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2013.04.26

クロスジギンヤンマ羽化殻@鶴見川ビオトープ

R0089902

この日鶴見川ビオトープで回収した羽化殻は13個。すべてギンヤンマ型の大型のものだった。帰宅後に全数の体長を計測し、原産卵管の有無による雌雄判別、および下唇の撮影をした。
その結果、下唇端鉤の角度からすべてクロスジギンヤンマであり、
♀が5個体 55mm,50mm,48mm,51mm,49mm
♂が8個体 50mm,48mm,49mm,50mm,50mm,46mm,46mm,49mm

であった。
ギンヤンマとクロスジギンヤンマの識別に関する参考記事はこちら
また、♀1は脱出失敗の羽化殻であり、死んだ終齢幼虫が出かかった状態でずっしりと重かった。残念である。
♂の一個体は頭部の肝心の部分が破壊されてしまい撮影が出来なかった。
下の写真で上列が♀で下列が♂。上列一番左側が脱出失敗個体である。
クロスジギンヤンマは4月中旬から5月初旬にかけての短い期間だけに羽化するので、春から夏にかけて長い期間羽化するギンヤンマと比べて貴重な存在であり、羽化殻は大事に取っておきたい。
4月20日、鶴見川ビオトープで回収
R0089906

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コメント

はるきょんさん、おひさしりです。

このところ忙しくて、なかなかお邪魔出来ませんでした。

お約束の下唇部以外での見分け片ですが、

(1) 頭部 背面から見ても、ギンヤンマは口器部全体が幅広く大きい。比較してみるとクロスジギンヤンマのそれは目立って小さい。

(2) ギンヤンマの尾毛は肛側片の1/2程度、クロスジギンヤンマの尾毛は肛側片の2/3以上と明らかに長い。

(3) オスの尾部付属器はギンヤンマのそれは基部が幅広で短め、クロギンでは基部の幅は狭く長め。
メスの産卵管もクロギンはやや長め、

と言ったところです。

投稿: Yacchan | 2013.06.18 19:03

Yacchanさんお久しぶりです。今年もトンボシーズン最盛期になってきましたね。そしてクロギンの羽化はとっくに終わってしまいました。産卵を今シーズンよく見ます。今年はまだギンの羽化殻を取ってないので、今度探して比較してみようかと思います。詳しい情報ありがとうございますhappy01

投稿: はるきょん | 2013.06.18 20:17

はるきょんさん、
私も楽しみです。
特にギン羽化殻の大きさに注目してみたいです。
今回のクロギン雌の羽化殻で55㎜という個体に「ん?」となりました(笑)。
ギンではこの大きさは稀ではないですが、クロギンでこの大きさはかなり珍しい・・ですね。
私もクロギン羽化殻は50体余り保存していますが、大きいものでも50㎜そこそこです。(小さいものは42㎜)

投稿: Yacchan | 2013.06.19 18:33

Yacchanさんこんばんは。55mmのは中身入りです。つまり羽化脱出失敗のものです。なので正確には羽化殻とはいえないかもしれません。ずっしりしていました。

投稿: はるきょん | 2013.06.19 20:21

はるきょんさん、こんにちは。

成程、そういうことでしたか。

完全な殻になった場合、52㎜程度だと思います。

ヤンマなどの大きい羽化殻は簡単に展肢出来るのでおススメします。

殻をぬるま湯に5-10分ほど浸けておいて、妻楊枝でよいから軟化した肢や翅芽を整形して出来あがりです。

投稿: Yacchan | 2013.06.20 18:10

Yacchanさんこんばんは。ものすごくたくさんの羽化殻をまだ捨てずにとってありますが、羽化殻の展肢など考えたこともありませんでした。良い情報ありがとうございますhappy01

投稿: はるきょん | 2013.06.20 20:29

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