2016.06.07

ゴマダラオトシブミ@新治市民の森

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クリの枝先を丁寧に見て行くと赤いオトシブミを見つけた。高鳴る胸を押さえてそっと腰からデジカメを取りいだして持ち上げると、とたんにポロ
眼で追ったが下草がかなり繁茂している。覚悟を決めてしゃがみこみ草をかき分けてみる。この時期の下草は一斉に伸びたためか徒長して絡みあいなかなか手に負えない。またさらにその下の層にも草があり、さらにその下には落葉と腐葉土があり、探すべき、いやオトシブミにとっての隠れ場所は無限にあり、探すのは諦めた。
一頭いるということは他にも居るということと自分を納得させて、同じように枝先を探しまわった。しばらくして葉裏に赤い影を発見。
今度はポロをされてもいいように透明ケースを取りいだしてヤツの下にそっとささげた。次の瞬間思った通りポロ!しかし、角度が違った。真下で待ちかわえていた透明ケースの脇をかすめて赤い虫は下草の海に消えて行った。垂直ではなく角度をつけて落ちやがったのだ。単に落ちたのではなく飛んだのかもしれない。緑の視界の中で赤いイメージだけが目に残った。
....この悔しさをどうして晴らそうか。もう一度やって成功するしかない。
ということで再再度、挑戦。一枚一枚クリの花の近くの葉を丁寧にチェックしてゆく。次の樹に移り、さらに次の樹に移る。
そして、今度は黄色のゴマダラを発見。これ見たことのある奴だ。今度こそと慎重に透明ケースを構え真下からゆっくり近づけると、今度は狙った通りにケースにポロ! やったー!3度目の正直。なんだろうこのカタストロフィーは。
しばらく蓋をして観察した。ケースの内側曲面をぐるぐると歩き回っては転げ落ち、飛び立っては逆側に止まり転げ落ち、ぐるぐる歩き回る。ちょっと可哀そうなことをしているなぁ。しばらくすると疲れたのか諦めたのか動きが止まった。数枚撮影し、下草のシダの上にそっと放してやったところ、じっとしているので再び撮影。数枚撮ったところで無事に飛んで行ってくれた。疲れさせちゃったとしたら申し訳ない。ということで久しぶりにどきどきした撮影だった。ゴマダラオトシブミ
下はおまけでコイチャコガネ。翅鞘に極く短い毛があるのが分かる。
6月4日、新治市民の森にて

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2016.05.20

マツカレハ再び@新横浜公園

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前回見つけたマツカレハ幼虫を再度探してみた。そろそろ蛹になっているかもしれないと思ったからだ。するとすぐに見つけることが出来た。まだ幼虫の姿だった。そして、驚いたことに、もう一頭を近くに見つけた。その幼虫はマツの尖った葉を先端からかじっていた。2対の胸脚でしっかり葉につかまり、一心不乱に食べている。マツカレハは松の大害虫とされているので大発生した幼虫が一斉に葉を食べ始めるとあっという間に葉が枯れてしまうのだろう。我が子指での測定により体長は約60mmだった。そろそろ蛹化するように思うので次回も探してみたい。できれば蛹、成虫と見てみたい。
5月15日、新横浜公園にて

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2016.04.18

あぁ熊本城

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熊本の地震、早く余震が収まりますように。新たな被害者が出ませんように。被災者の皆さんの苦しみが早く取りさらわれますように。

写真は3年前に訪れたときの熊本城。このときは時間ができたのでとりあえず実家を出て博多駅まで来たのだった。油山か能古島あたりにでも出かけてみようかぐらいのつもりだった。駅で九州新幹線のポスターを目にしてふと熊本もいけるんじゃないかと思い立ち、するすると窓口に行ってみたところ、お得な日帰り往復券があるというのですすめられるままに購入して日帰りしてしまったのだ。東京から小田原往復するぐらいの気軽さだった。

初めてみる熊本城は黒くて精悍で力強く、見る者を圧倒する威容だった。いつになるかは分からないが必ずこの雄姿を取り戻してほしい。
2013年5月1日、熊本市にて

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2016.03.23

クイーン・エリザベス@大黒ふ頭

 横浜のチベットなどと陰口をたたかれる緑区ではあるが、一応横浜市に住んでいるため、たまには横浜港やみなとみらいに出かけることがある。そのたびに見かけるいろんな船を撮影しているうち、けっこう溜まってきた。港にはいろんな船があり、警察、海上保安庁、米海軍船、海上自衛隊の船、客船、いわゆる働く船、貨物船、豪華客船などなどだ。その中からクルーズ船といわれる大型客船を紹介していきたい。しばらくは毎水曜日に。
 船のデータについては驚くほどデータベースが整備されていて、すべての船は国際海事機関によりIMO(International Maritime Organization)番号という固有の7ケタの識別番号が振られている。船のマイナンバーかな。これさえ分かれば、船のサイズからいつどこで建造されたか、いまどこに居て、どこから来てどこに向かうのか、そして現在の喫水などまで、だいたいのことは即座に分かるようになっていてびっくりした。
 さて、まずは先日大黒ふ頭までわざわざ出かけて行って見たクイーンエリザベス。大桟橋に入ってくれればよいのに大黒ふ頭などという無骨な僻地に停めるものだから、たどり着くのにえらく苦労した。横浜大桟橋に着けるには横浜ベイブリッジをくぐらねばならず、その高さ制限(55m)を超える高さの超大型客船は大黒ふ頭に着けざるを得ないのだそうだ。ベイブリッジのロープ(?)を少しずつ短めれば10mぐらいは高さを上げることができるのではないかと思うのは素人の浅智慧だろうか(笑)。

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船名       :Queen Elizabeth クイーン・エリザベス (3代目)

IMO        :9477438
船籍       :バミューダ
運航会社:キュナード・ライン
総トン数 :90,900トン
全長       :294m
全幅       :32.25m
喫水       :8.1m
巡航速度:23.7ノット
乗客定員:2081人
乗組員数:996人
就航       :2010年10月
改装       :2014年
造船       :イタリア

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2016.02.23

15kmキロ5ペース走の心拍数

最近やっとキロ5で15km走れるようになってきた。グラフが3本得られたので紹介したい。いずれもほぼキロ5ながら、2月4日は若干速くキロ450だったためか心拍数がやや高い。11日と21日はほぼ同じでキロ455。心拍数も同じ。10kmと比べてもだいたい同じ程度。20kmや30kmもやってみたい。

Hr160204
キロ450。平均心拍数157、最高心拍数168。10kmまでほぼ162以下。その後オーバー162。
1月27日と似たペースだが、最後の3kmでだいぶ上げたにもかかわらず心拍数はかなり低い。体感的にはかなりきつかったのだが。

Hr160211
キロ455。平均心拍数154、最高心拍数165。ほぼ全体に162以下。最後もペースを上げなかったため最後までフラット。心拍数は低かったが体感的にはあまり余裕なかった。

Hr160221
キロ455。平均心拍数154、最高心拍数165。2月11日とほぼ同じペース、同じ心拍数となった。この日も最後までほぼ一定のペースを維持したので最後までフラット。ただ、本当は20km走ろうと思っていたのだが、集中力が続かず、きつかったこともあり15kmで終わりとした。

さて、記録が残っている分の中から15km走のデータを集めてみたところ2004年以降で160回ほど見つかった。そのうちタイムの良いものとして1:15'00"(キロ5)を切ったものをリスト化してみた。32回あったので1/5か。

タイム,平均心拍,最高心拍,年月日,コース
1:09'01",158A,177M   ,2011/1/2,新横往復+3周
1:09'32",168A,183M   ,2009/10/24,皇居3周
1:10'07",169A,183M   ,2013/3/3,新横往復+3周
1:10'18",166A,181M   ,2011/2/6,新横往復+3周
1:10'20",168A,180M   ,2013/2/23,新横往復+3周
1:10'38",164A,180M   ,2011/1/29,新横往復+3周
1:10'40",167A,193M   ,2012/2/18,新横往復+3周
1:10'46",170A,204M   ,2010/1/11,皇居3周
1:11'14",166A,182M   ,2013/1/21,皇居3周
1:11'27",166A,175M   ,2011/1/10,新横往復+3周
1:11'53",165A,182M   ,2013/2/14,新横往復+3周
1:12'17",168A,182M   ,2010/11/17,皇居3周
1:12'39",161A,175M   ,2010/12/19,新横往復+3周
1:12'42",157A,168M   ,2016/2/4,新横往復+3周
1:12'42",162A,181M   ,2011/12/17,新横往復+3周
1:12'47",158A,173M   ,2011/2/12,新横往復+3周
1:13'15",161A,177M   ,2012/2/12,新横往復+3周
1:13'29",161A,174M   ,2016/1/27,新横往復+3周
1:13'44",165A,180M   ,2012/12/6,新横往復+5km
1:13'50",154A,165M   ,2016/2/11,新横往復+3周
1:13'51",162A,178M   ,2015/11/21,新横往復+3周
1:13'57",154A,165M   ,2016/2/21,新横9周
1:14'01",161A,179M   ,2012/1/7,新横往復+3周
1:14'04",162A,183M   ,2013/11/17,新横往復+3周
1:14'08",159A,172M   ,2015/2/14,新横往復+投擲場11周
1:14'15",165A,181M   ,2007/12/2,新羽橋往復
1:14'28",166A,180M   ,2014/1/11,新横往復+3周
1:14'30",162A,177M   ,2015/12/19,新横往復+3周
1:14'42",159A,179M   ,2011/12/18,新横往復+5km
1:14'44",162A,184M   ,2013/2/11,新横往復+3周
1:14'49",160A,?         ,2013/10/27,新横往復+3周
1:14'53",154A,168M   ,2015/11/28,新横往復+3周

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2016.01.24

10kmぺース走の心拍数

 愛用のラン用ウォッチARESGPS心拍数の計測が出来る。この機種の前に使っていたセイコーパルスグラフでも同様に心拍数を計測することができていた。心拍数は運動の強度を客観的に測る目安である。自分できつかったと感じたとして、ものすごくきつかったのか、ややきつかったのか、最後だけきつかったのか、最初からずっと苦しかったのか?こういうきつさ苦しさを客観的に表現するための方法は他にないと思う。
 最近10kmキロ5分のペース走をよくするようにしている。11月以降の9回の10kmペース走のうち8回は心拍数のデータがとれているのでグラフにして紹介したい。タイムはだいたい48分半ぐらいだが、47分を切ったものや49分後半のものもある。平均心拍数も149から166まであり、だいたいそろっているようで微妙に違いもありなかなか味わいがある。
 下のグラフを見ると分かるが、最初の1kmほどで心拍数の計測があきらかに不安定になっていることがある。空気が乾燥しているため胸に巻くハートレイトモニターの肌への接触が不十分だったためと思われる。それでも走り始めて汗が出てくるとしっかり計測できるようになる。最初から水で濡らしておけばよいだけのだが、忘れてしまうのだ。
 心拍数162のラインを目安として太い黒点線で明示してみた。ARESのPCソフトが自分の年齢などから勝手に設定してくれた心拍数の目安によると、126から143までが中負荷、144から162までが高負荷となる。162を超えると最強負荷ということになる。ハーフ以上の距離の場合は高負荷程度(162以下)を維持しないと最後まで持たないと想定されるそういう限度なのだろう。実際10kmをキロ5分ぐらいで走るとだいたい平均心拍数は162程度になる。というわけで自分の心肺機能ではキロ5分でマラソンを走りきることはたぶんできないのだ。悲しいが自分の体感もこの通りである。自分にとっては10km程度の短い距離をキロ5分を少し切るぐらいのスピードで走るのが適当なトレニングになっていると思う。さて、この162のラインとの関係を見ると各ランの強度が分かる。キロごとのタイムも入れてみた。

Hr151103
最初の5'10"が緩いのでグラフの立ち上がりがなだらか。後半はずっと162を超えている。最後の4'34"でだいぶ上がっている。前半は162以下、後半は162以上。

Hr151107
最初から正しいペースで始めたので立ち上がりが鋭い。5'3"。その後ほぼ一定のペースで走り、ラストも上げなかったので最後まで162以下を保てた。平均156がかなり低め。

Hr151123
5キロめでどういうわけか4'38"と上げてしまったので162を超えている。最後の3キロをだいぶあげてしまっていて心拍数もご覧のとおりだいぶ上昇している。前半は162以下だが後半は162以上。

Hr151212
最初がかなり遅い5'22"で入ったためか、前半は162以下。後半はだいぶペースを上げ最後1キロは4'17"だが、162を超えた部分は少ない。中盤まで162以下、最後だけ162を少し超えた。この回が一番タイムが良く、平均心拍数も低め。

Hr151226
いきなり4'44"とかなり速く入ったため2キロめ以降4'55"程度なのに162以上を保ち、しかもずっと上昇傾向。最後は再び4'30"にあげて186まで上昇。平均値166は一番高い。

Hr160101
入りが5'11"と遅く、以降も5'00"程度を維持して上げなかったため終始162以下を保っている。平均値149は一番低く、最大値160は一番低い。

Hr160109
最初から4'56"と正しいペース。中盤以降は4'50"を切るぐらいのやや速いペースのため徐々に上がる。最後4'43"。最初から緩やかなビルドアップで、グラフも右肩上がり。前半162以下後半162以上。

Hr160116
最初1キロは正しいペースで入ったが、明らかに心拍数の計測値が異常なのでここで記録していた最大値は無視し、最大値は最後の1キロの165とする。最後の4'36"で162を超えるが他は162以下を保つ。平均値155はかなり低め。

以上の8パターンを比較・分析していろいろなことがいえると思うが、それは割愛して、とりあえず言えることはこうだろう。
 心拍数を低く抑えるには、最初の1キロを10秒ぐらい遅いペースで入って、あとは一定ペースを守ればよい。最初の1キロのペースは後々まで響く。
 今回は10kmだったが、このペースで15kmとか20kmとか走った時にどこまで維持できるのか。あるいはペースをキロ5'10"ぐらいにするとどう変わるのか?5'20"だとどうか?などいろいろと調べてみたいことが湧いてきて、自分の体を使って様々なデータをとってみたくなっている(笑)。
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最近の10kmキロ5ペース走一覧
date          ave , max ,time  , コース
2015.11.03 162A,180M,48'56",日産スタジアムトラック
2015.11.07 156A,165M,49'43",日産スタジアムトラック
2015.11.23 160A,178M,48'07",新横浜公園往復
2015.12.08  未   , 未   ,48'28",大濠公園
2015.12.12 156A,175M,46'59",新横浜公園往復
2015.12.26 166A,186M,48'19",日産スタジアムトラック
2016.01.01 149A,160M,49'35",新横浜公園往復
2016.01.09 160A,171M,48'29",日産スタジアムトラック
2016.01.16 155A,165M,48'27",新横浜公園往復

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2015.12.14

不明卵?繭?はアオムシコマユバチの繭@新横浜公園

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  新横浜公園ウンリュウヤナギの樹皮をチェックしていて見つけたのが上の黄色い繭のようなもの。第一印象は繭だったが、ものすごく小さくしかもたくさんくっついて並んでいる。ということは繭ではなくて卵かな。しかしこういう繭型の卵など存在するのか?そしてそばに別の卵?繭がもう一つあり、緑色のイモムシ型幼虫がそばにいる。この卵が孵化した幼虫なのか、それとも全く関係ないものか。幼虫はそばにもう一頭いたので二頭いたことになる。
  虫の卵ハンドブックやネットでいろいろ調べてみたが、このような卵は該当がないようだ。幼虫も調べてみたが、似たものがたくさんありすぎて決め手がなくてこちらも降参。というわけで自分にはさっぱり分からないので、もし分かる方がいらしたらコメント募集いたします。なお、アキアカネは一頭だけだがまだ見ることができた。そろそろ終認が近いかもしれない。
12月12日、新横浜公園にて
※追記。12/15
黄色い繭状のものはアオムシコマユバチの繭。イモムシは寄生の被害にあったモンシロチョウ幼虫と思われます。アオムシコマユバチはモンシロチョウの幼虫に寄生する小型のハチで、若齢幼虫の時に成虫♀ハチに産卵され、体の中で卵が孵化し幼虫が育ち、やがてハチの幼虫が体を喰い破って出て来て、近くでまとまって繭をつくるという生活史のようです。モンシロチョウの幼虫は蛹化できずにこのまま死を迎えるようです。驚異の自然のワンシーンだったことにびっくりです。情報を寄せていただいたsakuraiさん、ありがとうございます。

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2015.11.03

10月度ランまとめ

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 10月度は金哲彦さんの練習メニューに沿った前半と、横浜マラソンに落選して目標を失いメニューに沿わなくなった後半で走り方がガラッと変わってしまった。だいたい、土日はもちろん走るとしても、平日に三日も四日も走るなんてそもそも無理だったのだ。いや、自分よりも時間的に余裕がないのにそのオリジナルメニューに忠実に従って結果を出しているランナーがいることも分かってはいるが、自分の覚悟が足りなかった。自分としては平日は水曜日に一日だけの練習というのが精いっぱいなところだった。金トレ以外の練習法もいろいろと仕入れたので、自分に適したやり方を今後探っていきたい。
 自分が主に走っているのは自宅から新横浜公園までの往復と公園内を組み合わせたコースが多いが、今月は新横浜公園内の日産スタジアムとなりにあるXSPOT(クロスポット)というスポーツショップを利用したのでそれに触れたい。XSPOTは数は少なく小さく狭いながらも一応ロッカーとシャワーがあり、いわゆるランステとして利用できる。しかもたったの300円。そして、ランシューズを無料レンタルしてくれるのだ。いろんな種類から選び放題というわけではないがASICSのターサージール2(虎走)を3度ほどレンタル利用してみた。ふだん履いているのはミズノのウェーブLSD3でこれも軽いのだがジール2はさらに劇的に軽く、底が薄めで小さなパターンが並ぶ。白だったこともあって最初の印象は「な~んか運動靴っぽくねぇ?」だった(笑)。しかし、これで走ってみるとかかとが絶妙にフィットし、妙に脚が軽く、いつになく回転が速くなり、膝が上がり、着地している時間が凄く短くなるので、自然とスピードが出るのだった。このため、もう少しゆっくり走って15km走るつもりが速く走り過ぎて10kmしか持たなかったのは逆に大誤算で、ちょっと気をつけねば。シューズがちょっと違うだけでこんなに走りも変わるものかと驚いた。ただ、このシューズは底の劣化が速く、そう長持ちはしないらしいと。え~それは困る。またサブ3ぐらいの上級者用シューズということだった。なんと!そゆことかぁ?とはいえこれで速くなるのだったら初心者でも中級者でもどんどん利用したらいいと思う。XSPOTのお兄さんと相談した結果、中級者の練習用ならASICSライトレーサーTSというのをお勧めされた。残念ながらこれのレンタルは無かったので一度ららぽーとのゼビオ(XSPOT利用のたびに割引券をくれるので)などで試してみたいと思う。ミズノウェーブLSD3は耐用年数をとっくに超えている(シューグーで騙し騙し延長使用中)ので早いことシューズを新調したい。
 さて、10月度のランはこれまでになくバラエティに富んだものになり合計169kmで、自分としてはなかなかの距離となった。ただ、月間走行距離にはまったくこだわりがないのでこれはただの結果の数字である。写真3枚めに月末のインターバル走の時の心拍数のグラフを掲載してみた(追記。グラフにタイムを入れてみた)。ノコギリ型をしている。10回分きちんと走れるようなタイムを探りながら実施した。400mx10本でレストは200mとした。トラックで実施するためこれが分かりやすいと考えたのだ。かなりきつかったが中高生の陸上部その他がたくさん練習していて、非常に刺激をもらいながら頑張って最後まで走り終えることができた。結局いまの自分の実力では400mインタバル10本は1'43”程度が適当なことが分かった。日産スタジアム内トラックは(スタジアム外側もだが)張り出した屋根の影響かGPS電波の受信状況はあまり良くないことも分かった。
 恒例の体重減少量は、以下のとおり。
   ラン距離    減少量
   21km          1.4kg
   20km          1.9kg
   16km          1.5kg
   15km+Bike  1.1kg
   13km+Bike  0.8kg
   12km          1.2kg
   11km+Bike  1.1kg
   10km+Bike  1.0kg,1.0kg
   10km          1.2kg,0.9kg,0.5kg,0.4kg

 早朝の涼しい(あるいは寒い)時間帯などには体重減少量はついに1.0kgを切るようになってきた。発汗量が激減するからだろう。発汗が減ると脱水も減り、また発汗のためのエネルギーも少なくて済むのでランが楽になる。エアコンを切れば車の燃費が上がるのと同じだ。上のラン距離の+Bikeというのは新横浜公園までの往復10kmをマウンテンバイクで走った運動を含むという意味である。

以下10月度ラン記録(タイムの青数字はキロ5分を切ったもの)
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10月2日(金)午前、曇り、涼しい
コース:日産スタジアム外周路4Fを10+2/3周
距離:10km、レースペース走
タイム:49'31"(25'01",24'30")
平均心拍数:157、最高心拍数:179
体重:○4.1kg⇒○3.1kg、減少量:1.0kg(バイク往復10km含む)
おまけWS1本、※XSPOTでasicsターサージール2をレンタル使用

10月3日(土)午後、晴、日影で涼しい
コース:日産スタジアム外周路1F16周
距離:15km、LSD
タイム:1:32'14"(30'25",30'25",31'24")
平均心拍数:136、最高心拍数:144
体重:○3.5.kg⇒○2.4.kg、減少量:1.1kg(バイク往復10km含む)
おまけWS4本1km4'45"

10月4日(日)午後、晴、日影で涼しい
コース:日産スタジアム外周路1F10周+小机フィールド5周
距離:13km、JOG
タイム:1:10'00"(27'13",26'12",16'35)
平均心拍数:152、最高心拍数:162
体重:○3.4kg⇒○2.6kg、減少量:0.8kg(バイク往復10km含む)

10月9日(金)早朝、快晴、日の出前後で肌寒い
コース:新横浜公園往復
距離:10km、JOG
タイム:54'27"(27'47",26'40")
平均心拍数:134、最高心拍数:149
体重:○3.7kg⇒○3.2kg、減少量:0.5kg
おまけ階段ダッシュ1本

10月10日(土)午後、曇り、涼しい
コース:かまくら道で常盤台公園往復(坂多し)
距離:12km、クロカン
タイム:59'57"(26'04",24'29",9'22")
平均心拍数:158、最高心拍数:168
体重:○3.8kg⇒○2.6kg、減少量:1.2kg

10月11日(日)午後、曇り、涼しい
コース:日産スタジアム外周路9周+α+往復
距離:20km、持久走
タイム:1:47'02"(26'58",26'13",26'10",27'41")
平均心拍数:150、最高心拍数:160
体重:○3.9kg⇒○2.0kg、減少量:1.9kg

10月12日(月)午前、心地よい秋晴れ
コース:日産フィールド小机 
距離:421.95m
1/100フルマラソンレピティション走
タイム:1'32"

※右太もも上部を軽く肉離れ
コース:新横浜公園往復
距離:10km、JOG
タイム:54'13"(27'24",26'49")
平均心拍数:148、最高心拍数:168
体重:○3.2kg⇒○2.0kg、減少量:1.2kg

10月18日(日)午後、晴、涼しい
コース:日産スタジアム外周路1F10周+α
距離:10km、スローJOG
タイム:1:1'19"(30'24",31'55")
平均心拍数:131、最高心拍数:137
体重:○4.0kg⇒○3.0kg、減少量:1.0kg(バイク往復10km含む)

10月21日(水)朝、晴、日の出前で涼しい
コース:新横浜公園往復
距離:10km、JOG+最後ビルドアップ
タイム:54'01"(28'03",26'58"=5'22"+5'25"+5'13"+5'10"+4'48")
平均心拍数:141、最高心拍数:164
体重:○3.8kg⇒○2.9kg、減少量:0.9kg

10月24日(土)午前、晴、涼しく心地よい
コース:新横浜公園内1kmコース+α
距離:5.48km、1000mインターバル走4本、レスト210m
タイム:27'18"(4'52"JOG,4'30",1'30",4'31",1'29",4'25",1'32",4'27)
平均心拍数:159、最高心拍数:178
コース:新横浜公園内910m周回コース6周
距離:5.46km、JOG最後はスピードアップ
タイム:28'11"(4'54",4'50",4'40",4'40",4'38",4'29")
平均心拍数:167、最高心拍数:189
体重:○3.2kg⇒○2.1kg、減少量:1.1kg
(バイク往復10km含む)
※XSPOTでasicsターサージール2をレンタル使用

10月25日(日)午後、晴、心地よい
コース:新横浜公園内と往復
距離:21km、JOG120分走(ちょっと足らず)
タイム:1:57'40"(28'04",27'43",27'53",28'33",5'27")
平均心拍数:147、最高心拍数:161
体重:○2.8kg⇒○1.4kg、減少量:1.4kg

10月28日(木)早朝、くもり、心地よい
コース:新横浜公園往復
距離:10km、JOG
タイム:54'19"(27'50",27'29")
平均心拍数:138、最高心拍数:156
体重:○2.8kg⇒○2.4kg、減少量:0.4kg

10月31日(土)午後、曇り、やや肌寒い
コース:日産スタジアムまで往路
距離:5km、スローJOG
タイム:30'12"
平均心拍数:133、最高心拍数:147

コース:日産スタジアム内トラック
距離:6.2km、400mインターバル10本、レスト200m(最初だけ400m)
タイム:31'43"(2'39",1'47",1'12",1'41",1'19",1'40",1'18",1'46",1'17",
1'43",1'19",1'43,1'23,1'43,1'22",1'40",1'27",1'40",1'27",1'40")
平均心拍数:156、最高心拍数:173

※XSPOTでasicsターサージール2をレンタル使用
コース:日産スタジアムから復路
距離:5km、スローJOG
タイム:30'32"
平均心拍数:140、最高心拍数:153

おまけ階段ダッシュ
体重:○2.9kg⇒○1.4kg、減少量:1.5kg

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2015.10.24

1/100フルマラソン@日産フィールド小机

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 来年の春に行われる横浜マラソン2016の盛り上げ企画として「世界記録に挑戦!1/100フルマラソン」 というのが新横浜公園の日産フィールド小机で開催された。「1/100フルマラソン」という矛盾した表現で分かりにくいが要は42.195kmの1/100である421.95mというだいたいトラック一周分を走ってそのタイムを100倍してフルマラソンのタイムに換算してみようという企画である。面白そうだったので即座にメールで申し込んでおいた。さて、自分は421.95mをどれくらいのタイムで走れるだろうか。なかなか想像もつかないので過去のログから、距離のはっきりわかっている400mトラックの記録を漁るとこういうのが出てきた

2008/9/14 日産スタジアム  20周8kmで39'03" 1'57"平均
2008/9/27 日産フィールド小机 1'18",1'23" レピティション2本で果てる
2008/9/28 日産フィールド小机 1'32,1'30,1'26,1'27 インタバル4
2008/10/4 日産フィールド小机 1'35,1'34,1'32,1'30 インタバル4
2008/10/19 日産フィールド小机 1'40",1'39",1'34"
2008/12/28 日産スタジアム     1'40"ペースで6周で果てる
2009/1/31  日産スタジアム  25周10km2'00,1'59,1'55,1'59,1'57,1'58,1'59,1'56,1'57,1'58,1'57,1'58,1'57,
1'57,1'57,1'57,1'56,1'56,1'55,1'57,1'55,1'54,1'58,1'56,1'30

2009/5/17  日産スタジアム  10周4km
で:1'47,1'48,1'45,1'47,1'43,1'49,1'49,1'45,1'42,1'40
2013/7/28 4.8km 400mを2分ペース。きつく12周でダウン

 む~。7年前はなぜこんなに頑張れていたのだろうか。2008年と言えば第二回東京マラソンを2月に走っている。第三回への出場を目指して練習していたのかもしれない。その後はほとんどトラックを走っていない。キロ5分ペースだとトラック一周は2'00"、インターバル走として頑張って90秒程度、最高記録が78秒というレベルだ。だがだいぶ前の話。ところでマラソン世界記録は2:2'57"なのでこれを1/100すると73.77秒。自己最高記録が78秒なので頑張れば可能性がないわけではない。だが、78秒で走った時の苦しさからするとこれは容易なことではなさそうだ。過去の記録から妥当なところで400mを90秒とすると20mは4.5秒なので421.95mではだいたい95秒となるので、これを目安にしよう。そうするとこれを100倍すると9500秒=2:38'20"ということになるなぁ....マラソントップランナーって自分の全力疾走よりも速いんだ...てなことを事前に妄想していた。
 レース当日10月12日の秋晴れの日、黒王号で参加しに行ってきた。日産フィールド小机に久しぶりに足を踏み入れると美しい芝生が青々としていて素晴らしい。テントの受付でスマホでメールを見せ、番号を確認し、500円を支払い、シューズに付けるチップを受け取る。朝10時スタート組の大勢のランナーがすでにうじゃうじゃしていた。421mという微妙なコースは、通常のトラックのスタート地点を外側に広げたような形で実現されていた。こうすればゴール地点と干渉せずに続々と進められる。若手お笑い芸人らしきトークで賑やかに進められ、一回に数人づつがスタートしてゆく。マラソンペースでゆっくり走るランナーもいれば、激走して途中で果てているランナーもいる。肩掛け鞄の普段着のランナーもいて、なかなかバラエティに富む。だいたい何秒ぐらいで走っているランナーが多いのかなどまったく分からないままどんどん進行し、最後の方で自分の番が巡ってきた。自分は一番外側のレーン。同時にスタートするのは普段着姿のお母さんとお父さんと女の子の仲のよさそうな家族。自分だけがランナーのいでたちだ。ということなら同走人たちは一切無視して自分だけで激走してやろうと構え、よーい、ピッで旗が振られてスタートした。
 普段の走りとは全く違うスピードで走り出すと、走り方が分からず、いや体の動かし方の加減が分からずぎくしゃくした感じになるのはいつものこと。視界の左端に小さな影が入る。小学校低学年ぐらいの女児だ。えっ?なんだ。ものすごく回転数の速い走りですっと前に出る。体が軽いので加速しやすいのか。思いっきり腕を振って速度を上げる。女児が少し前に出る。その差2m。お~。差が開くではないか。いかんぞいかんぞ。なにくそ。内側のレーンを女児は驚くべきスピードで駆けてゆく。徐々に差が開く。あ~~ちぎられるぅ。う、嘘だろ、嘘だろ。負けじと追いすがる。バックストレートに入り女児との差が3m程度で一定になる。女児の激しい息遣いが聞こえる。お、追いつきたい。こんな小さな女子に負けるわけにはいかんと必死で頑張る。200m付近で女児のスピードが少し衰えるのが分かった。それ!今だ!追いつき追い越せ!第三コーナーあたりで遂に追い抜くと、なんと今度は目の前に別のランナーが出現。ゆっくり走っている。えっ?なにごとだ。自分たちの前の回にスタートした組のランナーだった。第四コーナーでこれを追い抜くともう限界だった。呼吸が間に合わず、一歩一歩に力が入らなくなってくる。あ”~売り切れたぁ。スピードをなるべく落とさないよう維持したままなんとか頑張ってへろへろの表情でゴールまでたどり着いた。
  ゴール後はしばらく動けず、ゼーゼーの呼吸がおさまるまでアンツーカーに座り込んだ。今頃になって腕が痺れてきた。子供相手に大人げない走りをしたが、これは本能なのでしかたない、とにかく勝てて良かった、などとぼぉっとした頭で考える。すわったまま震える指でなんとか計測チップを外し、テントの機器で読み込んでもらうと即座に完走証が印刷された。それも2枚。
 公式記録は1分32秒と。
 完走証の1枚は大きな記録掲示パネルに貼るためのものだったので、該当するフルマラソンのタイム2時間33分20秒の辺りに貼り付けた。10時の回はいつの間にか終わっていたようだ。水を飲み、ゆっくり休んでから、展示されていたかっこいいラン用車いすを見て(持ち上げるとものすごく軽くてびっくりした)、素敵な若い美人スタッフに乗ってみますか?と勧められたが、ちょっと考えて、あまりに疲れていて妙な姿勢を取るとどこかが今にも攣ったりしりそうだったので残念ながら丁重にお断りして、会場を後にした。外ではいろんなお祭りが催されていて、グループでハワイアンなど踊っていた。
 記録証はクリアファイルに入れて、ランTシャツの胸に入れて黒王号で帰宅した。風がとても気持ち良かった。帰宅後、このままシャワーして着替えるのはもったいないので再び走りに出かけ、ゆるジョグを10㎞ほどしたが、体がものすごく重く、20km走った後のような感じだった。たったの421mだったのに体にものすごい負荷を与えたことがはっきり分かった。
 記録は92秒だったので、まあ、だいたい事前の想定通りのタイムだった。これくらいの記録のランナーが一番多かったらしく、中級ランナーの典型レベルということが判明した。ただ、今回も実感したが、短距離走は走る技術が大きなウェイトを占めるようなので走り方をもっと練習すればもっとタイムは伸びそうだという印象だ。いやいや、絶対やらないけど。それから、10時の回の最高記録は59秒だったそうで、これは100倍するとなんと1:38'20"になり、ものすごい世界記録に該当するのだった。すごすぎる。しかし、冷静に考えれば400mの世界記録はマイケルジョンソンの43"18。これから換算すれば1:15'55"となるので短距離・中距離あるいはマラソンランナーだって421mだけなら世界記録は容易に出せることは明らかなのであった。
  最後に、この421mのダッシュにより右太もも前面上部に軽い肉離れをしているらしいことに10kmジョグの後で気づき、結果的にはその後5日間ランオフの刑となったのであった。その後は問題なく走れているので大事には至らずほっとしている。
10月12日、日産フィールド小机にて

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2015.09.20

痛風治療について

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 自分にはいろいろと持病というものがある。花粉症、強度近視、老眼、緑内障、アテローマ、十二指腸潰瘍(痕跡のみ)、腎結石(5mm)、上顎洞炎、脂漏性皮膚炎、痛風などだ。今回はその痛風のことを書きたい。
 下に健康診断での血中尿酸値(UA)の値の推移を載せたので分かると思うが、20年以上前から高尿酸血症だった。稀に7.0を切ることはあったが基本的に7.5以上、最高8.6だ。男性が感じる最高度の激痛ともいわれる痛風発作をいつ起こしてもよい状況だ。だが、幸いにも痛風の発作は経験していなかったので何の治療もしてこなかった。
 2011年9月の値(矢印①)を見てほしい。5.3。これ正常値である。いったい何があったのか?
 遂に治療を開始したのだ。2011年の年初に初めて小発作を経験したのだ。これまた幸いにも激痛ではなくしくしく痛む程度だったのだが、右脚親指の付け根というどんぴしゃの部位だったのですぐに痛風発作と分かった。このため、整形外科(神経鞘腫を手術してもらった同じ病院の同じ科)で見てもらい、薬物治療を開始することとしユリノームという薬を処方してもらった。腎臓でいったん排出した尿酸を尿管から再吸収するのを阻害するという機序の薬だ。これを始めたのが2011年2月ごろ。
そして人間ドックがあったのが半年後の9月。数値を再度見てほしい。こんどはGOT,GPT,γGPTの数値を(矢印①)。
 尿酸値が正常になったのに引き換え、肝機能が異常値を示している。人間ドックの結果ではなんと「肝機能障害」と指摘された。過去の肝機能の数値を見てほしい。異常値を示したことはたった一度だけである。本人はまったく不具合を感じなかったのでただただびっくりだった。どうしたことか。一体何故だ。急に酒乱になったわけでもなく、何かの病気をしたわけでもない、まったく心当たりがないのである。この数字を前にして、整形外科の主治医といろいろ頭を悩ませた結果辿りついたのが、ここ半年で新しくのみ始めたユリノームによる副作用の可能性だ。この薬を飲み始めたことだけしか生活に変化がまったくなかったからだ。いろいろと調べた結果、劇症肝炎で死亡例が出ていることまで分かった。より詳しく調べるために整形外科から内科に移され、結局はユリノームを止めることとなった。
 翌年以降、尿酸値も肝機能も前と同じように戻ったのが分かるだろう(矢印②)。肝機能が戻らなかったらどうしよう。肝炎から肝硬変、肝臓ガンなどに推移したらどうしようなどと大変不安になっていたので回復して本当にほっとした。この時、薬の副作用の恐ろしさを初めて実感した。
 この当時いろいろと痛風について調べ、こんな素晴らしい研究結果に出会うことができた。自分の体を使った実践的・専門的研究であり、この納光弘先生には大拍手を送りたい。痛風持ちの人は是非読んでみてほしい。ただ、出来うるならば、10年以上たつので新薬についても研究してもらえたら嬉しいところ。
 その後も、小発作は時々あったが幸いなことに激痛は感じなかったので、薬なしで我慢していた。しかしやがて、小発作の間隔が縮まり(5/18,5/20,6/4,6/7)、中発作(5/20)も出るようになった今年初夏、ついに観念して、別の専門医を訪れた。ユリノームによる肝炎のことも含め、過去のすべての測定値を携えて。血液検査・尿検査・足や手のレントゲン検査など行い、話をじっくり聞いてくれてから、いい薬が出てるんですよ。試してみましょう。と言って処方されたのが帝人ファーマ『フェブリク』である。尿酸の体内での生成を抑制する機能を持つ新薬だ。これの10mgをのみ始めたのが6月。
痛風は山に大量に降り積もった雪が耐えられなくなって雪崩を起こすことに例えられる。降雪量が尿酸値だ。降雪量がいかに高くても雪崩が起きなければ発作は起きない。薬を飲むと各所の関節に溜まった尿酸結晶を溶かす。高く積もった雪が高温に晒されると一気に解けて雪崩を起こすのと同じように薬によって急に尿酸値を下げ過ぎてはいけない。却って発作を起こすからだ。高く積もった雪は徐々に徐々に年単位の期間をかけて融かす。したがって、フェブリクの処方は10mgから20mg、そして40mgと数値を見ながら徐々に上げてゆく。目標尿酸値は6.0未満だ。
 フェブリクを飲み始めるときはこうした発作予防のためコルヒチンも飲んだ。ひと月して血液検査してみたところ、6.1とpretty goodな数字になっていた(矢印③)。また肝機能を含めて他の数値に異常は見られず、体調も問題なかった。副作用なしというのは嬉しい。20mgに上げるかどうかひとしきり悩んで主治医はさらに2ヶ月10mgで行ってみましょうということにした。コルヒチンはなしにし、少し余っていたコルヒチンは発作の予感を感じた時に飲む発作予防薬としてとっておくこととなった。
  そしてこの9月、2ヶ月たったので通院したところ、UAが5.8とexcellentな値になっていた(矢印④)。また前回少し気になったTG(トリグリセライド:中性脂肪)も正常値になっており(これを確かめるため今回は朝食抜きにした)、薬害の兆候も見られないことから、フェブリクで問題なし。また薬の量についても自分の場合はフェブリク20mgや40mgへ増やす必要はなく10mgで十分であろうということで、また今後2ヶ月10mgで様子を見ることになった。このままUAがアンダー6を保つならばフェブリク10mgをず~っと飲み続けるということになるのだろう。ということで痛風は新薬フェブリクのおかげで一件落着となった模様。

UA正常値:4.0~7.0
GOT正常値:10~34
GPT正常値:5~46
γ-GPT正常値:8~61

検診日       UA    GOT GPT γ-GTP
2015年9月   5.8←④  28 21 25 
2015年7月   6.1←③  27 20 23 
2015年6月   8.0    - - -
2014年10月  7.4    31 28 19
2014年7月   6.8    29 18 23
2013年10月  8.5    29 27 23
2012年7月   7.6    35 30 22    ←②
2011年12月 8.2   39 35 62
2011年9月   5.3    91 164 70  ←①
2010年9月   7.3    24 18 21
2009年10月 7.9    23 19 22
2008年8月   7.4    21 21 21
2007年10月  7.6    21 20 20
2006年9月   6.9    21 20 21
2005年9月   7.8    41 25 24
2004年9月   7.6    20 21 21
2003年12月  7.2    - - -
2003年9月    8.0    19 15 14
2002年9月   7.7    19 13 12
2001年9月   8.6    22 19 13
2000年9月   6.9    23 17 14
1999年9月    7.3    21 16 13
1998年9月    8.6    26 17 13
1997年6月   -       - - -
1996年6月   -      23  20 15
1995年6月   -       - - -
1994年5月   7.5    21 15 14

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