2016.06.24

コクワガタ♂@福岡

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 福岡の実家で庭作業をした。長靴をはき、作業着姿で、草むしりや枝の剪定、雑木の抜倒、落葉の掃除などを汗びっしょりになりながら襲いかかる蚊に刺されながらがまんして作業した。オオシオカラトンボタマムシツチガエルなどちらちら見ながら。そしてクワガタが出たのでポケットからデジカメを取り出して撮影した。こういう形のクワガタはまことに苦手だ。
 触角の第一節が長く、第二節で直角に曲がる。小楯板の縦横比がほぼ同じ。前胸背板に凹みがない。中脚、後脚の脛節外側の棘は1本。前胸腹板の前脚基節間の盛り上がりが尖らない。大顎の内歯はごく目立たずほぼ中央にある。前翅(翅鞘あるいは甲)にはツヤはなく細かい点刻がある。以上の特徴からコクワガタの中型♂ではないかと思う。見る人が見れば一目で分かるはずだが、自分にはわからないのでものの本に従い識別点を並べると上のようになるのだろう。ちなみにコクワのバックはイボつき軍手(笑)。
 さて、何箇所も蚊に刺されたが、2時間後にはまったく痒みはなくなっていた。どういう仕組みなのか不明だが。念のために液体ムヒを塗っておいた。
6月18日、福岡県にて

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2016.05.24

オバボタル♀@新治市民の森

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オオオバボタルなのかオバボタルなのか識別に悩んだが、オバボタルとしておく。オオオバは前胸背板の赤斑が大きく、黒縁がほぼ一定の幅で推移するのに対してオバボタルでは黒縁の幅が一定でない点で異なる。
さて、もうひと月ほどで見ごろを迎えるホタルであるが、今回いろいろ調べているうち、ホタル科の中には○○ホタルというホタルがいないことに気付いた。すべて○○タルなのだ。そうこうするうち、ゲシュタルト崩壊が起こってしまい、ボタル、ボタル、ボタルっていったい何?そもそも何語?というような感じになってしまった(笑)。

ついでに他にも同様の例があることに気付いた。カモ、カメ、クモなどすべて○○ガモ、○○ガメ、○○グモと濁る。以下思いつくままにあげてみると
濁る例
カメ⇒○○ガメ イシガメ、クサガメ、ミシシッピアカミミガメ、ワニガメ
カモ⇒○○ガモ コガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、オカヨシガモ
ハト⇒○○バト アオバト、キジバト、シラコバト
カラス⇒○○ガラス ハシブトガラス、ミヤマガラス、コクマルガラス
ツル⇒○○ヅル マナヅル、ナベヅル、カナダヅル、クロヅル
サル⇒○○ザル ニホンザル、キツネザル
ハチ⇒○○バチ オオスズメバチ、アシナガバチ、マルハナバチ
クモ⇒○○グモ ハエトリグモ、アシダカグモ、ササグモ
クマ⇒○○グマ ヒグマ、ホッキョクグマ、ツキノワグマ

濁らない例
キジ⇒コウライキジ
ハムシ⇒○○ハムシ イタドリハムシ、クロウリハムシ
フクロウ⇒○○フクロウ カラフトフクロウ、シロフクロウ
ホウジロ⇒○○ホウジロ ミヤマホウジロ、シロハラホウジロ、ツメナガホウジロ
カモメ⇒○○カモメ セグロカモメ、オオセグロカモメ、モンゴルカモメ
カメムシ⇒○○カメムシ マルカメムシ、アカスジキンカメムシ
クワガタ⇒○○クワガタ オオクワガタ、コクワガタ、ミヤマクワガタ

混在する例
カラ:シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、コガラ、ハシブトガラ

....だんだんわからなくなってきた。奥が深いな。

5月21日、新治市民の森にて

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2016.05.22

ヒゲナガハナノミ@新治市民の森

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新治のせせらぎ近くではこのヒゲナガハナノミがたくさん見られた。触角が立派なのでと思われる。触角は11節だろうか。第2節が非常に小さい。2枚の写真は同じ個体を日影と日向で撮影したもの。というか、乗っていたクズの葉が日影に入った時と日向になった時の両方のもの。
5月21日、新治市民の森にて

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2016.04.08

ウスキホシテントウ越冬@新治市民の森

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 これは新治のケヤキではがれかけた樹皮のかけらをひっくり返していて見つけたもの。凄く小さく、せいぜい3~4ミリ程度と思われる。最初思ったのはヒメカメノコテントウ。ヒメカメノコテントウには赤い斑があるが、越冬態ならば色褪せているのではないかということ。ひと冬の間樹皮の裏にじっとしていれば赤が脱色してこういう淡色に変化してもおかしくないように思った。.......いや、それにしてもちょっと斑の並び位置が違うようにも思う。
 手持ちの図鑑ではピッタリ該当する種が見つからなかったのでネットでいろいろと調べた結果、ピッタリのものが見つかった。ウスキホシテントウだ。祝!初見。この個体は全く動かなかった。死んでいるようには感じなかった。樹皮のかけらは木の股に裏返して載せておいた。次回またチェックしてみたい。
3月31日、新治市民の森にて

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2015.12.30

ナミテントウ越冬集団@四季の森公園

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四季の森公園アキアカネの終認をしに行ってきた。前回20日に見た池のほとりや、葦原や小川沿い、菖蒲園脇など時間をかけて相当念入りに探して回ったが、とうとう見つからなかった。20日に見たときはほんの20秒ほどで、写真も5枚ほど撮れただけなのだが、それも相当ラッキーだったのだろう。マユタテアカネやオオアオイトトンボなども意識していたが、なにも見つからず。というわけで20日が終認となった。
  昆虫類ではシャクガの小さく目立たない幼虫(いわゆるシャクトリムシ)が竹柵のあちこちで見られたが、あまりに小さく地味で撮影する気も起らず。カメムシ類も見つからず。というわけでナミテントウの越冬集団をみつけたのが唯一面白かった。建物の凹んだ隅にご覧のように数十頭が固まっていた。地の色が黒・橙色、星の数が2個・4個・10個ほど・18個ほどなどのタイプが混じっている。さらに星の形の違いや色違いのものなどいてバラエティに富む。これ全部ナミテントウと思われる。時間があれば以前やってみたように、遺伝子型の割合を推定してみたりするのも面白いのだが。
下はおまけのサンシュユの実。黄色のロウバイの花と色を競い合っているようだった。おまけもう1枚はハラビロカマキリ。竹柵にしがみついていてまだ生きていた。ちょっとびっくりだ。
12月26日、四季の森公園

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2015.08.27

ヤマトタマムシ@四季の森公園

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暑かったので早めに退散しようとしていたとき、北口近くで緑色の大きな昆虫がゆっくり飛ぶのを発見。止まる場所をチェックして近づくと、久しぶりのヤマトタマムシだった。グリーンメタリックに輝き、腹部裏側は紫っぽく輝く。触角から腹部先端まで全身美しい。
手捕りしてみたが手触りがつるつるしている。前胸と翅鞘の間の関節で指を挟もうとする。とがっていて少し痛かった。
8月22日、四季の森公園にて

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2015.07.16

ドロハマキチョッキリ@道志村

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最後にもっとも美麗種に出会うことが出来た。ドロハマキチョッキリ。雨粒が無ければ、もっと明るければさらに綺麗な写真が撮れたのに。ちょっと残念。それでもグリーンメタリック地に紫色の輝きが添えられていて大変美しい。オトシブミハンドブックを入手して以来、見たい見たいと思っていたのが、やっとかなって大変嬉しい。もちろん祝!初見
この日の間伐作業地ではキビタキがずっとさえずっていた。他にもヤブサメが良く聞こえていた。また、ハルゼミヒグラシの声も聞こえていた。
7月8日、山梨県道志村にて
※ドロハマチョッキリとしていましたが正しくはドロハマチョッキリでしたので訂正します。多謝>yosiさん 2015/9/13

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2015.07.05

ハムシダマシ@新治市民の森

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 新治市民の森のヒメジョオン畑で見つけたムシ。これは当然ハムシだろう。帰宅後にハムシハンドブックで探すこと3分。なんとハムシではないにも関わらず、種名が判明した。ハムシダマシ。ハムシでないのにハムシハンドブックには掲載されていた。ハムシに間違えられやすいハムシ以外の種までも扱っていたのだ。恐るべき先回り能力のハンドブックである。このハンドブックの写真は深度合成技術を駆使して撮られたきわめて鮮明なもので感銘を受ける。小さな昆虫をマクロで撮るとほんの1mmの差でピントがまったく来ないためにぼけてしまう。頭部にピントを合わせると触角にも脚先にもピントが来ないのだ。そうならないように微小な単位でピントをずらしながら何枚も撮影しピントの合った部分を切り貼りして一枚を作り上げるのだそうだ。すごいものである。最近、一番お世話になっているハンドブックであるのだが、一点言いたいことがある。新しい技術で撮られたハムシは実は標本なのだ。なので残念ながら変色しているものが多く、生きたハムシの鮮やかな色合いが失われてしまっているものが多い。これが、ある意味気持ち悪いのである。ヒトにたとえて言うなら、死体をきわめて鮮明に撮影したようなもの。これほど気持ち悪いものがあるだろうか。出来得ることならば、フィールドで生きたままの昆虫を魔法の気体をふりかけるなどしてしばしフリーズさせた状態で深度合成で撮影してもらいたいものである。そうすればこれこそ完璧な図鑑が出来上がる。★このハンドブックをけなすつもりはなく、大変な努力のたまものであり賛辞を送りたい。
 話がそれたが、このハムシダマシ。よく見ると翅鞘(甲あるいは前翅)に細かい毛が生えている。下は正真正銘のハムシ。ブタクサハムシ♀。これにも微細な毛があるようにみえる。
6月28日、新治市民の森にて

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2015.07.04

キボシツツハムシ@自宅

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最近、自宅で観察した昆虫を2種紹介したい。
まずはキボシツツハムシ。これはママチャリで買い物に行った帰りにTシャツについていたのに気づいたもの。一見して初見と分かったのでどうしても自宅まで持ち帰りたく一瞬思案して、着ていたラン用シャツにポケットがついていることに気付き、この虫をそっと捕えてポケットに入れてジッパーを閉めて連れ帰り、自宅ベランダで撮影した。
6月25日、自宅にて
下はキイロテントウ。こちらはサッシの内側についていたもの。どこから入ってきたのやら不明だが、最近は良く窓を開けて朝の空気入れ替えをしたりするのでそういうタイミングで入ってきたのかもしれない。胸部・頭部は白で胸部には黒点が二つ、頭部は複眼が黒く、頭部後縁部が黒い。
他にアブが夜入って来て居間の照明をぶんぶん飛びまわり妻をパニックにしたので、仕方なくティッシュでバシッと捕えて潰してしまったので写真は無し。シオヤアブっぽかったが不明。南無阿弥陀仏。シオヤアブは夜照明に集まるのだろうか。
6月28日、自宅にて

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2015.06.13

ムナビロオオキスイ@四季の森公園

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四季の森公園アカシジミを探そうとコナラ・クヌギ林を歩いているとどこからともなくツーンとした独特のにおいがしてきた。いったい何だろう、これは。最初分からなかったが辺りを見渡してすぐにクヌギの樹液の匂いだと判明。そしてサトキマダラヒカゲがいた。近寄るとあっさり飛ばれ、そこに2頭のムナビロオオキスイがいた。暗かったので鮮明な写真は撮れなかった。前後のヨツボシの間の筋に横筋が見える。似た種類にヨツボシオオキスイがあるが、ヨツボシの間の模様が違う。
下はケヤマハンノキの葉にいたムナグロツヤハムシ。和名が体を表すとすると胸が黒いはずだが、この個体は頭部のみが黒く胸は赤い。全身黒いタイプもあるというので、この和名は失敗だと思れる。分かりにくいが触角は長い。ぶんぶん振り回していたのでぶれてよく見えていない。
6月7日、四季の森公園にて

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