2015.04.19

ニホンカワトンボ幼虫の尾鰓@新治市民の森

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 この日最初のポイントでニホンカワトンボを探したところ、成虫は見つからなかったが、幼虫を3頭ほど見つけることができた。前回書いたように、尾鰓を詳細に撮影したいので、おっとっとを使ってあっちに向けたりこっちに向けたりしてなんとか分かるような写真をとることができた。左上に拡大しているように尾鰓中央は尖るが、脇も尖るのがニホンカワトンボの特徴だ。
 この場での収穫はニホンカワトンボ幼虫3、エビ多数、カワゲラ類2、メダカ1(写真下)。メダカは正確にはキタノメダカとミナミメダカの2種があるらしく、分布域から考えるとミナミメダカと思われる。しかし識別点とされる尾びれ根元の模様は微妙ながらもキタっぽく見える。ニホンカワトンボとアサヒナカワトンボおよび伊豆個体群の識別と同様に難しそうだ。
4月12日、新治市民の森にて

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2015.04.09

オオフサモ@新横浜公園

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 別に水草を見たくて新横浜公園に行ったわけではない。もちろんトンボ幼虫を探すため。しかし、環境が違うとヤゴを見つけることはなかなか難しく、まったく見つけられなかった。せせらぎでみつかったのはアメリカザリガニ、二枚貝のマシジミ(写真1枚め)、不明小魚(同3枚め)ぐらい。
 美しい水草があったので調べてみたらなんと侵略的外来種オオフサモというらしい(写真2枚め)。たしかに、ペットショップの水槽で見るような水草だ。これも誰かが捨てたのが繁殖したものだろうか。小魚は眼が大きく、胸腹に黄色の美しい色がある。鱗が菱形で規則的に並ぶ。上から見ると体は丸みがある。特徴的な線などは特にない。尾びれや胸びれ、背びれの形はよく分からず。「鶴見川流域おさかな図鑑(第2版)2004年改訂版」で調べたが幼魚だからかヒットするものがない。
4月4日、新横浜公園にて

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2015.02.12

ダイサギの採餌@新横浜公園

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 建国記念日の水曜日は久しぶりに皇居ランでもしようかと思っていたのだが、東京マラソンが近いことに気付き、もしかすると大混雑になっている予感がしたので止めた。で、結局はいつものように近場散策で、鶴見川と新横浜公園を回った。鶴見川ではセグロカモメが3頭いて、識別に時間をかけてしまった。新横浜公園では野球少年たちのマラソン大会(?)が開催されていて、お母さんたちの応援がすごく大賑わいだった。日差しが暖かく春を感じさせたが、空気は冷たかった。野鳥は少なく、オオバンもオカヨシガモも数がだいぶ少なかった。
 上はチュウダイサギ採餌の瞬間。大池の水際で長い首を精いっぱい伸ばして水面を覗きこみ、狙いを澄ました一瞬の必殺技で小魚をみごと捕獲。この魚は背びれが高くぎざぎざしている、口先が尖り気味、眼が大きめで黒い、体は太くないなどの特徴から、確信はないがブルーギルではないかと思う。だとすれば外来種なので絶滅するまで食べつくしてもらいたいところだ。ダイサギさん頑張って!
 下はチュウダイサギの脚。木の枝っぽい。そうでないと水中の魚に気付かれてしまう。
2月11日、新横浜公園にて

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2014.06.28

アサヒナカワトンボ?@神奈川県北部

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ニホンカワトンボアサヒナカワトンボ、さらにその混血の伊豆個体群の存在が入り乱れる地域で、こういうカワトンボを見ると、これが一体どの種なのか非常に悩ましい。
普段見慣れている横浜北部の個体と比べると一見して、胸部のサイズがかすかに小さいように感じる。また腹部に白斑を生じている。翅は微かに橙色を帯びる。縁紋は赤褐色。アサヒナカワトンボ透明翅型♂ではないか。
きっちりと識別できるような知見を得たいものだが、それまでは確信は出来ない。
下はおまけの淡水魚。ウグイあたりだろうか。
6月14日、神奈川県北部にて

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2010.12.06

ナマコなど@三浦海岸

三浦海岸で半日過ごすと、いろんな人を見かけることになる。この日一番ムカついたのは、若いランナー3人が浜に降りてきて休んでいるカモメの群れを追い散らし、ヒャッホーなどと叫びながら走り去った時であった。たぶん大学生ぐらいと見たが、まったく小学生のガキでもしないような行動で、びっくりし、あっけに取られ、最後に怒りが湧いてきた。そんななか一番興味を引いたのはたぶんビーチコーミングの男だった。浜に打ち上げられたいろんなものの中から何かを探しているようで、浜を秒速10cmぐらいでゆっくり進んで探索していた。こういう人はカモメも無視していて、ものすごく近づいても逃げずに休んでいた。彼は結局何も拾わずに行ってしまったが。そういうわけで自分もちょっとだけ真似をして、面白そうなものを探してみた。

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まずはナマコ?鮮やかなピンク色の何かの臓器のような感じで気持ち悪かった。触ると少し動いたので生きていたものと思われる。全長25cm程度。

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二番目はまったくなんだか不明。直径6~8cmぐらいの円盤型。調べてみたところタコノマクラというものらしい。ウニの仲間だそうだ。これを漂白するときれいな外骨格標本ができるらしい。

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この巻き貝はかなり綺麗な形だったので持って帰ろうかとも思ったが、持ち帰っても結局困ることになりそうだったのでやめておいた。
★フジツガイ科ボウシュウボラと思われる。12月28日、追記。

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四番目はヒトデ。いわゆる星型のヒトデの骨?どちらが上かは不明。

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五番目はカレイかヒラメ。左ヒラメに右カレイというが、この写真ではどう見れば良いのかまったく不明。少なくとも背びれと腹びれがどちらかが分からないと右も左も分からない。カモメが突いていたときに人が通ったため、放棄したもの。つついた穴が開いている。ひとしきり撮影したあと近くのセグロカモメにやろうと手に持って近づいたらセグロカモメはちゃんと分かっていたようでこちらの動きに反応して、期待の眼で待っていたので、ほれっと放ってやったが、次の瞬間大きな波がやってきてあっという間に持っていかれてしまい、自分もカモメも呆然。12月4日、三浦海岸にて

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2010.11.06

空から魚が降ってきた@三浦海岸

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先日の日曜日にカモメ識別ハンドブック改訂版を入手してから、旧版からの改訂点をいろいろと勉強していた。入手できたのが10月末というベストタイミングであったこともあり、カモメを見に行きたい病に二日ほどかかっていた。そういうわけで水曜日の文化の日は約半年ぶりに三浦海岸に行ってきた。
しかしカモメの話は後にして、この日はびっくりするような体験をしたので紹介したい。
朝8時から昼の14時まで海岸でカモメを観察・撮影し続けへとへとになっての帰り際、海岸沿いの駐車場でのこと。海岸では地引網の収穫で大勢の観光客が賑わっているのを横目にヘロヘロしながら歩いていたら、何と空から何かがべちゃっと落ちてきたのだ。近寄ってみるとなんと魚だった。銀色に光り異様に長い口をした細長い魚だった。サンマに雰囲気がちょっと似ているか。おそるおそる拾い上げてみた。すでに息絶えていた。長い口には短く鋭い歯がずらりと並びやすりのようだ。触れると指に棘のように刺さる。体長は40cmぐらいか。銀色に光り、実に美しい。珍しいと思ったのでしばらく持ち歩き、海岸で地引網の案内係をしていた地元民らしき男に聞いてみた。サヨリに似ているようだけどなんだか分からないねぇ港のヨーコみたいな感じで)とのことだった。もしかしたら食べられるかもしれない(笑)のでどうにかして持ち帰ろうかとしばらく持っていたが、手が青臭くなってしまい、結局は浜に放置してきた。
帰宅後ネットで魚のことをいろいろ調べたが、○○の仲間というところからして不明なのでえらく手間取った。疲れていたのなか、相当の時間を費やしてやっとたどり着いたのがなんと
動物界・脊索動物門・顎口類・真口類・硬骨魚類・条鰭亜綱・新鰭区・刺鰭上目・スメグマモルフォ系ボラ亜系ダツ目・トビウオ亜目・ダツ科・ダツ属ダツ というものらしい。

つまりダツだ。
ちなみに浜の男が教えてくれたサヨリもダツの仲間で、ダツ目サヨリ科サヨリ。またサンマはダツ目サンマ科サンマ。ついでにメダカもダツ目メダカ科だそうだ。
さて、この魚ダイバーには恐れられているらしい。この尖った口で刺されると大変なことになるらしいという。さもありなんである。
ところで空から降ってきたダツの謎はすぐに解けていた。下がその答えである(笑)。11月3日、三浦海岸にて
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2010.07.19

ウチワヤンマ♂@新横浜公園

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新横浜公園にイトトンボを見に行ったのだが、アオモンイトトンボだけしか見られなかった。とにかく暑くてあまり忍耐力が続かなかった。途中でイトトンボを諦め、広い池を見て回った。前回見られたオオヤマトンボが見当たらない。代りにウチワヤンマが止まっていた。岸から50cm程度の場所。慎重に近づきじっくり接写三昧をした。
この個体は腹部第8節のうちわ部に黄色があるのでタイワンウチワヤンマではなくてウチワヤンマ。腹部第2節に副性器があるので♂。見たところ翅に破損のない綺麗な個体だった。ウチワヤンマはじっと止まっていることが多く、近ければ撮影は非常にしやすい種である。
下はおまけの魚類(種類不明の稚魚)とアオモンイトトンボ交尾。7月19日、新横浜公園にて
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2009.06.22

道志水源林ボランティア報告#26

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NPO法人道志水源林ボランティアの活動に行ってきた。通算26回目となる。今年は3回目であるが、前回の活動報告#25はパスした。雨だったため間伐をしなかったからだ。その代わりに水源林管理事務所の車庫?で杭づくりをしたのであった。それが一年寝かせてカチカチに乾燥させたヒノキの細い木を2mに切り、根元側を4か所から切ってとがらせるという単純作業だったのだ。一年寝かせたヒノキというものがどれだけ堅いのか、いやというほど思い知った。間伐作業ではないので待ち時間が全くなく、次から次に堅いヒノキを切ることになり、なんというか筋肉地獄状態に陥り疲労困憊になったのである。というわけで前回の作業は報告する気になれず放置プレーとしてしまった。
で、今回は晴天で立派に間伐作業ができた。最近ボランティアの参加者数が減ってきていて我が班は7名での作業だった。かなりの斜面のスギ林だがなぜか微妙にヒノキが混じり、モミの樹も混じっている。最初全部スギのつもりでいたら歯応えが全然違うし、ヒノキの芳香がふわーっと漂い、ヒノキだったと知ることになった。ヒノキのオガクズは細かく濃密な感じがした。ま、細かい作業はいつもの通りなので省略する。結局我が班では雑木4本を含めて17本を間伐し、杭用の材を3本持ち帰った。
で天気がまずまずだったのと、作業区画の近くにせせらぎがあったので、お昼休みに自然観察をした。最初から気づいていたがミソサザイがさかんにさえずっていたのだ。さんざん双眼鏡で探したが目にすることは出来なかった。どうも川の岩の上と近くの樹の上を行ったり来たりしているようだった。川の中でイワナらしきを何回か見かけた。10cm以上あり、かなり幅もあり、全体に淡色の斑点があった。そして、かすかに期待していたトンボはカワトンボを何頭か見た。ニホンカワトンボと思うが、縁紋が白い♀だった。午後の作業中にはキビタキのさえずりを聞いた。今回は間抜けなことにカメラをバスの中に置き忘れてきてしまったので昼休みは写真が撮れなかったorz。それから黒い蝶があちこちで飛びまわっていた。作業後、横浜市スポーツ広場でもシロツメクサなどを飛び回っていたがぜんぜん止まらなかった。しばらく双眼鏡で追っていたらネムノキの高いところに初めて止まった。黒いアゲハで翅の周りが黒く、中ほどは白っぽく、長い尾がある。上翅はやや細長い感じ。もっと黒っぽく後翅に赤がある個体もいた。帰宅後図鑑で調べたらジャコウアゲハだった。祝!所見。道志みちの駅ではツバメカルガモなどが居た。残念ながらトンボは見つからなかったが、建物の中でニホンカワトンボが飛んでいて、自分の顔に止まられびっくりした。ドアから入り出られなくなったものと思われる。捕まえて出してやろうかと思ったが捕まらなかった。
前の晩花粉症の薬ザジテンを飲んだのと、朝早かったためか、行きも帰りもバスの中では眠くて眠くてこっくりこっくりしてしまい、ペーパーバックがぜんぜん進まなかった。
...というわけで、自然観察しに行ったのではないが、ちゃんと間伐作業もちゃんとやってきたという報告である。
6月19日(金)山梨県道志村にて
野鳥:ミソサザイ、キビタキ、トビ、カルガモ、セグロセキレイ、ツバメ、ホオジロ、シジュウカラ、スズメ、ハシブトガラス
蝶:ジャコウアゲハ♂♀、アサギマダラ
トンボ:ニホンカワトンボ
魚:イワナ(たぶん)

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2009.02.15

シマドジョウ?@新治市民の森

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土曜日に引き続き新治に行ってみた。昨日のあまりの暖かさのためウィンドブレーカだけにしてみて大失敗。今日は寒かった。さて今日は田圃周辺の水辺を回った。柄杓に加え、昨日ゲットした新兵器柄付きザルを持参したが、ひしゃくの柄の長さによる便利さのため一度も使わずじまいだった。せせらぎの中を覗き込みながら柄杓や落ちていた樹の枝などでそっと落ち葉を退かして何かいないかじっと眼を凝らす。カワニナが転がっている。視界の端で何かがさっと翻った。慎重に慎重に追って行って見つけたのがこのドジョウ。ヒゲが6本しか見当たらないのでシマドジョウかもしれない。ちなみにホトケドジョウはヒゲ8本、ドジョウはヒゲ10本。また残念ながらヤゴは発見できなかった。下はなんだか不明。寒さに鼻水を垂らしながら水遊びを続けた日曜日の午前だった。2月15日、新治市民の森にて。
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2008.07.31

ホトケドジョウ@鶴見川水源公園

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長池公園の帰りに鶴見川水源公園によってみた。愛護会かなにかによる作業が行われていて、草刈りや水の中にたまったものを取り除いたりしていた。くそ暑いのに御苦労さまです。作業中に魚類などの調査も同時にしているらしくアメリガザリガニアブラハヤホトケドジョウが3つの水槽に入れられていた。ホトケドジョウは鶴見川では少なくなっているらしい。ヒゲが8本あるのが識別点というが本数は確かめられなかった。この水源には魚類はこの2種しかいないということを教えてもらった。2枚目はアブラハヤでコイの仲間だそうだ。これも源流地域でしか見られない。7月27日、町田市、鶴見川水源公園にて。
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