングを見計らってカモメにちぎったパンを投げる。カモメも頑張って受け取ろうとして急降下してくる。オナガガモより強いようで水面で一瞬争ってパンをゲットしては再び舞い上がってゆく。う~ん、カッコいいぞ。
初列風切の換羽状況は最長がP8で、P9とP10が伸長中だった。ミラーは二枚。黒斑はP5以降の6枚にある。次列風切は見える範囲では14枚。これはものの本の記述と一致する。

※下の写真の解説
初列風切は内側から外に向かって順番にP1、P2、P3と番号づけられており、この個体は最外羽がP10である。
次列風切は初列風切の境目の羽から内側に向かって順番にS1、S2と番号づけられており、最内羽はこの鳥の場合はS14になる。
換羽は番号の順番に進む。

セグロカモメは鴨居辺りではだいたい一羽が見られるが、餌やり人によると2羽いるそうだ。毎日来て餌をやっているだけあり、良く見ているなぁと感心した。そうそう、ヨシガモは見られなかったのがちょっと残念だった。雨は上がっていたが気温が低く、ものすごく寒くて一時間ほどで逃げ帰った。
12月22日、鶴見川にて
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2012.12.24

クリスマストンボ@新治市民の森

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今日は男としてやるべき義務がふたつあった。ひとつめは達成できないかもしれない。何せ相手のあることだし自然条件によるからだ。しかし、義務感だか好奇心だか自分でもよくわからない熱い気持ちで、寒い中、手袋、ネックウォーマーなどで完全防備のいでたちで黒王号にまたがり新治に出かけたのだった。前回の田んぼのポイントに立つと、快晴ではあるが風が強く気温がとても低く、冬空を見上げてあぁやはり今日はもう無理かもしれないと感じた。だが前回同様ゆっくりとあぜ道を歩くこと10分、トンボを発見した。1053時だった。やや弱弱しい動きで飛びあがり、白っぽい落ち葉の上に乗った。アキアカネ♂。正真正銘のクリスマストンボである。祝!
一応念のために付近を一回りしたがフユシャクを見ただけだった。カマバエも見つからなかった。またトンボもこれ一頭だけのようだった。が、mission completeしたので、記録的な早さで新治を後にして帰宅した。せっかく新治まで出てきたのに30分で帰るとはなんとも勿体ない事ではある。
昼前に帰宅してからすぐにららぽーとに出かけもう一つのミッションに向かった。こちらも多少の行列をこなして無事に達成できた。今年は霧笛楼のブッシュドノエルにした。
               メリークリスマス!
12月24日、新治市民の森にて

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2012.12.23

オナガガモの飛翔@鶴見川

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朝から雨で寒い土曜日は、しかたなく年賀状などに取り掛かって一日を過ごした。午後、空が明るくなり、やがて雨も上がったので近場のカモを観察に行ってみた。
鶴見川は雨で増水し濁っていた。鴨居人道橋の広場に大きな水たまりができていて、なんとそこにカモがたくさん集まって賑やかに食事をしていた。オナガガモ、ヒドリガモ、コガモだ。その数約100。そしてハシブトガラスまでもがたくさん集まっていて一種異様な雰囲気に包まれていた。その理由はすぐに分かった。なんとカラスに餌をやっている男がいたのだ。カラスの数はざっと見て50以上だった。自転車を降りて撮影しようかと思ったが、何かの拍子でざざざーっとものすごい勢いで一斉に飛んで川に逃げられてしまった。残念。
で、いつものポイントに回った。カモは居ないかもしれないと思っていたがオナガガモだけが20ほどいた。餌やり人がいたからだろう。餌やりに反応してカモは動きが激しかったので飛翔を撮影することができた。
1枚目はオス。中央尾羽が少し伸びてきた。次列風切は乱れている。胸のあたりが少し橙色を帯びている。17日の記事の写真でも同様であるが、これは羽の色なのかそれとも川の水のなにかが着色したのか。どうなんだろうか?
2枚めと3枚目のメスは同一個体。次列風切には先端に白斑があるが、最外羽はちょっと形が違うようである。内側はどこから三列なのかよく分からないがものの本によると次列は10枚とあり、この個体も白斑があるものがちょうど10枚である。2枚目は方向転換するところ。12月22日、鶴見川にて

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2012.12.22

Only Time Will Tell by Jeffrey Archar

Img_3292_212月からはこのペー2013の領域に入る。ちょっと鬼が笑うが早くも2013年度ということである。
適当な作品が他に見当たらず、結局3部作の3作目が未出版という中途半端な状態のまま禁断の第一作目を読み始めてしまった。2作目を読み終えた段階で後悔するのは目に見えているが、まぁ、仕方ない。
これはジェフリーアーチャークリフトン3部作の一作目である。
Only Time Will Tell
The Sins Of The Father
(ここまで入手済)
Best Kept Secret          (来年3月に出版予定)

story teller という賞賛の言葉がふさわしい!ジェフリーアーチャーは。このclifton chronicles 第一作を読んで本当にそう思った。1920年イギリス生まれの少年ハリークリフトンの人生が時代背景とともに語られる。イギリスの教育制度は単純な633制の我が国の制度と違っていろんなコースがありうるようで、貧しい母子家庭に育つ公立小学生ハリーが歌声のすばらしさから名門私立中学への奨学金を得ることから始まる。私立に通わせるために懸命に働く母親メイジー。その苦労も涙ぐましいものである。得体のしれない老人ジャックとの交流はハリーに様々な知的刺激を与え、彼はそれをしっかり学んでゆく。父親の死の真相という謎を抱えつつ、親友と切磋琢磨しながら成長してゆく主人公。名前が同じこともあってハリーポッターを思い起こす。

上流階級の食事の作法などまったく知らないのに全寮制での生活をどうやってのりきるのか?上級生に悪質な意地悪を受けた。どうする?少年が如何に美声の持ち主といえども声変わりという避けようのない現象があり、美声を保てるかどうかは神のみぞ知る。いったいどうなるのか?学校の成績によってイートン校に行けるか否かが決まる。ハリーの成績やいかに?貧乏なハリーを気遣ってチョコを渡してくれていた親友が実は売店で万引きしていたということが分かり、さぁどうするハリー?なんと親友の妹と恋に落ちた!....
それぞれ個々にはどうということのないエピソードだが、幼い少年がこういう試練をどうやって乗り越えてゆくのか、自分にも似たようなことがあったなぁとか思い出したり、我が子のことのように心配したりながら、感情移入してハラハラしながら読み進めるのはかなり楽しい! 派手な軍事作戦とは対極にあるこうした庶民の日々の生活の中でも冒険小説はなりたつのだ
本作はハリーの18歳までの波乱万丈の人生が描かれる。そして、無慈悲にもぶつ切りにされた状態で第一作が突然終わるのだ。この終わり方は連載物のドラマの終わり方と同じ悪辣さである。読み終えた次の瞬間、第二作にとりかかったのは言うまでもない。
とても楽しめた。そしてあと2冊楽しめそうなのが嬉しい。

Only Time Will Tell by Jeffrey Archar
11/29-12/18
2013-#1
ratings: 17 stars (5,5,4,3)
450 pages
Published by Pan Books (2011/9/1)
ISBN:978-0330535663
GBP 7.99
JPY 858 (amazon.co.jp)

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2012.12.21

不明ヤドリバエ@新治市民の森

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新治の田んぼ脇の斜面は暖かく少数ながらキク科の花も咲いていて、植物食の越冬昆虫たちの貴重なお食事どころとなっていた。蝶やアブの他にハエ類も来ていた。このハエは和名不詳ながらヤドリバエの仲間と思われる。複眼が離れているので♂。剛毛が目立つ。腹部の茶色・白と黒い毛も特徴的。ハエ類もこのあたりのあまり人気の無いタイプになるとネットでもなかなか調べられない。
12月16日、新治市民の森にて

★追記12/22 オオズクロスジハリバエらしいと判明しました。多謝>ジャワカ零さん。

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2012.12.20

ミナミカマバエ捕食@新治市民の森

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新治の田んぼでアキアカネを観察し、ひとしきり撮影したあと、田んぼの水たまりを精査してみたところミナミカマバエを見つけた。浅い水たまりの上をずんずん歩いていた。何枚か撮影して画像をチェックしたところなにかを食べている。いつの間に捕獲したのか、まったく分からなかった。帰宅後PCで調べていたら、小さな餌を狙うシーンが写っていた。それが上。右側に小さな昆虫が見える。次の瞬間にはもう食べていた。それにしても珍しく絵になる昆虫である。
12月16日、新治市民の森にて
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2012.12.19

アキアカネ1216@新治市民の森

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前日の土曜日は朝早いうちに雨が降り出し、恐るべき寒い一日だったので、結局は玄関から一歩も外に出ることのない、大変勿体ない一日だった。日曜日は朝から快晴でしかも暖かく、これならアキアカネをまだ見ることができるかもしれないと思い、新治に出かけた。10時少し前だったが十分暖かった。例の田んぼでだいぶ探してみたが、結局見つからず、寒い日が続いたので残念ながら全部没してしまったかと思った。ただ、念のためにもう一箇所回ってみることにした。同じような地形、条件の田んぼでだいぶ探してみたが、ここでもやはり見つからない。そうこうするうち、20人ぐらいの集団がぞろぞろや歩いて来て、自然観察をしているようだった。聞いてみると越冬昆虫がテーマだそうだ。ついて行ってみようかとも一瞬思ったが、やはり自分のテーマを追いたい。ただ、同じフィールドで同時に自然観察するという存在に触発され、もう少し粘ってみようと思い返し、観察対象を広げ、少し広めに再度回ってみた。
そして、1120時ごろだった。田んぼでトンボが飛ぶのを眼の端で見つけたのだ。やはり居たのだ。田んぼの畦に止まった。アキアカネ♂だ。ときおり風が吹くと周りの雑木林から枯れ葉が盛大に舞い降りてくる。こうして辺りはコナラの落ち葉だらけなのだが、その一枚に止まっていた。昼ごろまで観察していたが、複数個体が居て時々闘いなどもしていた。やはり一番条件の良い時に探さないと、見逃すことになりそうだ。
さて、来週24日まで見られれば初のクリスマストンボとなる。どうにかしてもう一週間生き残ってくれ!
下はおまけ。田んぼの濡れた落ち葉の上にいた不明ハエ。口に水滴がついている。これが何なのかさっぱり見当もつかないが、ガムを噛んでいてプーっと膨らませているように見えなくもない。また黒い触角が下向きになっており、なんとなくひょうきんな表情に見える。
12月16日、新治市民の森にて
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2012.12.18

クロスジフユエダシャク@新治市民の森

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新治の田んぼ脇の暖かい斜面で蝶が飛んだ、と思ったが、ちょっと小さめで見たことのない地味な色合い。フユシャクだ。延々と飛びまわるのに付き合い、着地したところを慎重に近付いて無事撮影できた。クロスジフユエダシャク
三角形で淡褐色の翅には二本の横筋がある。後翅の後縁はぼさぼさ。触角はブラシ状。これはオスである。メスは翅がなくコナラの樹皮などにとりついているらしいので、一度是非見たく、まわりの雑木林をひとしきりチェックして回ってみたが、見つけることはできなかった。オスはフェロモンでメスに引き寄せられるというので、オスの移動をずっと追っていればメスにたどり着けるかもしれないと思いしばらく付き合ってみた。が、いったん落ち着いたエダシャクは日光浴を楽しむかのようにいつまでもじっとしてメスを探すそぶりを見せないのであきらめた。
下は暖かくなってから出てきた蝶。キク科の花に集まっていた。キタキチョウベニシジミ。ムラサキシジミ、ムラサキツバメも見られるかと思っていたが見つからなかった。
12月16日、新治市民の森にて
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2012.12.17

カモの飛翔@鶴見川

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昆虫ファンの方々にはちょっと申し訳ないが、またカモの紹介である。やはり野鳥、それもカモやカモメには昆虫にない魅力がある。まずは昆虫は外骨格のため体の作りが単純なため、動きが限られているし、多様な動作をしない。せいぜい羽化、捕食、飛翔、交尾、産卵ぐらいである。あくびをすることも無いし、表情というものがほぼ無いし、個体間の差異も小さく個体識別が難しい。なので、いくらタマムシやアオカナブンなどの美麗種を見つけたとしても、飽きずにいつまでも眺め続けることは難しいし、誰が撮っても似たような写真になってしまう。
カモやカモメは昆虫にない様々な動作や表情があり、感情の発露も見ることができる。羽衣が様々で時期による変化があり、個体差もあるので個体識別が可能なこともある。体が大きく複雑な作りをしていて、特に翼は静止中はほとんどが隠れていてどこがどうなっているのか興味がつきない。特にカモはカモメよりさらに一段と複雑なのでおもしろい。
そういうわけで自宅から2km程度でカモたちをじっくりみることができる場所があるのは実にすばらしいことなのだ。
上は眼の前を飛んで行ったカモ3羽。ヒドリガモ♂、オナガガモ♂、♀である。
細かいことは述べないが、翼を広げて飛ぶ姿がそれだけで魅力的である。超スローモーションで撮影し、飛翔時の風切や雨覆の一枚一枚の羽の連動した動き、重なり具合の揺らぎ、着地して翼を閉じるときの畳み方、重なり方などをじっくりと何度も何度も見れたら最高なんだが。12月12日、鶴見川にて

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2012.12.16

ヒナバッタ♂@鶴見川

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鶴見川のカモ広場そばの土手斜面に立ち、植物になったつもりで心を落ち着けて耳を澄ますとジジジジジジという小さな鳴き声が聞こえ今冬も居ることが分かった。しばし佇み、眼を凝らしていると小さくピョンと飛びはねる個体を発見出来た。90cmまで寄れる双眼鏡でそっと観察するとヒナバッタ♂である。
このバッタ、全体に褐色の土色(あるいは枯葉色)なのだが腹部に特徴がある。腹部前半は淡色と黒のまだら模様後半は明るいオレンジ色腹部裏側は黄緑色とけっこう派手目なデザインである。上の二枚は同一個体。
撮影中はこの個体は鳴かなかったのでどうやって音を出しているのかがまだ分からない。翅を擦り合わせているのか?これは今シーズンの課題。
だいぶ粘ってみたが♀は現れなかった。
昨冬から見ているこのヒナバッタの分布域は鶴見川の土手のごく狭い一箇所であるが、この冬は範囲を広げて探してみることにしたい。これが課題その二だ。
12月12日、鶴見川にて

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2012.12.15

ヨシガモ♂1212@鶴見川

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鶴見川のカモ広場にはヨシガモ♂♀タイプ二羽が見られた。この♀タイプだが、良く見ると♂の渡来直後10月26日の羽衣に良く似ている
違いは、全体にやや黒味が強いこと。眼の後ろやや下が黒いことだ。
この個体が♂だと思う理由は脇にちりめん模様の新羽が出てきていることだ。♀ならば冬の間ずっと褐色のままのはずだ。
とすると今や立派な♂の夏羽になった個体に比べて1ヶ月半も換羽が遅いことになる。それほど換羽時期に個体差があるとは思えないので、幼鳥と成鳥の違いか。とすると換羽の遅いこの個体は幼鳥なのかもしれない
そうするといま鶴見川のカモ広場ではヨシガモは成鳥♂夏羽幼羽から第一回夏羽への換羽中♂個体が2羽見られることになる。成鳥♂の例に倣うとこの個体は三列風切が抜けるなどしながら夏羽に変わっていくものと思われる。興味深いのでしばらくフォローしていきたい。
12月12日、鶴見川にて

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2012.12.14

アキアカネ1208@新治市民の森

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来週は気温が下がるというのでトンボは今週末が見納めかもしれないので新治に見に行った。毎年最後まで見られる田んぼをチェックしたところ、思った通りの場所で数頭が見られた。快晴で日差しはあるが、風が強くて舞う午前だった。トンボが居たのは南東向きの斜面で日当たりが良く、風の通り道にならない場所だった。地面の落ち葉の上などにじっとしていた。時々飛ぶがすぐに戻ってくる。
上はケヤキの落ち葉で暖まっていたアキアカネ♂。左翅先端部に小さな欠落があるが全体にはまだまだ綺麗な翅をしている。毎朝、ちゃんと起きられればまだまだ生きられるものと思う。上はコンパクトデジカメCX-5で、下はデジタル一眼キヤノンEOS KISS X3で撮ったもの。下は250mm、上は100mm程度の望遠のため画角が違うが、ほぼ同じアングルで撮れた。
色合いはキヤノンがやや赤味が強い。尾部付属器を見ると分かるが上の方がシャープである。ピントはいずれも胸部付近にあるので、ピントのあっている深度が上の方が深いということになり、したがってボケは下の方が激しい。
実際撮影した時の印象ではキヤノンは遠く(90cm)から離れてサクサク撮り、リコーは至近距離(15cm)までにじり寄って息を凝らして慎重に撮るという違いがある。
オオアオイトトンボもあちこちで探したが見つからなかった。
やはり最後の種になったアキアカネは来週も確認しに行かねばな。
12月8日、新治市民の森にて
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2012.12.13

オナガガモの腰@鶴見川

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野鳥の羽の具合がどうなっているのかは興味が尽きない。上の写真は鶴見川オナガガモ♂の後ろ姿であるが、通常風切、三列風切、肩羽などに隠れていて見えない部分が見られた。背から腰である。腰の下部の羽は体羽としては長い。尾筒の両側のクリーム色の羽の断面が見えていて、かなりの厚みがあるのが分かる。尾羽はまだ短い。
右翼初列風切のP7の先端部に小さな破れがある。
左翼の裏返っている部分がなんの羽なのか....よく分からない(笑)。次列風切だろうか。
肩羽は鋭く尖って細くて黒く、羽縁は細く肌色。三列風切は似ているが比較すると幅広く先端がとがらず軸斑の黒も羽縁も色が鈍い。夏羽への換羽では風切を換羽しないので、風切は旧羽で肩羽は新羽
下は別個体の同一部分。この個体は中央尾羽が少し伸び始めている。
12月6日、鶴見川にて
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2012.12.12

ヨシガモの三列風切1206@鶴見川

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鶴見川の例のヨシガモ♂の三列風切の12月6日の状況。ご覧のようにだいぶ伸び、垂れるようになっていた。
違いが分かりやすいように11月24日の状態と比べてもらいたい
三列風切以外にも脇と肩羽にあった褐色の羽が脱落している。また尾筒脇のクリーム色の部分が綺麗にそろった。
二枚目の写真で風によって肩羽が一枚めくれている。これは旧羽ではないかと思う。こういうものがすべてなくなれば夏羽への換羽が完了と言えよう。
このヨシガモ♂は相当の時間見つめていたが、絶対に翼を開いて見せてくれなかった。ただ、岸から飛び降りる瞬間だけ翼を開いたのを撮影させてくれた。写真下。次列風切は9枚見え、翼鏡が緑色で羽縁は幅狭く白。三列風切は次列と比べるとまだ短く細い。大中雨覆は白。初列はちゃんと10枚当り前に見えている。
12月6日、鶴見川にて
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2012.12.11

オナガガモ♀@鶴見川

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今日はオナガガモ♀。左翼が切れてしまったが、飛翔の後ろ姿。羽の様子が一応良く分かる。
初列風切が10枚。次列風切は11枚ほどで羽縁が幅広く白い。大雨覆先端部も白い。
次列風切と肩羽に赤褐色があるが、それ以外は褐色で白い羽縁がある。尾羽は8枚づつで、中央尾羽が少し長く尖る。
下は、ペアによるアツアツのシーン。♀が♂に寄り添い、首で♂の肩を抑え込むようにしてぐんぐん進み、ばしゃばしゃと暴れる。その後離れて水浴びをして最後は羽ばたきで終わる。交尾ではないようだ。二度ほど目撃できた。
12月6日、鶴見川にて
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2012.12.10

ヒドリガモ♂@鶴見川

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鶴見川ヒドリガモ♂を紹介する。上はピウッ!ピウッ!と大きな鳴き声を上げていたところ。この鳴き声を聞くと観光バスのバスガイドが制服を着てバックオーライの笛を吹いているところを思い浮かべてしまう。嘴を開けて、その中のピンク色が見えるだけで妙に動物っぽく感じ、ちょっとかわいい。この個体は額の羽毛を膨らませているのででこっぱちに見える。下尾筒の黒の中にある白と栗色の羽は旧羽でもうじき抜けて真っ黒になるのだろう。脇にも黒がすこし見える。
下は、対岸側(左岸)に餌やり人が現れたので急いでかけつけようと飛んだところを後ろから激写したものでいずれもヒドリガモ♂。
グレーの尾羽が13枚見えるが、中央尾羽は重なっていてもう一枚が見えないのかもしれない。左右7枚づつのはず。上尾筒は黒で腰の下部は白い。翼鏡が青に見える。雨覆と最外三列風切外側羽縁がつながって純白
一番下の個体は褐色の上尾筒に白い斑がある。翼鏡は緑色に見える。初列風切P5からP8の内弁には波型がある。雨覆から最外三列風切外弁の白は上と同じ。中央尾羽2枚はやや黒っぽい。この二枚の写真にはヒドリガモ♂特有の栗色や葡萄色の羽が一枚も見えない。
12月6日、鶴見川にて
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2012.12.09

ヒドリガモ灰色型♀?@鶴見川

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鶴見川のポイントにいるヒドリガモの群の中に前から気になる個体がいて、この日は近かったので撮影出来た。
まず全体に赤褐色味がなく、淡色でそれも灰色っぽい。脇腹の辺りは白っぽい。♀とは思うが、ヒドリガモなのかも定かではない。頭部は眼の前から頬、首から胸、脇にかけてとても淡色。眼の周りから後にかけて褐色。嘴は青灰色で先端は黒で根元に黒は見えない。虹彩は黒っぽい暗色。
雨覆が灰色。大雨覆先端は白。最外三列風切の外側羽縁は白。三列風切は黒で中央(軸の部分)に茶色の線がある。肩羽はやや褐色気味の灰色。腰から上尾筒も灰色ベース。翼の下の脇羽はかなり白い。翼を広げたシーンは撮れなかった。

R0086620 カモに関するテキストをいろいろ探していたら"Waterfowl"という図鑑がよく参照されているようであった。この本の表紙はどこかで見覚えある気がしたので、もしやと思い、意を決して娘のベッドの下に隠していた段ボールを掘り出してきて死蔵していた書籍類の発掘作業をして探してみたら、底に積まれた古い図鑑類の一番下にこの本がひっそり隠れているのを発見して、小躍りした。たぶん、20年以上前(日本野鳥の会本部が青山にあったころ)に入手したものを放置プレーしていたようだ。再び日の目を見た本の匂いを嗅ぎながらさっそく探してみたところWigeon の図版にあるadult female grey type に似ていることが分かった。それよりもずっと淡色ではあるが。なので取りあえずヒドリガモ灰色型♀?としておく。
この個体はヒドリガモの群の中心からいつも少し距離をとっている。自分が他のヒドリガモとはちょっと違うことを自覚して離れているのか(体については自分で見れるが、頭部については鏡で見ないと分からないので無理かもしれない。でも水面に写るので分かっているのかもしれない)、それとも周りのヒドリガモの方が、他の多くの個体と比べてこの個体だけがちょっと変わっているので距離を置いているのかのどちらかだと思う。冷静に考えると後者かな。
ここで見られる限りは今後も注目していきたい。
12月6日、鶴見川にて

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2012.12.08

オオカマキリ@北八朔公園

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北八朔公園に限らず、どこでも昆虫自体が少ない時期。トンボとハエ以外で見られたのはこのオオカマキリのみだった。気温が低かったので動きがとても鈍く、左手にご招待してみたが鎌で挟む力も弱く、ちっとも怖くなかった。悲しいことにこれが変温動物の性。全体に褐色をしているので褐色型というようだ。前脚の鎌の棘はご丁寧にも左右に2列で10本以上もあり凄い。また最前にある牙のような鋭く大きな棘はライオンの牙と同じで致命傷を与える最終兵器なのだろう。
下は腹部先端部。長い尾毛がある。そして、穴があいている。もしかするとハリガネムシに食い破られた痕なのかもしれないと思うがどうだろう。そして、詳細には分からないが産卵器官らしきが見えずシンプルなのでなのではないかと思う。一番下に頭部のアップを掲載する。触角の間にある3個の単眼が目立つ点も♂を示唆している。
12月1日、北八朔公園にて
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2012.12.07

このペーパーバックがすごい!2012

ケヤキの枯葉が路面でかさかさ鳴り、街がLED電飾のモミで飾られ、異教徒の祭典を祝うリズムが聞こえるようになると、わが惑星がまた太陽を無事に一周することができたことに対するほっとしたような気分が世の中に満ちてくる。しかし今年は永田町のバッチ族の総入れ替えに加え新宿で一番高いビルの主の交代儀式も迫り、師走の雰囲気を慌ただしいものにしている。

気になる12月トンボヒナカマキリ、それにの写真をどうしようか考えるのは後回し。「このミス」の発売を前に、恒例の「このペー2012」の発表である。自分があと25年生きるとしてこのペースだと375作を読むことができる計算だが、そんなには読めないだろう。なるべく満足できる作品を選ぶためにも評価はきちんとしておきたい。これが今年のリスト。15作ある。

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1.THE DEVIL'S ALTERNATIVE       Frederick Forsyth    12/6-1/6
2.THE FIST OF GOD                     Frederick Forsyth    1/6-2/6
3.DEAD ZERO                               Stephen Hunter      2/7-2/24
4.THE HUNT FOR REDOCTOBER  Tom Clancy              2/27-3/16
5.CARTE BLANCHE                     Jeffery Deaver       3/21-4/10
6.SATORI                                   Don Winslow            4/11-4/25
7.SHIBUMI                                   Trevanian               4/26-5/19
8.PATRIOT GAMES                       Tom Clancy             5/21-6/13
9.CLEAR AND PRESENT DANGER    Tom Clancy           6/14-7/20
10.THE POWER OF THE DOG       Don Winslow            7/23-8/22
11.BEFORE I GO TO SLEEP           S. J. Watson           8/23-9/5
12.THE LITIGATORS                      John Grisham        9/6-9/25
13.THE CARDINAL OF THE KREMLIN  Tom Clancy       9/26-10/25
14.SOFT TARGET                       Stephen Hunter       10/25-11/5
15.THE DAY BEFORE MIDNIGHT  Stephen Hunter       11/7-11/27

この15作を想いかえし、改めて評価しなおしてみよう。読後の評価も参考にして「面白かった」度で並べるとこうなった。

crown1.THE HUNT FOR RED OCTOBER
2.THE CARDINAL OF THE KREMLIN
3.THE DAY BEFORE MIDNIGHT

4.SATORI
5.CLEAR AND PRESENT DANGER

今年は赤赤となった。1位はレッド、2位はカーディナル(深紅)、3位は夜の紺。ちなみに4位はペーパーバックの表紙が純白(笑)、5位は空の青。
そしてトムクランシー恐るべし、1位2位5位と5位以内の3作を独占。
原子力潜水艦の亡命をめぐる米ソの軍事的活劇。宇宙兵器開発をめぐる米ソの軍事的活劇。戦略核ミサイル基地の奪還作戦。日本人の心を持つ白人による戦後混乱期の大活劇。アメリカの対麻薬組織の限定戦争。
.....
こうして並べてみるとやはり、自分は冒険活劇が好きなのだと改めて感じる。

ことし読んだ作家はフォーサイス2作、ハンター3作、クランシー4作、ディーバー1作、ウィンズロー2作、トレベニアン1作、グリシャム1作、ワトソン1作だった。
クランシーは邦訳本ではだいたい読んでいるがPBでは未読が多数あるので今後楽しめそうではある。が、なんせ分厚いのが玉に瑕。1000頁もあるとちょっと持ち運べませんがな。キンドルにもちょっと興味はあるが..... ハンターについては、大昔の作品“THE DAY BEFORE MIDNIGHT”の圧倒的な魅力に比べて最近の作品は評価が低くなったのはちょっと残念。
さて来年はクランシーの未読本、アーチャーとフォレットの3部作を中心に攻めてみようと思う。

ご参考
このペーパーバックがすごい!2011
このペーパーバックがすごい!2010
この本が面白かった2009
この本が面白かった2008
この本が面白かった2006

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2012.12.06

ヨシガモの三列風切1201@鶴見川

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北八朔公園での収穫がいま一つだったので、帰宅する前に鶴見川のカモをチェックしにいった。ちょうど餌やり男が登場したのでこれ幸いと、集まったカモたちを至近距離から撮影した。オナガガモに混じって例のヨシガモ♂もいた。皆に混じって争うようにパンをもらって食べていた。で焦点の三列風切は、一週間でだいぶ伸びていた。
24日の状態はこちら
よ~く見ると三列風切羽は鋭く尖っていて細く、灰色地に黒の斑が内弁・外弁にあるようだ。内側の羽は外弁のみのもよう。写真で?をつけた羽は三列風切の位置にあるが、どうも形が違うように感じる。これも含めて右側にはいまのところ6枚あるようだ。
下はおまけでヒドリガモ♂、オナガガモ♂の後ろ姿。三列風切の枚数、デザインがそれぞれにユニークである。ヒドリガモ♂の三列風切は3枚が目立ち、外弁が黒で内弁はグレーで白の細い羽縁がある。オナガガモ♂の三列風切も3枚が目立ち、軸斑が黒で周りがグレーで尖る。
12月1日、鶴見川にて
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2012.12.05

アキアカネ@北八朔公園

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北八朔公園で見られたトンボは結局、アキアカネオオアオイトトンボだけだった。いずれも雲の隙間から太陽が現れて日がさぁ~と差してきてしばらくその状態が続いたときにどこからともなく現れた。このアキアカネは白っぽい岩の上やコナラの落ち葉の上や手すりの上に止まった。このアキアカネ♂は眼が斑模様になっていて老熟という印象である(写真下)が、翅はまだまぜんぜん綺麗である。
オオアオイトトンボは池脇の植物に止まったが、日が隠れるとあっという間に逃げるようにコナラの樹の上に消えて行ったので撮影ならず。
まだ1日ではあるが、とりあえず12月トンボの観察には成功できた。あとはこれがいつまで生きていられるか。クリスマストンボを今年こそは期待したいし、いつかは正月トンボを記録してみたい。もちろん鴨居周辺で。
12月1日、北八朔公園にて
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2012.12.04

不明ハエ@北八朔公園

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このハエもミナミカマバエと同地様な場所で同じような雰囲気でじっとしていたので、撮影しているうちにカマがないことに気付いた。良く見ると後頭部・胸部に剛毛がある。不明ハエとしておく。
下はおまけでアメンボまたはヒメアメンボと思われる。翅がとても短いので幼虫なのだろうか。どちらもミナミカマバエと同じ場所にいた。
12月1日、北八朔公園にて
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2012.12.03

ミナミカマバエ@北八朔公園

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北八朔公園には12月トンボを探しに行ったのだが、なかなか日が差してくれず、出現の気配さえない。しかたなく水際でハエを探してみた。
いつものように水面近くを探してみたところミナミカマバエを簡単に見つけることが出来た。この池ではコナラの落ち葉が水面にたくさん浮いていて、それを我が陣地と決めているようだった。他のハエが侵入してくるとご覧のように向かい合って鎌を構え(はっけよ~い、のこった!)、飛びかかっての格闘となった。一瞬で勝負がついてどちらかが別のコナラの葉に移動した。近辺には合計十頭ほどがいたようだ。他に観察するものもなかったのでこのハエに付き合っていたが、時おり水面を歩くのを観察した。平気で水面に飛び移り、ささっと歩いて別の落ち葉に移動したり岩に乗ったりしていた。このハエの脚先には水没しないための何らかの仕掛けがあるはずだ。
下は捕食のシーン。餌は蚊の仲間だろうか。捕獲した瞬間を見たかったが分からなかった。
結局、四季の森公園、新治市民の森に続いて北八朔公園でもミナミカマバエを確認することができたので、もうどこにでもいるという状況のようである
12月1日、横浜市北八朔公園にて
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2012.12.02

第32回横浜マラソン

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今日は、横浜市スポーツ推進委員の活動の一環として、第32回横浜マラソンの沿道警備をしてきた。朝6時前に起床し山下公園に7時半前に集合。派手なオレンジ色のコートを支給され、借り上げバスに乗って担当地点に移動した。ほとんど観客はおらず寂しい沿道を半日警備した。高速道路の影に入る地点だったので、せっかくの晴天だったが、日がささずとても寒かった。今シーズン初めてハクキンカイロを使用した。
横浜マラソンはハーフマラソン、10kmマラソン、車いすの3種目からなり、山下公園をスタートし、本牧埠頭を経由し本牧市民公園で折り返すコースである。横浜マラソンと称するものの、人通りの多いのは山下公園辺りだけなのであとはほとんど沿道の応援はないのだ。
ハーフマラソンで最初に走ってきたトップランナーたちの激しい走りは最後まで持つのかと心配になるほどだった。また10kmマラソンで最初に姿を現したトップ集団には高校生がまとまって入っていた。それから大集団で走ってゆく老若男女のランナーたちの迫力の凄いこと。横浜マラソンは制限タイムが厳しいからか、コスプレランナーは少なかった。男女ともにカラフルはウェア、シューズが多くとても参考になった。
制限時間ぎりぎりで自分の眼の前で一人の選手が倒れ込み、苦しそうにしていたので、様子をうかがったところ両脚を痙攣していて凄く痛がっていたので、サッカー選手がやるような感じで手当をした。だが両脚ともにだったのでほとんどゆるゆるとしか歩けず、関門に引っかかり歩道へ誘導することとなった。残念だった。
昼前に終了したので山下公園に戻り弁当などもらって食べ、ちょっと散策してから帰った。上はちょうどやっていた表彰式。彼女たちは皆自分よりぜんぜん速い。
最後に選手名簿の冊子と記念のTシャツをもらったのだが、帰宅後に冊子を見て自分の名前が掲載されていて驚いた。選手たちの名前より大きいのだ。ちょっと申し訳ない感じがする(笑)。
下は山下公園に戻る沿道警備員達。青い帽子とオレンジのコートは横浜市のスポーツ推進員の印。一番下は山下公園前の銀杏並木。ちょうど黄葉と落葉のピークで歩道のあちこちには黄色い葉がたんまり積もっていて子供たちが喜んで遊んでいた。また当然のごとく銀杏の独特の臭気が満ちていたランナーのみなさんも沿道警備その他の役割を担った人たちもお疲れさまでした
12月2日、横浜市中区にて
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2012.12.01

THE DAY BEFORE MIDNIGHT by STEPHEN HUNTER

R0085903 この本が出版された1988年といえば米ソ冷戦終結の前年である。だが本書の内容は冷戦まっただなかの戦略核ミサイルによる相互確証破壊MADに関するスリラーである。戦略核ミサイル基地が不明武装組織に急襲、占拠される。核ミサイルが発射されてしまえば、それを探知したソ連による報復は不可避。そうなると全面核戦争となり人類滅亡は必至。
核戦争勃発の緊急時の手順、想定されるミスの排除、テロリスト侵入時の対処などなどこと細かく、練りに練られた制御システム。この仕組みを考え出した天才戦略家、発射スイッチに届く最後の砦にたどり着くためにチタニウム合金製の金庫の分厚い壁を溶かすために誘拐された溶接工、人質に取られた溶接工の家族。核ミサイル発射を阻止するには基地に侵入するしかなく、地下深くへ到達するルートはトンネルのみ。呼び集められたのはベトナム帰りのトンネルネズミたち。残された時間は18時間。敵の正体はいったいだれなのか?そしてのその意図は何か?登場人物たちがそれぞれの局面で命を張った戦いに臨む。そして時間は一分一秒と過ぎてゆく.......
というタイムリミットに向けた冒険小説だ。
これの邦訳本は「真夜中のデッド・リミット」で出ており、読んだ記憶があるが、1990年以降の記録にはないので、新潮文庫から発売された1989年に読んだものと思われる。23年も前になるが。この邦題はなかなか的確である。
いやぁ、文句なしに楽しめた。満足満足。冒険小説を突きつめた究極の作品の一つと言えよう。自分はこういう小説が好きなんだと再確認。スティーブンハンターのスワガーシリーズ以前の作品である。

THE DAY BEFORE MIDNIGHT by STEPHEN HUNTER
11/6-11/27
2012-#15
ratings: 20 stars (5,5,5,5)
415 pages
Published by Bantam (1989/12/1)
ISBN:978-0553282351
USD 7.99
JPY 775 (amazon.co.jp)

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