2016.03.12

ジョウビタキ@駕与丁公園

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駕与丁公園で見たジョウビタキ♂。この冬、ジョウビタキをちゃんと撮れてなかったので、この愛想のよい個体には大感謝。裏も表も見せてくれた。この後、地面に降り、なんと蓋のある溝の中に入ってしまった。何かの餌を見つけたのだろう。そして、おーおーおーおーと驚いている自分を尻目にさっと出て来て桜の枝に飛び乗ってから池の向こうに飛んで行ってしまった。
3月8日、福岡県駕与丁公園にて

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2016.03.10

ツクシガモ@駕与丁公園

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 先日は帰省で福岡に行っていたが、そのなかで一度だけ野鳥観察を少しした。場所は博多湾からほど近い粕屋町の駕与丁(かよいちょう)公園。ついてびっくり。水位が異様に低い。というかほとんど水がない。特徴的な形をしていたみずどり橋が落ちたため、再建工事のため池の水を抜いているということらしい。みずどり橋はもともと力学的に大丈夫かいな?と誰しも(少なくとも自分は)感じるような形状だった。さてどういう風に再建するのやら。
 これだけ水を抜くと、池の面積は半分以下になり、ヤゴなどの水生昆虫が大弱りだろう。魚もそうだが、徐々に水位が下がってゆくと水に依存した生き物たちは残った水に集まることになり、そうすると狭まった水域においてカモやサギなどによる集中的な捕食にさらされるからだ。
 さて、収穫はカモ類ではヒドリガモ、コガモ、マガモ、カルガモとツクシガモ。他にはアオサギ、ダイサギ、コサギ、ムクドリ、ユリカモメ、トビ、イソシギ、スズメ、ツグミ、カワラヒワ、キジバト、シジュウカラ、ジョウビタキ、メジロ、ハシブトガラスなど。ヘラサギもクロツラヘラサギも見つからなかった。
 ツクシガモは5頭。ここで見るのは初めてである。ラッキー。しばらく観察・撮影するうちにはばたきの気配を感じたのでうまいこと翼を撮影できた。この個体は風切羽(次列全部と内側初列P1-P4)の羽縁が白く、大雨覆が暗褐色で肩羽は暗色。ツクシガモ♂第一回繁殖羽と思われる。嘴根元のコブはまだ見られない。
3月8日、福岡県粕屋町駕与丁公園にて

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2014.10.07

アオアシシギ@駕与丁池公園

駕与丁池にはまだ冬鳥の渡来は見られなかった。ただ、キンクロハジロ♂一羽が見られ、もしかすると怪我か何かで居残り組かもしれない。他にはコブハクチョウが一羽おり、ここでは初めて見た。飼っているのだろうか?
北方から渡ってきた鳥としてアオアシシギが3羽見られた。うち2羽はペアで行動しており、じっくり観察・撮影することができた。

A個体
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褐色味の強い個体。頭部、後頚部が暗色。背、肩羽、雨覆に褐色味が強い。初列は黒っぽく、三列風切は濃いスレート色で羽縁は白く小さな黒い横斑が並ぶ。アオアシシギ幼羽と思われる。

B個体
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白っぽい個体。頭部、後頚部、背の暗色が少なく白っぽい。肩羽は丸っぽく羽縁は白く、黒い軸斑が見える。雨覆、三列、初列はA個体と同様。以上から第一回冬羽と思われる。
A個体もじきに換羽してB個体のようになるはずだ。この2羽は一心に餌をとっており、渡りの途中に立ち寄ったように見えた。一度飛んだが、例の特徴的な鳴き声はたてなかった。
また翼を広げた写真も撮れなかった。自分のカメラだったら撮れていたかもしれないのでちょっと残念。
普段の自分の行動範囲ではなかなか見られない鳥なのでとりわけ熱心に観察することができて楽しかった。雌雄同色とのことで♂♀の識別は出来なかった。眼の周りが白く、かわいい。
10月1日、福岡県駕与丁池公園にて

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2014.02.09

セグロセキレイ♂@駕与丁池

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昨年末に福岡で撮影したセグロセキレイ。背に灰色味がなく真っ黒なのでだろう。頭部の白斑の形からネパールとかメンガタとかの和名が一瞬浮かんだが、いやいや普通のセグロセキレイだ。セグロセキレイはハクセキレイとその亜種および近縁種からなるグループをなし、姿は互いによく似ていてちょっとづつ違う。ただセグロセキレイは声が明確に違う。また貴重な日本固有種でもある。こういう鳥を一年を通じて観察して幼鳥、第一回冬羽、♂♀など撮影したいものである。
12月8日、福岡県駕与丁池にて

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2013.12.18

カササギ@駕与丁池

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福岡県糟屋町の駕与丁池(かよいちょういけ)でも散策してみたが、毎度のことでカササギがいた。着地の瞬間を狙ったところ上の写真が撮れた。実にカラフルでポップなデザインで美しい。
初列風切は純白で羽縁は細く黒い。次列風切、三列風切と雨覆はダークブルー。肩羽は丸い範囲で純白。頭部、背、上尾筒は黒。尾は長くダークブルーだ。たぶん左右6枚づつだろう。公園の地面に数羽が降りて何やらついばんでいた。その様子はどことなく楽しげに見えた。
12月8日、福岡県駕与丁池にて

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2013.05.06

ヤナギルリハムシ成虫と幼虫@駕与丁池

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駕与丁池で見つけたヤナギルリハムシルリマルノミハムシによく似ているが、翅鞘の質感が異なり、全体に艶はあるものの細かい凸があり、ルリマルのようなテカリ感がない。また、体形がルリマルよりもさらに丸い。
池の畔のヤナギ(詳細は不明)についていた。実は先に幼虫を発見してから、この成虫を見つけた。
幼虫はヤナギの葉にまとまってぶら下がっていて、その異様な姿に驚いた。淡いグレー地に黒点がたくさんある。腹部先端で葉にくっついている。これは幼虫の何齢かへの脱皮なのか、それとも蛹化なのか?不思議感でいっぱいになった。
この近くには活動している幼虫もおり、こちらは黒い脚が3対、背に2対の黒点の列、体の端の黒斑は尖る。ヤナギの葉は食い荒らされていた。見る人によっては害虫の気持ち悪い光景だ。昔の自分でもそうだったろう。しかし、これが自然であり、ヤナギルリハムシにとってはまったく極当然の営みなのだ。たくさんいたが、これによってヤナギの葉が全滅するわけでもない。
こうして幼虫と成虫がまとまって見られたので調べやすかったが、そうでないと困難度は高かったはず。
4月30日、福岡県糟屋町駕与丁池にて
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2013.05.04

オオヤマトンボ初認@駕与丁池

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連休の前半は福岡で過ごしてきた。駕与丁池(かよいちょういけ)に行き、ママチャリでゆっくりと進みながら何かいないか眼を凝らしていたところ、視界の右端に小鳥が飛んできて桜の枝に止まったのが見えた。第一感はスズメだ。ママチャリを止め、首をめぐらして小鳥を探すが、枝の裏側になっていたため見えない。たかがスズメを見るためにママチャリを降りて見に行くか?
ちょっと迷った挙句、時間もあることだし、ママチャリを停めて3mを戻ってスズメを探した。サクラの枝の裏側にスズメとキラキラの翅が縦になったものが見えた。おっ!トンボだ。スズメがトンボを咥えている!かなり大きい。近づくとスズメは大きなトンボを咥えたまま10m飛んで芝に降りた。黄色と黒の腹をした大きめのトンボだ。
スズメには悪いがそのトンボは自分が貰い受けたい。スズメはついばみながら翅をむしったり、咥え直している。あぁ、トンボが食われてしまう。わざとダダッと駆け寄ってスズメを脅かした。スズメは驚いてトンボを咥えて木立の中に逃げた。眼を凝らしてスズメの位置を確認し、トンボを地面に置いた瞬間を狙って、再度駆け寄ると、はたしてスズメはトンボを落として逃げ去った。あぁ。ごめんよ>スズメ君。こんなことをしたのは初めてである。
残されたトンボは悲惨な状態になっていた。翅はもがれ、一番筋肉のついた胸部は半分ほど食われていた。頭部は無くなっている。
腹部および腹部先端の特徴からオオヤマトンボ♂だった。
腹部先端の尾部付属器と腹部第二節の副性器の写真を紹介しておく。
オオヤマトンボもこの時期にもう羽化しているのだ。オオヤマトンボの羽化についてまったく知識がなく、どんな時間帯に、どんな場所で、直立型羽化なのか倒垂型羽化なのかさえ分からない。スズメの動作を考え直すと、サクラの枝に飛んできたときにすでにトンボを咥えていたとは考えられない。どこかで捕まえたトンボをわざわざ樹の枝に持ってくないだろう。するとサクラの枝に止まっていたトンボがスズメに見つかって捕らえられたのではないか。というわけでサクラの枝を徹底的に探したが羽化殻は無かった。このサクラは池の水際から10m程度も離れている場所で、間にはアンツーカーのジョギングコースがあり、ヤゴがこれを渡って来て桜の樹にのぼって羽化するというのも考えにくい。そういうわけで今度は池のすぐ畔の植物をあれこれ探したが、見つからず。水際の斜面も探してみたが見つからず、結局は諦めた。事前に知識を仕入れておかなくては見つけられないだろう。この時期にオオヤマトンボが見られるとは全く思っていなかったので仕方ない。残念な姿ではあったがこれが今年のオオヤマトンボ初認となった。
この亡骸は一通り撮影した後、池の畔に置いてきた。アリでもスズメでも食べてくれれば命の循環がつながることになる。この後、駕与丁池をだいぶ散策したが、オオヤマトンボは見つけることは出来なかった。
4月29日、福岡県駕与丁池

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2013.02.05

クロツラヘラサギ@駕与丁池

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自分が冬季の福岡で期待する野鳥と言えば、ミヤカガラス、コクマルガラス、ツクシガモ、ホイグリンカモメ、クロツラヘラサギ、ヘラサギ、ケリ、カササギなどだ。駕与丁池(かよいちょういけ)へは双眼鏡も無くコンデジのみ持って自転車で行ってみた。ヒドリガモ、ミサゴ、カワウ、ダイサギ、アオサギなどがいたので一応撮影だけしておいたが、雪が盛大に舞ってきたので恐れおののいてとっとと逃げ帰った。そして実家でデジカメをチェックしていて気付いたのだ。クロツラヘラサギがいたことに!それも3羽も。もう一度訪れるチャンスは無かったのでとても残念であった。思い返せば自分がクロヘラを見たのは学生時代で、有明海の干潟のはるかかなたで一羽をみただけだと思われる。博多湾で毎年見られるようになってからは見ていないのだ。
駕与丁池の小島に集っていた中にアオサギ、カワウ(もしかしたらウミウ?)とともにクロツラヘラサギが3羽いるのがわかる。アオサギに比べても体が大きい。
黒面箆鷺は世界的な珍鳥で極東アジアでしか見られない。博多湾には毎年数十羽が越冬している。この3羽はその一部と思われる。下はおまけのミサゴ飛翔
結局、期待した鳥のうち見れたのはクロツラヘラサギだけだった。時間が短かったので仕方がない。それにしても自分の学生時代は福岡ではムクドリはほとんど見られなかったのに、普通に見られるようになったし、逆にミヤマガラスの大群が田園地帯に見られていたのがまったく見つけることが出来なくなっていた。
1月27日、福岡県糟屋町駕与丁池にて
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2011.07.02

アオサギの闘い@駕与丁池

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夏の駕与丁池では野鳥の種類は少ない。一年中見られる池の主はアオサギであろう。近くの別の池脇の林で繁殖し、餌採りのためにこの池に来ているものと思われる。広い水面をゆっくりと悠々と滑るように飛ぶ姿が何度も見られた。二枚目の写真は自分の目の前10mで突如発生した♂どうしの争いである。サギの舞いのようにも見えるがそうではない。2頭はものすごく激しく争い、上になった個体は下になった個体の頭を脚で押さえて(3枚目)溺れさせようとしていた。幸いその後すぐに水面に首を上げ、逃げて行った。いやぁ、本当にびっくりして胸がドキドキした。4枚目はその後何事もなかったかのようにたたずむ勝利個体。右端にセグロセキレイが写っているのに後で気づいた。
6月25日、福岡県駕与丁池にて

追記:写真をもう少し足して一連の争いがより分かるようにしてみました。7/4
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2011.07.01

オオヤマトンボ@駕与丁池

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福岡で6月末の一日を過ごすとすれば、タイワンウチワヤンマを見たいと思っていた。そういうわけで福岡市博多区の沼2箇所を短時間見たのだが、あまりの蒸し暑さのため集中力と忍耐力が持たず、残念ながらちゃんと探すことは出来なかった。これが22日のこと。25日は暑くなる前に朝から駕与丁池に出かけ、頑張って探してみた。ウチワヤンマを探す要領で、池の水際の植物の先端や杭の上、岩の上などサナエが止まっていそうな箇所をつぶさに見ていった。しかしまったく見つからなかった。代わりに眼に付いたのがオオヤマトンボである。こちらは止まることなく水際1m以内を、高さ30cmぐらいで行ったり来たりしてメスを探していた。植物が浮いているような産卵に適した箇所は特に念入りにメスを探しているようだった。なので飛びもの狙いでたくさん撮影してみた。シャッタースピードが1000分の1秒より速くなるように感度を調整して、さらに日陰ではフラッシュを焚いて撮影した。オオヤマトンボも一応は岸辺に陣取る不審な?撮影者を気にしているようで、すこし迂回をして飛ばれたりしながらも粘ってたくさん撮影した。その中からベターなものだけ選んでみたのが上。
とりあえず、緑色の複眼、太い胸部、細い腹部、ふたたびやや太くなった腹部先端部、胸の黄色の斜め線、腹部先端手前の黄色の線などが分かる。太い部分が4、細い部分が4、太い部分が2で4-4-2のプロポーションである。
もうちょっと綺麗に撮りたいがコンデジCX2ではこれが限界ではなかろうか(少なくとも自分には)。
さて、以上はすべて♂であるが、一回だけ水辺に浮いた植物に腹部をタッチするようにして水しぶきをあげて飛び去っていったオオヤマトンボがいたのだがこれは♀の産卵と思われた。しかしすぐに見失ってしまい、形状を確認することも撮影することもできなかった。
また、別のタイミングで一度だけオオヤマトンボが別のオオヤマトンボに飛びかかり一瞬にして交尾体勢になり、そのまま近くの木立に消えたのを目撃した。これはきっと樹の枝先に止まって交尾して止まっているに違いないと色めき立ち、双眼鏡で丹念に木の枝先を一本いっぽん舐めるように探してみたが、残念ながら見つけることは出来なかった。惜しいことをした。
池の周りを一周したが、ざっとみて10頭以上の♂が探雌飛行をしていた。所々で探索域が重なり、出会った♂どうしがいがみ合っていたのはよくあること。6月25日、福岡県駕与丁池にて

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