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2013.01.06

ケラ@新治市民の森

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新治の田んぼでキセキレイを気にしながらミナミカマバエを探してみた。水のある田んぼの水面をチェックしてゆっくりと歩いていると巨大で異様なものが眼に入りギョッとした。なんだこれは?
一瞬甲殻類、エビの類かと思った。胸部と眼と触角の部分はエビそっくりではないか。しかしぷっくりと膨らんだ腹部はコオロギそっくりだ。いったいなんだこれは?
水面に浮かびのそのそと移動する様子を見るうちに、前肢の形状が眼に入りケラであることが分かった。なーんだ、ケラか。
しばらく観察・撮影したが、地面にもぐらず、地表をもたつきながら移動する。いったい何をやっているのやら。そこで、そっと左手にご招待して前肢の撮影してみたのが二枚目。棘のような黒い突起があるのが分かる。キセキレイに見つからないように落ち葉の下に戻してやった。
ちなみにこれでケラの成虫だ。そしてバッタの仲間(直翅類)である。メスには産卵管が無いようで(どうやって産卵するのか?)これがオスかメスかは識別出来ないが、腹部の充実ぶりからしてメスかもしれない。
1月3日、新治市民の森にて

★追記 1/8
ネットでいろいろ調べた結果、以下の知識を得た。
>ケラには雌雄ともに後翅が腹部先端を超える長翅型と、短い短翅型
>があり、長翅型のみが飛翔すること。
>長翅型は幼虫越冬し、産卵時期が遅く7月から8月。
>短翅型は成虫越冬し、産卵時期が早く4月から6月。
>短翅型からは短翅型が、長翅型からは長翅型が生まれる。
>オスは鳴くためにより発達した翅脈を持ち、メスの翅脈は単純である。
>ただ、メスも鳴くらしい。

この写真の個体は翅が短く明らかに短翅型である。翅脈を見ると単純な脈ではな
く丸い室などあるためオスだろう。

というわけでこのケラは短翅型♂ということが分かった。
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コメント

今晩は。真冬にケラが見られるとは知りませんでした。気温が上がって出て来たのでしょうか?普段は中々お目にかかれないのであやかりたいです。

投稿: 虫好き | 2013.01.06 22:35

一昨年六郷干潟にヒヌマを撮りに行った帰りがけ、サイクリングロードへの法面下部を歩いていたケラを撮った事がありますが、歩くのはホント下手ですね。もっとチャントと歩けよと言いたくなりました。gawk
でもその時はすぐに名前が出てきませんでした。自宅にチャリンコで帰る途中、「あっそうだ、ちっちゃな時に見たあいつだ、ケラだ」と呟いていました。小さい頃も六郷の土手のすぐ傍に長い事住んでたので、なんだか妙にその頃が懐かしく感じられました。

投稿: ジャワカ零 | 2013.01.06 22:48

虫好きさんこんばんは。気温はとても低かったので、いったい何をもたもたしているのか不明でした。モズやセキレイの良い餌になりそうでした。水をまくと土から出てくるみたいな記事をどこかで読みました。水のある田んぼが狙い目のようです。触ると結構肌理細かい肌触りでした。

投稿: はるきょん | 2013.01.07 21:08

ジャワカ零さんこんばんは。ケラに出会うのは何年かぶりでした。ちょっと調べたことを追記しておきました。後は産卵方法がまだ謎です。

投稿: はるきょん | 2013.01.07 21:11

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