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2013.02.02

三浦アルプストレッキング

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三浦半島には高い山が無いのに三浦アルプスとはこれ如何に?
なんのソースでこれを知ったのか思いだせないが、冬の低山ハイキングとして最近すこし注目のコースだ。夏は藪となってしまい踏破不可能らしい。なので天気の良い冬季がチャンス。そこで世の中の曜日を無視して1月23日(水)、京急田浦駅から三浦アルプスを踏破し、京急の新逗子駅まで歩いてみた。
事前にネットでいろいろと調べ、このトレッキングマップを印刷した。いちおう国土地理院の2万5千図鎌倉も用意したが、トレッキングマップがあればこちらは不要だった。
三浦アルプスのルートはいろいろあるが、一番南の南尾根ルートとした。また、西側から東向きに歩くのが一般的のようだが、東京湾から歩きはじめて相模湾に出て富士山にご対面したかったので東から西向きのコースとした。また、西側は仙元山が起点となっているが、東側は京急田浦JR田浦京急安針塚とおおまかに3ルートある。この中で電車が一番近く、最もルートが長い京急田浦を選んだ。
そういうわけで京急田浦駅からスタートである。最初の1km強は住宅地の中を通る。地図を見ると道が曲がりくねっていてけっこう間違いやすそうである。そこでグーグルストリートビューを使って駅からのアプローチを十分チェックしておいた。
気温が低そうだったので、上下ラン用ウェアとしその上にジーパンとウィンドブレーカを羽織って行った。荷物は水のボトルと弁当とデジカメくらい。
京急田浦駅の前の歩道橋に上がりARES GPSをactivateし、位置を認識させてから出発だ。しばらく南下し東芝の大看板の交差点のガソリンスタンドで右折して道なりに。池の谷戸公園で小休止し、ボトルに水を詰め、水を飲んでから上りに入った。グーグルのお陰で初めての気がしない。素敵な住宅の建ち並ぶ街の裏山の234段あるらしい階段を上ると一気に視界が開け山道となった。前日の雨で少し滑りそうな箇所があるので慎重にゆっくり目に歩いた。両手には軍手。首にはネックウォーマ。高圧電線の鉄搭の並びに沿うようにルートは南下する。ルートには手書きの標識がところどころにあり、仙元山方面を間違わないようにいちいちチェックしながら進んだ。
約一時間で乳頭山の山頂に到着。田浦から歩くと山頂の少し下の上り道に直交するのだが、ここでハタと迷った。左は登り。右は下り。さぁどっちだ。地図をよーく読んで登ることにした。すぐに乳頭山山頂で正解。景色が素晴らしく、横浜ランドマークタワー八景島シーパラダイスなど見える。
鋸の歯のようにのぼったり下ったりを果てしなく繰り返しながら西に進む。ときどき藪からざざっと音がしてタイワンリスが逃げてゆく。道は狭く、ところどころアズマネザサが両側から高く覆いかぶさるようなところもある。無駄に上り下りするなよなぁなどとぶつくさ言いながら尾根道を歩くと、ネットで何度も見たドングリ並木に到着。マテバシイの巨木の地を這う根の様子が凄い。ここで道なりに進んでいたつもりだが下り坂になり、道が薄れてきて様子がヘンだと気付いた。はっきりしたルートが見えない。だが微かにひとの通った形跡はある。しかも樹の枝に黄色いテープが貼ってある。う~む、怪しいぞ。しばらく下ってみてルートを探すもどうしても見つからない。しかたなく藪こぎして戻りどんぐり並木まで登った。すると右手に明らかなルートを発見した。先程は何故これに気付かなかったのだろうか。これで10分ぐらいのロスと思われるが気分的にはダメージ大だった。気をつけよう。しばらく行くとハイカーの男とすれ違った。一言二言言葉を交わし、なんだかほっとした。なんとこれが今日初めて出会ったハイカーだったのである。観音塚を通ると左手に人間の営みが感じられてくる。
250段もあるという階段を下り、そして100段ほどの階段を上り、さらに上下することしばし、ついに仙元山に到着だ。12時ちょい前だった。ひと組の先着者がいた。地元の人だろう。すぐにウィンドブレーカを脱ぎ、ウェアの汗をタオルに移す。テーブルに座っておにぎりやパンや水などで腹を満たす。何度もウェアの汗を取り去ってからリュックからフリースを出して羽織る。ウィンドブレーカを着るとだいぶ人心地ついた。見下ろす景色が素晴らしい。ただ富士山は見えずちょっと残念。江の島、高麗山、丹沢、箱根は見えた。さぁあとは下るだけだ。葉山教会下の激坂(この坂を走って登る練習をするランナーがいるらしい)を下りるとあとはバス通り沿いに約2kmだが平坦なのでへっちゃらだ。すたすた歩き、途中で新桜山隧道を通って京急新逗子駅まで行ってゴールとした。
電車ではKindleでスリラーを読んでいたが、ほどなく圧倒的な暖かい疲労感に包まれこっくりこっくりし、半分居眠りしながら心地良く帰った。

仙元山周辺は道幅も広くコースもしっかりしていて何の問題も無いようだ。地元の人たちが散歩などで利用されているからだろう。しかし、観音塚より東側のルートはかなり心細いところが多く、また分岐もあるので要注意である。看板を見逃さないように慎重に歩きたい。
もう少し日が差して気温が上がればもっと気持のよい歩きができたと思われる。この日ルート上(前後のアプローチは除く)で見たのは結局4人だけだった。
なお、最初にあげたトレッキングマップは必須であるが、西から東向きに歩く前提の記載なので東から歩くときは注意して読む必要がある。何箇所かは倒木でルートが塞がれていることもご承知おかれたい。通れないわけではないが。標高は低いがアップダウンは激しくかなりワイルドな環境なので観光地高尾山とはわけが違う点は強調しておきたい。最後に、トレッキングマップの京急と可愛らしく親切な看板を設置してくれた方に感謝したい。
写真一枚目は乳頭山から高圧電線の列。右上にランドマークタワーが見える。二枚目はARES GPSによるルート。下は手書きの看板たち。

タイムチャート
8:49 京急田浦駅
9:00 池の谷戸公園
9:05 小休止 5分
9:54 乳頭山
10:03 上山口分岐
11:05 ドングリ並木
11:16 ロストから復帰 11分
11:20 観音塚
11:52 仙元山
12:10 大休止 18分
12:18 葉山教会
12:30 長柄交差点
12:45 新逗子駅

距離   12.4km
最高度 200.00m 最低 -11.00m
(そんなわけはないが。笑)
グロス:3:56' ネット:3:22'  ロスタイム:34分
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コメント

こんばんは、はるきょんさん。
あの辺りは、なんか変に手入れがされていなくて良いですね。
二子山付近もなかなか良いので、オススメです。
ここでは初見の越冬する小さなカミキリにも出会った事があります。
新逗子から森戸林道(大山林道?!)を通って、二子山、阿部倉山を通って再び新逗子に戻ったのですが、森戸林道は今年はカヤクグリの当たり年との事で、チャンスがあれば行きたいと思っています。

投稿: ジャワカ零 | 2013.02.02 21:47

ジャワカ零さんこんにちは。地図とグーグルを使って○○がいそうな環境を探したりするようになって、この逗子市南部の広大な森は気になっていました。今回、尾根道を歩いただけですが、かまりワイルドであることは実感できたので春や夏には尾根道以外に行ってみたいと思っています。タゲリの上面の色が絶妙ですねgood

投稿: はるきょん | 2013.02.03 16:10

こんばんは。三浦アルプス、耳にしたことありますねぇ。日本はアルプスだらけかっと、ひとりノリツコッミしたこともありますcoldsweats01
ワイルドなコースなんですねぇ。そんなところで誰にも会わず、道を間違えたりすると焦りそう。低山でも侮るなかれですね。
今度の連休あたり、城ケ島を攻めてcoldsweats01みようかと思っています。はるきょんさんのレポ、また参考にさせてもらいますね。

投稿: 小鉄 | 2013.02.03 21:05

小鉄さんこんばんは。三浦半島はあちこちと良いコースがありますね。城ヶ島自体は端から端まで歩いても1.5kmぐらいですが、島をスタートにして城ヶ島大橋(高くて怖いです)を通ればいろんなコースが考えられますね。七福神の周回コースとか、三浦マラソンのコースとか。

投稿: はるきょん | 2013.02.04 17:28

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