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2013.05.20

日本の昆虫1400

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素晴らしい図鑑が出た。文一総合出版のポケット図鑑「日本の昆虫1400①チョウ・バッタ・セミ」と「日本の昆虫1400②トンボ・コウチュウ・ハチ」である。文庫本サイズで共に1050円と格安。
野外で出会いやすい種を選び、2冊で1400種と豊富。類似種の識別ポイントなどもあり痒いところに手が届く。なによりも一番良いのは標本ではなく、生きた昆虫の自然な姿勢をホワイトバックで撮ったところだろう
死んだ標本は不自然に姿勢を整えられ、色が変わっていたりもするのだ。われわれが普段眼にしているそのままの姿を実に美しく紹介していてポンと手を打ちたいほどだ。
スミレの図鑑で雄しべの超接写をするのに特別のセットを組んで車内で撮ったというのを読んだことがある。また昔、昆虫を大人しくさせるために何かのガスを使うと大人しくなるということを聞いたことがある。甲虫はいいとしても、蝶もホワイトバックで撮影されていて、いったいどうやって撮影しているのか不思議である。
この図鑑では野外で(も?)撮影されているようで、翅鞘に青空と雲が写り込んでいるものがあった。実際にどのようなシステムを組んで撮影したのか非常に気になるところである。いずれにしてもほれぼれするような素晴らしい出来の写真であり、昆虫写真の新スタンダードが提示されたように思える。
フィールドガイド身近な昆虫識別図鑑by海野和男著」というのももうすぐ発売される。こちらも非常に気になる図鑑で、上と多少かぶる存在のようだ。2100円で掲載種数は1300と、価格も種数もほぼ同じだ。発売されたら書店で確かめてみたい。こちらもよければ入手することになるかもしれないが、そうすると当方の懐と本棚具合に影響が大。
さて、下は先日の夜、我が家のベランダを訪れてくれたコメツキムシをホワイトバックで撮ってみたもの。慣れないとなかなか難しい。ライティングや撮影後の画質補正などの技術的な点以前に、擬死されてひっくり返られたままでは絵にならないし、動き回られても撮影できない。なんだかんだで凄く時間がかかり、こういった撮影を1400種もすることの途方もなさを感じた。17日夜、べランダで捕獲。
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コメント

わたしは嵩張るのと重くなる又そんなに標準的な蟲ばっかり出会う訳ではないので、基本的に本は持ち歩きませんが、自然の姿が載ってる様なのでとてもか好感が持て非常に良さそうですね。
…コメツキムシわたしもひっくり返して、飛び跳ねるのを見て喜んだりしています。彼らにははた迷惑ですが。
又裏返しになって死んだ振りしてる時には、暖かい息を吹きかけると面白いですよ。
足を一寸バタバタさせるのですが、「いけね、死んだ振りしてなきゃ…」と直ぐに元通り引っ込めたりします。
ユーモラスで愛おしくなります。

投稿: 霧のもり | 2013.05.20 18:10

霧のもりさんこんばんは。ひっくり返ったコメツキに息を吹きかけるですか。今度ベランダに来てくれたらやってみましょう。楽しみです。今回は撮影に必死でした。ところで自分は野外に図鑑は基本的に持っていきません。野外で早く同定したいということもありますが、それよりは現場で良く見る、分かるように撮影する、同定は帰ってからというパターンが多いです。でも帰宅後に識別ポイントはここ!なんてのを知り地団太踏むということもありましたが。ま、荷物は軽くしたいというのが本音です。

投稿: はるきょん | 2013.05.20 20:28

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