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2013.03.26

大山登山マラソン2013リタイヤ顛末記

第28回大山登山マラソンに出場し、途中でリタイヤして約2週間。心の傷も癒え、体のダメージもほぼ完治した。レース直後にそっけない記事を書いたが、それ以降に思い出したことなど含めて、リタイヤの顛末を残しておこうと思う。ひとつは自分の反省として、またもうひとつは自分が経験したリタイヤを他のランナーにも共有して何かの役にたててほしいと思うからだ。

まずは基本的な情報から
天候
当日の気温伊勢原小学校で24℃、下社ゴール地点で18℃と高かった。天気も良く、日差しは強かった。ついでに風も強かった。例年はもっと気温が低いため寒さ対策ばかり考えていたが、暑さ対策は特に考えていなかった。

ウェア
ロングタイツ+短パン、フラッドラッシュメッシュスキン半袖シャツ+長袖Tシャツ、手袋、キャップ、手荷物用にCCPライクラサコッシュを首から右脇に掛けてビニール袋に入れた小タオルを入れた。気温が高そうなのでゴール後の汗拭き用としてだ。毎年恒例で右手にコンパクトデジカメRICHO CX5を持って走った。半袖Tシャツで走っているランナーもいたが、長袖でも暑くはなかった。

朝食
鴨居の松屋でカレー+伊勢原駅のドトールでチリミートドッグのセット。これも例年とほぼ同じ。

薬品
花粉症のためザジテン内服薬を服用中。右腰が痛んだ時の予防としてロキソニンをスタート1.5時間前にのんだ。前日、当日の体調は全く問題なく元気ピンピンだった。

事前のトレーニング
3/3 15km ほぼ全力走 1:10'07" 169A 183M ○3.8kg
2/23 15km ほぼ全力走 1:10'20" 168A 180M ○3.8kg
2/16 16km ペース走     1:19'5"   161A 179M ○4.4kg
2/14 15km ビルドアップ 1:11'53" 165A 182M ○3.8kg
.....
60分切りを目指すのにふさわしいトレーニングをしてきたと思う。

意気ごみ
60分切りの強い意志をもっていた。

ARES GPS計測値(どうやってストップボタンを押したのか全く思いだせないが、ちゃんと残っていた)
1km 4'17"  4'17"  159ave  ←想定より20秒ほど速い
2km 4'35"  8'52"  172    ←これもやや速い
3km 4'52"  13'44" 178    ←想定程度
4km 5'03"  18'47" 180    ←想定程度
5km 5'38"  24'25" 183    ←想定より20秒ほど遅い
6km 5'29"  29'54" 185    ←想定より10秒ほど遅い
7km 7'08"  37'02" 185    ←想定より40秒ほども遅い
8km 11'45" 48'47" 182    ←想定より3分半も遅く、ほとんど歩いていたものと思う
8.3km 4'37"  53'24" 185   ←300mほどのタイム。ほとんど歩いていたと思われる
8.28km 53'24" Heart Rate 179Ave 193Max
Low 37m High 487m
speed High 14.80km/h Low 3.27km/h
前半突っ込み過ぎて、後半の石段まで持たなかったと言えよう。心拍数は超高過ぎ。頑張り過ぎた。

後遺症
右足親指のあちこちに内出血、爪の1/4が黒い。力を入れると痛いので普通に歩けない。ふくらはぎの筋肉痛。月曜日夕方まで舌の奥に鈍い口渇感。月曜日昼まで軽い頭痛。爪の黒以外はすべて解消済。ふくらはぎは登りで酷使したため(東京タワー階段ランでふともも前面が筋肉痛になったのは下りを飛び跳ねて降りたためと分かった)。今回は太ももにダメージ無し。
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スタート直後からかなり速めに走ったが、周りのランナーもそれ以上の頑張りで猛烈に飛ばしていたので緩めることが出来なかった。周りが速かったのは気温が高かったからだろうか。1㎞地点でラップを見て、速すぎと思ったが、待ちそうだと思い、ペースを維持した。かなり苦しかったが頑張って走り、戦国武将姿の応援などに応えたりした。当初の余裕を食いつぶしながらだんだん想定ペースを保てなくなってゆき、これはまずいぞなどと思いながらバス停あたりを通ったところはまだ意識はしっかりしていたと思う。記憶が薄れてきたのはバス停以降のみやげもの街あたりから。左右にふらふらして転びそうになりながら走った記憶がかすかにあるがこれは後日思い出したこと。途中までは応援してくれていた沿道の人たちに手を振ったり、ありがとーとか叫んだりした記憶はある。ケーブルカー駅以降の石段はほとんど記憶なし。倒れていた場所でどういうふうに止まったのか、止められたのか倒れこんだのか、などまったくわからない。とにかく給水所のマットに寝ている状態の時に意識が戻った。

その時の症状としては意識が朦朧としていた。直前の記憶がない。自分が何故ここで寝かされているのか最初まったくわけがわからなかった。見当識がない。デジカメの電源ボタンが分からないので撮影できない。ランウォッチARES GPSのストップボタンが分からない。適当にボタンを押していたら見たこともないモードになってしまいこれは再設定になるかもしれないと思ったりした。全身に汗はかいていたが、正常な程度だった。ふくらはぎや太ももに痙攣あり。手に持っていたコンデジはなんの損傷もなかった。転んだ形跡はなかった。が、一か所右足の親指を激しくぶつけたらしく、爪や第一関節あたりに内出血していた。現場では痛みはほとんど感じていなかった。頭痛はない、吐き気もない、寒気もない。でも体が動かない。ふらふらして起き上がれない、立てない、歩けない、時々手や体が少し震えてくる。

意識が戻ってしばらくして、自分が動けないことの意味をだんだん理解し、絶望的な気持ちになった。つまり、車も入れない山道の途中なので、担架で運んでもらわなければならない。バス停あたりで救急車に乗せられて近くの病院へ連れて行って貰い、うまくいけば午後退院、下手をすれば入院。大会関係者や家族に多大な迷惑と心配をかけてしまい、二度とランニングが出来なくなるかもしれないというお先真っ暗な気持ちだった。

思うに、意識については、徐々に低下していったようだ。最初は正常だったのが、だんだん落ちて行ったと思われるので、自分で自分の異常に気付かなかった。意識は薄れているのに本能だけでふらふらと走っていたことになる。左右に大きくぶれながら走ったと思われるので他のランナーに迷惑をかけたと思われる。

★総合的に考えては自分の状態は軽度の熱失神および熱痙攣、つまり熱中症の一歩手前だったと思われる。中度以上であればとても自分で歩いて帰宅は出来なかったはずだ。これを招いた要因としては、気温が24℃と高くなったこと。天気が良く日差しが強かったこと。スタート前、およびラン中での水分補給が少なかったこと。そしてなにより頑張りすぎたこと。と思われる。もし気温があと5℃低かったら、事前に100ccでも水分補給をしていれば、想定していたペースを守っていればリタイヤはせずに済んだ可能性が高いと思う。意識が徐々に低下していったことから自分で自分の異常を認識することはとてもできなかったと思う大山寺の給水所Bで適切な看護を受けたため大事にいたらなかったと思う。この点については再度感謝>給水所Bで助けてくれた人たち。
下にARES GPSのマップを乗せておく。ゴール手前800mの大山寺直下がリタイヤポイント。ゴール地点は西の茶屋。
R0088344

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