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2015.07.05

ハムシダマシ@新治市民の森

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 新治市民の森のヒメジョオン畑で見つけたムシ。これは当然ハムシだろう。帰宅後にハムシハンドブックで探すこと3分。なんとハムシではないにも関わらず、種名が判明した。ハムシダマシ。ハムシでないのにハムシハンドブックには掲載されていた。ハムシに間違えられやすいハムシ以外の種までも扱っていたのだ。恐るべき先回り能力のハンドブックである。このハンドブックの写真は深度合成技術を駆使して撮られたきわめて鮮明なもので感銘を受ける。小さな昆虫をマクロで撮るとほんの1mmの差でピントがまったく来ないためにぼけてしまう。頭部にピントを合わせると触角にも脚先にもピントが来ないのだ。そうならないように微小な単位でピントをずらしながら何枚も撮影しピントの合った部分を切り貼りして一枚を作り上げるのだそうだ。すごいものである。最近、一番お世話になっているハンドブックであるのだが、一点言いたいことがある。新しい技術で撮られたハムシは実は標本なのだ。なので残念ながら変色しているものが多く、生きたハムシの鮮やかな色合いが失われてしまっているものが多い。これが、ある意味気持ち悪いのである。ヒトにたとえて言うなら、死体をきわめて鮮明に撮影したようなもの。これほど気持ち悪いものがあるだろうか。出来得ることならば、フィールドで生きたままの昆虫を魔法の気体をふりかけるなどしてしばしフリーズさせた状態で深度合成で撮影してもらいたいものである。そうすればこれこそ完璧な図鑑が出来上がる。★このハンドブックをけなすつもりはなく、大変な努力のたまものであり賛辞を送りたい。
 話がそれたが、このハムシダマシ。よく見ると翅鞘(甲あるいは前翅)に細かい毛が生えている。下は正真正銘のハムシ。ブタクサハムシ♀。これにも微細な毛があるようにみえる。
6月28日、新治市民の森にて

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