2013.05.22

ハラビロトンボ♂@梅田川

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この日は天気が良く気温も適度に上がる予報だったので、長袖Tシャツ一枚の軽装とした。先週のトライアスロン警備でうっかり(小雨模様から徐々に晴れていったので日焼け止めを塗るタイミングをのがしてしまったのだ)露出してしまった首筋と手の甲だけがひどく日焼けしたのに懲りたので日焼け止めを塗ってきた。さらに虫よけスプレーは持参してきた。もう夏の出で立ちだ。梅田川で探虫しているとご近所のSさんと出会い少しだけ情報交換。お互いの行動範囲がかなりかぶるのだ。
上はハラビロトンボ♂。オスは成熟するにつれ黄色から黒から白に体色が変わる。上は焦げたような黒のオス個体(まだ黄色が残っているが)。これからさらに「粉を」吹いて白っぽくなるはずである。トンボについてはだいぶ本が溜まってきたが、この「粉」の説明が一切見つからないのだ。だいたい、トンボの体色の変化については研究されて、説明がついているのだろうか?自分としてはかなり知りたいところ。いずれにしても前額部の青だけは変色しないものと思われるがどうだろうか。
下は足元からうっかり飛ばしてしまった羽化直後のオス個体。体色がまだ淡く、翅がギラギラしていて完全には乾いてないようだ。丹念に探せば羽化殻を見つけ出せたと思うが、その気力も時間もなかった。
5月18日、梅田川にて

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2013.05.18

ヒメゾウムシ@梅田川

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梅田川ほとりで見つけた小さなゾウムシ。全身グレーで翅鞘には縦筋がある。口はけっこう長い。胸部にはぶつぶつした質感がある。しかし他にはこれといった特徴が見つからない。
ゾウムシの中のヒメゾウムシ亜科の種であろうと思われる。この亜科には20種以上もあり、細かい識別情報が得られないためヒメゾウムシ類ということにしておきたい。
4月27日、梅田川にて

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2013.05.03

ハラビロトンボ初認@梅田川

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4月27日の梅田川はヤマサナエ狙いだったのだが、なんとハラビロトンボも観察することができた。それもかなりの数が居た。一枚目は黒くなった成熟♂で二枚目は♀。まだ交尾は見られなかった。
ハラビロトンボの黒い♂は毎度のことながらなかなか撮影が難しい。合焦を拒否するような被写体なのだ。
♀の前額部の青が分かるだろうか。
昨年は4月28日に初認しているので時期的にはほぼ同じである。
下はすわっ!ハラビロトンボ交尾か!?と思って撮影したもののシオヤトンボだったもの。もーややこしや。
4月27日梅田川にて
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2013.05.02

ヤマサナエ羽化@梅田川

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毎年連休あたりがヤマサナエの羽化時期なので、27日の土曜日の午前中に梅田川のポイントを訪れてみた。だいぶ探したが、なかなか見つからず、まだ時期には早かったかと諦めかけたときにやっと一頭の羽化中個体を発見できた。
一枚目が0955時。胸が割れて頭部と胸部が立ちあがったフェーズだった。邪魔をしないように時間をあけて何枚か撮影した。2枚目は1056時なのでちょうど一時間後。腹部も翅もほとんど伸びている。この後、余分な水分を排出し翅をピンと伸ばし、乾いたら、横に開いてしばらく休み、ファーストフライト。だが時間が無く、ここまでで観察・撮影は終わりとした。
ヤマサナエの羽化は目立たぬ場所で、完全な静寂の中で、人知れず進行する劇的なドラマだ。何度見ても胸を打たれる。無事に翅が伸びますように、腹部がよじれたりしませんように、アリに襲われませんように、鳥に見つかって捕食されませんように、などといろいろ心配でハラハラする。しかも自分が近くに居続けては却って危険に晒すことにもなるので、短時間で観察・撮影しては場所を移動するという予防策を張らねばならない。何度遭遇しても超どきどきの体験である。
この個体は腹部先端の形状からヤマサナエ♂
4月27日、梅田川にて

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2013.05.01

チャバネフユエダシャク幼虫@梅田川

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この特徴的な姿をしたイモムシはチャバネフユエダシャク幼虫。何度も見たことがあるが、いつもこの姿のまま静止しているのだ。右が頭で、脚が3対、左側に腹脚が一対、左端に尾脚が一対ある。
さて下は別の日に同じ梅田川でみたフユシャクガの一種の♂成虫。日本に記録されている35種はどれもよく似ていて翅の模様が微妙に異なる。
この個体は淡色地の翅に茶色の斑が放射状に4~5本あり、翅脈に沿った模様は見当たらない。絵合わせしてみたがどうも合致しない。その中で一番よく似ているのはシモフリトゲエダシャク、ウスシモフリトゲエダシャク、ナミスジフユナミシャクあたりか。
この日は風がものすごく飛ばされそうになってしがみ付いているのが3枚め。柔らかそうな腹部と小さな棘のある脚が見えるとフユシャクのメスを思い起こさせる。そう言えば、フユシャクの翅の無い♀をまだ見たことがないのだ。この蛾はとても小さく翅の幅はたぶん25mmぐらいしかないと思われる。
4月20日、梅田川にて
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2013.04.29

リンゴヒゲナガゾウムシ@梅田川

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梅田川脇ではミツバウツギらしきが白い可憐な花を咲かせていた。気温が低くて風があるので昆虫達は込み入った葉の隙間などにしっかりと掴っているはずだなどと考えながら葉の裏などを捜索していると、カミキリらしきが見つかった。葉の裏側に回ったのでそっと葉をめくって撮影。
グリーンのメタリックだ。脚の腿節が太く赤褐色。リンゴコフキゾウムシに似ているがリンゴヒゲナガゾウムシだ。
2枚目の写真で腿節に棘があるのが見える。前中後それぞれに棘がある。複眼は黒い。リンゴコフキゾウムシは脚が黒またはグリーンメタリック。
ベニカミキリも探したが見つからなかった。
4月20日、梅田川にて
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2013.04.28

ナミガタチビタマムシ@梅田川

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梅田川の畔で見つけた小さなタマムシ。微妙な模様のためなかなか分からなかったが、絵合わせ方式でナミガタチビタマムシとしたい。チビタマムシにはたくさんの種類があり、食草によって分化している。4mm程度と小さいとピントを合わせるだけで精いっぱいで写真も面白みがない。和名は波型チビ玉虫だろう。翅鞘にある白い微かな波型模様が特徴。しかし和名に「チビ」はいかがなものか。命名し直すとしたらシラナミヒメタマムシなんてのは如何か。
下はおまけでケヤキの樹皮で見つけた卵34個。オレンジ色で目立つがとても小さいので注意してみないと気付かない。最初カメムシかハムシ類の卵と思っていたが、帰宅後にものの本で調べてみたところ、このような色と形と数で樹皮に産むものはナミテントウが該当するようだ。長さ1.4mm、幅0.65mm程度。
4月20日、梅田川にて
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2013.04.19

ナカスジカレキゾウムシ@梅田川

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梅田川の畔ではウワミズザクラが咲いていた。が、せっかくの大きくて白い穂状の花もどういうわけか目立たず、控え目だ。素敵な花なのに人知れず花も終わってゆく。どうしたら人気が出るのだろうか?などと見ていたら、葉に小さなゾウムシを発見。とても小さい。飛ばれないように慎重に葉を引っ張ったりいろいろ工夫して何枚か撮影できた。
口は長く黒い。口の中央やや手前から触角が出ている。触角先端は丸く膨らんでいる。頭部と翅鞘は淡褐色で、アカボシゴマダラチョウの幼虫に似た小さな棘のようなものがちらほら見える。翅鞘上部中央に黒い直線状の斑がある。翅鞘下部は暗色の横線があり、それより後ろが淡色。脚は前中後ろそれぞれに腿節が太く膨らんでいる。
帰宅後にいろいろ調べた。ヒゲナガゾウムシは口が長くない。こういう口の長いのはゾウムシなのだ。絵合わせ方式でしばし格闘の末ナカスジカレキゾウムシと判明。祝!初見
4月14日、梅田川にて

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2013.04.18

ニホンカワトンボ♂@梅田川

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ニホンカワトンボは先週初認したので、わらわらと見つかるだろうと思っていたが、現地について様子がおかしいことに気付いた。梅田川のポイントでは環境が大きく変わっていたのだ。先週の嵐の日は風だけだと思っていたが、新横浜公園が冠水するなど夜間に川の水位がだいぶあがったのだった。梅田川でも大量の水によって砂や泥があらぬところに溜まっていた。ということは羽化直前の終齢幼虫も流されたかもしれない。果たしてニホンカワトンボはこの日は一頭だけしか見ることができなかった。これはニホンカワトンボ橙色翅型♂縁紋は白である。白い不透明斑が結節付近にある。複眼がグレーなので羽化直後の未熟個体。ものの本によるとこうした橙色翅型♂の未熟個体は縁紋は白で成熟すると赤褐色になるらしい
この個体は凄く敏感で道教えよろしく2mほどに近づいては4mまで逃げ、また苦労して2m近付くと4m先まで飛ぶという具合で散々もてあそばれてしまった。最後は樹化けの術でなんとか近づけたが、だいぶ時間を使わされてしまった。
下はおまけ。キイロテントウヒメカメノコテントウ。甲虫もいろいろ出てきてうれしい。
4月14日、梅田川にて。

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2013.04.12

ツマグロオオヨコバイ@梅田川

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ツマグロオオヨコバイはよく見かける昆虫であるが、どうにも好きになれないのであまり紹介はしない。よく見れば黒い眼がくりっとしていて可愛いし、黄緑色の翅もスマートでなかなかのもんである。イケないのは黄色い頭部・胸部・前翅にある黒点である。このブチのお陰で気持ち悪さが100倍なのだ。これさえ無ければ人気100倍のはずである。たかが数個の斑点でなぜにこうも人気を下げるのか?人間の感性は人類が発生して以降の長い歴史的体験をこういう形で本能として残しているのではなかろうか。過去にこういう昆虫にいやなめにあったのかもしれない。しかし、本能というものが遺伝子のどこかに表現されているのか否かは自分には分からないが、遺伝子に表現されていなければどうやって子孫に引き継げるのだろうか.....斑点のある動物はいろいろあるが、キリン(黄色地に茶色)、シカ(茶色地に白)、チーター(黄色地に黒)、ヒョウ(黄色地に黒)は良くてなぜブチハイエナ(茶色地に黒)に人気がないのか。
昆虫ではルリボシカミキリ(青地に黒)、キボシカミキリ(黒地に黄色)、ベニカミキリ(赤地に黒)、ゴマダラカミキリ(黒地に白)、アオハナムグリ(緑地に白)は良くて何故ツマグロオオヨコバイ(黄色地に黒)は人気がないのか?
色の組み合わせなのか?皮膚病を思わせる色と形なのか?.....いや、脱線した。
ツマグロオオヨコバイは梅田川のほとりのミズキの新葉の裏側にも二組が寄り添っていた。
下はおまけ。ミツボシツチカメムシ祝!初見。とても小さく5mm程度と思われる。非常に撮影しにくかったので左手にご招待した。形だけ見ればゲンゴロウにちょっと似ている。分かりにくいが黒い背には3つの淡色斑があるのが和名の由来。
4月6日、梅田川にて
村上春樹の新作の表紙はクロスジホソサジヨコバイ♂を思わせる(笑)。
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